突然ですが、私は劣等感の塊のような男でした。
成績も良くない、スポーツもダメ、見た目も冴えない…
おまけに根性もないので何をやっても長続きしない。
そんな自分がイヤでイヤでたまらないのに、自分を変えるための努力はできない…。
そんな男でした。
もちろん、そんなダメ男が女性にモテるわけなく、30歳を過ぎても一度も女性と付き合ったことはありませんでした。
まさに、
『どん底人生』
です。
でも、そんな私も今や美人の奥さんと結婚し、子供にも恵まれ、仕事も順調。
毎日毎日、希望の溢れた日々を送っています。
もちろん、自己嫌悪なんて今やこれっぽっちもありません。
なぜなら、私は『劣等感』を自力で克服したからです。
今日は、私が劣等感を克服した方法と体験談の一部をご紹介したいと思います!
劣等感(コンプレックス)が強いと人生は辛すぎる!
冒頭でもお話したように、私は劣等感の塊でした。
容姿も頭脳も運動神経も、性格も能力もすべてが人より劣っている…そのように考えていました。
特に高校生ごろから深刻になってきたのが『コミュニケーション能力』で、20歳になったころにはまともに会話もできないぐらいでした。
誰かと話そうとしても、ボソボソと小声になり、俯いてしまって、まともな会話ができないのです。
そのくせプライドだけは高くて、他人にヘラヘラすることもできず(よくよく考えると、無意識にヘラヘラしていたかもしれませんが)、いつも孤立していました。
夢はありましたが、自分に自信がないせいでちっとも行動が継続できず、いつまで経っても結果が出せない。
そんな二十代だったので、歳を取るたびに、劣等感が強くなっていきました。
『なんで僕だけこんなダメなんだろう…』
と、思うこともしょっちゅうでした。
そう、劣等感が強すぎると、人生はどんどん辛くなっていくのです。
自分だけが劣っているような気がしますし、ときには消えたいと思うことすらあります。
自分のことを『失敗作』だと思うこともしょっちゅうでした。
劣等感=傷つきやすい!
劣等感が強くてなによりも辛かったのが、
『傷つきやすい』
ということです。
そうです。劣等感が強い人間は傷つきやすいのです。
なにしろ自分は劣っていると思っているので、他人の言葉にいちいち傷つきます。
『え? 彼女いたことないの?』
だけで傷つきます。
『なんでこんなことも出来ないの?』
で、消えたくなります。
『友達いないの? かわいそー』
で、めちゃくちゃ腹が立ちます。
でも、その後で傷つきます。
このように、私のような劣等感の塊人間は、他人の言葉にいちいち傷つくのです。
心の平穏というものがまったくありません。
あるのは、他人と関わらない自分の家のなかにだけ。
だから、劣等感が強い人間はどんどん引きこもりがちになっていきます。
私も例に漏れず、そうなっていきました。
すると、今度は寂しさを感じるようになっていきました。
『寂しい』
『誰かと会いたい。仲良く遊びたい』
『けど、傷つくから嫌だ』
このような負のループに陥っていったのです。
20代前半はまだそれほど孤独感は強くなかったのですが(たまに感じるくらい)、二十代後半ぐらいから寂しさが顔をのぞかせる頻度が高くなっていきました。
当然、人生はさらに暗く辛いものになっていきました。
私は劣等感を克服する決意をしました。
劣等感の克服方法
劣等感の克服するために私がしたことは、たくさんあります。
詳しくは最後にご紹介する私の『劣等感克服体験談』で詳しく説明していますので、そちらを読んで欲しいのですが、ひとつだけ紹介するならば、
『心の仕組みを勉強すること』
でした。
なぜ、他の人たちはあんなに心が前向きなのか?
どうすれば劣等感が克服できるのか?
そもそも劣等感を克服することは可能なのか?
幸せに生きているひとの共通点は?私と習慣や思考の違いは?
そもそも、性格とは何なのか?どうやって出来上がるのか?
明るい性格と暗い性格を分ける原因・出来事・環境とは何か?
というようなことを、一生懸命に学びました。
そして、自分なりに『人間の心』というものを理解しました。
その結果、自力で劣等感を克服することに成功したのです。
そう、劣等感の克服方法は、
『心の仕組みを学ぶこと』
だったのです。
これをせずに、いくら頭で、
『劣等感を克服しよう!』
『自信を持っていきよう!』
『他人の言葉は気にしない、相手にしない!』
と、言い聞かせたところで、意味がありません。
なぜなら、『どうして自分がこんなに劣等感の塊なのか』『他人の言葉にすぐ傷ついてしまうのか』、その原因を理解していないからです。
ですので、劣等感を克服したいひとは、
『心の勉強』
を、することをオススメします。
傷つかないコツは?
劣等感が強い状態だと、すぐに他人の言葉に傷ついてしまいますよね?
他人は悪口のつもりで言ったわけではなくても、自分のなかの劣等感を刺激されて傷ついてしまうこともあります。
劣等感が強い人間は、他人の『悪意のない言葉』でさえ傷ついてしまうのです。
それくらい、心が弱いのです。
では、どうすれば傷つかなくなるのか?
これにはたくさんの方法がありますが、オススメなのが、
『アファメーション』
という自己暗示方法です。
これは『囁きの自己暗示』と言われる方法で、私たちも実は無意識によく実行しています。
どういうことかというと、自分で自分を勇気づけたり、慰めたりするのです。
たとえば、なにか嫌なことがあったときに、
『大丈夫、気にすることない』
『平気平気。大したことじゃない』
と、自分で自分をフォローしてあげるのです。
これは、脳科学者などもよく推奨している方法なので、オススメです。
ただ、普通のひとは傷ついたあとや腹が立ったあとなどに無意識で使っていますが、『傷つきたくない人』は、もっと有効活用していきましょう。
その方法とはズバリ、
『傷つく前に呟く』
というものです。
つまり、普段の何気ないときから『オレは心が強い』『傷つかない』と、自分に対して呟くのです。
医学博士であり理博士でもある佐藤富雄先生は、『口ぐせ』によって性格や人生が変わることを本の中で繰り返し説いています。
なぜかというと、人間の脳は『繰り返された情報』を重視するからです。
簡単に言えば、『オレは心が強い』『オレは心が強い』とつぶやき続けていると、しだいに本当に心が強くなるということです。
これは、プロスポーツ選手なども試合前によく使っているテクニックなので、ぜひ試してみてください。
ただし、繰り返さなければ効果は一時的なもので終わってしまいますので、継続することが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
『劣等感の塊だった男が辛すぎる人生を克服した方法!傷つかないコツ!』
というお話をしてみました。
劣等感というのは、実は根拠なく他人と比べて『負けている』と思っていることが多いです。
その理由は、『自分を過小評価し、他人を過大評価するから』だと言えます。
ならばなぜ自分を過小評価・他人を過小評価してしまうのか?
劣等感の正体はなんなのか?を知るためには、『そもそも心とはどういうものなのか?』『何が原因で性格が決定するのか?』を知らなければいけません。
劣等感を克服するには、心を理解することが一番、効果的なのです。
ぜひ、参考にしてみてください。
※もっともっと具体的に劣等感の克服法を知りたい!コンプレックスの正体を知りたい!という方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
私が劣等感を克服し体験談を、余すところなく公開しています!
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