こんにちは。天田です。
今日はちょっと過激な意見をご紹介します。
『自分が嫌いとか言ってる奴は甘ったれてんだ!
そんな言い訳してるから仕事が出来ないんだよ!」
という意見です。
もちろん僕の意見ではなく、
ネットで『自分が嫌い』と検索したら
チラホラとこういう意見が出てきたので紹介してみました。
今回はそういう厳しい意見に対する僕の考えと、
ついでに仕事が出来るようになるヒントをご紹介しようと思います!
目次
自分が嫌い…は言い訳?
自分が嫌い……と思うのはただの言い訳だ。
ネットのなかにはこのような厳しい意見がたくさんあります。
確かに世の中には、
『自分は何をやってもダメ……』
などと言って
『自分のダメさアピール』
をして、
構ってもらおうとするひとが結構います。
そういうひとは仕事もすぐに他の人間を頼ったり、
ひどいときには押し付けたりします。
これはようするに
『自分はダメで弱い人間なんですよー』
とアピールすることで、
『だからあなたが代わりにコレやって。
私に優しくして?』
と言っているのだと思います。
『自分はダメ人間だから、
あなたたちはもっと私を特別扱いしなければいけない。
そうじゃないひとたちは心が冷たくて優しくない人間だ」
というような本音が隠されているのだと
僕は思います。
実際、
自分はダメ人間ですアピールをするひとは、
ズルくて計算高いひとが多いように思います。
(あくまで僕の経験上ですけど)
でも、それなら
『自分のことが嫌い』
というひともそういう下心があるのでしょうか?
ハッキリ言いましょう。
『ありません』
自分が嫌い……という悩みは、
本当にどうしようもないぐらいに
辛いものです。
自分が好きになれず、
他人も好きになれず、
誰にも必要とされている感覚さえなく、
未来に向かって生きる気力も沸かない。
そんな状態にまでおちいってしまいます。
これを甘えや言い訳だと切り捨てることは、
僕には絶対に出来ません。
誰だって好きで辛い人生を生きているのでは
ないのですから。
(僕の辛い『自分嫌い』時代の記事はコチラ)
だからその他のダメ人間アピールはともかく、
『自分が嫌い……』
だと悩んでいるひとは本当に悩んでいるのだと
僕は確信しています。
自分が嫌いなひとは仕事が出来ない
とはいえ困ったことがあります。
なにかと言うと
『自分が嫌いなひとは仕事が出来ない』
ことが多いという事実です。
いくら彼らが本気で悩んでいるといっても、
仕事が出来ないのでは
『言い訳だ!』
と言われても仕方ありません。
他のひとから見れば、
『悩みがあるのはみんなおんなじなんだよ!
悩んでるからって仕事できなくてもいいと思うなよ!』
と文句のひとつも言いたくなってしまうかもしれません。
すごく厳しいですけど、それが社会というものです。
しかし、
どうして自分が嫌いなひとは仕事が出来ないひとが多いのでしょうか。
これにはキチンとした理由があります。
『生きる気力がないから』
自分が嫌いなひとは強い情熱を持って生きていません。
自分嫌いのほとんどのひとは夢を持っていませんし、
友達なども少数か、またはゼロです。
そのため、どうしたって
『仕事をがんばろう!』
『社会ですごい成果を出してやろう!』
『ビッグになってやろう!』
なんて気力が沸かないのです。
もちろんなかには自分嫌いをバネにして、
『いつかきっと大物になってやる!』
なんて野望を抱いて
バリバリ仕事をこなすひともいるでしょうが、
多くの自分嫌い人間はそんな情熱はもっていません。
ただただ生きるのが辛くて、
楽しいことなんてほとんどなくて、
むなしくて、
さびしくて、
「なんのためにオレ(私)生きてるんだろ…」
的な思考になっています。
これが『自分が嫌い人間』の一番辛いところです。
自分が嫌いだと、生きることそのものに喜びが見いだせないのです。
だから仕事に対しても情熱が生れず、
なんとなく生活費を得るためだけに働いているのです。
さらに自分が嫌い人間はコミュニケーション能力も低い場合が多いので、
職場での意思疎通もあまり得意ではありません。
そのため上司や部下との連携もうまくいかず、
思うような結果を出せなくなってしまいます。
これが
『自分が嫌い人間=仕事が出来ない人間』
のようにネットで言われている根拠だと
僕は思います。
仕事が出来る大人になるには
しかしそんな人生は辛すぎます。
ただでさえ自分が嫌い…というだけでも辛いのに、
仕事もできなければさらに辛い人生になってしまいます。
仕事が出来ないとお給料はもちろん上がりませんし、
なにより職場のひとたちからも役立たず扱いされてしまいます。
さらには会社の経営が悪化したりなんかすれば、
真っ先にリストラされてしまうかもしれません。
あなたが若いならばまだ良いですが、
中年になってからリストラされたとなると、
再就職はかなり困難です。
そうならないためにも、
せめて仕事が出来ない大人というレッテルは剥がしておきましょう。
そのために有効な方法を紹介してみますね。
仕事が出来る人間になると決意する
まずはなにより決心することです。
決心しないことには絶対に変わることは出来ません。
なぜかというと、
人間は自分が思ったとおりの人生を送っているからです。
これは大会社の社長やオリンピックの金メダリストなど、
社会でものすごい業績を残したひとたちはみんな同じことを言っています。
たとえばイチロー選手などは、
小学校の卒業文集に
『将来はプロ野球選手になる!』
とハッキリ事細かく記していました。
他にもゴルフの石川遼選手なども
まったく同じです。
彼らは子供のころにハッキリと
『僕は将来こうなる!』
と決意したからこそ、
あれだけの成績を残すことが出来たのです。
だからもしあなたが仕事が出来ないと悩んでいるのなら、
まずは
『私は必ず仕事ができる人間になる!』
と心の底から決意しましょう。
そうすることで、未来への扉が開かれるのです。
しっかりと計画を練る
仕事ができる大人になる!
