「お酢を飲むと疲れがとれる」「お酢は高血圧に良い」
など、身体に良いところが強調される「お酢」ですが、ダイエットにも効果があるのです!
調味料としては身近な「お酢」で、健康的にダイエットや美容に役立ってくれるのなら嬉しい限り。
でも実際には、お酢にどのような効果や効能、ダイエットとしてはどのように飲んでいけばよいのか意外に知られていません。
今回は飲みやすい「りんご酢」を使った「りんご酢ダイエット」をご紹介します。
お酢はなぜダイエットに向いているのか、どのような量をどのタイミングで飲んでいけばよいのか、そして健康的に痩せるための注意点など盛りだくさんにお送りします。
目次
りんご酢ダイエットとは
『りんご酢ダイエット』とは、どのようなものでしょうか。
内臓脂肪を減らしてくれたり、血糖値を下げてくれたりと健康的なダイエットが見込める「りんご酢」。
まずは、「りんご酢とはどのようなものか」からご説明します。
りんご酢とは?
そもそも「りんご酢」とはどのようなものでしょうか?
その原料、製法、黒酢などとの違いを見ていきましょう。
「お酢なら全部同じ!?」ではないことがわかります。
りんご酢は醸造酢
りんご酢は「リンゴ果汁」を発酵させて作った「醸造酢」です。
原料はもちろんリンゴ果汁。
食酢は「醸造酢」「合成酢」に分類されていて、果実や穀物を原料にして酢酸を使わないものを醸造酢といいます。
りんご酢は、この部類に入りますね。
一方合成酢は、酢酸を水で希釈したものに調味料を加えて作られています。
りんご酢と他の酢の違い
りんご酢には栄養素が豊富に含まれています。
クエン酸、酢酸、ポリフェノール、カリウムなどが含まれており、健康・美容や浮腫み防止などに期待が持てます。
米酢などより糖質やカロリーが低めなので、安心してダイエットとして飲むことができます。
もちろん料理にも使え、まろやかな味なので飲みやすいところが特徴です。
りんご酢と似ている食酢には、黒酢・ワインビネガー・バルサミコ酢が有名です。
では、この有名処のお酢とりんご酢の違いを見てみましょう。
【黒酢】
黒酢の原料は玄米・大麦という穀物になります。
色が黒いことから「黒酢」と呼ばれていますが、長時間発酵させているので黒っぽくなるのです。
産地では鹿児島県が有名で、良質なものはコクがありまろやかな味わいです。
【ワインビネガー】
その名の通り、ブドウ果汁が原料になります。果汁を原料とするあたりは、りんご酢と似ていますね。
とてもフルーティーな味わいで、ドレッシングなどにも使われます。
【バルサミコ酢】
バルサミコ酢もブドウを原料としています。
ワインビネガーよりも長時間発酵させているもので、甘味があるお酢です。
お酢の製造方法
お酢は発酵食品です。
酸味の元の酢酸を3~5%含むものとされています。
さて、お酢はどのように作られているのでしょうか。
原料が米や玄米の場合は、原料を蒸して麹菌と水を加えてアルコール発酵させます。
そこに酢酸菌を加え、酢酸発酵でアルコールを酢に長い時間をかけて変化させます。
原料がりんごの場合は、りんごを砕いてアルコール発酵させ、酢酸菌を加えたら酢酸発酵します。二回の発酵工程の経て熟成させます。
山形のメーカーである壽屋寿香蔵(ことぶきやじゅこうぐら)さんでは、2回の発酵の後にさらに三年間熟成させています。とても手間のかかったお酢なのですね。
壽屋寿香蔵(ことぶきやじゅこうぐら)
最近の市販のお酢は、発酵期間を短くして効率よく生産するため、人工的なアルコール添加や発酵助剤を添加していたりします。
できれば、ダイエットだけでなく身体の健康のためにも、添加物のないお酢を飲みたいものです。
リンゴ酢だけで痩せるわけでない
りんご酢ダイエットなのに、こんなことを言っては何ですが・・・・
「りんご酢を飲んだだけで痩せる」
というわけではありません。
りんご酢を飲むことを導入すると同時に、食生活を見直してみましょう。
「摂取カロリー<消費カロリー」というバランスが痩せる基本です。
身体を動かすことで消費カロリーが上がり、痩せるだけでなく引き締まったボディや体力も手に入れることができます。
しかし、りんご酢の効能や効果は高いもので、新陳代謝アップだけでなく、脂肪蓄積防止や疲労回復など様々が見込めます。
りんご酢を利用して、効率よく美しく健康的に痩せましょう。
りんご酢ダイエットの効果
リンゴ酢は脂肪燃焼促進や蓄積の防止などから始まり、ダイエットには必須な効能がたくさん!
