こんにちは、天田です。
今日は
『落ち込んだ時に元気になる方法!』
をご紹介したいと思います。
落ち込んだときの万能薬は存在する?
『仕事で失敗しちゃった。どうしよう……』
『あのひとにあんなこと言われて傷ついた……』
『学校であんな嫌なことがあった……』
誰でも落ち込むことってありますよね?
どんな恵まれた環境に生まれたひとでも、
人生で一度も落ち込んだことのない人というのはいないはず。
人生山あれば谷ありと言われるように、
良いこともあれば落ち込むこともたくさんあるのが人生ですよね。
だけど、そうは言っても落ち込んでいるときは辛いもの。
出来ることならば避けたいし、
避けられないのならば、せめてすぐに元気になりたいものです。
では、落ち込んでいるときにすぐに元気になれる方法などあるのでしょうか?
残念ながら、
『誰でも、必ず、今すぐ元気になれる方法』
というのは存在しません。
なぜなら人それぞれ育ってきた環境も違いますし、
人生経験も、今現在置かれている状況も違うからです。
『これをすれば誰でも今すぐ元気になれる!』
という万能薬は存在しないのです。
しかし、ガッカリすることはありません。
『誰でも今すぐ元気になれる方法はなくても、不安や落ち込んだ心をある程度、和らげる方法なら存在します』
もちろん、ひとによっては
『これだけで元気になる』
こともあります。
次の章からご紹介しますね!
紙に書くと不安が薄れる
落ち込んだ心を元気にする方法のなかで、
もっとも効果が高いと言われるのが
『不安や悩み事を紙に書くこと』
です。
これは心理学者や脳科学者もオススメしている方法で、
うつ病の改善などにも効果があります。
また世界の成功者の多くも実践していて、
自己啓発書などでも非常に多く紹介されている不安対策法です。
方法は実にカンタン。
あなたが今現在、不安に思っていること、悩んでいること、落ち込んでいる原因などを、
『ひたすら紙に書き出す』
ただこれだけです。
「紙に書いただけで元気になれるの?」
と疑問に思われるかもしれませんが、
断言します。
『絶大な効果があります』
なぜかというと、
人間は思っていることを文章にして書き出すことで、
『感情を吐き出すことが出来る』
からです。
みなさんも経験があると思いますが、
私たちは嫌なことや落ち込むことがあると、
そのことばかり何度も何度も考え続けます。
『ああ、あのときこんなこと言われた……』
『あのときああしていれば……』
忘れよう、、
考えないようにしようとどれだけ思っても、
数分後にはまた同じことが頭のなかに蘇ります。
ひどいときには一日中、
いえ、数日感もその状態が続きます。
これを
『負の思考ループ』
と呼びます。
紙に書くと思考のループが止まる
同じことをグルグルグルグル……いつまでもいつまでも考え続ける。
負の思考のループは本当に辛いものです。
しかし紙に書くと、
このループはピタリと止まります。
なぜなら紙に書き出したことにより、脳が、
『紙に書いておいたから、もうこのことは考えなくていい』
と判断するからです。
これはメモを取るのと同じことです。
メモを取ると、人間は紙に書いたという安心感から
『そのことを忘れる』
ようになります。
忘れてもメモしてあるので大丈夫だから、他のことに脳ミソを使うわけです。
実際、仕事が出来る人というのは
『メモを取ったら、そのことをすぐに忘れて目の前の仕事に集中する』
という特徴があります。
反対に仕事が出来ないひとは、
『あれやって、次はこれをやって……ええと、その次は……あれ、なんだっけ?』
というように、
『思考がグチャグチャ』
になっている場合が非常に多いです。
これはさきほどの
『思考のループ』
と実は同じ状態なのです。
同じことをグルグルグルグル、何度も何度も考えてしまうのは、
脳がその出来事を忘れられないからです。
忘れよう、考えないようにしようとどれだけ頭で思っても、
脳が忘れようとしないのですから、出来るはずがありません。
しかし紙に書き出してしまえば、
『よし、紙に書いておいたからこのことはもう考えなくていい』
と脳が思ってくれるので、思考のループは勝手に止まってしまいます。
人間の脳とはそういう風に出来ているのです。
紙に書くと自分を客観視できる
さらに、不安を紙に書き出す利点はこれだけではありません。
紙に書き、その文字を読み返すことで、
『自分の感情や、自分の置かれた状況を客観視することが出来るようになる』
という効果もあります。
私たちは落ち込んだとき、ついつい、
『もうダメだ』
『どうすればいいか分からない……』
『もうどうしようもない……』
と、まるで
『絶体絶命のピンチ』
のように考えてしまいがちですが、
実際にはそのような状況にまで追い込まれることはまずありません。
とはいえ頭のなかでどれだけ
『大丈夫、なんとかなる』
『きっとまだどうにかできる』
『元気出さなきゃ』
と自分に言い聞かせても、
なかなかそうは思えないのが人間というものですよね?
しかし、紙に書き、それを読み返すと、それが出来るようになるのです。
『あれ? あんなに深刻な出来事だと思ったのに、そうでもなかったな』
『そんなに落ちこむことでもなかったみたい』
と、自分を客観的に見つめることが出来るのです。
これにより、落ち込んでいた心を立て直すことが出来るようになります!
気分転換には運動が一番!
