『どうして自分はこんない気が弱いんだろう…』
『なんで自分はこんなにメンタルが弱くて傷つきやすいんだろう…』
こんな風に思ったこと、ありませんか?
確かに、人より傷つきやすかったり、落ち込みやすかったりすると、人生辛いことばかりになってしまいますよね?
そこで今回は、
『気を強くする方法! 傷つきやすい性格を変えるコツ』
というお話をしてみたいと思います。
気を強くする方法1 運動
気を強くする、メンタルを鍛える方法で、私がもっともおすすめするのが、
『運動する』
ということです。
『運動するのと、メンタルを鍛えるのは違うのでは?』
と、思われるかもしれませんが、実はものすごく関係があります。
なぜなら、人間の心というものは体の状態に強く影響を受けるからです。
たとえば、寝不足やお腹がすいているときは、イライラしたりしますよね?
風邪をひいて寝込んでいるときは、心細くなって『誰かにそばにいて欲しい…』と思います。
スッキリ眠れて体調が良い時は、それだけで気分も爽快になります。
これらはすべて、体の状態が心に影響を与えているためにそうなっているのです。
『でも、だからって運動すれば気が強くなるってわけじゃないんじゃないの?』
と思うかもしれませんが、それにもちゃんと理由があるのです。
なぜかというと、運動をすることによって、
『テストステロンとセロトニン』
というホルモンを増やすことができるのです。
テストステロンとセロトニン
テストステロンというのは、分かりやすくいえば男性ホルモンの一種です。
つまり、男らしい体を作ったり、闘争心や自信を生み出すホルモンです。
一方、セロトニンというのは『幸せホルモン』という別名で呼ばれることもあるホルモンで、『不安を抑え、幸福感を生み出すホルモン』だと言われています。
つまり、テストステロンが増えれば心は強く自信にあふれ、セロトニンが増えれば不安になりにくなり、落ち込んだりしにくくなる、ということです。
ですので、うつ秒のひとはこのセロトニンが常に少ないというデータもあります。
『それと運動することに、なんの関係があるの?』
と思われるかもしれませんが、実は、
『テストステロンもセロトニンも、運動することで増える』
のです。
たとえば、筋トレ。
筋トレをすると、テストステロンがどんどん増えて、性格も男らしく、自信たっぷりになっていきます。
一流の経営者のなかに筋トレマニアが多いのは、そのためです。
ある会社の社長さんも、
『筋肉を鍛えることで、体の内側から自信がどんどん湧いてくる』
と、おっしゃっていました。
つまり、テストステロンが増えて心が強くなったのです。
さらに、筋トレにより姿勢が良くなれば、呼吸も深くなってさらにメンタルは強くなります。
呼吸が深いとメンタルが落ち着き、呼吸が浅いとすぐに落ち込んだり、メンタルが乱れやすくなるためです。
同じく、セロトニンも運動によって増えます。
特に、ジョギングなどのリズム運動や、日光(特に朝日)を浴びると増えます。
セロトニンは主に不安を抑え、幸福感を生み出すホルモンなので、セロトニンが増えれば傷ついたり、落ち込んだりすることが少なくなっていきます。
さらに、夜よく眠れるようにもなっていきます。
このように、テストステロンとセロトニンのふたつを増やせば、それだけで気が強くなり、明るく強い性格を作ることができるのです!
成功体験を積み上げる
『でも、運動してても落ち込みやすい人間もいるじゃん』
と思ったひとは、賢いです。
当たり前の話ですが、人間の性格というのは『体の状態だけ』で決まるわけではありません。
それまでの経験や、物事の考え方によっても決まるのです。
たとえば、毎日すさまじい運動をしているスポーツ選手の全員が気が強いかというと、そんなことはありませんよね?
彼らは、毎日ものすごく競争にさらされ、何度も何度も負けたり、落ち込んだりしているので、
運動によってテストステロンが増えても、『自分はそんなに強くない…』というイメージが増えてしまって、メンタルが弱くなってしまったり、厳しい練習のストレスでセロトニンを使ってしまったりしているので、『運動していても、メンタルは弱い』という状態になっているひとも少なくありません。
このように、『運動だけすればメンタルが強くなる!』と考えてしまうのは間違いです。
適度な運動と、その他の良い習慣を身につけた方が、メンタルを強くすることができます。
そのひとつが、『成功体験を積み重ねること』です。
たとえば、勉強をがんばった、ダイエットを成功させた、仕事で結果を出した、など。
こういった成功体験を積み重ねれば、それだけで『私はできるんだ!』『すごいんだ!』と思えるようになってくるので、自信がつきます。
そして自信がつけば、他人の批判や悪口では対して傷つかなくなっていきます。
『でも、そんな自分は大したこともできないし…』
と、思われるかもしれませんが、実は成功体験というのはほんの小さなものでも良いのです。
たとえば、『毎日ジョギングした』『勉強を1時間がんばった』でも良いです。
大事なのは、『自分で決めた目標をクリアしていくこと』です。
目標をキチンとクリアしていくたびに、自分への信頼感と達成感が生まれ、どんどん自信がついていきます。
特にジョギングや筋トレなどは、達成感だけでなくテストステロンやセロトニンも増やせるので、一石二鳥ですよ!
日記で傷つきやすい性格を変える
もうひとつおすすめなのが、
『日記を書く事』
です。
日記には精神を安定させ、自分のやりたいことや考えを整理させる力があるので、日記を毎晩つけていると、メンタルもとても安定していきます。
ただし、日記には絶対に他人の悪口を書いたり、自分を否定するような書き方をしてはいけません。
冷静に、客観的に、『今日はどうだったのか?』『どういう良いことがあって、どんな反省点があるのか』ということをしっかりと書いていきます。
ただそれだけで、心はどんどん安定していき、傷ついたり、落ち込んだりすることが減っていきます。
『成功者の共通点は日記だった!』
と、かのアインシュタイン博士もおっしゃっていたように、日記をつけることはメンタルにとても良い効果があるのです。
傷つきやすい人というのは、たいていの場合、『確固とした自分』がありません。
他人の顔色を伺ってしまったり、愛想笑いしてしまったり、やりたくないことを断れずにしぶしぶやっていたり…というように、『自分はこうだ』というものがあやふやなことが多いです。
ですので、他人とちょっとした言葉に傷ついてしまったり、自信をなくしてしまうのです。
それを防ぐためには、日記を書いて『ブレない自分』を作り上げることが大切です。
ブレない自分さえ出来上がれば、嫌なことは嫌と言えるし、ちょっとやそっとでは傷つかなくなります。
なにより、日々のストレスや悩みを日記に吐き出すことによって精神が落ち着くので、毎日が楽になっていきます。
『メンタルを鍛えるには、日記と運動』
ということを、ぜひ覚えておいてください。
まとめ メンタルは鍛えられる
いかがでしたか?
『気を強くする方法』
を、ご紹介してみました。
性格は生まれつきで変えられないと思っている人は多いですが、実際はいくらでも変えられますし、鍛えられます。
ただ、その方法を知らないだけです。
『こんなこと気にしないようにしよう、落ち込まないようにしよう』
と、いくら頭で思っていても、何も変わりません。
ただ、正しい方法を知っていれば、確実にメンタルは強くなっていきます。
ぜひ参考にしてみてください
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