生きるのが辛い時に読む本!不安や無気力の対処法と克服法を学ぼう!

こんにちは、天田です。
 今日は、
『生きるのが辛い時に読む本!』
 と題して、
 私の人生に大きな影響と希望を与えてくれた本をご紹介します。

 今現在、生きるのが辛いと悩んでいるかつての私のような方が、
 ぜひこれらの本を読んでみてください。

 きっと、悩みなんて一瞬で吹き飛んでしまいますよ!

『自分に気づく心理学』 加藤諦三(php研究所)


 この本は私にとって
『人生の一冊』
 と言えるほどのインパクトを与えてくれた本です。

 のちに紹介する
『成功の実現』
 という本と並んで、
 私が特に力を入れてオススメしたい一冊です。

 題名の通り、心理学の本です。
著者の加藤諦三先生は現早稲田大学の名誉教授でもあり、心理学者としてラジオの人生相談コーナーを数十年にも渡って務められている方でもあります。

この本のすごいところは、
『自分の身の回りにいる性格の悪い人』
 の正体を見事なまでに教えてくれることです。

『どうしてこのひとはこんなに自己中心的で非常識なんだろう』
『どうしてこのひとは私に対してこんなひどいことをするのだろう』

 というふうに
『嫌な奴』
 に悩まされたことは誰でもあると思いますが、
 私たちが苦しむ原因は
『なぜ、そのひとがそういうことを言うのか。そういうことをするのか』
 が分からないからだと言えます。

 しかしこの本を読めば、
『なるほど! 非常識な言動をするひとの裏にはこんな本音が隠されていたんだな!』
 と理解することが出来ます。
 
 するとどうなるかというと、
『人間関係で悩むことが少なくなります』

人間が理解できるようになる

 人間関係で困ってしまうのは相手が理解できないからです。
 相手が何を考え、どうして欲しいのかが分からないから困ってしまうのです。

 しかしこの本を読んで相手の本音と正体を知れば、
 対処法はなんとなく分かってきます。

 特に感銘を受けたのは
『世の中には、肉体の年齢が60歳でも、中身が3歳の大人がたくさんいる』
 ということでした。

 子供時代に十分な愛情を与えられず(願望を満たされず)体だけが成長した人間は、
 精神が子供時代から成長しないまま大人になってしまう。
 そのため、子供時代に満たされなかった欲求を満たそうとしてしまい、
 自己中心的な言動を取ったり他人を攻撃してしまうというものです。

 分かりやすく言うと、
 肉体50歳、精神年齢3歳の中年上司が、
『なんで俺の言うことが聞けないんだ!』
 と怒鳴るのは、
 小さな子供が、
『やだ~! あれやってよ~! あれ買ってよ~! あれ食べたい~!』
 と泣き喚いてワガママを言うのとまったく同じだということです。
 そして、本人はそのことに気づいていないのです。
  
 困った人間であることは変わりありませんが、
 ただの子供のわがままだと分かれば、
 こちらも気持ちに余裕が出てきて受け流せるようになります。
 

自分の性格の原因が分かる

しかしそれ以上に私がこの本で感動したのは、
『自分がなぜこんな性格なのか、その原因が分かる』
 ということです。

 私は昔から傷つきやすく、
 また他人の顔色を伺って生きるタイプの人間でした。

『こんなことを言ったら嫌われないだろうか……』
『こんなことしたら変に思われるかも……』

 それでいて、表にはあまり出さないけれど実は怒りっぽく、
 他人の言葉にすぐに傷ついたり怒ったり、落ち込んだりを繰り返していました。

 そのうえさらに、自分に自信がなくていつも劣等感に苦しんでいました。

『なんでオレってこんな性格なんだろう。もっと明るくて強い性格だったら良かったのに』
『オレってダメな人間だな』

 そんなふうに思いながら生きていました。

 しかしある日、ふと立ち寄ったコンビニでこの本を見かけ、
 なんとなく買って読んでみたところ、目からウロコが落ちました。
「そうだったのか!」
 と本当に声を出して納得してしまいました。

 内容についてはあまり詳しく語れませんが(感動が薄れますので)、

『親や家庭環境が恵まれていなかった人はぜひ読んでみてください』

 自分の悩みの原因、
 自分の生きづらさの原因や責任が一体誰にあるのか。
 誰のせいでこんなに辛い人生になってしまったのか。
 そのすべてが分かります。

 それが分かれば、これまでのように必要以上に自分を責めることも、
『自分はダメな人間だ……』
 と自己嫌悪に陥ることもなくなります。

『あなたの人生が辛いのはあなたの責任ではない!』
 ということを、
 この本が教えてくれるからです。


活字になれていない人にはマンガ版がおすすめです!


