『人見知りでも出来る仕事が知りたい』
と、思っている人はいませんか?
確かに、たいていの仕事は多かれ少なかれコミュニケーション能力を求められるものが多く、人見知りの激しい人間にとっては『自分でも続けられる仕事』を探すのも一苦労ですよね?
そこで今回は、
『人見知りでも出来る仕事・バイト』
をご紹介したいと思います。
『自分はコミュ障だからまともな仕事なんてできない…』
と、諦めている人は、ぜひ参考にしてみてください!
エンジニア
人見知りでもできる仕事、と聞いて、多くの人が真っ先に思いつくのが、
『エンジニア』
ではないでしょうか?
パソコンソフトのプログラムを組んだり、システムの開発を請け負う仕事で、2000年ごろから急速に需要が伸びている職業です。
エンジニアの良いところは、とにかく生で人と接する機会が少ないこと。
職場にもよるようですが、会社によっては一日中、一人で黙々とパソコンに向かって作業するだけで、誰とも口を利かない、なんてこともあるようです。
なかには『さすがにこんな孤独なのはキツイ』『人と触れ合いたい』と思い、転職してしまう人もいるほどです。
おまけに就職すれば正社員になれますし、これからまだまだ需要が伸びる業種なので将来も安泰。
まさにエンジニアこそは人見知りの転職と言えるでしょう。
…ただし、問題もあります。
それは、エンジニアになるにはそれなりのスキルが必要だということです。
それこそ、専門学校に通ったり、資格取得のために数ヶ月~1・2年は努力する必要があります。
『人見知りだから、今日からエンジニアになろっと』
という風に、気楽に仕事に就けるわけではありません。
人見知りだけどプログラミングには詳しい、という人でなければなかなか就職することは難しそうです。
保育士・介護士(人による)
保育士や介護士というのも、意外と人見知りには向いていたりします。
『人見知りにできるわけないだろ!』
と思われるかもしれませんが、これはある条件付きです。
それは、人見知りのなかに一定数存在する、
『子供、もしくはお年寄りには普通に接することができる』
というタイプです。
人見知りというのも様々で、すべての他人に対して緊張してしまうひともいれば、
『人見知りだけど子供はなぜか好き』
『お年寄り相手だと緊張しない』
というタイプの人もいます。
ですので、この手の人見知りならば、子供やお年寄りを相手にする保育士や介護職に向いているかもしれません。
どちらもかなりの激務ではありますが、『人見知りでありながら人と関わることができる』という最大のメリットがあるので、『人見知りだけど孤独はイヤ』というタイプのひとにはうってつけです。
また、子供やお年寄りなど、偏った相手とばかり接していても、それなりにコミュニケーション能力は磨かれてきますので、人によっては人見知りそのものを改善する良い練習になることもあります。
人見知りの人というのはそもそもコミュニケーションの経験値が低いことが原因であることも多いので、『ストレスなくコミュ力を磨ける仕事』としてチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
どちらも正社員になるには資格がいりますが、補助ならばアルバイトでも募集しているところはたくさんありますので、探してみる価値はあります。
ネットビジネス
『完全に人と関わらずに暮らしていきたい』
『それでいて、ある程度の収入も欲しい』
というひとは、ネットビジネスという方法もあります。
一番有名なのがアフィリエイトと呼ばれる仕事で、自身のサイトやブログに商品のリンクを貼り、購入されると代金の何パーセントかの報酬をもらえる、というものです。
こちらは完全に出来高制なので、うまくすれば月収100万円以上を稼ぐこともできます。
…ただし、『ネットビジネスは95パーセントの人間が稼げない』と言われているように、多くのひとは月に5000円も稼げずに挫折してしまいます。
『当たれば大きいけど、当てるまでには凄まじい努力が必要』
ということをしっかりと認識し、覚悟を決めて取り組む必要があります。
また、
『どれだけがんばっても、やり方が間違っていると1円も稼げない』
ということも言われているので、最初のうちは数万円~数十万円のお金を払ってセミナーに参加したり、教材を購入した方が稼げる確率は上がります。
それでも、『ノウハウコレクター』と呼ばれる『教材にばかりお金をかけて、結局稼げない人たち』がゴロゴロしている世界でもありますので、この道で食べていくのはなかなか難しいでしょう。
