『ダイエットしたいけど、なかなか痩せられない…』
『すぐに太っちゃう!
『何を食べれば痩せるの?痩せる食べ物を教えて!』
ダイエットをしようと思うと、気になるのが食事ですよね?
どんな食事をすれば痩せるのか、逆に、どんな食事だと太ってしまうのか。
痩せる食べ物や、太る食べ物など、正しい知識がないとなかなかダイエットは成功しません。
そこで今回は、
『10代ダイエットの食事!痩せる食べ物や太る食べ物』
を、ご紹介したいと思います。
目次
10代ダイエットは食事が大切
10代のダイエットは、とにかく食事が大切です。
なぜなら、10代というのは大人になるための身体を作っている真っ最中だからです。
この時期に、間違った食事法のダイエットをしたりしてしまうと、背が伸びなくなったり、脳に悪影響を与えてしまったり、病気になったりしてしまいます。
女性の場合、最悪、子供が産めなくなってしまう…なんてことにもなりかねません。
それぐらい、食事というのは大事なものなのです。
『とにかく食べなければ痩せるんでしょ?』
なんて勘違いして、ゴハンをまったく食べない生活を続けたりすると…体重は確かに落ちますが、その代わりに病気になります。
身長も伸びなくなりますし、肌もガサガサになります。
ひどいときには、摂食障害になり、進学や就職も難しくなります。
ですので、絶対に間違った食事ダイエットはしないようにしましょう。
やってはいけない食事ダイエット
では、どのような食事ダイエットが危険なのか、代表的なものをいくつかご紹介します。
炭水化物抜きダイエット
『炭水化物を抜けばどんどん痩せる!』
と、昔から言われています。
これは実際に本当のことで、炭水化物のゴハンやパン、麺類をまったく食べないようにすると、どんどん体重が落ちていきます。
『それならすぐにやってみよう!』
と、思うかもしれませんが、絶対にやめてください。
炭水化物をまったく食べないダイエットは、脳を傷つけて摂食障害を引き起こす危険性があります。
脳の栄養源はブドウ糖だけです。
そしてこのブドウ糖は、ゴハンやパンなどの炭水化物から作られるのです。
つまり炭水化物を抜くと、脳が栄養不足になってしまうのです。
その結果、頭がボーっとして成績が下がる、力が出ない、などの軽い症状がすぐに現れ始め、さらにひどくなると脳が小さくなっていきます。
このように、炭水化物抜きダイエットというのは痩せているのではなく、単に衰弱しているだけなのです。
いつもはゴハンを山盛り食べているひとが普通の量に減らすだけならば問題はありませんが、炭水化物をまったく取らない、または減らしすぎたりすると、人生を台無しにしてしまうほどの危険がありますので、絶対にやめましょう。
〇〇だけ食べるダイエット
『こんにゃくはカロリーが少ないから、こんにゃくばかり食べていれば痩せる!』
『リンゴを食べ続ければ痩せる!』
『玉子だけ食べていれば痩せる!』
世の中には、毎年のように『〇〇を食べるだけダイエット』が現れては消えていきます。
このようなダイエットは、まず100パーセント失敗するのでやめましょう。
人間は基本的に、同じものを何日も続けて食べることは出来ないのです。
みなさんも、三日連続で同じものを食べれば、『もう食べたくない…』と思いますよね?
あれは、その食べ物から得られる栄養素が十分に足りているために、身体が拒否反応を起こしているのです。
逆に、『今日はなんかアレが食べたいな!』と思うときは、身体が『その食べ物から得られる栄養素』を欲しがっているから、食べたくなるのです。
このように、人間の体というのは必要な栄養素を欲しがるように出来ています。
逆に言うと、必要のない食べ物は食べたくないのです。
それなのに、『痩せるらしいから』という理由だけで同じものを食べ続けようとしても、絶対に続きません。
どうにか根性で食べ続ければ、同じ栄養ばかり摂ってしまうので、病気になります。
前に、
『玉子だけ食べてれば痩せると聞いてやってみたら、身体中に紫の斑点が出て来て怖くなってやめた』
という体験談を読んだことがあります。
同じものを食べ続けて痩せる、なんていうダイエットは、そもそも続けられるわけがないのです。
特に、『一つの食品だけを食べる』系のダイエットは、身体を壊すだけなので絶対にやめましょう。
食事抜きダイエット
『朝は食事を取らない』
『夜ゴハンは食べない』
などのように、一食ないし二食抜く系のダイエットも非常に危険です。
何度も言いますが、10代は大人になるための身体作りの時期です。
たとえ身長が伸びきっていても、内臓や脳や骨はまだまだ完成していません。
そんな大切なときに、自分から食事を抜いたりしたら…身体の成長を自ら止めてしまうようなものです。
骨が弱くなったり、脳が成長しきれなかったりすると、大人になってから仕事がキチンとできなくなってしまう可能性もあります。
また、貧血やめまい、低血圧などに襲われることも多いです。
食事抜きダイエットも、痩せたのではなく筋肉がやつれただけであり、脂肪は減っていないことがほとんどです。
見た目もガリガリのゾンビのようになりますので、『痩せてかわいくなる』『カッコよくなる』とは程遠い見た目になります。
ダイエットサプリ
『高校生がダイエットサプリを飲むのは危険?』の記事で詳しくお話ししましたが、ダイエットサプリというのはあくまでもダイエットのサポートであって、『飲めば痩せる』というものではありません。
それどころか、間違って大量に飲んだり、体質に合わないのに飲んだりすると、健康を害する危険性さえあります。
痩せている人で、サプリに頼った人など一人もいませんので、間違ってもこういった道具に頼らないようにしましょう。
水飲みダイエット
『水をたくさん飲めば痩せてキレイになれる』
ということは、昔からよく言われてきました。
確かに、水をたくさん飲むことは良いことではありますが、物事には限度というものがあります。
『飲みたくもないのにたくさん飲む』
というのは、明らかに身体の仕組みを無視した行いです。
喉が渇いたら好きなだけ飲めば良いでしょうが、『痩せるから』という理由で飲みたくもないのに飲み続けると、『水中毒』になってしまいます。
水中毒は、水を飲み過ぎたことで起きる症状で、軽いものだとめまいや立ちくらみ程度ですが、重くなると命に関わる大問題になります。内臓に障がいが残るケースもあります。
食事抜きも、〇〇だけ食べるダイエットも、水ダイエットもそうですが、生き物として不自然な行為をすると必ず悪い影響が現れます。
そして一番大事なのは、こういった無理なダイエットは、最初こそ体重が落ちて痩せた気になりますが、1~2か月もするとほぼ確実にリバウンドして元の体重に戻るか、前より太ってしまうということです。
痩せる食べ物なんて存在しない!
