先日、とある知り合いの女性が、
『傷つきやすい女は面倒くさいですか?』
と、尋ねてきました。
『そんなことないけど、なんで?』と尋ねると、『そう言われることが多いから』とのこと。
どうやら世の中には『傷つきやすい女は面倒くさい』と思っているひとが一定数、存在しているようです。
その理由を調べてみましたので、
『自分も面倒くさいと思われているのかも…』
と、思う人はぜひ参考にしてみてください。
目次
傷つきやすい女が面倒くさいと思われる理由
ネットで調べてみると、傷つきやすいひと女性が面倒くさいと思われる理由は、だいたいこのような感じのようです。
〇悲劇のヒロインぶる。
〇傷つきやすい=甘えているだけだから。
〇自分で自分を傷つきやすいと言っていること自体が鼻につく。
〇傷つきやすいのは誰でも同じ。自分だけが特別ではない。
〇私、繊細なのアピールがうざい。
〇傷つきやすいくせに他人を平気で傷つける。
〇自分に自信がない人間は性格が悪いことが多い。
ざっとネットで調べてみただけでも、これぐらいはありました。
このなかで特に目立ったのが、
『悲劇のヒロインぶる』
という書き込みです。
確かに、世の中には『自分は傷つきやすくて、かわいそうな女の子』というような雰囲気を出してくる女性が少なからずいます。
そしてそういう女性に限って、本当は大して傷つきやすいわけでもないのに、『繊細すぎる自分』に酔っているような言動をすることが多いです。
ようするに、ちょっと変わったぶりっ子アイドルのようなものです。
周りの人間はそういう態度を見て、『面倒くせー』と思うのでしょう。
繊細な人ほど他人を傷つける?
また、
『傷つきやすい人間は、平気で他人を傷つける人間が多い』
という意見もありました。
これは、実際私もそう思います。
女性に限ったことではありませんが、自分に自信がなく、いつも他人の評価にビクビクしているような人間は、ともするとすぐに自分よりも劣っている人間を見下したり、バカにしたりしやすいです。
なぜこのようなことをしやすいのかというと、
『他人を攻撃することで、傷つきやすい自分の心を防御したいから』
だと考えられます。
自分の弱さを隠したいから、他人の弱いところを過剰に責めたり、自分がちょっとひとよりも上手くできることを自慢したりするのでしょう。ようは自分を大きく見せたいのです。
傷つきやすい人間のなかには、このような人間が一定数、存在しているために、『傷つきやすいやつは面倒くさい』と思うひとが増えているのです。
自分は特別、と遠まわしにアピールしている?
このように、傷つきやすい人というのは一見、気弱で繊細な感じがしますが、実際はその自信のなさゆえに色々と心に闇を抱えていることが多いのです。
特に女性の場合は、
『傷つきやすい自分は、特別な存在』
と、遠まわしにアピールしたがる傾向があります。
これは、自分に自信がないひとに多い特徴で、『特別な存在でありたい』という願望があるために、自分の弱さを盾にとって『私は特別アピール』をするのです。
『私はこんなに弱くて、みんなから冷たくされているのに、それでも健気に生きている特別な存在なの』
と、ナルシストのような思想になっていくのです。
自分では隠しているつもりですが、周囲の人間は敏感にそういった本音を感じ取り、『なんだこいつ』と、いらだちや嫌悪感を覚えるのです。
『弱い自分』を利用する女は嫌われる
このように、『弱い自分』を利用して目だとうとしたり、特別扱いしてもらおうとしたり、甘えたりする女性は当然、嫌われます。
男性からも『めんどくせー』と思われますが、女性からの嫌われ方はさらに激しくなります。
なぜなら、女性というのは『かわいい子アピール』をする女性が大っきらいだからです。
『傷つきやすいアピール』も言ってしまえばこれと同じことなので、
『私、傷つきやすいの…』
などと、聞いてもいないのにアピールする行為そのものに嫌悪感を覚えるのです。
大事なのは、『傷つきやすいから嫌われる』というわけではありません、あくまでも『傷つきやすいアピール』をするひとが嫌われるのです。
傷つきやすくても、それを表に出さず、がんばって生きている女性はむしろ好かれます。
傷つきやすいアピールは今すぐやめるべき
以上のことから、傷つきやすい女性は今すぐに『傷つきやすいアピール』をやめたほうが良いと言えます。
冒頭でも書いたように、傷つきやすいのは誰でも同じです。
あなただけが特別なわけではありません。
それなのに、ことあるごとに『私は傷つきやすくて…』などと聞いてもいないのに言えば、反感を買うのは当然です。
『傷つきやすいから何?もっと優しくしろって言いたいの?』
周りの女性はこのように思うだけです。
でも、なかには『自分ではアピールしているつもりはないのに、アピールしていると思われてしまう』というひともいるでしょう。
そういう場合は、『傷つきやすい』という言葉を決して口にしないことが大切です。
常識的に考えて、自分が傷つきやすいかどうかなんて、普通は口に出して言いません。言う必要がないからです。
また、たとえ傷ついたとしても、あからさまに傷ついたり、落ち込んでりするのもやめたほうが良いでしょう。
傷つくならば、他人に分からないように心の中だけで傷つけば良いのです。普通のひとはみんなそうしています。
それを、他人から見て明らかにわかるように表情に出したり、態度に出したりすれば、ウザがられてしまうのは当然です。
自分には『〇〇アピール』をしているつもりがなくても、
『こういう言動をすれば、周りはどう感じるか?』
ということをキチンと理解できるのが、大人なのですから。
まとめ
いかがでしたか?
『傷つきやすい女は面倒くさい?』
というお話をしてみました。
もしかしたらショックな内容だったかもしれませんが、今まで自分の無意識の『傷つきやすいアピール』のせいで人間関係を悪化させていたひとには、役立つ情報ではないかと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
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