自己啓発書を読む奴はバカ?〇〇しなければ意味ない&効果も出ない!

 こんにちは、天田です。
 今日は、
『自己啓発書を読む奴はバカ?』
 というお話をしてみたいと思います。

 何やら挑発的なタイトルですが、私が考えたのではなくネット上で見つけた文言です(笑)
 果たしてこの意見が正しいのか正しくないのか、
 自己啓発書マニア(笑)である私なりの考えを述べたいと思います。

自己啓発書は無意味?

 いきなり結論を言いましょう。

『無意味じゃありません』

 それどころか、

『めちゃくちゃ役に立ちます』

 正直、私の人生が今、どんどん良い方向に向かっているのはすべて、自己啓発書のおかげです。
 もしも自己啓発書と出会っていなかったら、私は今でも自分の人生が思い通りにならなくて、のたうち回っていたでしょう。
 

 私が自己啓発書と出会ったのは、20歳のころでした。
 私は中学生のころにとある職業に憧れ、その職業に就くという夢をずっと抱いていました。
 そして高校を卒業するとすぐに一人暮らしを始め、夢を叶えるために行動し始めました。

 しかし、現実はなかなか難しい。
 自分では才能がある、俺ならすぐにプロになれると思っていたのに、現実は夢を叶えるどころか夢にかすりもしないという有様でした。

 そんな日々が続いたある日、私はふらりと立ち寄った古本屋で自己啓発書と出会いました。
 それまでは自己啓発書というジャンルの本があることすら知りませんでしたが、
『夢の叶え方』
 というようなタイトルに惹かれて購入しました。

 そして、夢を叶える方法論や、成功するための物事の考え方などを学びました。

 それ以来、私は自己啓発書を読みあさりました。
 冊数にすれば300冊は読んだでしょうか?

 そして十年以上が経過した現在……
 私は、見事に夢を叶えました。

 それだけでなく、人間としても大きく成長し、人間関係や仕事の面でも大きな悩みを抱えることはなくなりました。

『自分の人生に起きるほぼすべての幸・不幸は、自分の考え方や行動の結果である』

 という、自己啓発書に頻繁に書かれている事実をハッキリと自覚しているからです。
 おかげで誰かを恨むこともなく、自分の不幸を他人のせいにすることもなくなり
(自己啓発書を読む前の私はしょっちゅう他人に文句を言っていたダメ人間でした)
 幸福で安定した日々を送っています。

 美人の彼女とも出会い、公私ともに穏やかで充実した日々を過ごしています。
 (このあたりの詳しい内容はコチラの記事をご覧ください)

 このように、私は自己啓発書によって人生が幸福になったと言っても決して過言ではありません。

『自己啓発書には人生を変える力がある』

 それが私の結論です。

効果が出ないから否定する

 しかし、ではなぜ世の中には今回のタイトルのように、

『自己啓発書を読むのはバカ』
『自己啓発書なんて読んでも意味ない』
『自己啓発書なんかで人生変わらない』

 という意見が多くあるのでしょうか?

 その答えは、非常にシンプルです。

『そのひとたちにとって、効果がなかったから』

 これです。
 これ以外にありません。

 批判する人たちにとっては、自己啓発書は何の効果もなかったのです。
 人生が好転するどころか、つまらない現実のまま。
 だから

『効果があった!』
『幸せになれた!』

 と言って喜んでいる人たちをみると、悔しくなって
『ばっかじゃねーの』
『ただのプラシーボ効果だろ? あったま悪すぎw』

 と嘲笑うのです。

 ようするに
『すっぱいブドウの法則』
 をしているだけなのです。
(すっぱいブドウの法則をご存知ないひとは、ぜひ検索してみてください。イソップ童話が生まれた時代から、人間は変わらず負け惜しみを言う生き物なのだと理解できますよ)

 

人生が変わらないのは〇〇していないから

 では、なぜ批判するひとたちには効果がなかったのか?
 反対に、なぜ私には効果があったのか?

 これもまた、次の一言で説明が出来ます。

『実行しなかったから』

 これです。これ以外にありません。
 まあ、あえてより分かりやすく付け加えるなら、

『実行しなかたったし、実行したとしても、継続しなかったから』

 ということです。

 当たり前ですが、この世のなかに

『知っているだけで効果が出る知識』

 などというものはありません。

 ダイエットで考えてみてください。
 毎年、何十、あるいは何百というダイエット方が考案されています。
 大ブームになるダイエット法もあります。

 しかし、実際に痩せるひとは極わずかです。
 なぜなら、ほとんどのひとはそのダイエット法を実行していないからです。
 実行しても、大抵は最初の三日ほどでやめてしまって、継続していません。
 俗に言う三日坊主というやつです。

 そして、三日坊主でやめてしまった連中の一部がこういうのです。

『あんな方法じゃ痩せないよ』
『あんなダイエット法、嘘っぱちだよ』

 これが自己啓発書を批判するひとたちの招待です。
 実行せず、実行しても継続しなかったがために効果が出なかっただけなのに、
『方法が間違っている』
 と決めつけて批判し、自分を慰めているのです。

 勉強で言えば、三日間、その参考書に書いてある勉強法を試してみて、効果がないからと放り投げてしまい、
『この参考書は嘘を言っている!』
 と決め付けるようなものです。

 しかし、考えてみてください。
 この世に三日や五日、ちょこっと行動しただけで結果が出るものなんてどれだけあるでしょうか?
 試験勉強やダイエット、または仕事での成功など、欲しい成果が大きければ大きいほど、すぐには手に入らないのが普通ではないでしょうか?