体調を崩しがちなダイエット期間にあって、健康という観点からいってもりんご酢は優秀な食品なのです。
高血圧予防などの効果も期待できるので、ダイエット目的でなくても一読なところです。
脂肪燃焼を促進と蓄積防止
ダイエットでは体脂肪がなかなか減らない、増加予防がしづらいという悩みは尽きないものです。
脂質は身体を動かす際のエネルギー源として大切な栄養素であると同時に、過剰摂取したり消費しきれないと「内臓脂肪」となって体内に貯蔵されてしまいます。
しかし実際には、脂肪を燃焼しきれないというのが現実・・・・。
リンゴ酢はこの脂肪を、酢酸の働きで合成抑制する効果が見込めます。
酢酸は脂肪に直接アプローチできるだけでなく、脂質代謝を促進することで内臓脂肪減少させる効果があるからです。
また、リンゴ酢に含まれる「アミノ酸」は脂肪燃焼をサポートしてくれます。
毎日たった大さじ1杯のお酢を飲むことで、内臓脂肪減少という研究結果があるそうです。
運動開始30分前に飲むと効果高めが期待できます。
もちろん、たくさん飲めばたくさん燃焼するわけではなく、お酢の過剰摂取は内臓に有害であったりするので注意が必要です。
血糖値の上昇を防ぐ
ダイエットと「血糖値上昇」はインシュリンの分泌も含めて重要な関係があります。
血糖値の急上昇はインシュリンの分泌が促され、体脂肪の増加に繋がるからです。
リンゴ酢を飲むことで血糖値のコントロールすることは、体脂肪を蓄積させずダイエットをサポートできると考えられています。
では、なぜリンゴ酢は血糖値上昇をコントロールできるのでしょうか?
これは、リンゴ酢が「糖新生」を抑制するためです。
糖新生とは、体内でブドウ糖を合成する反応です。糖新生が促進されると血糖値が上昇してしまいます。
リンゴ酢は貯蔵されている糖質を糖新生抑制するので、血糖値上昇がコントロールされるという仕組みになっています。
リンゴ酢を飲むだけでなく、料理に使うことでも効果が期待できます。
血糖値が急上昇することで食後眠くなって困る方などは、料理にリンゴ酢を利用するのも一手です。
高血圧の予防
リンゴ酢は血圧を下げてくれる、つまり「高血圧予防効果」が期待されています。
血圧がちょっと心配という方は、本格的に高血圧になって薬を飲む前に試してみましょう。
カリウムは塩分(ナトリウム)を体外に排出して血圧を下げてくれる作用があります。
リンゴ酢100gあたりにカリウムは59㎎も含まれているのですから、効果は期待できそうです。
②味付けに塩ではなくリンゴ酢を
リンゴ酢は料理に入れてもダイエットに効果がありますが、「減塩」という点でも効果を発揮してくれます。
味噌汁や焼き魚にリンゴ酢を使うと塩が少なく済んだり、お肉を煮る際などに使うとさっぱりとした味わいになります。
塩分に酢を加えると、より塩辛く感じるのが不思議なところ。
塩分取りすぎを気にしている方にはおススメです!
