『キウイフルーツ』は健康としての栄養価・ダイエット的にも今注目を浴びている果物です。
特にダイエットとしては「キウイを食べるだけ!」とあって人気があり、痩せたという報告ブログを見かけるようになりました。
しかし、リンゴやバナナに比べると、なぜかまだまだ日本人に浸透していないようです。
食べごろが分からない!黄色と緑色では何が違うのか?とか、栄養は何が含まれている?本当に痩せるの?など疑問があるみたいですね。
そこで今回はキウイダイエットに重点をおきながら、キウイについて解説していきます。
ダイエットにおけるキウイを食べるタイミングなどだけでなく、キウイを使ったレシピもご紹介します。
目次
キウイダイエットとは
栄養価が高いことで注目を浴びた「キウイ」、とっても美味しいですよね。
このキウイが栄養価が高く健康的に良いだけでなく、ダイエットにも効果的と言われて口コミが広まりました。
リンゴの6倍以上の栄養価が高いと言われているキウイ。
しかし食事をキウイに置き換えるというものではなく、基本的に食事と一緒にキウイを1~2個食べるというダイエットになります。
低カロリーで、果物なのに低糖質とあって、空腹時の間食の置き換えにもなります。
キウイダイエットは大きく分けて「朝キウイダイエット」と「夜キウイダイエット」に分かれます。
夜にキウイを食べると糖分で太るのでは?
と思われてしまいがちですが、ダイエット的にも健康的にも効果は思いの他以上です。
キウイには皮の表面に薄い産毛のような毛が生えています。
このまま食べる人は少ないでしょう。
しかし、実はこの皮ごと食べたほうがキウイの栄養価がグッと高くなるのです。
もちろん皮の毛は落として食べるので、その方法も後ほどご紹介します。
キウイを食べただけでは痩せない
栄養価が高く、キウイを普通の食事に加えるだけで痩せると言われているので
「キウイだけ食べていれば、もっと痩せるかも!」
と思われがちですが、キウイダイエットは含まれている成分を生かしてあげるダイエットになります。
つまり、キウイだけを食べただけでは痩せないのです。
むしろ、偏った食材・食生活をしていると、一時的には体重が減ってもリバウンドの可能性が高くなります。
キウイにはタンパク質分解酵素や、便秘に良い食物繊維、浮腫み防止のカリウム、抗酸化作用のあるビタミンの数々が豊富です。
これらを生かした食生活にすることで、代謝が良く健康的なダイエットになるのが「キウイダイエット」なのです。
キウイフルーツについて
キいう意のウイフルーツは日本人にはなぜか今一つ馴染みが薄いと言われています。
そこで!キウイの種類などの解説から、キウイの食べごろや食べ方までご紹介します。
産毛が映えた楕円形の果物で、甘酸っぱい味が特徴。果肉は黄色と緑があります。
南国フルーツのイメージですが、原産地は中国です。
旅行者によって中国からニュージーランドへ持ち込まれ、品種改良されて栽培されたものが現在のキウイの原種になります。
日本での栽培も盛んになってきて、秋から冬にかけてが収穫時期になります。
低カロリー低糖質でありながら、ビタミンC・カリウム・ビタミンE・食物繊維・アクチニジン等の栄養が含まれており、健康やダイエット効果があるということで注目されています。
味はゴールドの方がやや甘いですね。
【カロリー&糖質】
グリーン=53㎉/100g・糖質11g
ゴールド=59㎉/100g・糖質13.5g
【美容&健康効果】
グリーン=腸内環境改善(食物繊維を効率よく摂取できる)=
ゴールド=ビタミンCが多く含まれる・免疫向上・肌修復力UP
※ゴールドの方がグリーンよりもビタミンCが多く含まれています。
【外見と味】
グリーン=産毛が多い。味は酸味が多く、甘みとバランスが良い。
ゴールド=産毛が少ない。甘味が強い。
※ダイエット向きなのはグリーンキウイ
ダイエット目的におすすめなのはグリーンキウイです。カロリーや糖質が低く、食物繊維が豊富でダイエットにはNGな便秘の改善作用も期待できます。
一方ゴールドはビタミンCが多く含有されているので、風邪を引いたらゴールドを食べましょう。
キウイの食べ頃
スーパーに並んだキウイを手にとっても、食べ頃かそうでないのかよく分からないという方は意外に多いです。
購入して帰っても、食べ頃がいつのまにか過ぎていて、熟し過ぎてしまうことも。
キウイの食べ頃の判別は、実は簡単!