そもそも、多くの人が勘違いしていることですが、
『この世に痩せる食べ物なんて存在しません』
こんなこと、少し考えれば分かることです。
食べただけで痩せられるなら、太っている人はみんなそれを食べます。
すると、世の中にはデブなんていなくなります。
でも、世の中には太っている人がたくさんいますよね?
なぜか?
痩せる食べ物なんて存在しないからです。
『え? でも、テレビで〇〇には脂肪燃焼効果があるって言ってましたよ?』
という声が聞こえてきそうですが、脂肪燃焼効果というのは、『ちょっとは痩せる効果がある』というだけのことです。
つまり、『それを食べればガンガン痩せる』というわけではないのです。
その証拠に、なんでも良いのでテレビや雑誌で『脂肪燃焼効果がある』と紹介された食べ物を山盛り食べてみてください。
100%太ります。
脂肪燃焼効果というのはこのように、『あってもなくても変わらない程度の効果』しかないのです。
こういうことが分かっていないと、すぐにテレビやSNSの情報に振り回されてしまい、いつまで経っても痩せられなくなってしまうのです。
ダイエット食事の基本は低カロリーで身体に良い物をバランス良く!
では、どういう食事をすれば痩せられるのでしょうか?
それは、
『低カロリーで栄養の高いものをバランス良く食べる』
ということが、最も効果的です。
たとえば、唐揚げなどのカロリーの高い物をやめて、ササミを食べる。
お菓子やハンバーガーを食べるのをやめて、キチンとしたご飯を食べるなどです。
当たり前のようですが、太っている人ほどこういうことが出来ていません。
『痩せたい…』
と言いながら、砂糖がたっぷり入ったジュースを飲んだりしています。
(コーラには角砂糖が10個分入っています)
『ダイエットしたい…』
と言いながら、ポテトチップスを食べたり、アイスクリームを食べたりしているのです。
そんなことで、痩せられるわけがありませんよね?
勉強しないで東大に入りたい!と言っているようなものです。
オススメの食事は?
オススメの食事は、ズバリ和食です。
和食はカロリーが低いものが多く、日本人の身体にもとてもあっています。
〇納豆。
〇豆腐。
〇玄米。
〇漬物。
〇味噌汁。
〇焼き魚。
こういった、日本人が昔からよく食べてきた食べ物の方が、身体にも良く会い、カロリーも低いのでダイエットに最適なのです。
ちなみに、食べるときは『よく噛んで食べる』と栄養の吸収率が高くなるので、もっともっと痩せやすくなります。
他にも、『レコーディングダイエット』と一緒に行えば、10kgぐらいは楽勝で落とせます。
『痩せる食べ物』になんか頼らなくても、健康的なものをお腹いっぱい食べた方が、結局は痩せていくのです。
太る食べ物は?
ただし、いくら栄養が高くカロリーの低い食事を食べたとしても、それ以外のときに太りやすい食べ物を食べていたら痩せることは絶対にできません。
悲しいことに、この世には痩せる食べ物はないけれど、太る食べ物は山ほどあるのです。
では、どんな食べ物が太るのでしょう?
〇お菓子。
〇ジュース。
〇菓子パン。
〇ファストフード。
〇揚げ物。
〇アイス。
〇多すぎる炭水化物。
大体こんな感じです。
お菓子が太るのは常識ですが、太っている人ほどすぐにお菓子を食べます。
また、ハンバーガーなどのファストフードも太りやすいです。唐揚げや天ぷらなどの揚げ物もカロリーが高いので注意しましょう。
炭水化物は身体に必要な食べ物ですが、食べ過ぎると太りますので、ほどほどにしましょう。
だいたい、ゴハンならお茶碗一杯ぐらい、パンなら1~2枚ぐらいで十分です。
こういった『太る食べ物』を食べることをやめて、健康的な食事をしてほんの少し運動すれば、誰だって勝手に痩せていきます。
リバウンドもすることなく、身体の調子もどんどん良くなっていきますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
『高校生のダイエットの食事』
をご紹介しました。
ダイエットしようとすると、すぐに『痩せる食べ物』みたいなものに食いついてしまいますが、そういうのはテレビが視聴率を稼ぐために言っているだけなので、真に受けてはいけません。
それよりも、しっかりと栄養を摂り、適度に運動することの方がはるかに効率よくダイエットできます。
ぜひ、覚えておいてください。
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