疲労回復
仕事や運動で疲れた身体に、リンゴ酢は疲労回復の効果があります。
リンゴ酢に含まれている「アミノ酸」「クエン酸」がサポート役ですね。
疲労の元になっている「乳酸」を、酢酸やクエン酸がスムーズに代謝してくれます。
また、クエン酸はエネルギー産生に関わる栄養なので、エネルギー不足で疲労を濃く感じている場合などは、身体にエネルギー補給して回復させてくれます。
仕事終わりなどに、お腹空いて疲れている時などは、とりあえずインスタントラーメンなどでお腹を満たすよりもリンゴ酢を飲んでみるのも一手です。
美肌効果
リンゴ酢には美肌効果もあり、ダイエット中の荒れやすいお肌に役立ちます。
肌荒れの原因になる「過酸化脂質」の増加を防ぐ働きがあるのです。
さらに、プルプルのお肌に必要なコラーゲンの合成にも欠かせないのがビタミンCですが、これを破壊する酵素の作用を抑える働きもあります。
ビタミンCが多く含まれている野菜や果物と一緒に摂ると、効果はより大きく期待できます。
丈夫な骨づくり
骨の形成に不可欠なのが「カルシウム」です。
カルシウム不足は骨や歯を弱くしてしまうのですが、なかなか身体に吸収しづらいところがあります。
リンゴ酢に含まれている「酢酸」は、体内でカルシウムを吸収促進させる働きがあります。
骨の形成を促進して、代謝改善もしてくれます。
乳製品などのカルシウム分が多い食品と組み合わせて摂取すると、効果が期待できます。
整腸作用
消化不良を起こしてしまったり、便秘になってしまったり、ダイエット中は特に腸の動きが停滞気味だったりします。
ダイエットで食べる量を極端に減らしたりすると、便秘がちになってお肌の調子にも影響します。
リンゴ酢に含まれる「酢酸」は、腸内の善玉菌を増やす働きが期待されています。
この腸内善玉菌があることによって腸内環境が整い、便秘やお腹のハリが軽減できます。
また、胃酸の分泌促進もされ胃腸が刺激されることで、腸のぜん動運動が活発に。
ダイエットの敵でもある便秘解消に一役買います。
抗菌作用
リンゴ酢も「酢」の一つなので強い酸性になります。
この酸性が「抗菌作用」として効果があります。
抗菌作用は食品の保存にも利用されており、例えばピクルスやラッキョウなどはお酢を使うことで保存が利いているのです。
また、キッチンペーパーなどにお酢を含ませて、お弁当箱などをサッと拭くと除菌効果も期待できるので、梅雨時などは特に試したいですね。
りんご酢ダイエットの正しい方法
リンゴ酢ダイエットには「飲む量」「飲むタイミング」などの知識が必要です。
「たくさん飲めば、効果も倍増!」というわけではないのです。
むしろ、強い酸性であることから、やたらと濃いのを水のようにゴクゴク飲んでしまうと健康的にマイナスになってしまうことも。
健康的なリンゴ酢ダイエットの具体的な方法解説です!
りんご酢の量の目安
リンゴ酢ダイエットの「リンゴ酢」は調味料にも使える「食酢」を使用します。
飲料系などは人工甘味料などが含まれていることが多く、糖質を多く含むため避けたほうが無難です。
(15~30g)
内臓脂肪を減らすには、大量に飲むのではなく、毎日続けることで効果が出てきます。
減量がリンゴ果汁といっても「お酢」なので原液は酸性が強いです。
胃腸への刺激が強すぎる場合があるので、水や炭酸水などで割ると良いでしょう。
原液で飲むのは避けておきます。
とりあえず、3~4カ月程度続けて結果を見てみましょう。
酢の種類
酢にも様々な種類があります。
ダイエットに使用する「お酢」はドリンク飲料タイプではなく、調味料タイプの純粋なリンゴ酢を選びましょう。
ドリンク飲料タイプは飲みやすく作られていますが、はちみつ・人工甘味料などの甘味料が加えられていることが多いのです。
糖質カットしている場合は特に、リンゴ酢よりも糖質が多く含まれているのは避けておきましょう。
穀物酢とお米
穀物酢というのは、その名の通り「穀物」を原料とした醸造酢です。
小麦・米はもちろん、酒かすやトウモロコシなども原料になります。
この穀物の一種に米だけを主原料としたものが「米酢」です。
寿司飯やマリネなどに相性が良いとされています。
また、玄米を原料しているのが「黒酢」です。大麦を原料としているのは「大麦黒酢」。
まろやかな味わいが特徴で、スイーツなどにも使用されます。
果実酢とリンゴ