という決意はすばらしいですが、
それだけでは不十分です。
なぜかというとただガムシャラにがんばっても、
疲れるだけであんまり成果が出ないということに
なりかねないからです。
そうならないためにはとにかく計画を練ることです。
〇十年後の自分はどうなっていたいか。
〇三年後の自分はどうなっていたいか。
〇一年後は
〇半年後は
〇三ヶ月後は
〇一ヶ月後は
というように、細かく自分の未来を想像していった方が
達成できる可能性はあがります。
というよりも多くの一般人は、
計画をまったく立てないからあまり大きな業績が残せないのです。
ある日はお金持ちになりたいと思ったり、
ある日は普通に気楽に生きられればいいやと思ったり、
ある日はやっぱりお金持ちになりたいと思ったり、
そんなふうに
思考が右にいったり左にいったり
行ったり戻ったりを繰り返してばかりいるので、
結局、そのどちらも手に入らないのです。
気ままな普通の暮らしさえも、
普通になんとなく生きていたら手に入りません。
すぐに生活苦に襲われ、
「どうにかしてよ政府……」
と誰かに助けを求めるのが関の山です。
そうならないためにも、
未来の自分をしっかりイメージしましょう。
やる気を高めるための工夫をする
決意もした、計画も練った。
となれば、あとはやる気を高める工夫をするだけです。
やる気を高める方法はいくつもありますが、
なかでも特にポピュラーなのは
『目標を数値化する』
と
『達成できたら自分にご褒美をあげる』
のふたつではないでしょうか。
ひとつずつ説明すると、
『目標を数値化する』
というのはつまり
『目標が達成出来たかどうか、ちゃんと数字でわかるようにする!』
ということです。
たとえば書類を書くにしても、
『今日は書類を書く仕事をがんばるぞ!』
ではダメで、
『今日は書類を十枚仕上げるぞ!』
と、数字で目標を決めなければなりません。
こうやって数値化しないと
「あれ、今日はどれだけやったんだ?
明日はどれだけやればいいんだ?」
と、自分があとどれだけの仕事をすればいいのかが
分からなくなってしまいます。
砂漠を歩いていても、
あと何キロで目的地の町と分かっている場合と、
あと何キロで目的地に着くかまったく分からない場合では、
前者のほうがはるかにやる気が出てくるはずです。
〇達成できたら自分にご褒美をあげる。
目標を数値化してそれを達成できたら、
キチンと自分にご褒美をあげましょう。
そうすることで脳が
『仕事をするといいことがある!』
とインプットしてくれるので、
ますますやる気が満ち溢れてきます。
そうなればもうこっちのもので、
仕事をするのが楽しくてたまらないぐらいに
なれるかもしれませんよ!
まとめ
いかがでしたか?
自分が嫌いで仕事が出来ない大人のために、
仕事で大活躍するための方法をご紹介しました。
ここに書かれていることを実践して成果をあげれば、
自分に自信がついて自分が嫌いと思うことも
なくなるでしょう。
そうなれば周りの人間からも好かれ、
孤独を脱出することもできるかもしれません。
『自分が嫌いなんていいわけだ!』
などと叱られることもきっとなくなるでしょう。
ぜひ試してみてください。
それでは、また。
ちなみに、
『自分が嫌いなそもそもの原因』を知りたい方は
ぜひコチラの記事や関連記事をどうぞ。
あなたの悩みを解決する手助けになれれば幸いです。
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