『仲の良い友達に悪口を言われた…』
『クラスのみんなが私の悪口を言っているのを聞いてしまった』
学校生活を送っていると、誰でも一度や二度は悪口を言われた経験がありますよね?
ひとによっては毎日のように悪口を言われているひともいるかもしれません。
気にしないでいよう、無視しよう…と思ってみても、気がついたら頭のなかで、友達に言われた悪口を思い出してしまう…。
辛いですよね。
そこで今回は、
『悪口を言われた高校生』
のために、悪口を言う人の心理や傷つかない方法、嫌いな人との付き合い方をご紹介してみたいと思います。
なぜひとは悪口を言うのか?
『私はなにも悪いことをしていないのに、どうしてこんなに悪口を言われなきゃいけないの?』
『悪口を言う人間が許せない』
誰かに悪口を言われたとき、誰しもこのようなことを考えてしまうと思います。
そして、こんなことも思ったことがあると思います。
『どうして人間って悪口を言うの?』
実は、悪口を言うのにはいくつかの理由があるのです。
〇相手に嫉妬している。
〇自分よりも劣っている人間を見下して優越感に浸っている。
〇みんなで誰かをバカにすることで仲間意識を強くしている。
〇ストレス発散
細かく分ければまだまだありますが、たいていはこれらが理由です。
自分より優れているひとをけなして安心しようとしたり、逆に、自分よりも劣っているひとをバカにして自分をえらく見せかけていたり。
ときには単なるストレス発散だったりすることだってあります。
悪口を言われない人間はいない
さきほど説明したように、悪口を言う理由は実に様々です。
こちらの言動が気に入らないから悪口を言う場合もあれば、なんとなく楽しいから悪口を言っているだけの場合もあります。
これが何を表しているか、お分かりでしょうか。
そうです。
『悪口を言わせなくすることは不可能』
だということです。
こちらがたとえどれだけちゃんと生きていようと、必ず悪口を言う人間は出てきます。
ユダヤ教の教えにこんなものがあります。
10人のうち1人は、必ずあなたを嫌うだろう。こちらが何をしても攻撃してくるし、あなたもあいてが好きじゃない。
10人のうち2人はあなたと親友になれるだろう。
残りの7人は、どちらでもないひとたちだ。
これはとても興味深い教えだと思いませんか?
ユダヤ教ができたのは今より2000年以上も昔です。
そんな昔から、
『10人、人間がいれば1人は必ずあなたを大嫌いになるよ』
と言っているのですから。
つまり、『いつの時代でも、どこの国に生まれても、悪口は必ず言われるもの』だということです。
悪口を言われないで生きることは、絶対に不可能なのです。
傷つかない方法は?
では、悪口を言われたときはどうすれば良いのでしょうか?
いくら悪口を言われるのは避けられないとはいえ、やっぱり傷つきたくはないですよね?
そんなときは、日記を書いて心を回復させましょう。
日記を書けば心が整理され、傷ついた心を修復することができます。
成功者のほとんどが日記を書いているのはそのためです。
傷ついて、くよくよ落ち込んでいる時も、日記にその悲しさや不安をすべて吐き出してしまえば、スッキリすることができます。
それを続けていくと、しだいに傷つきにくくなっていきます。
ただし、決してその日記に、あなたの悪口を言ってきたひとの悪口を書いてはいけません。
そんなことをすれば、余計に悪口を気になるようになってしまいます。
そうではなくて、『今日、こんな悪口を言われたから、私は悪口を言われない人間になれるように努力しよう』というぐらいに、未来への希望や目標を書くのです。
今日の経験から何を学べたのか、どう生きていきたいのかを書くようにしましょう。
毎晩、寝る前に日記を書き続ければ、しだいにその通りの人間になっていきます。
すると、悪口を言われることも自然と少なくなっていきます。
たとえ言われても、日記に書けばすぐに回復できるようになります。
関連記事『目標は紙に書くと実現する!成功者が実践している潜在意識の活用方法』
嫌いな人との付き合い方
嫌いな人とはどう付き合っていけば良いのでしょうか?
答えは、
『できる限り距離を置く』
というのが最高です。
こちらを嫌ってくる人、悪口を言ってくる人がいたら、迷うことなく離れましょう。
話をすることも極力減らし、できれば、お互いに視界に入らないように生活していきましょう。
そうすれば、不快な思いをしなくて済みます。
反対に、絶対にやってはいけないことがあります。
『嫌いな人に好かれるように努力すること』
これは絶対にやめた方がいいでしょう。
まず99%、不幸になります。
さきほどのユダヤの教えにもあったように、10人に1人は、あなたが何をしても嫌いなのです。気に食わないのです。
たとえニコヤカに話しかけても、優しく接してあげても嫌ってくるのです。
そんなひとと仲良くなるために努力しても、疲れてしまうだけです。
それよりも、自分を好きになってくれる2人と楽しい時間を過ごした方が、どれだけ幸せか分かりません。
もしもまだその2人が現れていないのだとしたら、その2人を見つけるために努力しましょう。
間違っても、自分を嫌う1人と仲良くなろうとしないことです。
『あのひととは仲良くしなくていいや』
と、自分の心のなかで切り捨ててしまうことが大切なのです。
時間が経てば悪口がなくなることもある
『でも、悪口を言っていたのは私の親友だったから、切り捨てられない…』
というひとは、無理に切り捨てる必要はありません。
その代わり、こう覚えておいてください。
『時間が経てばまた仲良くなれることは多い』
友達が悪口を言っていた場合、もちろんものすごくショックでしょうが、また仲直りできる可能性も高いです。
いわば、それは悪口というよりもケンカやグチに近いものである可能性があるからです。
別にあなたの全てが嫌いなわけではなく、たまたま、昨日の態度が気に食わなかったとか、あなたの悪気のない言葉に傷ついてしまって、ついつい悪口を言ってしまったとか、そういう場合も多いです。
そしてそれらは、時間が経てば相手の怒りもおさまり、また元の仲良しの関係に戻れたりします。
ですので、『関係が修復できそうな悪口』の場合は、時間が解決してくれるのを待つのもひとつの手です。
ただし、原因が自分にある場合は、自分の行いをキチンと反省して直すということをする必要があります。
すべての悪口のなかで、
『自分が原因の悪口』
だけは、自分の努力でなくせるのですから。
まとめ
いかがでしたか?
『悪口を言われた高校生のための対処法』
というお話をしてみました。
悪口を言われると傷つくのは、誰だって同じです。
でも、ただ落ち込んでいるのと、少しでも早く元気を取り戻せるように努力するのでは、人生の幸福度がまったく違ってきます。
『誰にも悪口を言われないで生きていくことは不可能』
だと理解して、無視していい悪口と、自分にも原因がある悪口を見極め、対処していきましょう。
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