彼女諦め男子が少子化の原因?モテない原因は外見や低収入だけなのか?

彼女諦め男子、という言葉をご存知でしょうか?
その名のとおり、『彼女を作ることを諦めた男性』のことです。

今、日本ではこの彼女諦め男子が急増し社会問題にまでなっています!
その問題とは…そう、少子化です!
今回は、彼女諦め男子と少子化の関係について紹介してみたいと思います。

彼女諦め男子が急増中

とある調査によると、彼女がいない20代~30代の独身男性にアンケートを取ってみたところ、そのうちの51%以上が『彼女を作ることは諦めた』と答えたそうです。

51%ですよ! 
51%!

結婚適齢期である20代~30代の男性の半数以上が『自分は彼女を作れない』と思っているというのです。

これは恐ろしい問題です。
現在、日本では生涯独身率が急上昇し、男性は23%(5人に1人以上)、女性は14%(7人に1人)にまでなっています。

一方、子供の出生率も1・44と、初めて100万人を下回りました。

結婚適齢期の男性がこれだけいるのに、その半数は『どうせ自分なんかには彼女なんてできない…』と諦め、実際に5人に1人が生涯未婚で人生を終えているのです。

これでは、少子化が加速するのも当然ですね。

彼女諦め男子が増えている理由

同調査では、彼女諦め男子が彼女を諦めた理由もアンケートしています。
その結果が以下のとおり。

〇収入が低いから。
〇自分の性格がダメだから。
〇イケメンじゃないから。
〇女性とうまくコミュ二ケーションが取れないから。
〇そもそも彼女が欲しくないから。

というものでした。
最後の『そもそも彼女が欲しくないから』を除けば、すべて自分の男性としての魅力に自信がないことが原因だと分かります。

収入が低ければ当然、家族を養えませんし、デートで気前よくごちそうしてあげることもできない。⇒モテない。

性格が消極的で人付き合いも苦手では、女性とうまく会話ができないのでモテるはずがない。⇒モテない。

外見が悪ければ女性から好かれない。⇒モテない。

このような理屈から、彼らは彼女を作ることを諦めたというのです。

しかし、果たしてこれらは本当のことなのでしょうか?

モテない原因は外見や低収入だけ?

確かに収入が低いより高い方がモテることは事実です。ブサメンよりもイケメンの方が当然モテるでしょう。性格が暗ければ女性と楽しくおしゃべりできないので、社交的な男性よりもモテの可能性は低くなります。

しかし、だからといって『絶対にモテない』と決めつけられるものではありません。

そもそも、イケメン、高収入、話が上手い、などの好条件を持った男性なんてごくわずかです。ある統計ではイケメンは全体の一割ほどだそうですし、結婚適齢期の年齢(20代後半から30代前半)で高い年収を稼いでいるひとなど数パーセントです。話が上手なひとも全体の二割もいないでしょう。

つまり、ほとんどの男性はイケメンでも高収入でも話が上手いわけでもないのです。
でも、多くの男性はそれでも普通に彼女を作っています。

当然です。
もしもイケメンや高収入でなければモテないというのであれば、人類なんてとっくに滅びています。ほとんどの男性が選ばれずに終わるからです。

しかし、実際はそうはなっていません。
これは何を表しているかというと、簡単です。

イケメンじゃなきゃモテない、収入が高くなきゃモテない、などという考えが大間違いであるということです!

むしろ、そのような思い込みこそが彼女ができない原因なのではないでしょうか?

まずは思い込みを捨ててみよう

何事も未経験のことはわからないものです。
たとえば外国に行ったことがないひとは、『よその国は治安が悪いに違いない』と必要以上に怯えてしまったりすることがあります。
ひどい人だとその思い込みのせいで生涯、海外旅行にいかなかったりします。

しかし、一度でも外国に行ってしまえば、『なんだ、別にそれほど治安も悪くないじゃないか』と拍子抜けするほど安心したりします。それ以降、海外旅行が趣味になってしまった、なんて話さえあります。

彼女諦め男子もこれと同じです。

マスコミやマンガ、ドラマや映画から仕入れた情報ばかりが先行してしまって、『イケメンじゃないと恋愛なんて出来ない』、『金持ちじゃないとモテないに違いない』と思い込んでしまっているのです。

実際は、よほどの高望みさえしなければフツメン以下の外見でも、年収300万円台でも彼女はできます。もちろん、結婚も出来ます。

必要なことはただひとつ。頭のなかにある間違った思い込みを捨て去るだけなのです。

彼女なんていらない、は本音なのか?

彼女なんて欲しいと思ったこともない、と主張する男性は多いです。
しかし、果たしてそれは本音なのでしょうか?

私は、ごく一部を除いてウソだと思っています。
本当は興味があるけど、どうせ出来ないから欲しくないフリをしているだけ、というのが実際のところなのではないでしょうか?

彼女を作るために行動してみて、フラれてしまったりしたらカッコ悪いし傷つくので、『面倒くさい』とかっこつけているだけの男性が大多数だと思います。

『彼女なんていたって疲れるだけ』

などという男性もいますが、一度も彼女が出来たことないのない身で彼女がいると疲れるかどうかなんて分かるはずがありません。

やはりこれも、『オレは彼女ができないんじゃない。欲しいと思わないから作らないだけだ』という防衛戦を張っているだけなのではないかと思います。

つまり、彼らもまた彼女諦め男子なのです。

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このまま少子化が進むとどうなるのか?

このまま少子化が進むとどうなってしまうのでしょう?
現在、考えつくだけでも以下のような問題があります。

〇日本人という民族が滅亡してしまう。
〇日本の経済力が弱体化し、貧困化が進む。
〇年金制度が維持できなくなる。
〇移民が増える。

子供が生まれなくなれば当然、日本人という民族は滅びます。
もちろんこれは極端な例ですが、それに近いことは起きます。

人手不足になれば当然経済が弱くなりますので、国際競争力も失われ、日本は経済大国から貧困国に転落します。というより、すでにし始めています。

また、年金を支払う若者が減れば年金制度は確実に崩れます。そうなれば若者が老人になったときに年金がもらなくなります。老後の不安に怯える社会になってしまいます。

人口が減れば、足りなくなった労働力を補うために移民を受け入れざるを得なくなります。ドイツの例でも分かるとおり、移民を受け入れすぎると治安が悪化したり、国内で対立を生んでしまう危険性が高まります。

少子化が進むとこれだけのリスクを国が抱えてしまうのです。
彼女諦め男子がもたらすデメリットは、決して看過できるものではありません。

まとめ

彼女諦め男子が増えると少子化が進み、少子化が進むと日本という国が立ちいかなくなってしまいます。

もちろん、結婚する、しないや子供を作る、作らないは個人の自由です。
しかし問題なのは『彼女はいらない』と心から思っている男性ではなく、『欲しいけど諦めている男性たち』の方です。

その諦めが実は根拠のない思い込みに過ぎないことに、少しでも早く気づかなければなりません。
気づけば、彼女なんて意外とあっさりできてしまうものなのですから!

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