『豆乳ダイエット』
って、ご存知ですか？
文字通り、豆乳を飲んでダイエットする方法のことです。
数年前からテレビなどでもたびたび特集されたり、ＳＮＳで大ブームになったりと、いまだに根強い人気を誇るダイエット方法です。
なぜこんなに人気なのかというと、豆乳にはすごいダイエット効果がいくつもあるからなんです。
実際、『豆乳ダイエットで〇kg痩せた！』というひとも大勢います。
そこで今回は、
『豆乳ダイエットのやり方や効果！失敗しないコツ！』
を、ご紹介します。
手軽に出来て健康にも良い豆乳ダイエットで、今度こそダイエットに成功しましょう！
目次
豆乳ダイエットって？
『そもそも、豆乳ダイエットって何？』
というひとのために説明すると、豆乳ダイエットとは『豆乳を飲むダイエット』のことです。
とはいえ、実は豆乳ダイエットには大きく分けて２つの種類があります。
１、一日のうち、一食を豆乳だけにする。
２、食事の３０分前に豆乳を飲み、食欲を抑えて摂取カロリーを減らす。
このふたつです。
１の『１食を豆乳だけにする』というのは、『ヨーグルトダイエット』などと同じ、いわゆる『置き換えダイエット』と呼ばれるタイプです。
朝昼晩のどれか１食を、なにか他の低カロリーの食品だけに置き換えることで、摂取カロリーを減らすというダイエット方法ですね。
２の『食事の３０分前に～』というのは、『間食ダイエット』の仲間に入ります。
人間の満腹中枢は食後１５分以上経ってから反応するので、多くのひとはついつい食べ過ぎてしまい、カロリーオーバーしてしまいます。
しかし、食事の３０分前になにかを軽く間食すると、いざ食事の時間になると血糖値も上がっていて、『あんまり食欲がない』という状態になっていますので、自然と食べ過ぎを抑えることができます。
どちらも、正しく行えばしっかりとダイエット効果のある方法ですが、これらの方法で大事なのは、
『栄養価の高い食品を選ぶ』
ということです。
さらに言えば、脂肪燃焼効果や健康効果が高いものだとさらに効率が良くなります。
その点、豆乳は非常に優れた食品なのです。
豆乳ダイエットの効果は？
豆乳ダイエットは、正しく行えばかなりのダイエット効果が期待できます。
ネットの口コミを見ても、
『一ヶ月で２kgも痩せた！』
『肌がキレイになった！』
などの喜びの声がたくさん溢れています。
でも、なぜ豆乳ダイエットにはこれほど効果があるのでしょうか？
その理由は、豆乳に含まれている『ダイエット成分』に理由があります。
脂肪燃焼効果
豆乳の原料である大豆には『大豆ペプチド』と呼ばれる成分が含まれています。
この大豆ペプチドには基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促進する効果があるので、何も運動をしなくても一日の消費カロリーが上がります。
つまり、『痩せやすい身体』を作ってくれるのです。
脂肪の吸収抑制効果
豆乳には『大豆サポニン』という成分も含まれています。この成分は腸の働きを正常化させる効果があるので、脂肪の吸収を抑えてくれる働きがあります。太っているひとは腸の『絨毛（じゅうもう）』という栄養を吸収する器官が大きくなりすぎてしまっていることが多いので、余分な脂肪や糖を吸収しすぎてしまいます。それを正常に戻し、脂肪の吸収を抑制する効果があるので、ダイエットに効果的なのです。
中性脂肪を排出
豆乳に含まれる『大豆タンパク質』が、中性脂肪脂肪やコレステロールを下げてくれます。また、脂肪燃焼効果もあるので、これまたダイエットに効果的です。
豊富なタンパク質
大豆は別名『畑の肉』と言われるほど、豊富なタンパク質を含んでいます。ダイエットの鉄則は、『筋肉を増やし、脂肪を減らす』ことなので、良質なタンパク質を摂取することは欠かせません。筋肉を増やせば基礎代謝量が上がり、一日の消費カロリーが多くなります。植物性のタンパク質なので内蔵に負担をかけないのもありがたいですね。
腸内環境を整える
大豆に含まれるオリゴ糖が腸内環境を整えてくれます。善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌をの栄養素となるので、お通じが良くなり、宿便も解消されるので、お肌がキレイになっていきます。また、腸内環境が整うと体調もすこぶる良くなっていきます。
大豆イソフラボンの美容効果
テレビでも話題になった大豆イソフラボンの効果により、非常に高い美容効果が得られます。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため、肌をキレイにしたり、ホルモンバランスを整えて太りにくい体を作ってくれたりします。