『ヘタの上下を指で挟み押すと柔く弾力があるくらい』が基準です。
下手の上下を押しても弾力を感じず、側面を触っても固いとすっぱい可能性大です。
キウイの食べ方
キウイを皮ごと半分に切って、キウイの皮を器のようにしてスプーンですくうという食べ方があります。
皮ギリギリまで食べることができて、無駄がありません。
今回は、キウイを皮ごと食べるという方法をご紹介しましょう。
①ゴールドキウイは皮が薄く、表面の産毛も短く柔らかいので洗っただけで食べることができます。
気になる場合はお湯で洗いながら、指の腹でこすります。
グリーンキウイは産毛が硬いので、良く洗いながらアルミホイルなどでこすってある程度落とします。
②ヘタから5mm程のところに切りこみを入れ、キウイを回しながらヘタと芯を取り除きます。
皮ごと食べるといっても、ヘタは硬いので除きます。
③好きな大きさにカットします。
長手方向に半分に切ってから、一口サイズのくし切りにすると食べやすいです。
④皮ごと食べることでより一層の効果が期待できるキウイ。
しかし皮は消化が悪いので、小さな子どもや胃腸が弱っている人は皮を剥いて食べたほうが良いでしょう。
⑤皮を食べない場合は、ヘタを取った後に長手方向に皮を剥くとスムーズに剥けます。
キウイダイエットの方法
キウイダイエットの正しい方法を解説していきます。
まずは、一日にキウイを何個食べれば良いのか?
これは1日2個が目安になります。
キウイ一個はおよそ100gなので、一日2個(200g)が摂取目安になります。
食べるタイミング
ダイエットのキーポイントになる食品は、その食べ方や食べるタイミングがとても大事です。
1朝食置き換え
キウイ1~2個を朝食の代わりに置き換える方法。
キウイに含まれている食物繊維をフル活用する意味で、皮ごとミキサーにかけてジュースやスムージーにする方法があります。
手軽で、朝時間がなくても飲むだけ。
2昼食時に食べる
キウイはフルーツなので食後に食べがちですが、ダイエット時は食前に食べます。
キウイには水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、食前に食べて脂質、糖質の吸収を抑える目的があります。
糖分が血糖値を急上昇させるのでは?という心配もありますが、実際は糖分がわりと少ないのと、食物繊維が血糖値の急上昇を抑えてくれる働きがあります。
キウイの優れた栄養素を摂って生かしていくには、食前が一番です。
タンパク質分解酵素を持ったキウイと共に、お肉や魚を食べましょう。
3おやつにキウイを食べる
食間にどうしてもお腹が空いてしまう。
間食の誘惑に勝てなくて、ついつい食べてしまうという方は、キウイをオヤツにしましょう。
4夕食にキウイを食べる
ダイエットで糖質制限している方が多い中、夕食にキウイというのは思いがけない感じがします。
しかし豊富な食物繊維は次の日のお通じに活躍してくれますし、他にも色々効果が期待できます。
朝キウイ
朝食を抜いてしまう、忙しくて朝は食欲がないという方には『朝キウイ』がおススメです。
キウイはさっぱりしていますし、切っただけでも、スムージーにしても朝食に適しています。
痩せる目的で朝食を抜いていると、その空腹分を身体は他の食事の時に栄養を溜め込もうとして、痩せにくい身体になっていくと言われています。
人間の身体が、自らを飢餓から守る本能なのかもしれませんね。
筋肉量を増やし、基礎代謝を上げて痩せやすい身体を作るのがことで、健康的なダイエットに近づけます。
