やる気が出ない原因は食事と運動不足?モチベーションを上げる食べ物

 こんにちは天田です。
 今日はやる気が出なくなる原因は食事と運動不足?
 という内容についてご紹介したいと思います。

食事がやる気を左右する?

 みなさんは食事がやる気に影響を与えると聞いたら驚きますか?
 もしかしたら
『何の関係があるの?』
 とまゆをしかめるひともいるかもしれませんね。

 けど、これが大アリなんですよ。
 以前の記事で
散らかった部屋がやる気を下げる
 ことを脳科学の話を用いて説明しましたが、同じく
『食べ物がやる気に強い影響を与える』
 ことも、すでに判明しています。

 ではどういう食べ物がやる気に左右するかというと、
 ズバリ、糖分です。
 
 なぜかというと脳の栄養素はブドウ糖だけなので、
 これが足りないと一気に脳の機能が低下してしまうのです。

『なんだかボーっとしてやる気が出ない……』
『シャキっとしない』

 というのは脳にブドウ糖が回っていない可能性が高いです。

 ということは、脳に糖分を与えさえすればやる気が出てくるということになりますよね(^ω^)
 とても簡単な話です。
 簡単な話なんですが……ちょっと注意すべきことがあります。

甘いものはやる気を下げる

 脳に糖分を与えればやる気が出るなら、甘いものを食べればいいんだ!
 そう思ってしまう気持ちは分かりますが、残念ながら大間違いです。

 なぜかというと、甘いもの、いわゆるデザートに含まれる白砂糖は
 量が多すぎる上に吸収も早いので、
 あっという間に血糖値を上げすぎてしまいます。

 そうすると体は上がりすぎた血糖値を下げるためにインスリンという物質を
 分泌して、血糖値を下げようとします。

 すると今度はインスリンの効果が強すぎて血糖値が下がりすぎてしまい、
 脳に回るはずの糖分がなくなってしまいます。

 そうなると脳を活性化するどころか見事に逆効果になって、
 ひどいときにはよりいっそうボーっとしてしまったり、
 身動きが取れないほど血糖値が下がってしまうこともあります。

 俗に言う低血糖という症状はまさにこれで、
 甘いものの摂り過ぎによる血糖値の乱高下がひとつの原因だと言われています。

 また甘いものでなくてもご飯やパンなどの炭水化物を食べ過ぎたり、
 塩分の高いものを食べ過ぎても、
 気がつかないうちに内蔵を疲労させてしまい、
 集中力ややる気を下げてしまうことになります。

モチベーションを上げる食事

 ではやる気(モチベーション)を上げる食事とはどういうものなのでしょうか?

 答えは簡単です。
『健康的な食事を腹八分』
 これにつきます。

 ご飯やパンなどの炭水化物を取りすぎず、
 野菜を中心に肉や油っぽいものを少なめにした食事こそ、
 脳のパフォーマンスを最適に保つ食事だと言えます。

 さらに言えば、白米や生成された食パンなども
 血糖値を急激に上げてしまうため、
 出来れば避けたいところです。
 代わりに玄米やライ麦パンなどの精製されていないパンを食べましょう。
 
 これらの食品は血糖値をゆるやかに上げてくれるので、
 長い時間、やる気と集中力を持続させてくれます。

運動不足は無気力を招く

 次に大事なのは運動することです。
 人間を始め多くの動物は運動することによって血液を循環させたり、
 老廃物を体外に排出したりしています。

 運動をしない生活が続くとこれらの働きが行われなくなり、
 体内に毒素が溜まってしまいます。

 そうするといつも体調が悪かったり、
 気分が晴れなくなってやる気が出なくなります。

 さらに運動することによりセロトニンという物質が脳内で作られますが、
 これがやる気を生み出す素になっています。

 逆に言えばセロトニンが不足しているとやる気が低下するということです。
 よくニートのひとが死んだ魚のような目で部屋に引きこもっているような
 映像がテレビで流れますが、あれはセロトニンの不足が原因だと考えられています。

(やる気の素になるものは他にもドーパミンやノルアドレナリンなどがありますが、
  それらは上げすぎると依存性などの別の弊害が現れる危険性があります)

適度な運動がやる気を生み出す

 さきほども書いたようにセロトニンが不足する主な原因は運動不足です。
 ですのでセロトニンを増やすには運動するのが一番だということになります。

 ではセロトニンを増やすのに最も有効な運動は何かと言えば、
『屋外でのジョギングかウォーキング』
 です。

 なぜならセロトニンは太陽の光を浴びることで分泌がうながされる物質であり、
 さらには規則的な運動でも分泌されるからです。

 ようするに爽やかな太陽の光を浴びながら適度な運動をすることが、
 やる気を生み出すのに効果的だということです。

 確かに、よくよく考えてみると
 性格の暗いスポーツマンというのはあまり見たことがありませんよね?

 その理由は、日常的に体を動かしているひとたちはセロトニンが十分に分泌されているためです。
 やる気を出すという目的だけでなく、性格を明るくしたいひとも屋外で運動するとよいかもしれませんね。
(もちろん過度な運動は逆効果ですが)

まとめ

 いかがでしたか?
 やる気を下げる原因のひとつである食事と運動不足について説明してみました。
 
 かつての僕もそうでしたが、ひとはやる気が出ないとついつい
『自分に根性がないからだ』
 と根性論や精神論で自分を責めてしまいがちですが、
 実際はまったく別の理由であることが多いです。
(詳しく知りたいひとはコチラの記事をどうぞ)

 根性論で自分を責めても問題が解決することはありません。
 原因をしっかりと見極め、ひとつひとつ改善していくことが、
 やる気を継続するコツです。

 それでは、また。

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