以前、とある中国人の知り合いがこんなことを言っていました。
『休みの日に一日中家にいるなんて変。頭がおかしい』
休みの日は一日中家で過ごす、いわゆる『休日引きこもり』のことです。
こう言われたときは『そうかなあ…』と思ってのですが、なるほど、友達がたくさんいて休みの日は活発に外で遊びまわっているひとたちから見たら確かに変に見えるのかもしれません。
そこで今回は、『休日引きこもり人間』の特徴と、友達がいない人生は果たして良いのか悪いのか、悪いならばどう改善すれば良いのかを書いてみます。
休日引きこもり人間の特徴と原因
まずは休日引きこもり人間の特徴をざっと挙げてみます。
〇人付き合いが苦手。
〇ひとりで時間を過ごすことが好き。
〇趣味がインドア。
〇人見知りもしくは自分の意見をハッキリ言えない。
〇仕事が忙しい。
〇彼氏・彼女がいない。
〇日光を浴びると溶ける。
最後のは冗談として(笑)
基本的にこんな感じだと思います。
これらを分かりやすく分類すれば、以下の三つになります。
『人付き合いが苦手な性格』
『ひとりが好き』
『疲れている』
つまり元々、他人とコミュ二ケーションを取るのが苦手なのか、はたまた苦手ではないけど一人が好きなのか。でなければ単純に疲れているから休日はのんびりしたい、ということです。
特に社会人は、休日のんびりしたい派が多数を占めているのではないでしょうか?
友達いないのは楽しい?or寂しい?
休日に出かけないということはおおくの場合、友達がいないということになります。
もちろんオンラインゲームなど、家のなかでも友達と交流しているのならば話は別ですが、そうでない場合、休日引きこもり人間は基本的に友達がいないと思います。
では、果たして友達がいない人生は楽しいのでしょうか?
それとも寂しいのでしょうか?
もちろん、『人それぞれ』ですよね(笑)
このブログでは『友達を作る方法』のような記事をいくつも書いていますが、だからといって『友達がいない=ダメな人生』とはこれっぽっちも思っていません。
自分が満足していて、他人に迷惑をかけないのであればどんな生き方をしていようと個人の自由だという主義のもとに執筆しています。
でも、世の中には残念なことに、冒頭の中国人のように『休日に家にいるなんて頭おかしい』とか『友達いないなんてかわいそうな人生』という目で見てくるひともいます。
そんなとき、胸を張って『私はひとりが好き。今の人生で満足している』と言えるのであれば問題はありませんが、実際は傷ついたり腹がたったりしてしまうこともあると思います。
それどころか、満足していたはずなのにふと、『やっぱり友達と遊びに行ったりした方がいいのかな…』なんて感じることもあるかもしれません。
ひとりが好きな人間だって、ときには誰かと一緒にいたいと思うこともあるのですから。
もしも寂しいと感じるならば
もしもあなたが心の底で『休日引きこもりは寂しい』と感じているのならば、今すぐ行動を起こすことをオススメします。
なぜなら、休日引きこもりはいつまで経っても生活に変化が現れないからです。
一年後も三年後も、十年後も今と同じような生活が続きます。
引きこもっていたのに気がついたら友達や恋人が出来ていた、ということはなかなかありません。職場や学校で幸運な出会いでも訪れない限り可能性は皆無です。
ですので、『友達が欲しい』、『たまにでもいいから休日に友達とでかけたい』と思うならば、今すぐに行動を起こしましょう。
そのための方法はこちらに書いてあります。
関連記事 『友達いないひと必見!休日の過ごし方を変えれば超簡単に友達は作れる』
寂しいと感じないのならば
しかし、もしもあなたが『休日引きこもり最高!友達なんていなくても寂しくなんてまったくない』と心から思っているのであれば、無理して生活を変える必要なんてありません。
さきほども書いたように生き方は人それぞれです。
友達がいれば幸せで、いなければ不幸せなんてことはありません。ひとりで楽しく生きている人もたくさんいます。
ただ、ひとつ注意していただきたいのが、『今はひとりが好きでも、二十年後も同じように思っているかどうかは分からない』ということです。
人間は肉体の衰えとともに不安が増していきます。
今は体が若くひとりでも何の不安も感じていないかもしれませんが、50歳、60歳に近づいてくるとだんだん『ひとりが寂しい』『気軽に話せる友達や知り合いが欲しい』と思い始めることもあります。
しかしそれでいて、高齢になってから友達を作ることはなかなか困難です。特に男性は難しいようです。
近年、友達が欲しいけど出来ないということで悩んでいる老人が多いとテレビで特集していましたが、若い頃に人付き合いをしてこなかった結果でしょう。
ひとりで生きていると孤独死や突然死のリスクが高まります。ある統計によると独身者は既婚者よりも8年寿命が短いというデータがあるそうです。理由は孤独のストレスもありますが、なにより『突然の発作で倒れたときに、誰も気づいてくれない』からです。休日引きこもりのひともこの可能性は十分にあります。
生き方は自由ですが、自由にいつまでも楽しく生きるためには、なにかあったときに助けてくれる知り合いのひとりぐらいは作っておいた方が良いのかもしれませんね。
まとめ
今回の話をまとめるとこんな感じです。
〇休日引きこもりが寂しいのならば友達を作る努力を始める。
〇寂しくないのならば問題なし。だけど突然死や孤独死を避けるために仲の良い知り合いぐらいは作っておいて損はなし。
生き方は人それぞれ自由です。休日をどう過ごそうが他人に文句を言われる筋合いはありませんよね?
でも、今の生活が十年・二十年続いたときも同じように満足していられるかどうかは分かりません。たまにはちょっとだけ未来のことを考えて、『やっぱり生き方を変えるべきか』『このままで全然OK』かを見つめてみるのも良いかもしれませんね。
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