ダイエットが続かない理由は?~やってはいけない習慣とは~

ダイエットが続かない理由は?~やってはいけない習慣とは~


ダイエットしよう!と頑張り始めたのになかなか続かない。という人は、とても多いです。
本気で痩せたいと思っているのに、結果が見える前にあきらめてしまったり。
痩せ始めたけど、リバウンドしてもっと太ってしまって心折れてしまったり。
しかし、ダイエットというのは、一回体重が落ちれば良いというものではなく、健康で素敵なプロポーションを維持し続けるものです
ダイエットした身体を維持し続け、本当の自分の身に着いた血肉になったところで、本来の成功といえるでしょう。

自分がなぜ続けられないかの原因を知り、楽しくダイエットを続けていけるコツを知れば、ダイエットの「続けられないという壁」を乗り越えられるかもしれません。
また、自分の生活習慣を振り返って「ダイエットでやってはいけない習慣」に当てはまるかなどチェックしてみると、やみくもに頑張らずに済みます。

ダイエットが続かない


「ダイエットは一日にしてならず」と言われていますが、分かっているけど続かないのがダイエットです。
他の事柄は根気強く続けられる人でも、なぜかダイエットは続けられない。
その原因はどこにあるのでしょうか。

◆ダイエットが続かない原因
①目標設定や計画をせずにダイエットを始めてしまう
「痩せたい」という漠然とした気持ちでダイエットを始めると、どういう方法でどのくらい痩せるという指針や目標がなくリタイヤする可能性が高くなります。
逆に無理のある目標や方法で続かなくなることもあります。

②ダイエットストレス
目標や計画を立てても、現実的に達成が難しいものや、自分に合わない場合があります。
早く痩せたいという思いは誰しもありますが、無理な食事制限や過度の運動は自分を疲弊させてしまうだけでなく、ストレスとなってダイエットが続かない原因になります。

③生活習慣の改善ができない
ダイエットに大きく影響があるのは「生活習慣の改善」です。
食生活、運動、日々の行動の一つひとつがダイエットに繋がっていきます。
改善し身につくことでリバウンドの防止にもなります。
規則正しい食事や、よく噛んで食べるなど、すでに「癖」のように自分に身についてしまっているものもあるので意外と難関です。睡眠不足もダイエット効果を下げる原因で、イライラとモチベーションを下げる原因にもなります。

なぜダイエットが持続しないのか


ダイエットは「持続」が効果を出すキーポイントなのに、なぜか持続できないという場合があります。
やる気はあるのに途中であきらめてしまったり、先が見えずにやる気そのものが空中分解してしまったり。
ダイエットリタイアの理由を見てみましょう。

我慢とストレス

今まで自分の好きなものを好きなように食べている場合、ダイエット中はかなりストレスが溜まるでしょう。
食事制限でいつも空腹だったり、好きな甘い物を我慢したり、思わずチョコバーを隠れて食べてしまいたい衝動にかられてしまうかも。
極度に我慢するスケジュールなどはリタイアの理由になります。

すぐに諦めてしまう

一日ダイエットと違い、体重をきちんと減らしたり、本当に体型を美しくするのには時間が多少かかるものです。
長期という先が見えないことから、自分の理想に向かってダイエットできずに諦めてしまう場合があります。
また、レコーディングダイエットなど日記のように毎日記載していく方法などは、「三日坊主で・・・」という人も多いでしょう。

ダイエットはツライという先入観

以前ダイエットが辛くて辞めてしまったという挫折体験がある方や、食事制限や運動が辛そうだと思いこんでしまうと、途中我慢が続かなくなってしまいます。
頭の中で辛かったイメージが先行してしまうのです。
自分に合った食事や運動、楽しいダイエット計画をするところから始めると良いでしょう。

楽しくダイエットする方法で計画していない

ダイエットはツライと思って挫折してしまう人の多くは、ダイエットを楽しく計画することを念頭に置いていません。
毎日の生活の中で、ただひたすら頑張る、ひたすら我慢するでは続かないのは当たり前で、ダイエットを挫折したからといって「意思が弱い」人ではないのです。

