他人をバカにして見下す人間の特徴と心理!原因は劣等感?対処法も!

 こんにちは、天田です。
 今日は、
『他人をバカにして見下す人間の特徴と心理!』
 というお話をしてみたいと思います。

 自分の身の回りにすぐ他人をバカにするひとがいる、
 ネットでの誹謗中傷に腹が立つ、

 などの悩みや不満を持っているひとは、ぜひ読んでみてください。

 彼らが本当はどんな人間なのか分かりますよ!

他人をバカにする人間の特徴

 すぐに他人を見下してバカにするひと、あなたの周りにもいませんか?

『こんなことも出来ないのかよw』
『頭悪すぎw』
『あたしって〇〇だから、あなたとは違うの』

 などなど。
 世の中を見舞わたばこういうひとはゴマンといますよね。
 
 以下に特徴をまとめてみました。

〇他人のミスを見つけてはバカにする
〇そのくせ自分は仕事ができない
〇学歴はあるが仕事は無能
〇コミュ二ケーション能力が低く、周囲に嫌われている
〇口だけは達者だが、実際は何も出来ない
〇すぐに自慢する。ただしどれも過去の栄光
〇うぬぼれが強いくせに打たれ弱い
〇攻撃的ですぐに周りの人間とトラブルになる

 ざっと思いつくだけでもこれぐらいはあります。
 
 考えただけでも、自分の周りにいて欲しくないタイプの人間ですね(苦笑)

 実際、これらのタイプの人間が他人に好かれることは絶対にありません。
 考えてみれば分かることですが、
『他人を見下す彼らだって、他人を見下すひとのそばにはいたくない』のですから。
 
 誰だってひとにバカにされたくはないし、
 すぐに他人をバカにするひとのそばにはいたくないのです。

 なので、これらの特徴を持った人たちは『例外なく孤立します』。
 私の人生経験上、ただのひとりも例外はいませんでした。
 みんな周囲のひとに毛嫌いされていました。
 それが現実です。

原因は劣等感

 ではなぜこれらのひとはすぐに他人を見下し、バカにするのでしょうか?
 答えは非常に簡単です。

『自分に自信がないから』

 ただこれだけです。
 別の言い方をするならば、

『劣等感が強いから』

 ということになります。

 劣等感とは読んで字のごとく、『自分は劣っていると感じる感情』のことです。
 これが強い人間の一部が、他人を見下すのです。

 なぜなら、他人を見下して、バカにしている間だけ、自分が偉くなった気がして安心するからです。

 心理学用語ではこれを
『優越コンプレックス』
 といいます。

 学歴があるけど仕事が出来なかったり、
 お金は稼げたけど人望がなかったりする男性に特に多く見受けられる特徴です。

 女性の場合は、過去に付き合っていた良い男自慢をしたり、
 夫のエリートぶりを自慢したりします。
 
 彼らに共通しているのが、
『言葉や過去の実績で、他人より優位に立とうとする』
 という点です。

 一見、自分に自信があるように見えますが、実際は劣等感の塊です。
 なので、

『バカにされたくない、見下されたくない』
 と常に怯えているので、先手を取って相手をバカにするのです。

 ようするに、
『あなたは仕事が出来ない』
 と言われるのが怖いので、
『オレはこんなに賢いんだ! すごい人間なんだ! お前らの方がバカなんだ!』
 と吠えるのです。

 女性の過去の彼氏自慢も同じです。
 この手のタイプは今現在、彼氏がいなくて独身だったり、老け始めているので自分に自信がなくなっています。
 そのときに、目の前に若い女性や結婚している女性が現れると
『あたしはこんなにすごい男と付き合ってたのよ! あんたの彼氏(夫)みたいな平凡な男なんか相手してないの!』
 と、いうようなことを、聞いてもいないのに言ってくるのです。

 いいえ、正確に言うと『言いたくて言いたくてしょうがないから、つい言ってしまう』のです。
 なぜなら『独身であることをバカにされるんじゃないか』と怯えているからです。

 この女性の例でもわかるとおり、他人を見下すときに役に立つのが『過去の栄光』です。

 たとえば、学歴。

 ビジネスの世界では常識ですが、『学歴をひけらかす人間は社会の落ちこぼれ』と言われています。

 つまり、今現在、会社や社会でちっとも活躍できていないから、その恥ずかしさや劣等感を隠すために一生懸命、過去の栄光をひけらかしているのです。
 ネットで学歴差別をするひとはまず間違いなくこのタイプです。

 本当は一流大学を出て、社会で次々と華々しい成果をあげて出世していくつもりだったのに、現実は落ちこぼれ。
 同級生たちは会社の社長になったり弁護士や医者になったりしてどんどん出世していくのに、自分は『一流会社に入れたけどその下っ端のまま』。もしくは『就職に失敗して高学歴ワーキングプア』

 このような人間が、ネットや会社内で他人を見下し、バカにするのです。

『悪口=その人間のコンプレックス』
 とよく言われるのは、そのためです。

 もちろん、これは高学歴ワーキングプアに限ったことではありません。
 他人を見下す人間は全員、強い劣等感を抱えています。
 それは生まれた環境のせいだったり、親や友達にひどい仕打ちを受けたせいだったり、受験や就職、恋愛に失敗したせいかもしれませんが、とにかく劣等感が強いと他人を見下す傾向が強くなります。

 なぜなら、さきほども書いたように、他人をバカにすればその瞬間は安心できるからです。

 その証拠に、悪口というのは言った瞬間・書き込んだ瞬間『ホッと』します。
 
 自分は劣っていない。悔しくない。負けてなんかいない。落ちこぼれなんかじゃない。

 そういうことを、遠まわしに自分や他人に言い聞かせられたと思うので、ホッとするのです。
つまり

『悪口=言い訳』

 なのです。

 これは他人を見下す人間だけに限ったことではありません。
 私たちが悪口を言うとき、なんだか胸のあたりがモゾモゾしてきませんか?