果実が一定量以上使用されている醸造酢を「果実酢」と呼びます。
リンゴ酢ダイエットの「リンゴ酢」だけでなく、ブドウ酢・みかん酢・イチゴ酢・梨酢・柿酢など様々な種類があります。
フルーティーな香りに爽やかな味わいで、飲料用にされることが多いです。
それぞれが果実の特徴がよく引き出されていて、色々な用途に使われていたりします。
注意したいところは、果実酢ではない醸造酢に果汁を加えただけのものが販売されていることがあるところ。
購入の際には「果実酢」という表記を確認しましょう。
りんご酢を飲むタイミング
ダイエットの際に「飲む」というタイミングは重要です。
風邪薬などは食後に飲むのに、漢方薬は食間だったりするのと同様に、飲むタイミングには意味があります。
リンゴ酢は食後に飲む
リンゴ酢は基本的に食後に飲むのがおススメです。
食前でなければ、食中でもOKです。
食前に飲んでしまうと、食欲が増して食べすぎてしまうということに。
●食後に飲むことで血糖値上昇を抑える効果があります。
●リンゴ酢は強い酸性なので、空腹時に飲むと胃に負担がかかってしまう可能性があります。
リンゴ酢は三食のうちいつ飲む?夜寝る前は?
基本的にリンゴ酢ダイエットでは、リンゴ酢を水やソーダで割ったものを「朝食」「昼食」「夕食」の三食に分けて飲むのが効果的と言われています。
リンゴ酢を水やソーダで割ったものを飲む習慣がつくのも良いですし、飽きたり酸味がちょっと苦手と思う方は料理に入れてみましょう。酸味が気になりません。
食後だけでなく、夜寝る前に飲むのもメリットがあります。
私たちの肌は外気にさらされ、紫外線などの影響から細胞にダメージを受けがちです。
リンゴ酢には抗酸化作用があり、細胞ダメージを遅らせることができるので、美肌効果に繋がります。
また、血糖値の急上昇を抑える働きがあるので、夜は眠りに入りやすくなるという利点もあります。
ダイエット中の安眠はお砂糖を入れたホットミルクよりも、リンゴ酢かもしれません。
りんご酢ダイエットの継続のポイント
どんなダイエットでも、成功には「継続」がキーポイントになります。
どれだけ優れたダイエットでも、続けられないのでは効果は期待できません。
リンゴ酢ダイエットも同様に、どうやって継続していくかがポイントです。
例えば、料理の酢の物が大好きという人がいれば、酢の物のツンとした酸味が苦手という方もいます。
特に今回フルーティーなリンゴ酢と言えど、食酢の風味は独特なものがあり原液は飲めない人も多いでしょう。
そこで、継続できるようなポイントを探ってみましょう。
他の飲み物で割ってみよう
原液の食酢は酸味や匂いも独特なので、原液をゴクゴク飲むというわけにはいかないでしょう。
また、原液は酸性が強く、そのまま飲むと胃や喉を傷める原因になります。
そこで原液を何かで割って飲むという方法があります。
一般的には水か炭酸水で割るのが、ダイエット上ではカロリーオフでベストですが、それでも酸味が気になる人はいます。
できればリンゴのフルーティーな味わいが生きる方法が嬉しいですね。
りんご酢大さじ1、はちみつ大さじ1をよく混ぜ、無糖炭酸水を150mLを注ぎます。はちみつの糖質が気になるところですが、量を減らすなどで調節しましょう。
〇リンゴ酢の牛乳割
リンゴ酢大さじ1杯に牛乳150mlを加えます。
お好みでハチミツを大さじ1杯。
味的にはさっぱりしたヨーグルトという感じで飲みやすくなります。
〇リンゴ酢の野菜ジュース割
リンゴ酢大さじ1杯に野菜ジュース150ml
〇リンゴ酢の紅茶割
リンゴ酢大さじ1杯と紅茶150mlと氷を混ぜると、さっぱりした夏バテ防止にもなるドリンクになります。
※この他、コーラやリンゴジュースなどでも割って美味しいのですが、糖質が高いため寝る前などは控えた方が良いでしょう。
料理に使う
リンゴ酢を購入したけど、結局飽きてしまってダイエット中止で無駄になってしまった・・・なんてことはありません。
リンゴ酢は他の食酢同様に料理にも使えるので、無駄になりません。
むしろ料理に使うことでダイエット継続ということに。
ワカメとキュウリの酢の物という簡単なものから、酢豚などまで意外にレパートリーは広いかもしれません。
味付けだけでなく、肉を柔らかくする効果があるので、鶏手羽のサッパリ煮などお肉がホロホロで美味しいです。
どれくらいで効果が現れる?