ダイエットの知識が不足している

ダイエットは毎日の生活に関わってくるので、計画的に始めたほうが長続きします。
しかし、ダイエットは色々な方法や情報が錯綜していて「炭水化物を摂らないダイエット」がいいと言われると炭水化物を徹底して抜いてしまったりします。
過度に偏ったダイエット方法は持続しないばかりか、身体や心に支障をきたします。
一か月に落として良い体重や、必要な栄養素、自分に合った運動などダイエットは基本的な知識が必要です。

イベントのためのダイエット

水着を着るのにダイエット!友人の結婚式のためにダイエット!イベントの度に「痩せたほうがいいかも」と慌ててダイエットを・・・思い当たる方多いと思います。
大切なイベントですから、短期決戦ダイエットをするのも仕方がありません。
短期でも成功する人はいますが、イベント後にリバウンドすることも多いのです。
「せっかく痩せたのに」という気持ちが次のダイエットへのモチベーションを下げてしまいます。

運動が苦手

ダイエットの基本は食事制限と運動です。
「どちらだけ」というのは心身ともに負担がかかり、成功しづらいのです。
しかし、現実的には運動が苦手な人は多く、ジョギングや筋トレを始めたら具合が悪くなってしまったなんて例は珍しくありません。
よくある「ダイエットに必要な運動」ということにとらわれず、「身体を動かす」というところに焦点を置いて自分なりのメニューを作っても良いでしょう。

恋をしていない

「恋」はすごいパワーを持っています。
本来の自分の力から想像もできないくらいのパワーを引き出してくれます。
相手に振り向いてもらいたい、相手から見た自分がより素敵でありたい、そういう想いが「我慢」を「成功する力」に変えてくれます
例えその相手が自分から遠くても、その人に相応しい自分でありたいという想いだけでもダイエットに貢献してくれます。

趣味がなく何もしない暇が多い

趣味がないということは悪いことでは決してありません。何もしない暇な時間があるというのも、ある意味とても贅沢な時間でしょう。
しかし「趣味がない・何もすることがない」という時間から「口さみしいから何か食べたい」という行動に走ってしまうと、さしてお腹が空いているわけでもないのに余剰に食べてしまいます。
さらに、運動の趣味もないと余剰カロリーは消費もしません。
ダイエットをきっかけに運動を趣味にしてみるなども良いかもしれません。

コンビニに毎日寄ってしまう

コンビニは何かちょっと購入するにも便利ですが、新商品などもマメに発売されるので思わず寄ってしまうことがあります。
会社が学校帰りにコンビニに寄るのが習慣になっている人も多いですね。
寄るだけなら良いのです。そこに食欲をそそる食材が多々並んでいるところが問題です。
ハッと気が付いたら、片手にフライドチキンとかホットドックとか身に覚えがある人多いと思います。

仕事が忙しすぎる

ダイエットは隙間時間も利用して行えるので、工夫次第で忙しい人にも可能です。
でも、仕事が「忙しすぎる」人はそんな隙間時間さえ微塵も無いことがあります。
120%以上の出力状態で仕事をしてしまい、食事も口に入れば良いくらいで、帰宅すると仮眠程度。
ダイエットというよりは毎日の生活全般が健康であるよう、整えるのが先決かもしれません。

楽しくダイエットしよう


なぜダイエットが続かないのか、原因は色々ありますが、単純に「楽しくない」からです。
我慢我慢の連続で、ここまでしたのに「これしか減ってない!」とか、下手すると「増えてる!」とかモチベーション下がる要素がダイエットはたくさん潜んでいます。
ダイエットが楽しくて遣り甲斐感じてしまうほどになれたら、成功はすぐそこかもしれません。
ただひたすら走ったり我慢したりせず、ゲーム感覚で楽しむことも可能です。
では、モチベーション上げていきましょう!

スポーツ番組に出演しているつもりで走る!

