嫌われる勇気(ドラマ)元ネタはアドラー心理学?目的論の意味を解説


 こんにちは、天田です。
 現在、フジテレビで放送中のドラマ
『嫌われる勇気』
 をご存知ですか?

 印象的なタイトルから観始めた方も多いと思います。
 放送をご覧になった方ならもちろんご存知だと思いますが、
 この作品の元ネタは
『アドラー心理学』
 です。

 作品のなかで解説されているのでもちろん知っている…とは思いますが、
 意外と理解できないことも多いと思いますので、
 私が代わりに分かりやすく、簡単に説明してみたいと思います(^ω^)

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嫌われる勇気はアドラー心理学が元ネタ?

 さきほども書いたように、
 ドラマ
『嫌われる勇気』
 はアドラー心理学が元ネタです。

 原案は同タイトル
『嫌われる勇気』(岸見一郎 古賀史健 ダイヤモンド社)
 という本で、

 この本がベストセラーになったことがきっかけで
 日本にアドラー心理学ブームが巻き起こりました。

 心理学というと日常生活とはかけ離れていて、
 私たち一般人には子供のころ休み時間に読んだ子供向け心理学テストの本くらいしか
 付き合いがないもののようなイメージがありますが、
 このアドラー心理学は違います。

 私たちの日常的な悩みを解決する方法や考え方を教えてくれる!
 ということで評判になり、
 ついにはドラマ化してしまうほどの大ブームを巻き起こしたのです。
 
 心理学がドラマになるなんて、
 考えてみるとものすごく珍しいことですよね(^ω^)

 それはつまり、
 それくらいアドラー心理学が現代日本人の生活に役立ったということです。

 

嫌われる勇気の意味

 では具体的に嫌われる勇気というのはどういう意味なのでしょうか?
 
 これはもう読んだまんま
『嫌われる勇気を持とう』
 ということです(笑)

 いえいえ、冗談で言っているわけじゃありません。
 本当にそういう意味なんです。

 なぜなら、私たちの多くは
『他人に嫌われることを恐れすぎている』
 ために、
 色々なストレスを抱えたり
 悩んだりしているわけです。

 相手が間違っているのに従ったり、
 やりたくもないことを嫌々続けていたり、
 愛想笑いをして生活しているのもすべて
『他人に嫌われるのが恐いから』
 です。

 そんな私たちに、アドラー心理学は、
『他人の顔色なんかうかがうな!』
『自分のやりたいことをやれ!』

 と、力強く言ってくれているわけです。
 なんだか元気が出る気がしませんか?

何をしてもいいというわけではない

 ただし、ここで大事なことがあります。
 他人の顔色をうかがうな、
 嫌われることを恐れずに自分のやりたいことをやれ!
 と言ってくれているからといって、

『他人に迷惑をかけていい』
 と言っているわけではないということです。

 もしそんなことになったら、
 世の中大変なことになってしまいますものね?

 アドラー心理学が言っているのはあくまでも
『自分が正しいと思ったことならば、他人に嫌われることも恐れずに実行しろ』
 ということです。

 
 自分が正しいと思ったこととは、分かりやすく言えば
『他人に迷惑をかけない』
 ことや
『社会の役に立つこと』
 といったものです。

 たとえば、ボランティア。
 ボランティアをするのは誰が考えても素晴らしいことです。

 だけど世の中にはひねくれたひとも大勢いますので、
 ボランティア活動をしているひとに向かって

『けっ、偽善者が』
『そうやって善いひとぶって自分に酔ってるんでしょ?』

 などと、心無いことも言ってきます。
 
 こんなとき、
『他人に嫌われるかもしれない。悪く思われるかもしれない』
 と思って怯んでしまったら、
 せっかくの
『ボランティアをしたい!』
 という気持ちが失われてしまいます。
 最悪、本当に何も行動せずに終わってしまうかもしれません。

 でもそんなとき、
 アドラー心理学の教えである
『嫌われる勇気』
 を思い出せば、
 行動できるかもしれません。

『悪口を言うひともいるかもしれない。
 だけど、ボランティアをすれば喜んでくれるひとはもった大勢いる。
 だから私はボランティアをする!』

 と判断することが出来ます。

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ドラマの欠点? 共同体感覚の欠如

 このようにアドラー心理学では
『嫌われる勇気』
 の大切さを説いています。

 ドラマももちろんこのことが意識されて作られています。

 しかし実はこのドラマ、
『日本アドラー心理学会』
 から
『こんなのアドラー心理学じゃない!』
 
 と批判されていることはご存知ですか?
 ついには脚本の書き直しや放送中止を求める手紙まで
 送られてきたほどです。

 なぜそんなことになったのかというと、
 主人公の女性のキャラクター設定に無理がありました。

 主人公は超優秀な刑事で、
 次々と難事件を解決していくキレ者ですが、
 他人への優しさや共感意識が低く、
『それは私の課題ではありません』
 などといって、
 周りとの協力や他人の意見を拒んだりします。

 これは言ってしまえば、
 さきほども言ったような
『間違った嫌われる勇気』
 なんじゃないかと指摘されたわけです。

 アドラー心理学はあくまでも
『共同体感覚』
 を大切にする心理学です。

 ようするにそれぞれ欠陥はあるけど、みんな仲間、みんな同じ人間だと理解しよう、
 という考えです。

 ドラマの主人公である女性刑事にはその考えが欠けているのではないか、
 という批判です。

 これもこれで納得のいく理屈ですよね?
 難事件を解決するためならば何をしても良いのか、
 自分勝手が許されるのか、ということです。

 もちろん、
『事件が解決して社会が平和になるのだから良い』
 という考えもありますし、
『だからって協力したり意見を聞いたりする努力は必要』
 という考えもあります。

 このあたりのバランスを保ちつつ
『嫌われる勇気』

 を持つことが大切なのだと、
 私は思います。

まとめ

 
 いかがでしたか?
 嫌われる勇気について簡単に説明してみました。
 ドラマは賛否両論、
 どころか批判の方が多いようですが、
 内容はともかく
『アドラー心理学の説明が分からない』
 ということで困っているひとのために、
 分かりやすく説明してみました。

 これを機会にアドラー心理学を学んでみるのも良いかもしれませんね。

 それでは、また。

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