リンゴ酢ダイエットには即効性はありません。
毎日適量を飲むことでメリットが得られるものです。
1日大さじ1~2杯を3カ月程度続けて、内臓脂肪が減少したという結果も言われています。
「もっと量を増やせばもっと早く結果が出る?」
とダイエット的には思いがちですが、1日の量に比例して体重が減るわけではないので、適量を守って健康的に痩せましょう。
りんご酢ダイエットの注意点
リンゴ酢にはダイエット効果が期待できたり、血糖値の上昇抑制などのメリットもあり優秀な食品です。
しかし、人間の身体が本来中性に保たれているのに対して、リンゴ酢は「酸性」です。
原液で大量に飲んでしまうなど過剰な摂取は、胃や喉が荒れたりする原因になり健康面にマイナスです。
特に胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化器疾患の病気がある方は、医師と相談して行いましょう。
また、健康体でも強い酸性を飲むリスクや、注意点をご紹介します。
酢の摂取は注意が必要なのです。
歯の表面を覆い保護する「エナメル質」は、酸に浸かると溶けだす性質を持っています。
虫歯や知覚過敏のの原因にもなります。
●胃腸が炎症を起こしやすい
胃腸の働きを促進する「酢酸」が含まれているリンゴ酢ですが、摂りすぎると消化管内表面を荒らしてしまうことも。
炎症を起こしやすくなるので、胃腸が弱い方は特に注意が必要です。
●糖分の入った酢はカロリーオーバーになることも
ダイエット目的でリンゴ酢を飲んでいるのに、飲料用の酢を購入したら人工甘味料や砂糖が入っていてカロリーオーバーということがあります。
他に着色料や香料、ブドウ糖果糖液糖などの添加物も入っていることがあります。
健康のためにも、毎日飲むものですから成分表を確認して購入しましょう。
りんご酢を使った美味しいおすすめレシピ5選
リンゴ酢の基本レシピからおススメレシピまでをご紹介。
リンゴ酢を飲むところから、食事に取り入れるところまでダイエットに組み入れてみましょう。
健康的に毎日美味しく摂取できるようなレシピを、自分好みにしてみるのも楽しいですね。
基本のリンゴ酢ドリンク
リンゴ酢基本レシピです。
水の部分を炭酸水や豆乳などいろいろなバリエーションで試してみましょう。
酸味に抵抗があり、ハチミツを入れる場合は入れすぎ注意です。
【材料】(1人分)
リンゴ酢 (大さじ1)・ 水や無糖炭酸水、豆乳など 150ml
作り方
リンゴ酢と水または炭酸水などをコップに入れて混ぜます。
※牛乳を入れるとヨーグルト味になります。
糖分を入れる場合はお好みですが、入れすぎるとカロリーオーバーのリスクがあります。
濃厚くるみドレッシング
栄養価が高いくるみの濃厚なドレッシングでダイエット中も大満足!
