やる気(気力)を高める目標設定!モチベーションを継続する方法も

 こんにちは、天田です。
 今日は『やる気を高める目標設定法』をご紹介します。
 勉強や仕事など、
『やらなきゃいけないのにやる気が出ない……』
 ということで悩んだ経験のあるひとはたくさんいると思います。
 (僕もそのひとりです)

 しかしやる気というのはコツさえ掴めばかなり自由に引き出すことが出来ますので、
 今日はその方法を学んで『やる気が出ない……』という悩みから解放されましょう!

 

根性でやる気を出そうとすると失敗する

 さきほども書きましたが、
『やる気の出し方にはコツがあります』
 これを知らないとただ闇雲に根性でやる気を出そうとしてしまい、
 その結果、

『やらなきゃ、やらなきゃ!』
『でも、どうしてもやる気になれない……』
『なんて自分は根性がないんだろう……』

 なんて、ムダに自分を責めて自信をなくしてしまうことになります。

 ハッキリと断言しておきますが、
『やる気を出すのに根性なんて必要ありません』

 大事なことなのでもう一度言いますね(^ω^)
『根性ではやる気は出せません!』

 これを多くのひとは勘違いしています。

『根性さえ出せばやる気も湧いてくる』
『やる気が出せないのは自分に根性がないからだ……』

 こんな大間違いをしている限り、
 やる気をコントロールすることは出来ません。

 なぜならやる気とは根性や理性によって生まれるものではなく、
『やりたい! と思う心』
 から生まれるものだからです。
 だからやる気というのです。

やる気を出すにはコツがある

 ではどうすれば
『やりたい!』
 と思えるのか?

 それはズバリ
『好奇心を刺激すること』
 が必要です。

 考えてみてください。
 たとえばあなたが
『絵を描きたい!』
 と思って絵を描いてみたとき、
『絵を描かなきゃ、絵を描かなきゃ!』
 と思ってペンを手に取ったでしょうか?

 同じくみんなでサッカーをするとき、
『サッカーしなきゃ! サッカーしなきゃ!』
 と思ってグラウンドに向かったでしょうか?

 違うと思います。
 それらは単純にあなたが、
『楽しそう! 自分もやってみたい!』
 と思ったから行動しただけです。
『やらなければいけない』
 なんて考えはこれっぽっちもなかったはず。

 いいえむしろ
『やらなきゃ、やらなきゃ』
 と思ったものは続かなかったものの方が多いと思います。

『ダイエットしなきゃ、ダイエットしなきゃ』
『勉強しなきゃ、勉強しなきゃ』
『ピアノの練習しなきゃ、ピアノの練習しなきゃ』

 どれもあまり長続きしなかったはずです。
 もしくは受験勉強などでイヤイヤ続けたものもあるかもしれませんが、
 志望校に合格できるかどうか程度の最低限の努力しかできなかったはずです。

 なぜなら人間は、
『しなきゃいけない』
 という義務感ではほとんど行動ができないからです。

 なぜなら
『しなきゃいけない』
 というのは、あなたが『やりたい!』と思って行動したわけではなく、
『〇〇しないと〇〇してしまう』
 という恐怖心から出てきたものでしかないからです。
(例 勉強しないと大学に落ちちゃう)

「恐怖心でも行動できるのでは?」
 と思うかもしれませんが、
 人間とは恐怖に慣れてしまう生き物なので、
 最初のうちは行動できてもすぐに恐怖が薄れて行動できなくなってしまうのです。

 子供のころを思い出してみてください。
『赤信号を渡ると警察に捕まるぞ~!』
 と親に脅されて、赤信号を渡るのはイケナイこと、恐ろしいことだと思っていたのに、
 友達と何度も渡っているうちに、
『車が来ないなら渡っちゃっても大丈夫だ。別に捕まらないし』
 と、すっかり恐怖がなくなってしまった経験はありませんか?

 このように『〇〇しなきゃ〇〇になる』という義務感や恐怖感だけでは、
 やる気を維持することはできないのです。

『勉強しなきゃ!』
『ダイエットしなきゃ!』
『仕事で結果を出さなきゃ!』

 などと自分を奮い立たせようとしても、
 やる気が維持できるのはせいぜい二・三日ぐらいで、
 すぐに元の『やる気なし』な自分に戻ってしまいます・
 世間ではこれを『三日坊主』と呼びますね(^ω^)

 ですのでやる気を出すにはあくまでも
『好奇心』
 を刺激する以外にないのです。

好奇心を刺激してやる気を高める方法

 好奇心……言い換えれば
『知りたい。やってみたい。なってみたい!』
 という気持ちを刺激するには、
 イメージの力を利用することがとても効果的です。
 
 たとえばあなたが漫画家になりたいのだとすれば、
『憧れの漫画家さんの写真』
 などを自分の部屋の壁に貼って毎日眺めたり、
 スマホの待ち受けにすると効果的です。

 なぜかというと人間は言葉よりも
『映像』
 の方が情報が多く脳にインプットされやすいからです。
 それにイメージもしやすいので、
『自分が漫画家になっている姿』
 を簡単に想像できます。

 
 実はこの
『自分が望んでいる結果をイメージする』
 ということはやる気を出すにはとても有効で、
 様々な成功者や世界的なスポーツ選手はみんな使っています。

 たとえばイチローが小学校時代の卒業文集に
『僕は将来、プロ野球選手になる!』
 とハッキリと書いていたのは有名な話です。

『紙に書き、イメージしたものは現実になる』
 という言葉は成功哲学書には必ずといって良いほど書いてありますが、
 これは言い換えれば
『イメージをすることがやる気(好奇心)を維持するのに非常に有効である』
 と言い換えることが出来ます。

 自分が憧れる職業に就いていたり、
 目標の学校に通って過ごしている姿をありありと頭のなかでイメージすると、
 心がワクワクしてきて自然とやる気が沸いてきます。
  
 これがもっとも簡単にやる気を出す方法です!

