毎日だらだらして自己嫌悪!仕事や休日のやる気を高めるコツとテク!

『仕事中、どうしてもだらだらしてしまって効率が悪い』
『休日にだらだらしてしまって、自己嫌悪してしまう…』

こんな悩みを抱えているひとはいませんか?

確かに、仕事や休日など、やるべきことをさっさと終わらせてしまった方がはるかに効率が良いし、充実もできますよね?

それなのに、ついついダラダラしてしまって、気がついたらノルマの半分もこなせていない。

そんな自分にイライラしてしまって、

『なんで私ってこんなだらしないの?』

と、しだいに自己嫌悪が始まってしまうなんていうのは、よくある話です。

ですが、だらだら癖は簡単に直すことができます。

そこで今回は、

『だらだら癖を直し、自己嫌悪を直すテクニック!』

を、心理学や脳科学の知識も交えてご紹介します!

だらだらしないコツ1 やることリストを作る

目標 リスト

仕事中や休日についだらだらしてしまう人は、

『やることリスト』

を作ることがもっとも効果的です。

やることリストとは、その名のとおり『やるべきことに優先順位を付け、リスト化したもの』です。

ついついダラダラしてしまう人ほど、その日にやるべきことが分かっていないことが多いです。

ただ何となく、『今日は〇〇をしよう』『休みだから掃除しようかな』ぐらいに思っているだけでは、人間はなかなか行動できないのです。

ビジネスの世界には、

『いつか〇〇しよう、という目標は、いつまで経っても叶わない』

という言葉があります。

つまり、『今日は〇〇しようかな』ぐらいの曖昧な考えだと、やる気が湧いてこないのです。

そこで、『やることリスト』を作ります。

方法はいたって簡単です。

『やることリストのつくり方』

1、今日、やるべきことを片っ端からメモ帳に書き出す。

2、すべて書き終わったら、それらに優先順位をつける。

3、優先順位の高いものから並べ替える。

4、一日に何度もチェックし、終わったものから消していく。

これだけです。

たったのこれだけでだらだらは激減し、作業効率が一気にアップします。

ある外国の会社では、毎朝社員たちに『やることリスト』を作らせただけで、業績が倍以上もアップしたというデータもあります。

なぜ『やることリスト』を作るとやる気が高まるの?

なぜ、やることリストを作るとやる気が上がり、だらだらが直るのでしょうか?

その理由は3つあります。

1、思考が整理されるから。

2、目標を何度も脳にインプットするから。

3、達成したリストを消すことで、達成感を味わえるから。

まず、人間の思考というのは、なにもしないでいると非常にゴチャゴチャしていて、整理されていません。

特にだらだら癖が強いひとは、何を、いつまでに、どれくらいやれば良いのかが、まったく分かっていないことが非常に多いです。

そのせいで、『あとでやればいっか』的な思考になってしまい、気が付くとだらだらしてしまうのです。

また、『あれもこれもやらなくちゃいけない』と、混乱してしまって、手が止まることもしょっちゅうです。

しかし、紙に書き出すことによって頭のなかが整理されると、『今はこれをやればいいんだ』と、目の前のことに集中できるようになるので、どんどん作業が進みます。

『目標を何度も脳にインプットする』

というのは、リストを見返すことによって、脳が『これを終わらせなくちゃいけない』と認識するため、やる気が湧いてくるという効果です。

成功者が書いた本にはよく、

『目標を確認する頻度が高いほど、その目標は叶いやすくなる』

と、書いてありますが、まさにそのとおりです。

なんとなく、『今日はこれをやろうかな』と思っている人と、紙に書いた目標を何度も見返して、『今日のノルマはコレ!』と脳にインプットし続けている人では、やる気や作業効率はまったく違ってきて当然です。

