『彼氏が大好きすぎる! このまま結婚したい!』
『彼氏の全部が大好きすぎて、最高に幸せ!』
『大好きな彼氏と結婚すれば、絶対もっと幸せになれるはず!』
彼氏が大好きすぎるという女性っていますよね?
彼氏のすべてが好きすぎて、100点満点どころか120点!
まさに『世界で一番かっこいい彼氏!』という感じで、彼氏のすべてが好きで好きでたまらない女性たちです。
でも、実はそれが『依存かもしれない』ということはご存知でしょうか?
『彼氏が大好きすぎる! 結婚すれば絶対に幸せになれる!』
と自信を持って結婚したカップルの多くが、『実はあっという間に離婚してしまった』というケースは非常に多いです。
そこで今回は、
『彼氏が大好きすぎるのは依存?重い女は結婚してもは幸せになれない!』
というお話をしてみたいと思います。
もしかしたら自分は重い女で彼氏に依存しているのかも…と思う女性は、ぜひ自分に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
彼氏が大好きすぎるのは依存?
『彼氏が大好きすぎる』というのは果たして本当に依存なのでしょうか?
ハッキリ言いましょう。
『依存の可能性がかなり高いです』
もちろん、誰だって恋人のことは大好きです。
というか、大好きだからこそ付き合っているわけです。
でも、物事にはどんなものにも限度というものがあります。
『大好き』
ではなく、
『大好きすぎる』
というのは、限度を超えた恋愛感情であり、実は相手にとっては『重い』ことが多いです。
付き合い始めは喜んでくれても、しだいに相手も嫌気がさしてきて、結局は別れてしまうというケースが本当に多いです。
なぜかというと、行き過ぎた『好き』は『依存』と同じだからです。
正しい『好き』と危険な『好き』
世の中には正しい『好き』と危険な『好き』というものがあります。
危険な『好き』の例で分かりやすいのが、ストーカーです。
ストーカーも、相手のことが『好きで好きでたまらない』という点は同じです。
しかしその気持ちが暴走してしまい、相手を備考したり、ときには危害を加えてしまうまでにエスカレートしてしまうのです。
このように、本来は素晴らしいことであるはずの『好き』の感情も、度を越してしまうと不幸を生み出す原因になってしまうことがあります。
『でも、彼氏が大好きすぎる女性はちゃんと付き合ってるんだから、ストーカーとは全然違うはずじゃないの?』
もちろん、ストーカーほど危険なわけではありません。
だけど、『周りが見えなくなっている』という点では、かなり似たものがあります。
たとえば、彼氏のすべてを把握していないと安心できなくて、一日に何十通もメールしたり、電話で居場所を確認したりなど、『こんなことをしたら相手に迷惑じゃないか』『非常識じゃないか』という判断ができなかったりします。
ときには、1年365日、時間さえあれば彼氏のそばにいようとしたりする女性もいます。
恋人同士が一緒にいるのは自然なことですが、違う人間である以上、自分の時間をもちたいときもあります。友達との付き合いを優先したいときもあります。
しかし、彼氏が大好きすぎる女性の一部には、それすら許さないひとがいます。
『恋人なんだから一緒にいるのが当然』
『どうして私のデートより友達を優先するの?』
『もう私のこと好きじゃないの?』
などなど、まるで彼氏が『人生のすべてを投げ打って私を愛してくれないと不満』とばかりに文句を言ったり、ときには落ち込んだりします。
このような関係はどう考えても正常ではありません。
まるで、愛情という名の首輪を彼氏にハメているかのようです。
重い女は結婚しても幸せになれない?
このような重い女は、運良く結婚してもまず幸せにはなれません。
恋人時代は責任がありませんから、彼女に依存されても、
『それだけオレのこと愛してくれてるんだ!』
と逆に喜んでいた男も、結婚し人生を共にするようになると、しだいに彼女の愛情がしんどくなってきて、
『なんだか疲れる。あの子と結婚したのは失敗だったな…』
と、思うようになってしまったりします。
自分が、愛されているのではなく依存されているだけなのだと気づいてしまったからです。
依存というのは、相手を大切にしているフリをして支配しようとすることです。
『私はこんなにあなたのことを愛してる。だからあなたも同じくらい私を愛してくれなきゃおかしい。私を100%好きでいてくれなきゃおかしい』
というのが、依存であり『彼氏が大好きすぎる女性の本音』です。心のどこかで見返りを求めていることが非常に多いのです。
昔、ある芸能人のカップルが結婚しました。
こちらは男女が逆で、夫の方が妻のことを『好きすぎて、一瞬たりとも離れたくない』というほど大好きでした。
どれぐらい好きかというと、常に手をつないで一緒にいて、どちらかがトイレに行くときもドアの前で待っているほど、だったそうです。
完全に『妻が大好きすぎる夫』ですよね?