 ましてや『実行そのものをしていない』のでは、人生が変わるはずはありませんよね?

ノウハウコレクターの末路

 このようなひとたちを俗に
『ノウハウコレクター』
 と呼びます。

 これは自己啓発書に限った話ではなく、
『勉強なら勉強法の本』
『ダイエットならダイエット法の本』
『仕事なら自己啓発書』

 などのように、
『知識ばかり集めてちっとも実行&継続しないひとたちのことです』

 

多くの人が成功しない理由、それは私たちが大きなウソを教えられてきたからです。それは、

『情報は力だ』

というウソです。
情報や知識は本当の力ではありません。(中略)
パワーを生み出す唯一のものは「行動」だけです。(中略)

あなたが行動しないかぎり、結果は決して得られないのです。

(マイケル・ボルダック著 『目標達成する技術』 フォレスト出版)

 ちょうど今、読んでいる最中の自己啓発書から引用してみました(^ω^)

 このようなことは自己啓発書に繰り返し書かれています。
『読んだだけじゃダメだ』
『行動こそが現実を変えるのだ』

 しかし、多くのひとはその言葉を信じません。
 頭では分かっていても、心のどこかで、
『楽して幸せになれるオイシイ方法があるはずだ』
 と思い、自己啓発書を手に取ります。

 その結果、効果が出ず、
『嘘っぱちだ!』
 と怒ったり、
『あんなのデタラメばっかりだよ。信じてるやつ頭悪すぎW』
 と笑うのです。
(ちなみに人間が誰かをけなしたり嘲笑したりするのは、たいていの場合、怯えているからです。この場合は、自分に効果がなかった方法で他人が成功しているという事実が怖いのです。人間は他人を馬鹿にすることで束の間の安心を得る生き物なのです)

 知識だけを詰め込み、実行しないノウハウコレクターは、結局なにも得ることはありません。

 それどころか、なまじ『成功する方法』を知識として知っているだけに、知らないひとよりも成功者への妬みが強くなってしまう可能性さえあります。
(ネットで自己啓発書読者をバカにしている人たちのように)

 私自信、自己啓発書を最初に読んでから、効果が出るまでには10年近くかかりました。
 しかし私は、それらの自己啓発書で説かれている方法や考え方が間違っているとは一度も思いませんでした。

 なぜなら脳科学、心理学、または著名な芸術家から金メダリスト、大企業の社長から名物町工場の社長まで、言葉は違えど結局同じことを言っていたからです。

『自己啓発書を肯定しているのは、結果を出しているひとたちばかり』
『自己啓発書を否定しているのは、結果を出していないひとたちばかり』

 ここに東大に現役で合格したひとと、偏差値40の中卒のひとがいるとします。、
『勉強の仕方』や
『勉強の大切さ』

 に説得力があるのは、一体どちらでしょうか?
 考えるまでもありませんね?

(もちろん、学歴があれば偉いなどとはこれっぽっちも思っていません。あくまでものの例えですので、あしからず)

 

実行と継続以外に人生を変える手段はない

 結局、人生を明るく幸福なものにするためには
『実行と継続以外にないのです』

 自己啓発書は、そのための方法や考え方を教えてくれるのです。
 決して、
『誰でも楽してお金持ちになれる秘密の方法』
 を教えてくれるわけではないのです。
 というか、そんなものはこの世に存在しません。

 もしも存在していたら、たちまち世界中のひとが成功してしまって、結局、
『全員が成功=みんな同じ経済状況=成功者なんていない』
 という世の中になってしまうだけです。

 たとえば、私が効果を実感した
『引き寄せの法則』
 というものがありますが、
 これだって
『成功した姿を何度も何度もイメージし続ける』
 という努力がいるのです。

 そして、その成功した姿を現実にするために、努力することだって必要なのです。
(ただし、確かに不思議としか言いようのない幸運が訪れることは何度かありましたが。その理由についても引き寄せの法則の記事をご覧下さい)

 自己啓発書というのは、言ってしまえば人生のガイドブックのようなものだと思います。
 使いこなせば旅は快適になり、道に迷うこともなくなって非常に便利ですが、
 そもそも旅に出ようとしない人間には無用の長物です。

 そう考えると、実行と継続が出来ない人間が自己啓発書を読むことは、
 確かに愚かなことなのかもしれませんね。

『悪口とは、自分の弱さやコンプレックスを隠すための大声の言い訳である』
 という言葉がありますが、まさにその通りなのでしょう。


 

まとめ

 いかがでしたか?
『自己啓発書を読む奴はバカ?』
 というお話をしてみました。

 正直に言って、私はバカという言葉を使うのは好きではないのですが、
 あえて挑発的なタイトルにしてみました(笑)

 ノウハウコレクターにならないため、
 そして、実行と継続の大切さを伝えたかったからです。

 なにかのお役に立てたのなら幸いです。
 それでは、また。

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