こんにちは、天田です。
今回は『やる気が出る言葉』を集めてみました。
どうしてもやる気が出ないときや、
すぐになまけてしまう自分の性格を変えたいひとなどは、
ぜひこれらの言葉を何度も読み返してみてください。
今すぐやる気が出る名言
『有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかりする』
(ジョージ・バナード・ショー イギリスの劇作家)
イギリスでシェイクスピアに次いで上演回数が多いと言われる劇作家、
ジョージ・バナード・ショーの言葉です。
有能な者、つまり立派なひとはキチンと行動するけど、無能な人間は
偉そうなことばかり言って結局なにもしない、という痛烈な言葉です。
これと同じ意味の言葉に、有名な論語の一節
『君子は言に訥にして、行いに敏ならんと欲す』
というものがあります。
君子、つまり偉いひとは言葉は少なくとも、行動が早い。もしくは行動を早くしようと
心がけている、という意味です。
これらの言葉を聞くと、いつの時代も世の中は『行動する人間』が大きな成果を出し、
それ以外の多くは『口だけ立派で何もできない』人間ばかりだということが分かります。
ネット上にあふれる『他人叩き』のコメントを見るとよく分かりますね(笑)
もしもあなたが
『何かを成しとげたい』『
『口だけ立派な無能人間になりたくない!』
と思うならば、この言葉を胸に刻んでおきましょう。
『今を変えなければ、未来は変わらない』
(五郎丸 歩 ラグビー日本代表)
五郎丸選手と言えば、ラグビーW杯(イングランド大会)で南アフリカを打ち破り
日本中を熱狂させた日本代表チームのエースです。
その五郎丸選手が大事に胸に刻んでいるという言葉がこちら。
元々は日本代表ヘッドコーチのジョン・カーワンが
五郎丸選手に言った言葉だそうですが、
五郎丸選手はこの言葉を聞いて衝撃を受けたそうです。
『未来は現在の積み重ねである』
とは昔からよく言われる言葉ですが、まさにその通りだと実感させてくれますね。
私たちはともすれば
『将来はこうなりたいな~』
『十年後はああなってたいな~』
なんて願望を抱きますが、
実際に行動を起こさないことの方が圧倒的に多いです。
『また今度がんばればいいや』
という言い訳を積み重ねていくうちに、
あっという間に十年後の自分が来てしまうもの。
そのときになって、
『あのとき、あれをしていれば……』
なんて後悔しても、もう取り返しはつきません。
そうならないためにも、この言葉をたびたび思い出し、
望み通りの未来を手に入れるための努力をしたいものですね。
『たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える』
(ルター ドイツの宗教改革者)
ルターといえば教科書にも出てくる超有名人。
当時のカトリック教が行った免罪符活動を命がけで批判し、
『聖書に書かれていることが全て!』
といって教会と真っ向から対立して新教(プロテスタント)が生まれる
きっかけを作った人物です。
その彼が残した言葉がこれ。
私も個人的に大好きな言葉です。
『明日世界が滅びても、私は今日リンゴの木を植える』
これはつまり、
『どんな理由があろうとも、今自分がやらなきゃならないことをやれ!』
という意味だと私は解釈しています。
私たちはともすればすぐに
『こんなことやって何の意味があるんだろう……』
『こんなのやってもやらなくてもおんなじじゃないか?』
『もっと価値のあることをやった方がいいのかも』
というように、
『意味のあるもの、価値の高いものにばかり意識がいって、自分のやるべきことを
やらずに投げ出してしまうことがよくあります』
分かりやすい例で言えばダイエット。
『二週間もランニングしたのに、ちっともやせない。
やっぱりあっちのダイエット法に変えようかな」
こんなふうに
『こんなの意味ない』
と決めつけて行動をやめてしまうことが多いです。
でも、ルターの言葉を借りるならば
『やせようとやせまいと、自分がやると決めたのならやれ!』
ということになります。
結果ばかり気にして、意味があるかないかばかり気にして、
自分のやるべきことから目を背けるな、と言いたいのですね。
そしてなにより、
自分のやるべきことを今日キチンとやることが、
大きな実り(りんごの実)となって未来を豊かにすると言いたかったのかもしれません。
批判を恐れない鋼のやる気を出す格言
『お前の道を進め。人には勝手なことを言わせておけ』
(ダンテ イタリアの詩人。神曲の作者)
ダンテと言えば有名な『神曲』の作者であり、
イタリアルネッサンスの先駆けとなった歴史上の偉人ですね。
彼がこの神曲をイタリアの俗語であるトスカナ語で書いたことが、
今日のイタリア語が生まれる大きなきっかけになったことも有名です。
その彼が残した言葉がこちらの
『お前の道を進め。ひとには勝手に言わせておけ』