タンパク質消化を助けるキウイを食べつつ、卵・肉・魚などを一緒に食べましょう。
満腹中枢を刺激したい場合はスムージーではなく、咀嚼を促すために切って食べる方のがおススメです。
たんぱく質分解酵素であるアクチニジンを含んでいるので、ゆで卵やヨーグルトなどを添えると腹持ちも栄養的にも理想的です。
ちなみに気になる糖分ですが、朝の果物の「果糖」はエネルギー源としてすぐに使われるため、朝から活動する方にピッタリです。
夜キウイ
『夜キウイ』つまり夜にキウイを食べるキウイダイエットです。
「夜に糖質!?」糖質制限をしたいところを、夜にあえて果糖というのはダイエッターには驚きかもしれません。
人間の身体は夜12時前後に腸が活発になる時間帯なのですが、夕食にキウイを食べることで整腸作用が高まることが期待できるのです。
最近では、腸内環境を改善することで自律神経が整うということも言われています。
食物繊維豊富なキウイを夜食べることで、副交感神経が優位になりやすく、睡眠の質の向上が期待できると言われています。
元々便秘がちな方だけでなく、ダイエット時にありがちな便秘防止、そして睡眠の向上による体調管理に役立つという、キウイはスーパーフルーツかもしれません。
心配している糖分はリンゴなどよりずっと低く、特にグリーンキウイが夜はおススメです。
おやつを置き換え
間食をする習慣がある人は、お菓子をキウイに置き換える方法がおすすめです。
また、今まで間食の習慣がなくても、ダイエット時には特に間食がしたくなったりするので、オヤツキウイは有効です。
グリーンキウイ100gあたりのカロリーは53kcal。2個食べても106kcal。
チョコレートやスナック菓子から置き換えると、健康的で大幅なカロリー削減になるでしょう。
参考:ポテトチップ100g554㎉。ミルクチョコレート100g558㎉。
皮ごとキウイ
リンゴを皮ごと食べるというのはあっても、キウイを皮ごと食べる方はあまりいないと思います。
キウイの皮の表面に産毛があり、そのまま食べるというのは抵抗がありますよね。
基本的には、水で軽く洗ってからそのまま食べます。
ゴールドキウイは皮も産毛も薄く、初めてでも食べやすいと思います。
糖質がゴールドより低いグリーンキウイを食べたい場合は、指の腹で軽くこすって落とすか、専用のアクリルたわし、またはアルミホイルを丸めたもので落とします。
皮ごと食べることでキウイの成分が十二分に生かされるので、中性脂肪しっかりと下がったりします。
体重は劇的に落ちすぎないので、リバウンドのリスクが低いのもダイエット本来としては嬉しいところなのです。
※食べ方に関しては「キウイの食べ方」をご参照ください。
キウイダイエットのポイント
ダイエットとして食べる場合のキウイのカロリーや糖質量をチェックしておきましょう。
他のフルーツと抱き合わせで食べる場合を考えて、一般的なフルーツもチェックします。
また、『ダイエットの成功は継続なり!』ということで、キウイダイエットを継続していくコツもご紹介します。
キウイのカロリーや糖質量
キウイダイエットをするのに一番必要なチェックポイントは「キウイのカロリーと糖質量」です。
キウイだけを毎日食べ続けるのではなく、他の食品と抱き合わせの食生活ですから、カロリー&糖質量オーバーにならないように調整が必要なのです。
キウイには甘味が強いゴールドと緑色の果肉のグリーンがあります。
それぞれカロリーも糖質量も違うので注意が必要です。
食べやすいのは甘味のあるゴールドですが、ダイエットとしてはグリーンがおススメです。
【カロリー&糖質】
グリーン=53㎉/100g・糖質11g
