こんにちは、天田です。
今日は、
『セルフイメージを変える方法!』
というお話をしてみたいと思います。
『人生がうまくいかない……』
『なにをやっても失敗する……』
と、悩んでいるひとは、もしかしたらセルフイメージの低さがその元凶かもしれませんので、ぜひ読んでみてください!
セルフイメージが人生を作る
セルフイメージとは日本語で『自己像』という意味です。
自己像とは読んで字のごとく、
『自分で、自分はこんな人間だと思っているイメージ』のことです。
自分は頭が良いとか、
運動が苦手とか、
女にモテるとか、
お金儲けが下手だとか、
そういうものが『セルフイメージです』
そして、人間の人生はこのセルフイメージに大きく影響を受けます。
たとえば、『自分は頭が良い』と思っているひとは、
勉強をしたり本を読んだりして、本当に頭が良くなります。
運動が苦手だと思っているひとは、
なるべく運動をしないように生きていくので、本当に運動が苦手になります。
女にモテると思っているひとは、
積極的に女性にアプローチしていくので、本当に女にモテるようになります。
お金儲けが下手だと思っているひとは、
どうせお金儲けなんて自分にはできないと思っているので、株や不動産などにチャレンジすることがないので、本当に貧乏な人生になります。
このように、セルフイメージというのは人生に大きな影響を与えるのです。
いいえ、あなたが今そのような人生を生きているのもすべてセルフイメージの影響なのです。
あなたは自己像どおりの人生を生きている
人間がセルフイメージ(自己像)に影響されて生きていることを理解するために、まずは次の文章を読んでみてください。
人は皆、自己像の法則に逆らって生きていくことはできません。たとえば顔の表情、話し方、着るものも、その人が頭で思い描いている自己像イメージと寸分違わぬ結果として現れます。無意識のうちに、自分にふさわしいものはこれだと本人が選んでいるからです。
住んでいるところ、食べるもの、乗っている車、仕事、収入、人間関係、健康状態でさえ、その人自信による選択の結果です。(中略)
誰しも、頭で考えている自分以外の自分にはなれないのです。(佐藤富雄 著 あなたの夢をかなえる「未来日記」 PHP出版)
これは医学博士として有名な佐藤富雄先生の本の一説です。
佐藤先生はこの本のなかで、『セルフイメージが人生を作る』ということを何度も強調されています。
他にも、昭和の大哲学者としてパナソニックの松下幸之助やauの創業者である稲盛和夫氏にも影響を与えた中村天風という偉大な哲学者は、
『人間の思考が人生を作る』
『オレは体が弱いと思ってれば弱くなる。強いと思っていれば強くなる』
と、自己像や思考の力の不思議さを何度も何度も説いています。
もちろんこの二人だけではありません。
世の中の自己啓発書や成功哲学本を読んでも、
『出来ると思えば出来る。出来ないと思っている人間は絶対に出来ない』
という言葉が繰り返し使われています。
これは言い換えれば、
『成功する人間、幸福になれる人間というのは、「私は成功できる」「私は幸せになれる」というセルフイメージを持っている人間である』ということです。
これは実際、自分の周囲を見回すとよく分かります。
たとえば、友達がいないひと。
クラスのなかにはひとりはいたと思います。
彼らはみな『自分は友達が出来ない』と思っています。
だから、話しかけられてもすぐに会話を切ってしまうし、
誘われても断ってしまいます。
自分から友達ができるチャンスをふいにしているのです。
なぜなら、自分は友達が出来ないと思っているからです。
佐藤先生の言葉を借りれば『自己像にあった選択』をしているのです。
そして、本当に友達がいない人間になるのです。
これは恋愛などでもまったく同じです。
モテない人というのは、『自分はモテない』というセルフイメージを持っているので、『モテない行動』をしてしまいます。
『自分はモテない』思っているから、異性に声をかけてもフラれるだけだと思って声をかけるのが怖くなるし、『自分はモテない』と思っているから、合コンなどにも積極的に参加しません。
ささいなことで『嫌われた』と思いこむし、たまに異性が好意的な態度を見せてくれても、『自分がモテるわけないし…』と思い自らチャンスを逃してしまいます。
もしかしたら、その異性に声をかけていれば仲良くなれたかもしれないのに。
若いうちに合コンに参加していればいくらでも彼氏・彼女が作れたかもしれないのに。
『自分はモテない」
と思い込んでいるから、何も行動出来ないのです。
セルフイメージが人生を作るというのは、こういうことなのです。
セルフイメージを変える方法
ではどうすればセルフイメージを変えられるのでしょうか?
色々な方法がありますが、今回はさきほど紹介した中村天風先生の本に書かれている方法をご紹介しようと思います。
それは
『鏡の暗示』
と呼ばれるものです。
元々はフランスのリンドラーという心理学者が考案した方法ですが、中村天風先生はもっと効果のある方法に改良されました。
方法はいたって簡単です。
『毎日、朝晩に鏡に映る自分を声に出して褒める』
というものです。
『声に出す』
というところがもっとも大事です。
なぜこの方法が有効なのかというと、いわゆる自己暗示にかかりやすくなるからです。
鏡に映る自分の目をじっと見つめ、なるべく大きな声で元気よく、明るく『私は人に好かれる!』『私はお金持ちになる!』などと暗示をかけると、しだいにその言葉をすんなり信じられるようになってきます。
これは中村天風先生だけでなく、数多くの成功者が実践している有名な方法なので、その効果はお墨付きです。
私自身も、この方法で心が明るくなるという効果を実感しました。
毎日、寝る前と起きた直後に『お前は〇〇だ!』と自分を肯定するような自己暗示をかけていたら、ふとした瞬間に『お前は〇〇だ!』という言葉が蘇ってきて、
『あっ、そういえばオレって〇〇だった』と自然と思えるようになってきました。
セルフイメージが変わってきた証拠です。
やがて、私はその言葉を言わなくても『自分は〇〇だ』と思えるようになり、振る舞いもその通りになってきて、今では他人からも『〇〇なひと(褒め言葉)』と言われるようになってきました。
鏡の暗示の方法、ぜひ試してみてください。
(ただし、この方法は何度も繰り返さなければならないので、一日3分でいいので効果が出るまでは継続しましょう。一日に何時間もやるのではなく、一日3分を何ヶ月もやった方がはるかに効果が出ます)
まとめ
いかがでしたか?
『セルフイメージを変えれば人生が変わる!』
というお話をしてみました。
鏡の暗示法、ぜひ試してみてください。
(なお、なかなか治らない強い劣等感を抱いているひとは、とっておきの裏技中の裏技である『潜在意識の力を利用して人生を大逆転させる方法』を紹介していますので、ぜひ下記の記事も読んでみてください!
『潜在意識の書き換えには眠い時が効果的!お金も恋愛も引き寄せる方法』)
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