ゴールまで様々なトラップが仕掛けてあるコースを、走って飛んでクリアしていくサバイバルアタック番組はテレビでご覧になったことはあるでしょうか。
今日から自分はアスリートで、毎日がミッションです。
いつもは歩いていたところも、小走りな競歩にしてみたり、エレベータではなく階段を駆け上がってみたり。
タイムを計ってみましょう。昨日の自分がライバルです。
怪我がないように、周りの人に迷惑にならないようにファイティングしてみましょう。

歌手のつもりで熱唱してみる

カロリー消費は走るだけではありません。カラオケで歌うのもカロリーは消費します。
お腹から声を出して、空間に余裕があれば振りもつけてみましょう。
カラオケのソフトによっては消費カロリーが表示されるので参考になります。
さぁ、今日のあなたは歌姫です!

俳優になったつもりで演技してみる

ただひたすら食事制限を我慢するのは、お腹が空くだけでなくメンタル的にも辛いものがあります。
そこで、俳優女優さんになったつもりで「胃腸が弱い虚弱体質な女子」を演じてみましょう。
外食を避けられない場合など「脂っこいものとか、甘さがキツイものが最近食べられなくて」とご飯小盛・デザートはヨーグルトサンデーで違和感なしです。

キレイ好きなんです!

あまり掃除が好きじゃなくても、ダイエット中はキレイ好きなスーパー家政婦さんに大変身です。
いつもの掃除や洗濯の他に、窓ふきをしたり、換気扇やレンジ周り、床の拭き掃除等々頑張ってみましょう。
次の日筋肉痛になったら、その筋肉はいつも使ってない筋肉です。家事の運動量はバカになりません
お部屋も綺麗で一石二鳥とはこのことですね。

レッツダンス!

好きなダンスミュージックと共にレッツダンス!ジムでエアロビクスをするのも良いのですが、費用面で二の足を踏んでしまう方は多いです。
隙間時間でもできるおウチでレッツダンス!は、好きな音楽で縄跳びでも踏み台昇降などでもOKです。
YOUTUBEなどでは女優さんがダイエットダンスをアップしていたりするので、ぜひ自分も女優さんになりきって踊って運動しましょう。

サイクリングやプールにボルダリング

青空が輝いている時は、ぜひサイクリングにでかけましょう。
ちょっとしたお弁当やオヤツを持参して目的地をめがけて走るのも楽しいです。
プールや最近流行っているボルダリングも施設があればおススメです。
プールはあまり泳げなくても、アクアビクスのように水の抵抗を感じながら動くだけでかなりのカロリー消費です。メジャーなスポーツですが、結構な筋肉を使わせてくれます。
小学生くらいのお子さんが居れば、一緒にフラフープや縄跳びも楽しくできます。
フラフープは簡単そうでなかなか上手く回らないですよ。腰回りの筋肉に良いでしょう。
普段はやらないスポーツに注目するのも、気分転換やストレス発散にもなり、これも一石二鳥です。

運動が苦手な人にも楽しく半身浴

運動自体が苦痛になってしまうと、ダイエットは楽しくありません。
そこで「半身浴」はいかがでしょうか。
身体の芯から温まって、血行促進、発汗作用があります。ダイエットでは身体を冷やすことはマイナス要素なので半身浴は効果的といえるでしょう。
ぬるめのお湯に胸から下を浸って20分以上入ります。入浴剤を工夫して楽しんだり、ジップロックなどにスマホを入れて音楽や動画を楽しむ人もいます。

何キロ痩せるではなく憧れの女優さんに近づく

何キロ痩せるということに遣り甲斐を感じる人もいます。が、ダイエットは計画通り体重が減っていくとは限りません。
毎日体重計に乗りながら一喜一憂というのも、減っている時は良いのですが、増えたりするとモチベーションが駄々下がりです。
そこで「何キロ」ではなく「この人のボディになりたい」という目標にします。

●憧れボディのアーティスト男性編
阿部寛(俳優)
西島秀俊さん(俳優)
GACKTさん(アーティスト)
クリスチアーノロナウド選手(サッカー選手)

●憧れボディのアーティスト女性編
中村アン(女優)
菜々緒(女優)
ローラ(タレント)
米倉涼子(女優)
北川景子(女優)

特に女優のローラさんはYOUTUBEにワークアウトや一日のヘルシーな食事をUPしていたりします。なりきりローラさんというのも楽しいかもしれません。

ストレスを感じてドカ食い!?