ゴールド=59㎉/100g・糖質13.5g
他の果物と一緒に食べることもあるので、参考に他の果物の100gあたりのカロリーと糖質量をご紹介します。
〇リンゴ皮つき 61㎉ 糖質14.3g
〇パイナップル 51㎉ 糖質11.9g
〇柿 60㎉ 糖質14.3g
〇マンゴー 64㎉ 糖質14.6
〇みかん 46㎉ 糖質11g
※コタツでミカンを間食にしても、カロリーも糖質も低めですが、思いがけず食べすぎてしまったりするので要注意ですね。
また、糖質は100gあたり、9gです。
キウイダイエット継続のコツ
キウイダイエット継続のコツは、目標設定と飽きないレシピの工夫にあります。
キウイの使い分け
キウイにはゴールドキウイとグリーンキウイがあります。
それぞれの特徴を生かして、ダイエットの目標設定にしましょう。
〇グリーンキウイ
カロリー・糖質とも低く、ダイエット向きです。
食物繊維が豊富なので、便秘改善に役立ちます。
酸味があるので、ヨーグルトや甘味のあるりんごなどと食べると丁度良いかもしれません。
皮ごと食べる場合は硬めの産毛が生えているので、毛をよく落としてから食べます。
〇ゴールドキウイ
カロリー・糖質ともグリーンより高めですが、甘味があり美味しい。
ビタミンCが多く含まれているので、ダイエットしながら美肌も頑張っている場合は期待できそうです。
料理に活用
デザートとしてもキウイは活躍できますが、普段の料理にもキウイは活躍の幅があります。
特に肉料理には、キウイのタンパク質分解酵素アクチニジンが多く含まれているのを利用して、肉を柔らかく調理することができます。
肉を調味料とキウイと一緒に漬け込む方法では、砂糖の量も減らすことができます。
ダイエット中は肉類を避ける人もいますが、大切なたんぱく源なので補給をしましょう。
キウイもデザートオンリーの使い方では飽きてしまって継続できないので、料理にも積極的に使っていきましょう。
キウイダイエットの効果
キウイダイエットの効果は、ただ体重を落とすのではなく、身体の中から綺麗にしていくという点が効果のポイントです。
抗酸化作用
キウイの栄養素には抗酸化作用があるというビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、が含まれています。
加齢やストレス、紫外線などによって増える活性酸素を除去する働きを持っているのです。
一日に必要なビタミンC量をキウイ1個+半分で摂取することができます。
便秘改善
キウイには食物繊維が豊富に含まれています。
この食物繊維には種類があり、水溶性と不水溶性がバランス良く含まれています。
「腸活」という言葉が最近聞かれますが、便秘改善から整腸作用まで嬉しい効果です。
さらに、食物繊維が多いことから、食前に食べることで食事の食べすぎを防止してくれます。
この食物繊維がより多いのはグリーンキウイになります。
浮腫み解消
塩分(ナトリウム)を取り過ぎると、脚や顔などが浮腫んでしまうことがあります。
キウイにはカリウムが含まれているので、腎臓での塩分の吸収を抑えて、体外へ排せつを促してくれます。
「今日の夕食はしょっぱいものが多かったな」と思ったら、浮腫み対策としてカリウム(キウイ)を摂取してみましょう。
カリウムには、細胞の浸透圧を調整する働きを持っているので、ナトリウム濃度を薄めようと身体が水分を溜め込もうとするのを排出してくれます。
浮腫みが取れると血流が良くなり、代謝がUPするのでダイエットの調子も上がります。
タンパク質消化サポート