 悪口を言ってはいけないことなんて誰でも知っているのに、言わずにはいられない。
 そして、言った瞬間にホッとする。 
言い訳をするときの感覚と似ていませんか?

似ているのではありません。
同じなのです。

 ただ、普通の言い訳ならば『自分のダメなところをごまかす』だけで済みますが、
 悪口の場合は『他人を非難することで自分のダメなところをごまかします』

 つまり悪口というのは
『より高度かつ悪質になった言い訳』
 なのです。

 劣等感が強くなればなるほど、悪口が強烈になっていくのはこのためなのです。

他人を見下す人間との付き合い方

 関わらないのが一番です。
 前回の中二病の記事でも書きましたが、

『他人の劣等感を克服させることは自分の責任ではありません』

 それはそのひと本人の責任です。

 関わってもろくなことにならないので、冷たいようですが放っておくのがベストです。
 他人を見下すひとは、たまに一時成功するひともいますが、必ず不幸になって落ちぶれていきます。

 運良く社会的な成功は続いていっても、家庭は必ず崩壊します。

 特に離婚したり、離婚しなくても子供がグレる可能性は非常に高いです。
 理由は簡単ですよね?

 いつも他人をバカにしたり、見下したりするひとの近くにいたいと思うひとはどこにもいないからです。
 どれだけ自信があるように見せかけても、そのひとに余裕がないことは家族ならばすぐに分かってしまうからです。
 ときには家族に八つ当たりしてくることもあるでしょう。

 そんなひとと一緒にいれば、誰だって離れたくなります。
 職場や学校で毛嫌いされるのと同じように、家庭でも毛嫌いされるからです。

 さらに、親の不安は子供に感染します。
 親は運良く社会的に(一時的に)成功できたとしても、子供はそうはいきません。
 イジメられてしまうか、グレて世間に迷惑をかけるか……どちらかにならなくても、親を軽蔑して反抗するのは間違いありません。
 もしくは、親のように他人を見下す人間になって、同じく毛嫌いされて生きるか、です。

 他人を見下す人間というのは、自分の劣等感を隠すために、自ら不幸に落ちていくのです。
 そして、そのことにまったく気付いておらず、常に他人のせいにしているのです。

 この手のタイプを更生させることは、残念ながら不可能です。
 極力関わらず、自分を磨くことに意識を向けた方が賢明でしょう。

他人をバカにするひとの心理が学べる動画

 
他人をバカにするひとの心理を分かりやすく解説した動画はこちらです↓

まとめ

 いかがでしたか?
『他人をバカにして見下す人間の特徴と心理!』
 というお話をしてみました。

 なかなか辛辣なことを書いてしまいましたが、
 この手のひとが周囲にいて悩んでいる方々には救いになったのではないかと思います。

 人間の心理に『自分に自信があるから、他人を見下す』なんて心の働きはありません。
 なにかにおびえているから見下して安心するのです。

 社会で成功しているひとも、学歴がないことに劣等感を持っているかもしれないし
 学歴があるひとも、仕事ができないことにコンプレックスを持っているかもしれません
 お金持ちと結婚した女性も、自分が老けていることや太っていることに劣等感を持っているかもしれないし
 恋愛自慢をする女性も、本当はいつまでも独身であることを気にしているかもしれません。

 もしくは単純に、コミュ二ケーション能力が低いことに劣等感を持っているのかもしれません。

 そんなとき、ひとは『今現在、自分が持っているもののなかで、一番価値があるもの』をひけらかして他人を見下すことで、どうにか安心するのです。

 自慢できるものがない場合は、『あいつバカだなw』『世の中バカばっかりだなw』と、その場ですぐに確認しようもない『頭の良さ』のようなものを前面に出して他人に優越しようとするのです。

 しかし、何度もいうようにそんなことをしても劣等感がなくなることはありません。
 それどころか、他人を見下せば見下すほど、嫌われていきます。
『弱い犬ほどよく吠える』といいますが、正確には
『弱い犬だからよく吠える』のです。

 このことを理解しておくだけでも、この手のタイプの人間の言動に傷ついたり、腹を立てたりすることはなくなります。

 それでは、また。

※もしもあなたが『傷つきやすい性格』を克服したいと思っているならば、ぜひこちらの記事もご覧ください。管理人の天田が自力で劣等感を克服した体験記です!
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1 個のコメント

  • 動画を見てスッキリしましたよ!^_^私自身も今迄や今でも少しでも言える立場の人にはつい言ってしまう時がありますが、私に対して散々過去の栄光を棚に上げて見下して言って来た同級生がしょっちゅう言いたいだけ言って来たなあと思い出していますよ。まあ今ではその同級生からの連絡は着信拒否をしていますから電話自体来ることはありませんけどね。

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