ちなみに、『目標は紙に書くと実現する』という法則は、様々な成功者が実践している方法であり、ハーバード大学の実験でもその効果が確かめられています。

ハーバードの実験によると、目標を紙に書いて毎日読み返しているひとたちは、そうでない人たちよりも年収が10倍以上も高くなっていたそうです。

また、達成した目標を手で消すことにより、小さな『達成感』を味わうことができます。

人間の脳は、こういった快感を味わうと『また欲しい!』と思うように出来ています。

つまり、次の『やるべきこと』をやるためのやる気が沸いてくるということです。

こうして、やることリストをひとつずつ消化していけば、一日の終わりには驚く程の『やるべきこと』が達成されているのです。

だらだらしないコツ2 掃除をする

掃除 やる気

だらだらしないコツの2つ目は、

『掃除をすること』

です。

『だらだらと掃除に関係があるの?』

と、思われるかもしれませんが、関係あります。

それどころか、これ以上ないほど密接に関わっています。

なぜかというと、掃除ができていない部屋にいると、人間の脳はどんどん、どんどん動きが鈍くなってしまうからです。

なぜなら、人間は五感から入ってきた情報を脳で処理しているため、情報が多いとそれだけ脳が疲れてしまい、動きが鈍くなってしまうからです。

そして、五感のなかでもっとも情報量が多いのが、視覚情報です。

つまり、目から入ってくる情報です。

言い換えれば、目から入ってくる情報が多ければ多いほど、頭の回転が遅くなるということです。

そして、ストレスを感じた脳は『娯楽』によってストレスから逃れようとするので、ついダラダラテレビを観たり、マンガを読んだりしてしまうのです。

掃除と人生の関係について研究したある本では、いつも忘れっぽく、仕事もまったくできない男性が、毎日の掃除と整理整頓を続けた結果、どんどん物忘れが改善されていき、仕事もスイスイこなせるようになっていった例が紹介されていました。

私自身も、掃除をすることでどんどん頭の回転が早くなり、ダラダラすることがなくなっていったという経験があります。

『成功者の多くは、整理整頓を極めている』

と言われるのはそのためです。

このことについてはこちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ脳と掃除の関係を学んでみてください。

⇒ 掃除で脳が活性化?整理整頓の習慣化で年収UP!メリットややり方も!

だらだらしないコツ3 テレビは最低限に

ついついダラダラしてしまう人ほど、テレビが大好きです。

テレビというのは確かに面白いものですが、観すぎるとかなりのデメリットがあります。

特に大きいのが、

『テレビの中毒性』

です。

テレビを見ると、脳は一方的に情報を受け取り続けるので、しだいに働きが鈍くなってしまい、やめられなくなってしまうのです。

誰でも経験したことがあると思いますが、勉強や掃除をする前に、

『30分だけテレビを見よう』

と思って見始めたら、やめられなくなってしまい、気がついたら1時間、2時間経過していた…なんてこともしばしばありますよね。

このように、テレビには強い中毒性があるので、『やらなければいけないこと』の前に見てしまうと、かなりの確率でだらだらと長時間視聴してしまう危険性があります。

さらに、テレビの長時間視聴は脳に深刻な悪影響を及ぼすことも科学的に証明されています。

テレビを完全に絶つのはなかなか難しいでしょうが、1日の視聴時間を減らすことと、やるべきことを終わらせるまでは観ないというルールを作れば、だらだらする時間を減らすことができます。