ダイエットには「基礎代謝」をUPさせることが「痩せる身体」を作る必須だと言われています。
この基礎代謝をUPさせるには筋肉が必要なので、筋肉作りは欠かせない要素なのです。
キウイには、筋肉作りに必要な栄養素であるタンパク質の消化をサポートしてくれる働きがあります。
「アクチニジン」という消化酵素が含まれていて、胃腸の働きを助けてくれます。
アクチニジンはタンパク質の分解促進をし、アミノ酸の吸収効率を高める効果があると言われています。
アミノ酸はタンパク質を構成し筋肉を作る大切な物質。
アミノ酸が体内で利用率が高まるということは、筋肉量UP!につながるのです。
これはつまり、痩せやすい身体作りに役立つということですね。
血糖値の上昇を防ぐ
ダイエットと血糖値の上昇の関係はとてもシビア。
血糖値が急上昇してインシュリン分泌が多くなると、身体は糖を脂肪に変えようとするからです。
そこで!糖を摂取してもインシュリン分泌を緩やかに上昇する方法が必要なのです。
キウイは食物繊維が豊富でGI値(食品に含まれる糖質の吸収度合い)が低い果物です。
インシュリン分泌が抑えられるので、さらなるダイエット効果が見込めるだけでなく、脂肪の溜め込み防止・糖尿病予防にもおススメです。
メタボリックシンドロームを予防
ダイエットだけでなく、メタボリックシンドローム予防という健康的な効果も期待できるキウイ。
この効果を引き出すには、皮ごと食べるのがベストと言われています。
キウイには「オスモチン」という植物由来のペプチドが含まれています。
オスモチンは体内で糖質・脂質の代謝促進するアディポネクチンと同様の働きをすることがわかっているのです。
この要素が、植物が昆虫や紫外線から身を守るために作り出されるファイトケミカルの一種で、キウイの皮により多く含まれているといいます。
これが『キウイを皮ごと食べて、メタボリックシンドロームの予防!』と言われている理由です。
キウイダイエットの注意点
美味しい~キウイダイエットの、より効果的にダイエットできるよう注意点をまとめました!
「え?そうなの?ホント?」と思うところがあるかもしれません。
キウイスムージーはすぐ飲まない
「キウイスムージーはすぐ飲まない」というより、キウイの最大の魅力であるタンパク質分解酵素「アクチニジン」を最大限に生かそうというものです。
キウイの朝のおススメの食べ方は、ノンシュガータイプのヨーグルトとキウイをミキサーにかけてスムージーにして飲むところです。
朝少々食欲がなくても、ご飯を食べる時間がなくても、これならスッと飲めて出勤登校できます。
でも、作ったスムージーは、できたらすぐ飲まないで30分程度置くのが理想なのです。
これはキウイに含まれている「アクチニジン」がしっかり働けるようになるためです。
さらに、ご飯を食べる方は、食前にスムージーを飲んでから30分後に食事をすると胃酸に邪魔されることなくキウイ効果が高まります。
もっとも、朝の30分は貴重ですが・・・。
キウイは熟して
お店で販売されている時点のキウイはまだ熟しきっていなく、固い場合があります。
熟しきってしまったところで販売すると、日持ちがしないという理由です。
キウイは購入してから追熟させたほうが、柔らかくて甘くて美味しいのです。
美味しいだけでなく、実は熟した方がビタミンCがアップするというのですから嬉しいですね。
購入したキウイが触った感覚が「固いかな」と思ったら、一週間程度まで追熟させてみましょう。
ダイエットのキウイは緑で・初心者は黄色で
ゴールデンキウイと、グリーンキウイではどちらが好きですか?