というもの。
ものすごく勇気をくれる言葉です。
私たちはともすれば他人の目を気にして萎縮してしまうもの。
『こんなことしたら笑われるんじゃないか?』
『こんなことしたらバカにされるんじゃないか?』
『こんなことしたら嫌われるんじゃないか?』
などなど。
私たちはすぐに『他人にどう思われるか』を気にしてしまい、
その結果、結局他のひとたちと同じような生き方しか出来なくなってしまいます。
みんながそうしているから、自分もそうする。
親がこう言ったから、それに従う。
ネットでこう書いてあったから、その通りにしてみる。
他人の目を気にしていたらキリがありません。
なにより、他人の目や批判を恐れて行動せずにいたら、
あとに待っているのは後悔だけです。
そんなときに、このダンテの言葉を背中を押してくれます。
『ひとには勝手に言わせておけ』
他人がどうこう言ってこようと、
自分の人生は自分で決める。
批判が怖くなくなったとき、きっとやる気は湧いてくるはずです。
『行いは私のもの。批判は他人のもの。私の知れたことではない』
(勝海舟 幕末の偉人)
勝海舟と言えば、いわずと知れた幕末の偉人ですね。
坂本龍馬の師匠でもあり、江戸城無血開城の立役者のひとりでもある
日本史上の超有名人です。
その彼が残した言葉がこれ。
さきほど紹介したダンテと同じですが、
より突き放した言い方がいかにも毒舌で有名な勝海舟らしいですね(^ω^)
『オレは行動する。批判なんか知ったこっちゃねーよ』
ようするに相手にする価値もないということです。
勝海舟は他にも
『世の中全部敵の方がいい』
というような大胆不敵な言葉も残しています。
全員敵の方がむしろ闘志が湧いてやる気が出る、という意味のようですが、
これぐらいの反骨精神があるからこそ、
あれだけの偉業を成し遂げられたのかもしれませんね。
『世の中のひとはなにをぞ言わば言え 我が為すことは我のみぞ知る』
(坂本龍馬 土佐藩の藩士)
これまた幕末の偉人である坂本龍馬の言葉です。
日本人が好きな歴史上の人物ランキングなどで必ずといって良いほど
上位に選ばれる龍馬も、やはり
『批判なんか恐れてたら何も出来ぬ!』
ということに気づいたのでしょう。
実際、世の中というものはどんなに良いことをしても
批判をするひとは必ずいるものです。
ボランティアをしても寄付をしても、
『この偽善者!』
と悪口を言ってくるひとは必ず出てきます。
そんなときに、
『批判されたらどうしよう……』
『もうひとに嫌われたくない……』
などと思ったら一歩も勧めません。
私自身も他人に悪く言われることはやっぱり良い気分はしませんが、
それでも、やらなきゃいけないことは批判を恐れずにやろうと
胸に決めています。
そんな勇気とやる気をくれるのが彼らの言葉です。
やる気スイッチを押してくれることわざ
『Better late than never』
(やらないより、遅い方がマシ)
ちょっと忘れてしまいましたが、外国のことわざです。
意味はようするに
『たとえ結果がちょっと悪くなったって、やらないよりよっぽどいい』
ということ。
私を含め多くのひとはすぐに『完璧主義』になってしまいます。
『今更こんなことやったって勝てない』
『今からじゃどうせ間に合わない』
『もう大した結果は出せない』
という具合に、
『最高の結果が出ることしかやりたくない』
という気持ちになることがあります。
そして結局は
『最高の結果が手に入らないならやらないほうがいい』
という考えに陥り、行動することそのものをやめてしまいます。
しかしこのことわざがいうように、
『やらないよりはやったほうがはるかに良い結果がやってくる』
のだということを知っておけば、途中でやめたり最初から諦めることは
なくなるかもしれません。
『牛の餌を惜しむ者は、牛のゲップを少なくする』
(アフリカのことわざ)
何年か前にテレビ番組のアフリカロケで耳にした言葉です。
一見すると意味がわかりにくいですが、ようするに
『投資を惜しむと収穫が少ない』
ということ。
牛のゲップがどうして収穫なのかは不明ですが、
これもまた世の中の真理をついていると思います。
今日、努力したからこそ、未来が豊かになる。
今日、努力しなければ、未来は貧しくなる。
そういうことを教えてくれることわざです。
まとめ
いかがでしたか?
やる気が出ないときに読みたい
『やる気の出る名言、格言、ことわざ』
を紹介してみました。
人間ですから誰だってやる気の出ないときはありますよね。
そんなときにこれらの偉人の言葉・ことわざに触れることで、
やる気を出すことが出来るかもしれません。
ぜひ何度も読み返してみてください。
(もっと効果的なやる気の出し方を知りたい方はこちらの記事をどうぞ)
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