女性ホルモンの減少はストレスを感じやすくしてしまい、『太りやすい身体』を作ってしまいますが、大豆イソフラボンの働きによってそれを防ぐこともできます。
その他の栄養素もいっぱい！
他にも、血行を良くして若返り効果のあるビタミンＫや、牛乳の１０倍も含まれている鉄分、コレステロールの減少に役立つ不飽和脂肪酸やリノール酸、各種ビタミンなど、体に良くダイエットに効果的な栄養素を多く含んでいます。
『どうしても食欲が抑えられない！』
というひとの多くは、実は単純に栄養素が足りないことが多いので、『栄養のたくさん詰まった』豆乳を飲むことで、自然に食欲を抑えることができ、無理なくダイエットできるのです。
豆乳ダイエットのやり方
豆乳ダイエットのやり方は非常に簡単です。
〇朝昼晩、どれかの食事を豆乳をコップ１杯（２００ｍｌ）に置き換える。
〇朝か夜に行うのが好ましい。
『間食豆乳ダイエットのやり方』
〇食事の３０分前に豆乳をコップ１杯（２００ｍｌ）を飲む。
〇お腹が空いたときに飲んでも良い。
たったのこれだけです。
どちらも、『食事の代わりに』または『食事の前に』豆乳を飲むだけなので、非常に簡単に行えます。
どのくらいのペースで体重が落ちてくるのかは人によって違いますが、それまで食べ過ぎで太っていたひとほど、早いペースで体重が落ちていきます。
人によっては、初月で－３kgも痩せたというひともいるぐらいです。
バナナを組み合わせるとさらにダイエット効果が！？
豆乳ダイエットの効果をさらに倍増させる方法として、
『バナナを加える』
というものが有名です。
豆乳にバナナを入れてミックスすることでさらに腹持ちがよくなり、また、バナナの各種栄養素が豆乳のダイエット効果を補助してくれるので、さらに痩せやすくなります。
特に、バナナに豊富に含まれるカリウムの塩分排出効果はダイエットの強い味方です。
また、バナナを加えることでイマイチおいしくない無調整豆乳もおいしく飲めるようになるのも嬉しいですね。
ミキサーにかける手間などは増えてしまいますが、豆乳ダイエットの効果を最大限に引き出したい方は、ぜひ『バナナ豆乳ダイエット』にチャレンジしてみてください。
失敗しない方法は？
とはいえ、豆乳ダイエットには注意点がいくつかあります。
まずは、
『飲みすぎないこと』
です。
豆乳は確かに栄養満点でダイエット効果も高いですが、カロリーもまた低くはありません。
『豆乳を飲めば痩せる』
のではなく、
『豆乳でしっかりと栄養を摂り、食べ過ぎを抑えて痩せる』
というのが、正しい豆乳ダイエットです。
ですので、いくら豆乳に脂肪燃焼効果や美容効果があるとはいえ、飲みすぎれば逆効果になってしまいます。
個人的には、豆乳は１日１杯程度が適量だと感じています。
それ以上飲んでしまうと、結局はカロリーオーバーになってしまい、痩せるどころか太ってしまうかもしれません。
ダイエットでもっとも多い勘違いに、
『痩せる食品=たくさん食べればたくさん痩せる』
というものがあります。
しかし、『脂肪燃焼効果』というものはあくまでもダイエットの補助でしかありません。
それよりもはるかに大事なのは『カロリーを摂りすぎないようにすること』です。
一日の摂取カロリーより消費カロリーが多くなれば、どんな人間だって必ず痩せていきます。
豆乳というのは、あくまでも『食欲を抑え、摂取カロリーを減らす』ための補助食品でしかありません。
ぜひこのことを覚えておいてください。
オマケ 簡単に痩せるコツ
最後に、オマケとして『簡単に痩せるコツ』をご紹介します。
それは、食べたモノや体重を記録することです。
記録することで、自分の食生活を見直すこともできますし、なにより、『食べたら書かないといけない』という意識が生まれて、自然と食欲が下がっていきます。
私も、この方法で１０kgも痩せました。
詳しいことは『レコーディングダイエットのやり方』で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
豆乳ダイエットと組み合わせれば、さらに高いダイエット効果が期待できますよ！
まとめ
いかがでしたか？
『豆乳ダイエットのやり方と効果』
を、ご紹介してみました。
豆乳ダイエットは有名な方法なのでご存知の方も多いかもしれませんが、意外と『なぜ痩せるのか？』ということは知らないひとが多かったりします。
そのため、『とにかくたくさん飲めば痩せるに違いない』と勘違いして、失敗してしまう人も多いです。
そうならないためにも、『痩せる理由』をしっかり理解して、正しい豆乳ダイエットのやり方を身につけましょう。
それでは、また。
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