色鮮やかな緑色のグリーンキウイは、切り口も美しくフルーツサンドにも使われますね。
ただ、酸味があるのでゴールデンキウイのほうが甘くて美味しいという人が多いです。
しかしダイエット的にはグリーンキウイがおススメです。
食物繊維やアクチニジンがゴールデンキウイより多く含まれているのです。
ただ、グリーンキウイは酸味がありやや固めなので、あまりキウイを食べる習慣がなかった方はゴールデンキウイでダイエットスタートというのもアリです。
長続きがダイエットのコツなので、毎日の食生活にストレスはなるべく与えないようにしましょう。
食事制限と単品食べと食べすぎ
キウイダイエットで意外な注意点は「水分を意識的に摂ること」です。
これは食物繊維が豊富なので、普段より水分を多めに摂取することで満腹感を得られたり、お通じも良くなったりします。
危険な注意点は「キウイさえ食べていれば痩せる」とばかりに、ずっと一日中キウイを毎日食べることです。
確かにキウイは優れた果物ですが完全食ではありません。
偏った食生活は、例え一時的に体重を落とすことが出来ても、不健康でリバウンドの元になります。
また「食べれば食べるだけ痩せる」というものでもないので、食べすぎは太る原因になります。キウイは糖分が低いと言いますが、それでもやはり果糖が入っています。
ダイエットに必要な食物繊維も、食べすぎて摂りすぎると便秘の原因になることもあります。
短期間でのダイエットは考えず、長期間で痩せやすい身体を目指しながら、美味しくて健康なダイエットを目指しましょう。
運動習慣をつけよう
ダイエットを成功しやすくするには、消費カロリーを摂取カロリーより上回らなければなりません。
キウイは果物の中でも低糖低カロリーですが、食べすぎればカロリーオーバー。
しかしキウイはタンパク質消化を助けて、筋肉を作る手助けをしてくれます。
同じ運動をするとしても、タンパク質を上手に摂取できるかどうかが筋肉を作るポイントですから、「運動+キウイ」で効果向上が期待できるのです。
ダイエット上基礎代謝量を上げていきたいので、もちろん筋トレは自分の身体に合わせて取り入れます。
プラス、ウォーキングなどの有酸素運動を積極的に取り入れていきましょう。
有酸素運動は糖質・脂質をエネルギーにして行うものなので、さらなるダイエット効果を狙えます。
キウイダイエットおススメレシピ
キウイを丸ごと食べるのも美味しいですが、毎日の食生活の中でもっと生かせたら素敵ですよね。
ダイエットを続けていく上でも「飽きないようにする」というのは重要ポイントです。
ここではジュースにする以外でも食べ方があるので、レシピをご紹介していきます。
自分好みの食材を追加したり、調整してみてください。
キウイとエビとアボカドのサルサ
サルサには通常トマトを使いますが、キウイを使ってみました。
さっぱりとした甘酸っぱさが特徴です。
【材料】
アボカド1個・グリーンキウイ3個・蒸しエビ(中)5個・新玉ネギ(みじん切り)1個・パクチー(刻んだものお好みで)大さじ1程度・唐辛子1個分・レモン汁1個分・アボカドオイル大さじ1
【作り方】
材料は全て1~2㎝角切りにし、レモン汁とアボカドオイルで和えるだけ!
クラッカーやタコスなどお好みに乗せてください。
豚肉のキウイ漬け焼き
キウイにはタンパク質を分解する酵素が含まれているのを利用して、安売りしているちょっと固そうなお肉をやわらか~くして食べよう!というレシピです.
味は漬け込みは薄めにしてあります。
焼いている状態で味を見ながら好みで濃さを調整しましょう。
【材料】
豚肉肩ロース(500~600g)・キウイ大1個・おろしにんにく(小さじ1)・おろししょうが(小さじ1)・めんつゆ(250cc~300cc)・はちみつ(小さじ2)
【作り方】
①キウイをみじん切り。ジップバッグへ入れてよく揉み潰す。手でつぶすこと。
②材料の調味料にんにく・しょうが・はちみつ・めんつゆを入れて漬けダレを作る。
③肉を厚めに切って、漬けダレに肉を入れてよく揉む。
④よく揉んで冷蔵庫に入れる。キウイ効果が出る1時間以上を目安に寝かせましょう。1日置いてもOKです。下準備はこれで完了です。
⑤ハチミツの代わりに砂糖やみりんでもOKですが、風邪予防などのためにもハチミツがおススメです。
⑥漬け誰が焦げやすいので、火加減に気をつけながら焼きます。少し焦げがあった方がグリル感があって見た目美味しそう。
⑦焼いている途中で味を見て塩コショウを足します。
※お肉は豚肉だけでなく、鶏肉や牛肉でも美味しくできます。
ビーフシチューなどお肉を早く柔らかくしたい時などに応用可能です。
朝食フルーツヨーグルト
これは筆者本人の朝食です。
当初はスムージーにしていましたが、満腹感を出すためには「咀嚼」という習慣が必要だと知り、フルーツヨーグルトという形にしました。
タンパク質であるヨーグルトと、それを消化するキウイ。さらにパイナップル。
糖質が低いので、お好みでハチミツをかけてもOK!