だらだらしないコツ4 マイナスな言葉を口にしない

ネガティブ 言葉

最後は、日頃から心がけておきたい習慣についてご紹介します。

それは、

『マイナスな言葉を口にしないこと』

です。

たとえば、

『面倒くせぇ』

『やる気が出ない』

『疲れた』

『時間がない』

などの、聞くだけでモチベーションが下がるようなネガティブな言葉です。

人間の脳というのは、言葉の影響を強く受けます。

悪口を言われれば腹が立つのも、褒められれば嬉しくなるのも、言葉に対して脳が反応しているからです。

実は、これは自分が発した言葉でも同様で、生理学者の佐藤富雄先生などは、

『そのひとがどんな言葉を使っているかで、どんな人生になるのか決まる』

と、おっしゃっています。

つまり、

『やる気がしない』

と口に出していうと、脳は本当にやる気を出さなくなるのです。

『つまんない』

というと、脳は本当につまらないという感情を増幅させるのです。

反対に、

『面白い』

『やる気が出てきた』

などの言葉を口にすると、脳はその通りのポジティブな感情を生み出します。

だらだらしてしまうひとというのは、自分でも気がつかないうちに、普段からネガティブな言葉を口にしているひとが多いです。

ひとの悪口を言ったり、愚痴を言ったり、自分を責めるような発言や思考をしたり…

そういった悪いクセを持っていると、大事なときにモチベーションが上がらず、ついついだらだらと時間を浪費してしまいます。

『口グセと脳』の関係についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

⇒ 口癖で人生が変わる!言葉と脳を使いこなして成功と幸せを掴む方法!

やる気を高めるテクニック

やる気 上げる

次に、やる気を高めるテクニックをいくつかご紹介します。
自分にできそうなものを取り入れてみてください。

寝る前に理想の明日をイメージする

『成功者はみんな、瞑想を習慣化している』

と、言われています。

瞑想と言っても、修行僧が『無の境地』を目指して行うような難しいものではなく、実際にはイメージトレーニングのことです。

たとえば、朝起きたときに、その日一日のやるべきことを頭のなかで映像化し、終わらせてしまったり、夢や目標が叶っている姿を何度も何度もシミュレーションしている成功者はとても多いです。

実際、頭のなかでやるべきことを終わらせている姿を映像化すると、心理的な抵抗が少なくなるので、だらだらしたり先延ばしすることがなくなります。

ですので、やる気をあげるためにも、イメージトレーニングはぜひ取り入れてみてください。

オススメなのが、夜、寝る前に『理想の明日』の映像をありありとイメージすることです。

勉強や仕事など、やらなければいけないことをテキパキと終わらせている自分の姿を、ハッキリと映像化できるようになると、次の日にはその通りに行動できるようになります。

健康的な食事を心がける

やる気が出ないのは、心の問題ではなく体の問題である可能性もあります。

誰だって、風邪をひいたときに勉強や仕事をがんばろうという気持ちにはなれませんよね?

少なくとも、健康なときよりはモチベーションが下がるはずです。

それと同じで、やる気というものは体の状態にとても強く影響を受けます。

そして、日頃の習慣のなかでもっとも体に影響を与えるものが、食物です。

脂っこいものや、調味料の多いもの、塩分の高いものなど、消化器官に負担をかけるものばかり食べていると、知らず知らずのうちに体は疲労し、モチベーションが下がっていきます。

『人間の活動のなかで、圧倒的にエネルギーを使うのは食べ物の消化活動』

と言われるくらい、消化というのは重労働なのです。

やる気を上げたければ、不健康な食事はやめ、野菜を中心とした『胃に優しい食事』を心がけましょう。

睡眠をしっかりと

食事と同じく、やる気を出すためには睡眠も大事です。

現代の日本では、大半のひとが十分な睡眠をとれていません。

そのため、起きているのに脳が完全に覚醒していない状態になり、モチベーションも作業効率も格段に下がってしまいます。

アメリカの有名大学で行われた実験では、毎日6時間以下の睡眠時間で生活している人間の脳は、2日間徹夜した脳と同じレベルにまで機能が下がってしまったそうです。

このように、睡眠不足はやる気や集中力を下げてしまい、『だらだら脳』を作ってしまう危険性が高いので、睡眠はしっかりと取りましょう。

寝る前にテレビを観たり、スマホをいじると睡眠の質が下がってしまうので、寝る一時間前には切り上げるのがコツです。

締切効果でモチベーションアップ!