これだけ妻のことを愛しているのなら、死ぬまで仲良しのように思いますが、結果は違います。
数年後、ふたりはあっさりと離婚しました。
原因は明らかにされていませんが、おそらく、妻の方が疲れてしまったのでしょう。
このように、依存関係にある恋愛というのは、たとえ最初のうちはラブラブでうまくいっているように見えても、結局は破局してしまうことの方が圧倒的に多いのです。
依存を見分ける方法
『じゃあ、彼氏のことが大好きすぎると絶対に別れちゃうの?』
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
彼氏のことが本当に大好きでも、依存ではないことも多いからです。
その場合は、結婚しても幸せな家庭を築けるでしょう。
ではどうやって『依存か、健全な愛情か』を見分けるのかというと、下記の問いにYES・NOで答えればすぐに分かります。
『依存を見抜く問い』
〇彼氏のことが好きすぎて不安になることが多い。
〇彼氏のすべてを把握していないと気がすまない。
〇彼氏に毎日『好き』と言ってもらえないと我慢できない。
〇彼氏が少しでも他の女性と仲良く話していると、猛烈に嫉妬する。
これら4つの問いに、1つでも当てはまっていたら依存の可能性が高いです。
4つすべて当てはまっていたら間違いなく依存しています。
なぜなら、これらはすべて彼氏を支配しようとしている証拠だからです。
彼氏のことが好きすぎて不安になるというのは、彼氏が他の女性に取られるのが怖くて怖くてたまらないということです。
彼氏のすべてを把握しないと気がすまないのは、彼氏を自分の所有物のように完全に管理していたいからです。子供を支配したがる母親が、子供が隠し事をすることを絶対に許さないのと同じです。
(ちなみにこの手の母親に育てられた子供は、大人になると心を病みます)
彼氏に『好き』と言ってもらえないと我慢できないというのは、女性ならばある程度は自然な感情ですが、毎日毎日それを求めるのは『逃がしたくない!』『捨てられたくない!』という不安の表れです。
彼氏が他の女性と仲良く話していると猛烈に嫉妬するのも同じです。
『私の所有物に触るな!』
という、恐怖心と怒りが合わさって嫉妬するのです。
これらは、恋愛をしていれば誰にでも少しは生まれる感情ではありますが、明らかに度を過ぎています。
当たり前ですが、彼氏は彼女の所有物ではありません。
彼女が彼氏の所有物ではないように、お互いに独立した一人の人間です。
自分の時間を持ちたい時もあるし、恋人にだって言いたくないことだってあります。
それを許さない恋人関係というのは、もはや恋人関係ではなく主人と奴隷の関係です。
それに気づいてしまうから、依存された彼氏や彼女はやがて逃げていくのです。
依存を脱出する方法
では、自分が『彼氏に依存している』と気づいたとき、どうすれば依存を克服できるのでしょうか?
健全な恋愛関係に戻り、本当の意味でいつまでも仲良く一緒に生きるためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、恋愛に依存してしまう原因を理解することです。
恋人に依存してしまう原因はズバリ、
『不安と孤独感』
です。
これらは、主に子供のころの家庭環境や交友関係が影響していると言われています。
『恋愛依存症になりやすくなる家庭環境や交友関係』
〇一人っ子で遊ぶ相手がいなかった。
〇両親が共働きで寂しく時間を過ごすことが多かった。
〇母親が『こういう男と付き合いなさい!』と口うるさかった。
〇子供のころ周囲の友達となじめず、孤立していた。
〇自分の外見に強いコンプレックスを抱いている。
いかがでしょうか?
いくつか当てはまるものがあると思います。
当てはまるものがない場合は、なにか他にこれと似たような体験をしている可能性が高いです。
これらに共通するのは、
『子供のころに寂しい思いをした』
ということです。
本来は子供のころに満たされるべき『甘えたい、大事にされたい、必要とされたい』という欲求が満たされないまま大人になってしまい、その欲求を彼氏に満たしてもらおうとしてしまうのです。
ですので、依存を抜け出すためには、
『自分は寂しいんだ。過去の寂しさを彼氏に埋めてもらおうとしているんだ』
『でも、それは絶対にできないんだ』
と、しっかりと自覚することが大切です。
そのうえで、
『その寂しさを、恋愛以外で克服する方法』
を見つけなければいけません。
寂しさを克服する方法
一番よいのは、なんでも良いので夢を持って努力することです。
夢がない場合は仕事をがんばってみてはいかがでしょうか?
人間は努力し、自分を成長させることで自信を身に着けます。
自信を身につけた人間は、たとえ友達がゼロ人で恋人がいなくても寂しさを感じることがなくなります。
自分ひとりで生きられる強さを身につけているからです。
もちろんそこまで強くなるのは大変なので目指す必要はありませんが、なにかに向かって努力していると、今より少しずつ自信がついていきます。
自信がつけばつくほど、彼氏に依存する度合いは減っていきます。
そうして自立した女性になれば、彼氏に『重い』と思われることなく、自立した大人同士の付き合いをすることができます。
たとえ彼氏から2・3日連絡がなかっとしても、一切不安になることなく、次に連絡が来た時に笑顔で返事ができます。
そんなあなたを見て、彼氏は『この子は、オレのことを信じてくれてるんだな』と感じ、よりいっそう大切に思ってくれます。
そうなれば、結婚しても幸せに生きられるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
『彼氏が大好きすぎるのは依存?』
というお話をしてみました。
『私のは依存じゃない!』
と反発したくなってしまった人もいるかもしれませんが、依存しているかどうかは自分では分からないことが多いです。
もしも依存していると思ったら、すぐに改善しましょう。
親のような無制限の愛情を注いでくれる男性はこの世にはいません。
今は良くても、いつか彼氏に限界が来て捨てられてしまうかもしれません。
お互いに適度な距離を保って恋愛するためにも、自分自身を自立させましょう!
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