ライター(特にWEB関係)
ライターの仕事も、人と直に接することが少ないので人見知りの人間にはオススメです。
特にWEB関係のライターは、メール等で注文されたテーマを調べて記事に仕上げるだけなので、仕事のほぼすべてをひとりで行えます。
最近ではWEBライターの養成所や、登録会社などもたくさんあるので、アルバイト程度ならば簡単に雇ってもらえます。
会社によりますが、仕事の腕を磨いて質の良い記事を量産できるようになれば、一文字あたりの単価も上がり、それだけで生活できるようになります。
おまけに、ライターの仕事はパソコンさえあれば家ですべてできるので、会社に出勤する必要もありません。
好きな時間に起きて、好きな時間に働くことができるのもライターの魅力です。
工場系(特にベルトコンベヤー)
工場勤務の仕事も、人見知りにはオススメの仕事です。
特に『ベルトコンベヤー』系の仕事は、ただひたすら同じ作業を延々と続けるだけなので、コミュニケーション能力はまったく必要ありません。
特に、深夜の工場系などは外国人など『そもそも日本語が話せない人たち』ばかりなことが多く、勤務初日からほぼ誰とも話さないで一日が終わることもあります。
私も20歳のころ、短期間のみベルトコンベヤー系の仕事をしたことがありましたが、最初から最後まで本当に『一言も』喋らずに仕事が終わる日がしょっちゅうでした。
ですので、
『まったく人と話さないで良い仕事』
を求めているなら、ベルトコンベヤー系の仕事がオススメです。
…ただし、ベルトコンベヤー系の仕事は確かに人間関係で疲れることはありませんが、代わりに、
『ただひたすら、同じ作業を続ける』
という、別の苦痛がありますので、注意が必要です。
治験
『治験』
の仕事も、人見知りにはうってつけかもしれません。
治験というのは、製薬会社が開発した新薬の効果を確かめるためのモニターのことで、その仕事内容は、
『薬を飲んで、寝ているだけ』
という、この上ないほどラクなものです。
私の友人が大学生のころにこのアルバイトをしたことがありますが、本当に、薬を飲んで2週間ほど病院で寝ながらマンガを読んでいただけだそうです。
一応、朝や夕方などに検査のようなものを受けるらしいのですが、それ以外はまったくやることなし。
ある意味で究極のグータラな稼ぎ方です。
ただ、常に治験の求人が出ているわけではないので、これだけで食べていくのは難しいかもしれません。あくまでも給料の足しか、アルバイト程度と考えるべきでしょう。
新聞配達
最後は、
『新聞配達』
です。
これは就職することもできるし、アルバイトとして朝夕刊のどちらかだけを配達するということもできます。
新聞配達の仕事は、工場系の仕事ほどではありませんが、他の人と会話することがとても少なく、人見知りの人間にもってこいです。
人によってはまったく喋らず、黙々と仕事をしてさっさと帰っていくひともいます。
なにしろ、自分の分の新聞を配れば良いだけなので、他人と関わることがほとんどありません。
特に、積み込みが終わって配達に出てからは完全に個人作業です。誰とも話をしないどころか、バイクに乗って黙々と新聞を配るだけで終了です。
新聞配達というとキツイというイメージがありますが、よほどの大雨や大雪の日でなければそんなことはありません。
毎日、毎日、同じ家に新聞を入れていればイヤでも道は覚えますので、配達スピードもどんどん早くなっていきます。
すると、区域や部数によっては一日2時間ほどの労働でそこそこのお金が稼げてしまったりします。
私も新聞配達の経験があるのでよく知っていますが、
『正直、散歩と変わらない』
というぐらい気楽です。
それまで接客業しか経験したことのなかった私は、
『こんなにストレスのない仕事があったのか!』
と、感心してしまったほどです(笑)
採用されるのも非常に簡単なので、ぜひ検討してみてください。
まとめ 人見知りでも出来る仕事は意外とある
いかがでしたか?
『人見知りにオススメのバイトや仕事』
をご紹介してみました。
本文を読んでくださった方はお分かりのとおり、人見知りでも出来る仕事は意外とたくさんあります。
世の中は接客業だけで成り立っているわけではないからです。
『人見知りだから仕事ができない…』と嘆く必要はまったくありません。
ぜひ、自分に合った仕事を見つけてみてください。
それでは、また。
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