成功の実現 中村天風(日本経営合理化協会出版局)


 こちらは心理学の本ではなく、いわゆる
『自己啓発本』 
 と呼ばれるものです。

 分かりやすく言うと、
 自分の人生を良くするための知恵が詰まった本ということです。

 私はこれまでに300冊ほどは自己啓発本を読んできましたが、
『最高の一冊』
 を選ぶとすればこの本になります。
(心理学の本を入れれば、さきほどの『自分に気づく心理学』と良い勝負ですが)
 
 著者の中村天風氏は昭和を代表する哲学者で、

『あの松下幸之助さえ弟子にしていたほどの偉大な人物です』

 さらにauの生みの親である稲盛和夫会長が、
『わたしの座右の書』
 としてこの本を紹介しているほどです。

 この本の内容は一言で簡単に説明するなら
『心を明るく前向きに作り変える超簡単な方法』
 ということです。

 天風先生は日本人で初めて本格的なインド哲学を直伝されたひとであり、
 人間の心の仕組みを生涯に渡って研究された方で、

『どうすれば人間は幸福に生きられるのか』
『それには心を明るく積極的なものに作り替えなければいけない』
『ではどうすれば心を作り替えられるのか』
『精神論ではなく具体的な方法はないのか?』

 ということを考え抜き、
 ついにはその方法を見つけて大勢のひとに教えました。
 
 その内容がすべて書かれた本が、この本です。

不安は打ち消せる。心は作り替えられる。

 私たちはすぐに傷つきます。
 悩んだり怒ったり、落ち込んだりします。
 それが人間であり、人生なんだと思ってしまっているところがあります。

 でも、それは大間違いなんだと天風先生は言います。

 現代社会の多くの人間が同じように心が弱いから、
 それが当然のように思っているだけ。
 人間は本来、もっと気楽で楽しく生きられるように出来ている。
 
 でもそれが出来なくなってしまった理由は、
 育った環境やマスコミから受けるマイナスの感情や言葉によって
 心が汚れ、弱ってしまったから。

 その汚れを取りさえすれば、
 誰だって心が明るく、積極的になれる。

 ということが書かれています。

 
 しかしこの本が本当に素晴らしいところは、
 これだけで終わらないところです。

 多くの自己啓発書は
『もっと前向きに生きろ!』
『ポジティブになれば人生がうまくいくんだ!』

 とは書いてありますが、
『じゃあどうすればポジティブになれるの?』
 という疑問については何も書かれていないものが実に多いです。

 しかし、この本はそのための具体的な方法が書いてあります。

 さらに天風先生は、
『不安や傷つくことがあったときに、それを即座に打ち消す方法』
 もこの本のなかで紹介しています。

『クンバハカ』
 という、インドのヨガの奥義のひとつです。
 それは心がショックを受けたときに体のある部分に力を入れることなのですが、
 医者でもあった天風先生らしく、
 その理由と効果の説明も実に明快です。

 この本に書かれていることを実践し続けていけば必ず幸福になれると、
 私は確信しています。

 ……ただ、ひとつ難点を上げるとすれば、
 値段が非常に高いということです。

 なんとこの本一冊で一万円もします。
 
 しかし少なくとも私にとってはそれ以上の価値がある本でしたので、
 自信を持ってオススメします。

『大きな投資をすれば大きなリターン(成果)を得られる』
 
 これはビジネスの常識ですが、
 人生においてもそれは同じなのだろうと私は思います。

 自分の性格を作り替えたい、
 心を明るくしたいと思っているひとはぜひ、
 購入を検討してみてください。


まとめ

 いかがでしたか?
『生きるのが辛いときに読む本』
 として、
 私の人生に大きな影響を与えてくれた二冊を紹介してみました。

 私は、本を読まなければ人生を幸福に生きることは極めて難しいと思っています。
 どれだけ自分のなかで考えて、
 悩んで悩んで悩み抜いても、
 自分の人生経験だけでは答えが見つからないことの方が圧倒的に多いです。

 しかし本を読めば、
 著者が一生をかけて体得した知恵を一瞬で身に付けることが出来ます。
 それこそ成功の実現に書かれた
『自分の心を明るく前向きに作り変える方法』
 なんて、
 私は一生かかっても発見できなかったでしょう。

『本を読めば人生が光り輝く』
 
 大げさかもしれませんが、私はそう思っています。

 生きるのが辛いと悩んでいるひとは、ぜひ今回紹介した二冊を読んでみてください。

 それでは、また。

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