『ダイエットのために運動したいけど、何をしたらいいのか分からない…』
『できるならカロリー消費が多い運動の方がいい』
『効果的に痩せる運動が知りたい!』
という悩みを抱えている方には、
『水泳ダイエット』
を、おすすめします。
有名な話ですが、ダイエットには水泳が一番効果的です。消費カロリーがとにかく高く、体への負担も少ないため、誰でも安全に、効率よく脂肪を燃焼させることができるからです。
そこで今回は、
『水泳ダイエットの効果的な泳ぎ方と、おすすめの時間や距離』
を、ご紹介したいと思います。
目次
ダイエットには水泳が一番と言われる理由
『ダイエットには水泳が一番』
『水泳こそ最強のダイエット運動』
『痩せたいやつは黙って泳げ!』
とまで言われるほど、ダイエット効果が高い水泳。
では、なぜそこまで水泳はダイエットに向いているのでしょうか?
その理由をご紹介します。
消費カロリーがダントツに高い!
水泳は他の運動に比べても、消費カロリーが非常に高いことで有名です。
たとえば、同じ1時間の運動をしても、ジョギングの1・5倍~2倍ものカロリーを消費すると言われています。
なぜこんなにも消費カロリーが高いのかというと、ひとつには『全身の筋肉を使う』ということが考えられます。
手や足だけでなく、腹筋や背筋まで使うので、エネルギー消費量が多くなるのです。
また、水の抵抗があるため、『筋肉への負荷が高い』ということも言われています。
その他にも、『冷たい水のなかで、体温を維持するために代謝が上がるため』とも言われています。
前に、シンクロスイミングの選手の方々が、『いくら暴飲暴食しても太らなくて、逆に困っている』とテレビでおっしゃっているのを見たことがあります。
シンクロの場合、多少は脂肪があった方が浮きやすいらしいので、痩せすぎるのは困るのだそうですが、いくら食べても食べても太らないのだそうです。
プロのハードな練習をこなしているからこそ、なのでしょうが、やはり水泳はエネルギーの消費がすさまじいようですね。
全身運動ができる!
さきほども軽く触れたように、、水泳は全身の筋肉を使う運動です。
そのため、やればやるほど全身が引き締まり、スタイルが美しくなっていきます。
特定の筋肉だけを使う運動と違い、全身美しく痩せられます。
特に、腹筋や背筋など、普段は鍛えにくい部位も鍛えられるのが最大の魅力ですね。
他のスポーツと比べても、水泳選手のスタイルの良さは一際目立つと思います。
ただ痩せるだけでなく、『キレイに痩せられる』というのも、水泳の魅力のひとつと言えるかもしれません。
体への負荷が小さい
プールのなかでは浮力が働くので、関節などへの負担がほとんどありません。
運動慣れしていな人ほど、ダイエットをはじめてすぐにやりすぎてしまい、体を壊してしまうことがよくあります。
しかし、水泳ならばその心配はほとんどありません。
怪我をするどころか、怪我のリハビリとしても取り入れられているくらい、体に無理のない運動です。
ダイエットを継続するためにも、体に負担をかけずに運動できるというのは、大きなメリットだと言えます。
基礎代謝が上がる
水泳は心肺機能を鍛えられるので、呼吸が深くなり、基礎代謝力が上がります。
基礎代謝とは、、体温調整など生命維持に必要な体の働きなので、運動よりもはるかに大きなエネルギーを使います。
ですので、基礎代謝量が上がれば、自然に消費カロリーが上がり、痩せやすい体になっていきます。
よく、
『運動で消費カロリーは、実は大したことない』
と言われるように、運動自体よりも、運動によって基礎代謝量を増やし、一日あたりの消費エネルギーを増やすことの方がはるかにダイエットには効果的です。
消費カロリー量も多く、基礎代謝も上げやすい水泳は、だからこそダイエットに最適なのです。
水泳ダイエットの効果的な泳ぎ方は?
一口に水泳といっても、泳ぎ方は様々です。
では、どんな泳ぎ方がもっともダイエットに効果的なのでしょうか?
一番良いのが、
『平泳ぎ』
です。
『クロールの方が消費カロリーが高いんじゃないの?』
と思われるかもしれませんが、実はクロールは無駄のない泳ぎ方であるがために、平泳ぎより若干、消費カロリーが落ちるという説があります。
ですので、脂肪を効果的に燃やしたいならば、平泳ぎがおすすめです。
もちろん、クロールも決して悪いわけではないので、クロールの方が良い人はクロールでも良いでしょう。
個人的なおすすめは、20分だけクロール、もう20分を平泳ぎというふうに、半々で行う方法です。
同じ泳ぎ方ばかりしていると、同じ筋肉しか鍛えられませんが、半々ならばまんべんなく体を鍛えることができます。
ちなみに、消費カロリーの高さでいえば実はバタフライの方が高いのですが、こちらはあまりおすすめできません。
なぜなら、初心者にはなかなか難しい上に、ジムなどのひとが多いプールでは周囲の迷惑になってしまうことが多いからです。
反対に、背泳ぎもおすすめできません。
ゆっくりのどかに泳げるというメリットはありますが、見た目の通り、消費カロリーはあまり高くはないからです。
ダイエットを目的とするならば、平泳ぎをメインにして、たまにクロールするぐらいがベストでしょう。
水中ウォーキングもおすすめ
正確に言うと水泳ダイエットとは言いにくい面もありますが、
『水中ウォーキング』
も、ダイエットにはおすすめです。
泳ぐことに比べれば消費カロリーは低くなってしまいますが、膝への負担が少なく、長時間できるので、結果的に多くのカロリーを消費することができます。
前に、元女子プロレスラーのブル中野さんが、ジムの開店から閉店までずっと水中ウォーキングをし続け、何十キロものダイエットに成功したということをテレビでおっしゃっていました。
(しかもリバウンドなし)
さすがにここまで極端なことは普通の人間にはできませんが、続けることでそれだけのダイエット効果を見込めるという良い例かもしれませんね。
ぜひ試してみてください。
おすすめの時間や距離、頻度は?