【材料】
キウイ1個・パイナップル3㎝角4~5個・無糖ヨーグルト250g・ハチミツ(お好みで)・ナッツ(クルミやアーモンド)
【作り方】
①キウイ、パイナップルを一口大に切り、食べる直前に無糖ヨーグルトをかけます。
(ヨーグルトをかけてから時間が経つとベチョベチョになってしまいます)
②なるべく砂糖は使わないので、酸味が苦手な人は少し上からハチミツを垂らしてもOK! ナッツを若干砕いた感じでふりかけます。よく噛んで食べましょう。
美味しいキウイを食べよう!
青果専門店「九州屋plus+」ダイエットのためとはいえ、どうせ食べるなら美味しいキウイが食べたいですよね!
でも、お店に行ってたくさんのキウイを手にすると
「どれが美味しいのだろう?」
と、意外に迷ってしまうものです。
そこで、美味しいキウイを食べるためのポイントをまとめました。
美味しいキウイの選び方
お店で困らないキウイの選び方です!
表面が綺麗で傷がないもの
お店で、まず一番にチェックするのは「表面が綺麗であること」です。
傷や傷みが無いかを確認しましょう。
柔らかすぎない
ゴールデンキウイはグリーンキウイより元々柔らかいのですが、柔らかすぎるのは避けましょう。
手にした時に柔らかいというより、プニプニ水っぽい柔らかさで、重量が軽い場合NGです。
しっかりしたキウイは、果汁を多く含んでいるので、張りが有りやや重い感じがします。
お店の売り場で指で押したりできないので、こういった確認方法になりますね。
色々なキウイ
キウイにも色々あるので、食べ比べてみるのも面白いですね。
よくお店で見るゼスプリのシールがついたキウイ。
世界最大のキウイフルーツブランドで、よく管理された美味しさなのです。
②国内産 キウイ
ゼスプリはニュージーランドから輸入していますが、キウイは国内でも生産しています。
静岡産などは大ぶり甘くてグリーンキウイであっても糖度がしっかりしていて「果物の女王」と呼ばれています。
③ニュージーランド産 ゼスプリブランドのサンゴールドキウイ
ゼスプリブランドの黄肉種であるサンゴールドキウイ。
甘さも、ビタミン類も豊富な優秀なキウイです。
キウイダイエット初心者の方や、グリーンの酸味が苦手な方は、砂糖などをかけて食べるよりゴールドを選んだ方が良いでしょう。
まとめ
キウイダイエットは、食生活をきちんとした中に取り入れて、健康と元気と一緒に痩せる方法です。
1日1~2個、手軽に購入して手軽に食べることができるので、始めやすいのも特徴です。
また、フルーツだからといってデザートだけではなく、朝食の代わりにしたり、夕食時には肉料理に使ってみたりと幅が広い果物でもあります。
栄養素的にあまり注目度が低かったキウイですが、豊富な食物繊維やビタミン類は今や注目の的!
皮も食べたほうが良いなど、これまでの食べ方も見直すこともありそうです。
食物繊維が多いグリーンキウイはダイエット向きですし、鮮やかな緑色が他のフルーツや食品と盛り付けるととても映えます。
酸味が苦手な方は、グリーンキウイとゴールドキウイを比べてみて、ゴールドキウイなら長続きしそうだなと思ったらゴールドで始めてみましょう。
ゴールドはビタミン類が豊富で、抗酸化作用もあって美容にも気を使いたい方におすすめです。
では、美味しくフルーティにレッツダイエット!
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