独身でパートやバイト生活している人間はダメ人間なのか?
先日、とある質問サイトでこのような質問を見かけました?
返ってきた答えは様々で、『別に本人の人生だから自由』という肯定的なものから、『無責任』『大人になりきれていない』という否定的なものまでありました。
そこで今回は、独身でパート(バイト)生活を送るメリットと、世間の評価、私なりの考えをまとめてみました。
自分の生き方に自信がなくなりかけているフリーター方はぜひ読んでみてください。
目次
メリット1、自由な時間が多い
独身・フリーター生活の最大の利点はやはり自由な時間が多いことです。
就職し、結婚すれば当然、仕事と家庭に多くの時間を割かれます。
たとえば仕事に出ているサラリーマンなどの場合、朝は早くから仕事に生き、夜遅くクタクタに帰ってきて、休日も家族サービスで子供と遊ぶ…などということも少なくありません。
それはそれで家族との触れ合いであり、幸福な時間でもありますが、自分の時間という点ではないに等しいと言えます。
専業主婦の場合も同じです。子供につきっきりで自分の時間なんてまったく持てません。特に子供が小さなころなど、睡眠時間さえ大幅に削られてしまいます。
しかし、独身フリーターにはそのどちらもありません。
生活費に必要な分だけ働いたら、あとはすべて自由に時間を使うことができます。
メリット2、人間関係のストレスから開放される
人間関係のストレスが少ない、というのもパート・バイト生活者のメリットです。
なぜなら、アルバイトやパートというのは仕事内容が単純であり、他人とトラブルになるほど連携する必要がない仕事がほとんどだからです。
なかにはとても嫌なひとが職場にいる場合もありますが、その場合も、転職が簡単なのですぐにバイトをやめられます。
正社員のように、一度、雇用されたら簡単にやめるわけにはいかない。やめたら次の仕事が見つからないかもしれない、という心配をする必要はありません。
ですので、嫌な人間にストレスを感じながら愛想笑いをし、イヤイヤ今の仕事を続ける…ということとは無縁です。嫌なひとがいればすぐにやめられます。
メリット3、仕事に困らない
景気が回復してきたとはいえ、それでもまだまだ正社員の道は遠いものがあります。
大学4年生が100社以上も面接を受けてすべて落ちたなどという話もザラです。
このように、正社員として働く場合、まず採用されることが難しいという欠点があります。
よほどの高学歴や能力の持ち主ならば選り取りみどりかもしれませんが、それとて、たとえば一度失業してしまうと経歴にミソがつき、次を選ぶのはいくらか難しくなります。
しかし、パートやバイト程度の賃金で生活できるひとは、その心配がありません。
なぜなら、バイトやパートはいくらでも求人が転がっているうえに、採用が非常に簡単だからです。
バイト・パートの採用にそこまで厳しい条件を求める会社は稀なので、面接の受け答えさえ人並みにできれば誰でも、いつでも、どんなバイトにでも大抵は受かります。
ちなみに、40歳、50歳になってもバイトはいくらでもあります。さすがに20代よりは選択肢が狭まりますが、探せばすぐに見つかります。
つまり、バイト。パート生活者は仕事に困ることがないのです。
仕事がなくなる、見つからないという恐怖に怯えることがないのです。
デメリットと世間の評価は?
しかし、もちろんデメリットもたくさんあります。
ざっと考えつくだけでもこれだけあります。
〇賃金が安い。
〇老後が不安。
〇孤独感に苛まれるときがある。
〇病気などで体調を崩したら収入がなくなる。
〇社会的信頼が低い。
最後の『社会的信頼が低い』というのは、タイトルにもある『世間の評価』とも関係していることです。
残念ながら、独身・フリーターは世間から低い評価を受けます。
これは否定することはできません。
なかには冒頭のように『そのひとの人生だから、どう生きようと自由』と言ってくれるひともいますが、そういうひとでも、高い評価をしてくれているわけではありません。
反対に、低い評価をする人の方が圧倒的に多いです。
それは、自由に生きている人間への嫉妬などもあるでしょうが、やはり最大の理由は『無責任』な生き方をしていると思われるからではないでしょうか。
いい年して家族も養わず、仕事も最低限しかしないで遊んで暮らしている…。
このように思われることが非常に多いです。
特に年配の方はそのように判断します。
独身パート・バイト生活者に対する世間の目は、なかなかに厳しいというのが現実なのです。
まとめ 独身・パート人生はメリットもあるがデメリットも多い
独身・パート(バイト)生活者には様々なメリットがあります。
しかし、デメリットも確かに存在します。
そのなかの最大のものが『お金がない』『世間から冷たい目で見られる』の二つでしょう。
こういったメリット・デメリットを天秤にかけて、それでも今の生活の方が心地良いのならば、問題はありません。
しかし耐え切れないと思ったのならば、見切りをつけて就職するなりパートーを探すのもひとつの手段です。
やはり、最後は自分で決めるのが大切だということですね。
それでは、また。
(なお、当サイトでは恋人の作り方等もたくさん紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。たとえばこちら↓)
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