『やることリストを作る』の項でも触れましたが、人間は『なんとなく、あれをやっておこう』という曖昧な状態ではなかなか行動に移せません。

大事なのは、

『いつまでに、何をする』

という、明確さです。

人間には『締切効果』というものがあります。

夏休みの最後の方や、テスト前になると勉強がしたくなるのと同じで、『タイムリミット』が迫ってくると、一気にやる気が沸いてくるというものです。

これを利用して、『やることリスト』にきっちりとした締切を設定してみてください。

コツは、『少しがんばれば終わらせられるくらいの締切』に設定することです。

あまりにギチギチに締切を設定しすぎたり、逆に余裕がありすぎても、あまり効果がありません。

『ちょっとがんばれば、出来る』

ぐらいの締切が、もっともやる気を生み出します。

ぜひ、締切効果を活用してみてください。

自分にご褒美をあげる

人間は、辛いことは長く続けられません。

なかには歯を食いしばってがんばれるひともいますが、それは多くの場合、『やらなきゃいけない状況』に追いやられているから出来るのであって、普通の人間にはそこまでのモチベーションは維持できません。

ですので、自分にご褒美を与えてあげましょう。

人間の脳というのは単純なもので、

『これを達成したら、こんな良いことがある』

と、わかっていると、とたんにやる気を生み出します。

『数学の問題集を〇ページ終わらせたら、ケーキを食べていい』

『部屋の掃除を終わらせたら、好きなマンガを読んでいい』

『〇kg痩せたら、あの洋服を買っていい』

など、自分がワクワクするようなご褒美を用意しておくと、それだけでやる気が上がります。

『やりたいことをガマンして、頑張る』

というのは、言葉としては美しいですが、実際にはなかなかできないものです。

自分なりのご褒美を用意して、楽しみながら行動した方が、結局は良い結果が生み出せます。

だらだらしてしまうのも、辛いことを我慢してがんばろうとしているから、心が疲れてしまっているだけなのかもしれませんよ。

オマケ だらだら自己嫌悪はなぜ起きる?

自己嫌悪 理由

最後に、『だらだらすると自己嫌悪してしまう』ひとの心理を説明してみたいと思います。

だらだらすると自己嫌悪してしまうひとの多くは、

『規範意識』

が、強すぎることが多いです。

規範意識というのは、

『〇〇でなければいけない』

『〇〇をしてはいけない』

という意識のことで、この場合は、

『サボってはいけない』

『休日は有意義に過ごさなければいけない』

『努力しなければいけない』

というような意識のことです。

こういった考えは、一見すると向上心があり、努力家でもあるので素晴らしいことのように思えますが、行き過ぎると返って悪い結果を生んでしまいがちです。

たとえば、『休日に何もせずに過ごすと、罪悪感が沸いてくる』というパターンです。

この手にひとは、常に『なにかやらなくちゃ』『なにか意味のあることをしなくちゃ』と、想っているので、『なにもしない』ということが許せないのです。

ときには休むことも必要なのですが、『休む=サボる』というような考えになってしまうので、素直に休むことができません。

その結果、気がつかないうちにストレスや疲労を溜め込んでしまい、モチベーションが下がってしまって、

『やらなきゃいけないことが山ほどあるのに、ついダラダラしてしまう。そして、そんな自分を嫌悪してしまう』

という悪循環に陥ってしまいます。

この手のタイプのひとは、どこか『完璧主義』であることが多く、すべてをキッチリ完璧にやろうとしてしまって、結局中途半端に終わってしまうことが非常に多いです。

つまり、何事に対しても、

『〇〇しなきゃいけない』

という意識が強すぎるのです。

自分に厳しくするのは良い事ですが、行き過ぎると結局なにもできなくなってしまいます。

ちなみに、完璧主義者はすべてにおいて中途半端になりやすく、物事を投げ出しやすいとよく言われます。

『〇〇しなければいけない』

という意識を捨てて、できることをひとつずつ片付けていくようにしましょう。

そのためにも、『やることリスト』を作ることをオススメします。

まとめ

いかがでしたか?

『ダラダラして自己嫌悪しないための、やる気を高めるテクニック』

を、ご紹介してみました。

本文でも触れましたが、だらだらして自己嫌悪してしまうひとは、規範意識が強すぎることが多いです。

あれもやらなければいけない、これもやらなければいけないと思いすぎているために、物事の優先順位がつけられず、結局ダラダラしてしまうことが多いです。

ぜひ、『やることリスト』を作り、『やるべきこと』を整理してみてください。

規範意識の強いひとは向上心が強いひとが多いので、コツさえ掴めばスイスイノルマをこなせるようになっていきますよ!

それでは、また。

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