【材料】
くるみ(50g)Aドレッシング液(リンゴ酢大さじ1・メープルシロップ25g・オリーブオイル10ml・オレンジジュース75ml)
【作り方】
①くるみは、150度のオーブンで15分ロースト。冷ましておく。
②くるみと、Aのドレッシング液の半量をミルサーに入れて滑らかになるまでペーストにします。
③すぐに食べる場合は、残りの液を足して更に攪拌して完成です。
味見をして甘いなと感じたら、少量の塩を足しましょう。
冷蔵庫で3日程度保存できますが、長期保存の場合は③の残りの液を足さずに、ペースト状のまま冷蔵庫で保管します。
食べる時に残りの分量のドレッシング液やオレンジジュースでのばします。
リンゴ酢で漬けるカラフルパプリカピクルス
リンゴ酢で漬けたピクルスはフルーティーな味わいです。
パプリカの甘さなどを、よりひき立たせてくれてつい食べすぎてしまいます。
オシャレなガラス瓶などに一緒にキュウリなども漬けると、カラフルで気分も華やぐ一品に。
【材料】
きゅうり2本・赤パプリカ1/2個・黄パプリカ1/2個・Aピクルス液( りんご酢200ml・塩小さじ1・砂糖大さじ1・ローリエ1枚・黒こしょう10粒程度
【作り方】
①きゅうり、赤パプリカ、黄パプリカを一口大に切る。
②鍋にAのピクルス液を入れて煮立たせて、きゅうり・赤パプリカ・黄パプリカを入れて1分煮て火を止めます。
③保存容器に入れ、粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。
手羽元のさっぱりりんご酢煮
お酢の力でお肉がホロホロと柔らかくジューシーです。
安い手羽元も煮込むだけでさっぱりとして美味な簡単レシピです。
【材料】(2~4人分)
手羽元8本・A煮込みタレ(水200cc・りんご酢100ml・酒60cc・しょうが10g)・B味付けタレと後半具材(きび砂糖(上白糖)大さじ2・醤油大さじ2・みりん大さじ2)うずらたまご(水煮)8個)もしくはゆで卵2個
【作り方】
①しょうがは皮付きのまま薄切りにする。
②鍋に手羽中とA煮込みタレを入れてひと煮立ちしたら、アクを取り除きます。
③B味付けタレを加えて、蓋を少し開けてかけ、30分程度弱火で煮込む。途中で卵を加える。
④味を濃くしてとろみをつける場合、最後に蓋を開けて強火にかけて煮詰め
※砂糖の分量は加減しましょう。
※③の後具材のみを皿に移し、タレだけを煮詰めてからかけると肉が硬くなりません。
サーモンとりんごのカルパッチョ
材料をオシャレに盛ってソースをかけるだけ!なのですが、華やかにテーブルを飾ってくれる一品です。
ワインにとても合うので、ダイエット目的だけでなく来客時でも出せるメニューです。
【材料】約2人分
サーモン(刺身用)8切・りんご1/2個・Aカルパッチョ液(りんご(すりおろし)1/2個・りんご酢大さじ1・オリーブ油大さじ2・塩適量・ブラックペッパー(粗挽き)適量・ディル(ハーブ)適量・ベビーリーフ適量
【作り方】
①りんご1/2は薄切り8等分にして、色が変わらないよう塩水(分量外)に浸す。
②Aカルパッチョ液を混ぜ合わせて、りんごソースを作っておく。
③器にサーモン(刺身用)と薄切りにしたりんごを、円状になるように交互に並べる。
④中央にベビーリーフを添え、サーモンの上に、ちぎったディルをのせる。
⑤リンゴソースを回しかけたら、上からブラックペッパーをかける
※りんごのすりおろしが変色してしまうので、カルパッチョ液と合わせる直前にすりおろすのがポイントです
まとめ
リンゴ酢ダイエットは「リンゴ酢」を飲んでいれば痩せるというものではありません。
しかし、身体の内側から健康的に痩せようという方にはピッタリのダイエット方法です。
脂肪燃焼などのダイエット効果だけでなく、塩分が高くなりがちな食事の減塩に使えたり、血糖値の上昇を抑制してくれたりという健康面が高く評価されています。
また、リンゴ酢を飲むだけのダイエット方法かと思いきや、料理に使ってもダイエット効果があるのには継続しやすい方法でしょう。
飲むだけだと、どうしても飽きやすいものです。
ちなみに、お酢を牛乳で割るというのがちょっと気持ち悪く感じていましたが、ヨーグルト飲料に近くて違和感がありません。
暑い時などはキンキンに冷えた炭酸で割ると、スカッとした気分になります。
ダイエットでなくてもおススメです。
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