やる気を下げないためには?

 やる気の出し方が分かったら、次は
『モチベーションを維持する方法』
 を知る必要があります。

 なりたい自分をイメージしてせっかくやる気を高めても、
 すぐに冷めてしまっては意味がありません。

 もちろん、
 モチベーションが下がるたびにイメージ法を使って
 再びやる気を盛り上げてもいいのですが、
 それよりももっと効果的な方法があります。

 それは
『具体的な目標設定をすること』
 です。

 そもそもどうして僕たちはすぐにやる気が下がってしまうのでしょうか?
 勉強にしろダイエットにしろ、最初は
『よーし、やるぞ!』
 と燃え上がるようなやる気をたぎらせていたのに、
 三日、長くても二週間もすると
『やっぱやーめた』
 となってしまうのはなぜだと思いますか?

 答えはカンタンです。
『やっても結果が出ないから』

 たとえば勉強なら
『一生懸命勉強したのに、ちっとも成績があがらない』
 とか
『昨日あんなにがんばって暗記したのに、次の日になったらほとんど忘れてる』
 などがあると、やる気が下がりますね?

 他にもダイエットなら、
『あんなにがんばって走ったのに、ちっともやせない』
 とか、
『最初の一ヶ月はみるみるやせてたのに、だんだんリバウンドしてきた』
 などということが起きると
 やっぱりやる気が低くなります。
 
 やる気が低くなるどころか、
『やっても意味ないんじゃ、やーめた』
 となります。

 そして半年、一年と経った時に、
『あのとき続けていれば……』
 などと後悔するのです。

 そう、やる気を下げる原因は
『結果が出ないこと』
 なんです。

 人間はもともと、無意味なことはできないようになっています。
 たとえば
『土手の石を千個拾って、次の日また同じ土手に戻す』
 なんて無意味なことをする気にはなれませんよね?

 やる気が出ないのもこれと同じで、
『やっても意味ないんじゃ、続けてもしょうがない』
 と思ってしまうのです。

 だから最初に説明したとおり、
 やる気が出ないのは根性がないわけでもなんでもなく、
『結果がでないからやる意味が見つからない=やる気が出ない』
 というだけのことだったのです。

 
 ではどうすれば燃え上がったやる気を維持し続けられるのか?

 それはズバリ
『目標設定』
 をすればいいんです。

モチベーションを維持する目標設定法

 やる気(モチベーション)が下がる理由は結果が出ないことだと
 さきほど説明しました。

 ならやる気を維持するためには、
『すぐに結果が出る』
 ようにすればいいだけのこと。

「けど、勉強もダイエットもすぐに結果なんて出ないんじゃないか?」

 と思われるかもしれませんが、
 それは
『最終的に叶えたい目標』
 でしかありません。
  
『最終的に志望校に受かる』
『最終的に〇〇キロやせる』

 というのが最終的な目標であり結果です。

 そうではなくて、
 このもっともっと細かく分解するのです。

 たとえば
『志望校に合格する』
 ならば
『そのために偏差値を65まで上げる』
 とか
『そのために問題集を十冊終わらせる』
 さらに
『今月中に問題集を一冊終わらせる』
 となって
『今週中に問題集の〇〇ページまでを終わらせる』

 といった具合に
『目標を細分化する』のです。

 これにより、
 たとえば一週間後にあなたは
『やった! 問題集の〇〇ページまで終わらせたぞ!』
 と達成感を手に入れて、
 さらにやる気を燃え上がらせることが出来ます。

 これが
『モチベーションを維持する方法』
 です。
 これまた成功者や世界的なプロスポーツ選手が行っている方法です。

 たとえばサッカーの本田圭佑選手などは
『プロサッカー選手になるために、なにをすればいいか?』
『その目標を達成するために、今年はなにをすればいいか?』
『その目標を達成するために、今月はなにをすればいいか?』
『その目標を達成するために、今週はなにをすればいいか?』
『その目標を達成するために、今日はなにをすればいいか?』

 といった具合に、とにかく目標を小さく分解して、
『今日、なにをすればいいか?』
『なにをしたらゴールなのか?』
 ということを明確にしています。

 こうすることで、
 毎日小さな目標をクリアすることになるので、
 モチベーションを下げることなく夢を叶えることが出来たのです。

 
 これこそがもっとも効果の高いモチベーションを維持する方法です。


 

まとめ

 いかがでしたか?
 やる気の高め方と、
 そのやる気(モチベーション)を維持するための方法を
 紹介してみました。

『やる気がでない……』
 と悩んでいるひとも
『自分はなんて根性がないんだろう……』
 なんて的外れな考えで自分を責めることはやめて、
 ぜひこの方法を取り入れてみてください。
 
 きっと人生が輝き始めるはずです(^ω^)

 それでは、また。

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