ところで、ダイエットにはどれくらいの時間や距離、頻度で泳ぐのが効果的なのでしょうか?
おすすめは、
『1回30分以上を、週に3回』
です。
もちろん、これ以上できるならやってもOKです。
ただ、最初のうちはあまり頑張りすぎない方が、結局は長続きするので痩せていきます。
ですので、週三回がキツイようならば、二回にしても良いでしょう。
一番大事なのは続けることです。
ちなみに、水泳ダイエットは距離よりも時間で考えた方が良いと個人的に思います。
なぜなら、プールは基本的に25mほどしかないので、何度も何度も往復することになり、そのたびに数えるのは面倒だからです。
というよりも、やっているうちに忘れてしまいます。
そうならないためにも、距離ではなく時間で考えるようにした方が良いでしょう。
ただし、それでも距離で考えたいというひとは、
『1km』
を、目安にしてみてください。
25mプールを1往復で50mなので、20往復すれば1kmになります。
ただし、途中で数を忘れてしまったり、集中して泳ぎたいひとは、時間で考えることをオススメします。
水泳ダイエットで痩せられない人の原因
『水泳してもちっとお痩せなかった!』
『痩せるなんて大嘘だ!』
というひとが世の中にたくさんいますが、そういうひとはほぼ100%、
『やってない』
か、
『やってるけど食べ過ぎている』
かのどちらかです。
水泳に限らず、ランニングでも縄伽でも、いいえ、ありとあらゆるダイエット方を検索すれば、必ず、
『〇〇ダイエット 効果無い』
と出てきます。
それは、たいていの場合そのダイエット方法が間違いというよりも、そのひとのやり方や食生活が間違っているのです。
いくら水泳の消費カロリーが高いといっても、泳いだあとに食べ過ぎていたら、やせるわけがありません。
月に1回しか泳いでいないようでは、体重が落ちるわけありません。
このように、『水泳したけど、痩せなかった』というひとは、大抵『やっていない』か『食べ過ぎている』のどちらかなのです。
ですので、本気でダイエットしたい人は、そのようなミスを犯さないように注意しましょう。
特に、食事は大事です。
いくら一生懸命に泳いでも、そのあとで甘いものや脂っこいものをバクバク食べてしまったら、むしろ太ってしまいます。
痩せるためには、
『高栄養、低カロリー』
の食事を心がける必要があります。
おすすめの高栄養 低カロリー食費
では、おすすめの『高栄養 低カロリー食品』をご紹介します。
サラダチキン
ダイエットや筋トレをするひとたちに爆発的に売れた食品。
特に、セブンイレブンで売っているサラダチキンは、安い上においしく、低カロリーなのでダイエットの強い味方です。
水泳で疲労した筋肉を回復させるためにも、ぜひとも食事に取り入れてみてください。
玄米、全粒粉パン
白米よりもずっと栄養価が高く、血糖値をゆるやかに上げてくれる玄米も、ダイエットの強い味方です。
ただし、玄米は胃腸の弱い人だと消化されにくいという説もあるので、体に合わないひとは避けた方が良いでしょう。
他にも、全粒粉(ぜんりゅうふん)のパンなども、栄養が高く血糖値をゆるやかにあげてくれるので、ダイエットの強い味方です。
豆腐
豆腐は非常に栄養価が高く、それでいてカロリーも低い食品です。
日本人の体にも合うので、積極的に食べるようにしてください。
ただし、『ご飯をやめて、すべて豆腐にする』のような極端なダイエットをすると必ず失敗するので、やめましょう。
意識して食事に取り入れるだけでも、十分なダイエット効果がありますので。
ちなみに、『よく噛んで食べる』『食べたものを記録する』という習慣も取り入れると、驚くぐらい簡単に体重が落ちていきます。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
⇒ ダイエット 簡単でおすすめなのは?誰でも楽に痩せる方法まとめ!
⇒ レコーディングダイエット ノートの書き方や作り方は?おすすめアプリも
まとめ
いかがでしたか?
『水泳ダイエットの効果的な泳ぎ方と、おすすめの時間や距離』
というお話をしてみました。
ダイエットには、『食事改善と運動』のふたつが絶対に必要です。
でも、『どうせ運動するなら効率的にやりたい』という気持ちもありますよね?
そんなひとは、ぜひ水泳ダイエットを試してみてください。
それでは、また。
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