『自己暗示に興味がある』
『自分の性格が嫌いだから変えたい』
『自分に自信を持ちたい』
『テストや面接などで緊張しない方法を知りたい』
このように思っている方、多いと思います。
一流のスポーツ選手や、一流企業のサラリーマン、会社の社長なども使っているメンタル強化法として有名な『自己暗示』。
興味はあるけど、やり方が分からない。本当に効果があるのか分からない…という人も多いです。
そこで今回は、
『恋愛や仕事に役立つ自己暗示のかけ方』
を、ご紹介してみたいと思います。
自己暗示1 アファメーション
いわゆる『呟きの暗示』と言われる自己暗示法です。
ある意味でもっとも有名な自己暗示であり、実践しているひともとても多いです。
というよりも、あなたも気がつかない間にこの自己暗示を使ってきたはずです。
やり方はいたって簡単。
自分自身に対して、元気が出る言葉や勇気が出る言葉をかけてあげるだけです。
『俺ならできる』
『私は美人』
『俺は強い』
『私は賢い』
などなど。
自分が、『こうなりたいな』と希望する心の状態になれるように、勇気の出る言葉をかけてあげるのです。
すると、次第に本当にそんな気がしてきて、自信がついたり、勇気が出てきたり、不安が紛れたりします。
この方法は、プロのスポーツ選手などがよく使っている方法です。
有名なのが、サッカーの本田圭佑選手です。
以前、NHKの本田圭佑特集で、本田選手の自己練習風景が放送されていました。
そのとき、本田選手はひとりでゴールポストにボールを当てるという練習をしていたのですが、ボールが外れるたびに、
『まだまだ出来るよ』
『入れる気あんの? 次は入れよう』
『集中切れてるよ、集中!』
などと、何度も何度も独り言を言っていました。
これが、アファメーションです。
自分自身に呟くことによって、テンションとやる気を高めているのです。
他にも、ビジネスの世界ではとても有名な神田昌典さんも、その著作のなかで、
『自分は〇〇だ、と言い続けていると、本当にその通りになってくる』
と、ハッキリと書かれています。
これも本当です。
詳しい説明をすると長くなってしまうが、簡単に言えば脳の仕組み上、そうなっているのです。
私たちもアファメーションを使っている?
アファメーションの説明を読んで、あれ?と思ったひともいると思います。
『それって、私もやってるじゃん』
と、思ったのではないでしょうか?
そうです。
これは、私たちも日常的に行っています。
たとえば、緊張しているとき、
『大丈夫、大丈夫』
と、自分に行ったことはありませんか?
または、落ち込んだとき、
『気にしない、気にしない』
と、自分に言ったことはありませんか?
それこそがアファメーションです。
私たちは、『自分に対して言葉をかけても、効果がある』ということを何となく知っているのです。
でも、私たちは落ち込んだときや、不安になっているときぐらいしかアファメーションをしません。
いわば、マイナスをゼロに戻す時だけです。
しかし、これを普段も使えば、ゼロをプラスにすることができます。
その結果、どんどん心が前向きになっていきます。
ちなみに、さきほどの神田昌典さんの言葉である、
『自分は〇〇だ、と言い続けていると、本当にその通りになってくる』
という言葉が、実際にそのとおりだという証拠をひとつご紹介します。
それは、マンガです。
ワンピースという漫画をご存じでしょうか?
