結婚前に確かめたい4つのこと|迷ったときの話し合い方と相談先

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「結婚を考えている人がいるけれど、このまま進んでいいのか不安」「結婚してから後悔したくない」。そう思って調べている方に向けて、この記事を書きました。

ネットには「こんな人とは結婚するな」といった記事があふれています。けれど、人を「ダメな夫」「ハズレ」と分類する見方は、あまり役に立ちません。同じ行動でも、話し合って変わることもあれば、変わらないこともあるからです。大事なのは相手にラベルを貼ることではなく、一緒に暮らしたときに何が起きるかを、結婚前に具体的に確かめておくことです。ここでは、確かめておきたい4つのことと、その話し方を紹介します。

「本当にこの人でいいのかな」と迷うとき

迷いがあること自体は、悪いことではありません。むしろ、生活を現実的に想像できている証拠です。

結婚は、好きという気持ちだけでなく、家事・お金・仕事・親のことなど、暮らしの仕組みを二人でつくる作業でもあります。ですから確かめたいのは相手の性格の良し悪しではなく、意見が違ったときに、二人で決めていけるかどうかです。以下の4つは、その相性が見えやすいポイントです。

確かめたいこと1 暮らしを回す力を分け合えるか

料理、洗濯、掃除、日用品の補充、役所の手続き。生活には、途切れない細かい作業がたくさんあります。今できるかどうかより、これから分担する気があるかどうかが大切です。

「家事はできる?」と聞いても、たいていの人は「できる」と答えます。そこで、こんな確かめ方をしてみてください。

  • 短い旅行や、相手の家で数日過ごしてみて、生活のリズムを知る
  • 一緒に食事をつくり、片づけまでどう動くかを見る
  • 「結婚したら家事はどう分けたい?」と、具体的な曜日や項目で聞いてみる

これまで家事の経験がない人でも、これから覚えていく気があるなら十分です。逆に「自分はやらないもの」という前提が強い場合は、結婚前にその点をはっきり話しておいた方が、あとの負担が減ります。

確かめたいこと2 お金の考え方を共有できるか

お金は、価値観の違いがいちばん表に出る部分です。趣味に使うのが当たり前だった人と、まず貯めたい人。どちらが正しいということはありませんが、共有しないまま結婚すると必ずぶつかります

結婚前に、次のことを話しておくと安心です。

  • おおよその収入と、返済中の借入があるかどうか
  • 生活費をどう出し合い、誰が管理するか
  • それぞれが自由に使えるお金をいくらにするか
  • いくら以上の買い物は相談するか

もし、やめたくてもやめられない買い物やギャンブル、借金が関わっている場合は、二人だけで抱えないでください。お金の問題は自治体の消費生活センターや法テラスの無料相談、依存の問題は各都道府県の精神保健福祉センターが相談を受け付けています。

確かめたいこと3 意見が食い違ったときにどうする人か

長く一緒にいれば、意見は必ずぶつかります。ですから見ておきたいのは「ぶつからない相手か」ではなく、ぶつかったあと、どうやって折り合いをつける人かです。

次のような場面が参考になります。

  • 自分の間違いに気づいたとき、認められるか
  • 怒っているとき、黙り込むのか、言葉にしてくれるのか
  • あなたの意見を、最後まで聞こうとするか
  • 店員さんなど、立場の弱い相手にどんな態度をとるか

約束したことが実行されるかどうかも、時間をかけて見てみてください。言葉より、小さな約束の積み重ねの方が正確に相手を教えてくれます。

確かめたいこと4 親や家族との距離の取り方

親を大事にすることは、良いことです。行き違いになりやすいのは、二人で決めるはずのことが、親の意見で決まってしまうときです。

住む場所、お金の使い方、子どものこと。これらを「まず二人で話してから決めたい」と、結婚前に共有しておきましょう。相手の親と価値観が違っても、パートナーが間に立ってくれるなら大きな問題にはなりにくいものです。逆に、あなたと親の板ばさみになったときにどう動くかは、事前に話しておく価値があります。

怒鳴る・支配される関係は「性格の違い」ではありません

ここまでは話し合いで調整できることを書いてきました。しかし、次のようなことがある場合は、話し合いの前にあなたの安全を考えてください。

  • 叩く、物を投げる、壁を殴るなどして、こわがらせる
  • 大声で怒鳴って、あなたの意見を言えなくする
  • だれと会うか、どこにいるかをいつも確かめ、行動を制限する
  • 生活費を渡さない、あなたの収入を取り上げる
  • 「お前は何もできない」と繰り返し言い、自信を失わせる

これらは相性の問題ではなく、暴力にあたる行為です。結婚しても自然にはおさまりません。各都道府県の配偶者暴力相談支援センター、市区町村の女性相談・家庭相談の窓口、警察の相談窓口に相談できます。危険を感じるときは、ためらわず110番してください。相談は結婚前でも、交際中でも受けられます。

まとめ

結婚してよいかどうかは、相手を「向いている人」「向いていない人」に分けて判断できるものではありません。確かめたいのは、暮らしを分け合えるか、お金の考えを共有できるか、意見の違いをどう扱う人か、家族との距離をどう取る人か、という4つです。

そして、どれも一度の会話で決めなくて大丈夫です。時間をかけて話し、決めたことは書き残しておきましょう。もし話すことが怖いと感じるなら、それ自体が大切なサインです。ひとりで抱えず、外の窓口に相談してください。あなたが安心して過ごせることを最優先にして選んでいきましょう。

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