ダイエットでストレスを感じないように頑張っても、普段の生活上でストレスは感じるものです。
愚痴も言えず、何かで発散というのも難しく、一人ドカ食いに走る人もいるでしょう。
ドカ食い衝動を感じたら、その食事は「誰か」と共にします。
結構人の前ではドカ食いはできないものです。
愚痴を言うのも悪いことではありません。外へ発散するほうが、内面に発散を向けてしまうより自分に優しいのです。自分を大切にしましょう。もしもドカ食いをしてしまったら、もうそれは過去です。
次へ向かって楽しく頑張りましょう。

努力の見える化

「ダイエットを頑張っている自分の努力と成果」を見える化しましょう。
カレンダーや手帳に良く出来た日、続けた日を〇を付けます。できればカレンダーは家族の目に触れる場所に貼ると良いですね。
手帳にも〇をつけたり、ご褒美シールを貼ったりしましょう。
ついでに食事なども記載しておくと、立派なレコーディングダイエットです。

プロテインレシピを研究してみよう

ダイエットにおいて食事バランスは重要なアイテムです。
意外に大変なのはタンパク質の摂取。肉はタンパク質ですが、そこに「脂肪」も付いてきます。
脂肪を燃焼してくれる筋肉を増やすためにも、タンパク質はダイエットにおいて重要なのです。
サプリメントでプロテインを補充するのも良いのですが「プロテインレシピ」を独自に考えてみるのも面白いです。料理好きな人にはピッタリな楽しいダイエットになります。
料理が苦手な人でも、例えばカルビ―からフルーツグラノーラの「プロテインin」が発売されています。同種のグラノーラの中でもプロテイン含有量がしっかりと入っています。
これを牛乳にかけて食べるのはノーマルとして、ヨーグルトや冷凍のラズベリーやブルーベリーと一緒に盛ると立派なスイーツです。
他にもサラダに入れたり、オニオングラタンスープに入れるなど用途は様々です。
美味しく出来たらインスタ映えするような写真も撮っておきましょう

やってはいけない生活習慣


ダイエットには「こういう方法で痩せる」というダイエット法が先行してしまいます。
確かに自分に合ったダイエット方法を探して、効率よく痩せたいので間違ってはいません。
しかし、実はダイエット方法の前にチェックしたいのは『やってはいけない生活習慣』です。
この生活習慣を先にクリアにしておかないと、どんなダイエット方法も、どんなに持続したくてもダイエットの効果を発揮できません。

やってはいけない生活習慣
〇不規則な食事
〇食事抜き
〇間食
〇温かい飲食がない
〇深夜の飲食(夜9時以降)
〇早食い(1食15分以上はよく噛んで食べる)
〇低炭水化物ダイエット(糖尿病になる可能性があります)
〇酒を飲まない(夜遅くつまみ付きになる可能性)
〇ファスティング(断食)
〇偏った食生活(毎日リンゴだけ・・など)
〇基礎代謝以下のカロリー摂取の毎日(命の危険があります)
〇極端な糖質制限
〇喫煙
〇塩分の摂りすぎ
〇睡眠不足
〇十分な水分を摂っていない
〇トイレを我慢してしまう
〇空腹状態での運動や出勤
〇身体の冷え
〇お風呂に浸からない
〇ストレス解消がない
〇運動または歩く習慣がない

まとめ


ダイエット=辛いのを我慢、と思っていました。
体重計に乗って一喜一憂する毎日。
減ってないと「今日一日の苦労が」「あの一口がダメだったの?」など落ち込んでしまうこともしばしば。
でも、ダイエットは辛いばかりではありません
見方を変えて「楽しくダイエット」をしていきましょう。
新しいダイエット方法などに飛びつかず、自分の身体と心と相談しながら、痩せる生活を続けて身に着けていくのです。
そこで現在の生活習慣というのはとても大切で「やってはいけない生活習慣」をぜひ自分の毎日に当てはめてみましょう。
そこから既にダイエットは始まっているのです。

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