発行部数でギネス記録を作るほどの大人気作なのですが、その作品の主人公である海賊ルフィの口癖は、
『海賊王に、オレはなる!』
というものです。
つまり、海賊の世界でトップになる、ということです。
この口癖をつぶやき続けた結果、作者の尾田栄一郎先生はマンガ界のトップになりました。
『そんなの偶然だろ?』
と、思うかもしれませんが、実はワンピースやマンガに限らず、
『物語の主人公の口癖が、その作者の人生に影響を与える』
というのは、昔からよく言われていることです。
そう思いながら、マンガや小説を読んでみてください。
主人公の口癖や生き方が、作者の生き方とそっくりになっているはずです。
これは、『もともと、作者の人格を真似て主人公を作ったから』とも言えますが、『キャラクターを書いているうちに、その性格や口癖が暗示となって作者の人格に影響を与えた』という面もあります。
私たちが発している言葉には、それぐらいの暗示効果があるのです。
自己暗示2 鏡の暗示
次は、鏡の暗示です。
これも、一流のセールスマンなどがよく行っている方法で、心を強くしたり性格を明るくする効果があります。
こちらもやり方は簡単です。
鏡に映る自分の目を真剣に見つめて、アファメーションのように前向きな言葉をかけてあげるだけです。
『あなたは人に好かれる』
『あなたならできる』
『あなたはかわいい』
などなど。
コツは、真剣な気持ちでやることと、寝る前と起きた直後にやることです。
それほど長い時間やる必要はありませんが、毎日続けることが大切です。
なぜ鏡の自分に話しかけると効果があるのかというと、鏡に映った自分の目を見つめていると、暗示が効きやすくなるからです。
なにも見ずに『オレならできる』とつぶやいても、ついつい頭のなかが『でも、本当はできないかも…』と否定してしまいがちですが、鏡を真剣に見つめているとそれがなくなります。
中村天風という、昭和の経済界・政界に絶大な影響を与えた哲学者がいますが、そのひともこの方法を推奨しています。
中村天風先生いわく、夜、なる前には『お前は〇〇になる』と言い、起きた直後に、『お前は〇〇になった』と言うのを毎日続けていると、本当にその通りになってくるそうです。
自己暗示3 幸せ日記
最後は、幸せ日記です。
これは、自分の人生がつまらない、失敗だと感じているひとにぜひ試して欲しい暗示方法です。
どうするかというと、簡単です。
毎日、日記に、その日の楽しかったこと、幸せだったことを書くだけです。
そして、日記の最後に『私は幸せ者だ』と書くのです。
それを、毎日、毎日、続けると、本当に自分は幸せだと思えるようになってきます。
すると、性格が明るくなり、自信が湧いてくるので、同じく性格が明るく自信のあるひとが集まってきます。
結果、さらに幸福な人生になります。
こちらも、寝る前に行うことと、2~3ヶ月は続けることが大切です。
まとめ 自己暗示は本当に効果あるの?
いかがでしたか
『自己暗示のかけ方と効果』
というお話をしてみました。
『自己暗示は効果があるのか?』
という疑問を持っている方もいらっしゃるでしょうが、答えを先に言ってしまうと、
『あります』
としか言いようがありません。
心理学的にも、脳科学的にも、疑う余地がないまっとうな方法です。
興味深いのが、人生に成功しているひとほどこういった自己暗示を実行していて、人生に不満ばかり抱えているひとほど、『そんなの効果ねーよ(笑)』『非科学的(笑)』と、バカにしているということです。
信じる、信じないは自由ですが、自己暗示をやって損することなどひとつもないのですから、興味がある方はとりあえず試してみることをオススメします。
それでは、また。
※こちらの記事も人気です!
href=”https://torentoren.com/commu/%e3%80%8c%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%8c%e5%ab%8c%e3%81%84%e3%80%8d%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a9%e6%84%9b%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%81%84%e3%80%81%e8%aa%8d%e3%82%81%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%9f” target=”_blank”>自分が嫌いな原因と治し方!自己嫌悪を克服した私の体験談!
自己暗示で人見知りを治す!自分に自信をつける鏡の暗示の効果と方法
ネガティブな性格を直したい!傷つきやすい心をポジティブにする方法
整理整頓で恋愛運UP!男を引き寄せる掃除・片付けの運気上昇効果とは
目標は紙に書くと実現する!成功者が実践している潜在意識の活用方法
コメントを残す