『結婚は男の方がデメリットが多い』
最近、このような意見をよく耳にします。
『結婚には確かに良い面もあるけど、悪い面もたくさんある。そして結婚のデメリットの多くは、男の方に集中している』
結婚に否定的な男性たちの中には、このように主張するひとも少なくありません。
では実際、『結婚のデメリット』にはどのようなものがあるのでしょうか?
ひとつずつ紹介してみたいと思います。
目次
結婚のデメリット1 お金を自由に使えなくなる
まず何と言ってもコレです。
『自由にお金が使えなくなる』
結婚すれば、当然、家族を養っていかなければいけません。
新婚当初の子供がいない時期ならば共働きもできますが、奥さんが妊娠、出産して子供ができたらそうはいきません。
男女平等が叫ばれている現代でも、まだまだ『男は結婚したら働いて家族を養わなければいけない』という風潮は残っています。
つまり、家庭にお金を入れなければいけないのです。
そうなるとよほど高収入な人間でない限り、自分で使えるお金は激減します。
奥さん、子供の食費から光熱費、子供のおもちゃ代やら教育費やら、独身時代とは比べ物にならないほど支出が増えます。
当然、趣味や付き合いに使えるお金は少なくなります。
『自分で稼いでるのに、月の小遣いが3万円しかもらえないなんてゾッとする』
と、あるとき知り合いのある独身男性が言っていたのを今でもよく覚えています。
結婚のデメリット2 自由な時間が減る
次になくなるのは自由な時間です。
これも、新婚当初ならばそれほどでもありませんが、子供が生まれると圧倒的に少なくなります。
平日はずっと会社で働き続け、土日も子育てや家族サービス。
自分の趣味のために使える時間は限られてしまいます。
これが独身時代ならば、仕事が終わればあとはすべて自由な時間。寝る時間も、食事の時間も自分の好きに決められます。
しかし家族ができるとそうは行きません。
食事の時間からお風呂の時間まで、かなりのものを家族に合わせなければならなくなります。
また、子供が小さいときには、土日の休みに動物園に連れて行ったりなど、休日の1日を家族サービスに費やすことになります。
平日は働いている男性にとって、土日くらいはゆっくりしたいのに…と不満に思うことも多いようです。
結婚のデメリット3 自由恋愛が出来ない
結婚のデメリットの3つめは、自由恋愛ができないということです。
当たり前ですが、結婚したら奥さん以外の女性と恋愛することはできません。
いつまでもずっと、同じ女性を愛し続けなければいけないのです。
たとえ飽きても、愛情が冷めても、もしくは奥さんに冷たく扱われても、他の女性と仲良くすることは許されません。
美しかった奥さんが太ったり、急激に老け込んでオバサンになったとしても、簡単には別れられません。
一生懸命に働いて、そのお金で養い続けなければいけないのです。
『せめて女房がずっと若くてきれいなままだったら…』
このように嘆く既婚者も多いようです。
結婚のデメリット4 責任が重くなる
結婚のデメリットはまだまだあります。
『責任が重くなる』
というものも、主なデメリットです。
結婚というのは、一種の契約です。
『私は、このひととこれから先ずっと夫婦として生きていきます。夫婦としての義務を果たします』
という契約です。
そして男性にとっての義務とはやはり、
『養うこと』
です。
他にも、子供をキチンと育てることや、家庭を守ることなども責任であり義務です。
自分ひとりを養っていればよかった独身時代とは、身軽さが全然違うのです。
仕事が嫌になったからといって簡単にやめるわけにはいかないし、奥さんに愛想が尽きたからといって、子供がいる場合は簡単には離婚できません。
責任というのは、言い換えれば逃げられないという意味です。
一度結婚してしまったら、簡単には逃げられないのです。投げ出せないのです。
結婚のデメリット5 家庭内のストレス
ひとりが好き、というひとにとって、
『家のなかにいつも誰かがいる』
『家でも他者とコミュニケーションを取らなければならない』
というのは非常に苦痛です。
結婚すると、その状態が死ぬまで続きます。
特に子供が小さいうちは、こちらの気持ちなどお構いなしに話しかけてきます。
子供好きな男性ならば問題ありませんが、それほどでもない場合やひとりが好きな場合、それ自体が非常に大きなストレスになります。
また、奥さんとだって最低限のコミュニケーションを取らなければいけません。
(女性はコミュニケーションをおろそかにするとすぐに不満をためこむタイプが多いです)
つまり、もともと他人とのコミュニケーションが好きではない男性にとっては、毎日ストレスを受けてしまうのです。
独身のメリットはお金と女と自由!
このように見ていくと、結婚というのは女性よりも男性の方がデメリットが多いという意見にもうなずける部分があります。
特に切実なのがお金の問題で、独身を貫く男性の多くがこの点を指摘します。
『なんで俺が稼いだ金で、他人を養わなきゃいけねーんだよ!』
という所でしょう。
『女は専業主婦で養ってもらっても何も言われないのに、男が専業主夫やったらとたんにヒモ扱いされるのはおかしい!』
という考えもあるようです。
つまり独身を謳歌している男性にとって、
『結婚=奥さんと子供にお金と自由を奪われるだけの行為』
でしかないというわけです。
確かに、こう考えると結婚のデメリットは男性の方が多いと感じられますね。
『女性=養ってもらうのが当然』
『男性=養ってあげるのが当然』
この構図が、独身組の男性たちからは『金を奪われてるだけ』と感じてしまうようです。
結婚するとき、男性のほとんどは女性の年収など気にしませんが、女性の多くは男性の年収を気にすると言います。
男女平等と言われる現代でも、『男は妻と子供のために金を稼いでくるもの』という考えが抜けていない証拠なのかもしれません。
また、独身時代は彼女が嫌になればいつでも別れるこができましたが、それが出来なくなるというのも辛いようです。もう好きじゃない女性を一生食わせていくのは、『なんでオレ、こんな女と結婚したんだろ…』と後悔してしまうでしょう。
まとめ 結婚のデメリット
いかがでしたか?
『結婚のデメリットは男性の方が多い?』
という話をしてみました。
私自身は、結婚して良かったと思っている人間ですが、それなりにデメリットもやはり感じます。
そしてこのデメリットは、耐えられないひとには耐えられない類のものだとも思っています。
ですので、結婚というのは、
『したいひとはすればいい、したくない人はしなくていい。あくまで個人の自由』
でしかないと思っています。既婚・未婚に優劣などあるわけがありません。そんな論争自体がバカげた行為です。
参考にしていただければ幸いです。
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