落ち込んでいるときには気分転換が必要です。
辛いことがあったからと言って、
いつまでも家で悩んでいても元気は出てきません。
そうは言っても、
落ち込んでいるときには気分転換すら難しいというのが正直なところでしょう。
いつもは楽しいテレビやDVD鑑賞も、
気分が落ち込んでいるときはどこか空しく感じられてしまうものです。
では、気分転換にもっとも効果的な行動とはなんでしょうか?
それは、
『運動』
です。
なぜ運動が気分転換に最適かというと、
『人間は運動をすると心が明るくなってくるように出来ているから』
たとえば暗くてジメジメしたスポーツマンというのは見たことがありますか?
明るい日差しの下でテニスをしているのに、
ジメジメ、クヨクヨした暗い人を見たことがあるでしょうか?
おそらく、ないと思います。
なぜならさきほども言ったように、
人間は運動をすると
『勝手に気分が明るくなる』
という仕組みになっているからです。
これは運動をすることによって
『セロトニン』
と呼ばれる脳内物質が作られることがその原因です。
セロトニンは別名
『幸せホルモン』
とも呼ばれていて、
簡単に言うと、
『楽しい!』
『幸せ!』
などの感情を生み出す素になっている物質です。
ですのでどんなに落ち込んでいるときでも、
たとえば暖かい日ざしのなかで20分もジョギングをすれば、
自然と心が元気になってくるものなのです。
こんな経験はありませんか?
学生のころ、クラスの普段は暗い子が、
『50メートル走を走ったあとに妙にハイテンションになっていた』
という光景をみたことはありませんか?
私はあります(笑)
あれは今考えれば、運動によってセロトニンや、
興奮の素である
『ノルアドレナリン』
が分泌された結果なのです。
このように、
『運動をすれば自動的に心が前向きになる』
のです。
それこそ、暗い性格の子でも明るくなってしまうくらいに(笑)
私の知り合いのメンタルコーチは
『人間は心拍数が上がっているとき、ネガティブなことは考えられないように出来ている』
と教えてくれました。
以上のことからも、
『落ち込んで元気が出ないときの気分転換には運動が一番!』
ということが分かりますね!
不安の対処法
落ち込む原因というのは実に様々です。
誰かに傷つけられたとか、
仕事で失敗してしまったなど、
ひとや環境によって、まさに千差万別だと言えます。
ですので一概に、
『落ち込んだときはコレがオススメ!』
と言えないのが難しいところですが、
一方で落ち込んでいるときは
『未来への不安が強くなっている』
という共通点があるとも考えられます。
『私、この先どうなっちゃうんだろう……』
『明日、怒られるのかな……』
『彼ともう別れるのかも……』
などなど。
不安というものは尽きることがありません。
ではその不安はどうすれば抑えられるのでしょうか?
ひとつは、さきほども紹介した
『紙に書くこと』
です。
これによって不安というのはかなりの程度、消すことが出来ます。
そしてもうひとつが、
『別の楽しいことを考える』
というものです。
特に、
『自分のやりたいこと、夢や目標が叶っているところ』
を想像すると効果が高いです。
これは私が個人的に強くオススメする方法で、
『人間は同時にふたつのことを考えられない』
という特性を利用したものです。
「そうは言っても、落ち込んでいるときに楽しいことなんて考えらない」
と思う気持ちも分かりますが、
そんなときは、映像や画像などを眺めて
『がんばって』
楽しいことを考えてみましょう。
私はこの方法を体得してから、
不安を感じてもすぐに心を立て直せるようになりました。
なぜかというと、さきほどもいったとおり、
『人間は同時にふたつのことを考えられない』
という仕組みに気づいたからです。
つまり落ち込むことや不安になることがあったときは、
『無理矢理にでも楽しいことを考える』
ようにすれば、心を強制的に元気にすることが出来るのです。
もちろん、すぐには出来ないかもしれません。
しかし、何事も訓練です。
『人生を幸福に生きているひとは、常に明るい未来を想像している』
という言葉があるように、
『楽しい未来を常に想像するクセがついていれば、人生は本当に幸福になる』
という成功法則があります。
不安なときこそ楽しいことを考えて、
自分の感情をコントロールする努力をしてみましょう。
きっと、
その先には幸福な人生が待っているはずですよ!
まとめ
いかがでしたか?
『落ち込んだ時に元気になる方法』
をご紹介してみました。
ひとは落ち込んでいると何もやる気がなくなってしまいがちですが、
『悩んでいても心は元気にならない』
と気づけば、行動を起こすことが出来るはずです。
今回ご紹介した方法を使って、
少しでも早く元気を取り戻してみてください。
それでは、また。
※こちらの記事も人気です!
心理学おすすめの本!僕の人生を変えた最高の一冊を本気で紹介!
元気になる方法まとめ!落ち込んだときに気分を回復する4つの方法!
イライラの原因は運動不足と栄養不足?即効性のある怒りの抑え方!
運動で脳が活性化!仕事や勉強の成績が上がる朝ジョギングのススメ!
やる気が出ない原因はセロトニン不足?運動と食べ物による対処法!
呼吸が浅いとストレスが溜まりやすい?正しい姿勢と腹式呼吸の方法!
初めまして、読ませて頂きました。
最近、母を亡くし介護をすることが無くなり、ほっとするかと思いきや完全な◯ロスに成って仕舞いました。
毎日、頭が重く目眩まで起きる始末で、ただ家の中で閉じ籠り余り良いこと考えて居ませんでした。
書いて気分を代える、マイナスからプラスな考えにもって行く事、とても参考に成りました。
何でも書いて良い訳ですよね♪
早速トライしてみたいと思います。
思考回路がプラスになれるよう前進していきたいです。