世の中にはたくさんのダイエット方法がありますが、やっぱりできるだけ苦労しないでダイエットしたいですよね?
時間もお金もかけず、気が付けば痩せていた…なんてダイエット方法があればやってみたい…と思う人が大半だと思います。
その点、誰でも簡単にできるダイエットのなかでも今だに根強い人気なのが、
『朝食抜きダイエット』
です。
『すっごい簡単に痩せた!』
『むしろ体調が良くなった!』
というひともいる一方で、
『朝食を抜くのは体に悪い』
『朝食抜きダイエットをしたら太った』
という意見もあり、賛否両論のダイエットとして有名です。
では、朝食抜きダイエットで太る人と痩せる人の違いはどんなものがあるのでしょうか?
そして、朝食抜きダイエットは本当に効果があるのでしょうか?
今回は、噂の朝食抜きダイエットをご紹介してみたいと思います。
目次
朝食抜きダイエットって? やり方は?
朝食抜きダイエットとは、名前の通り、
『朝食を食べないだけ』
のダイエットのことです。
数年前からテレビや書籍で紹介されはじめて大ブームとなり、今だに根強い人気を誇っているダイエット方法です。
やり方も、ただ『朝食を抜くだけ』なので、ある意味でもっとも簡単なダイエット方法です。
しかし、単純に考えて一食分の摂取カロリーを減らすことができるので、カロリーを摂りすぎていたひとには合理的なダイエット方法です。
また、抜くのはあくまでも朝だけなので、昼、夜は普通に食べることができるので、空腹感もあまりありません。
ひとによっては、『むしろ食べない方が体の調子が良い』という意見もあるくらいです。
ちなみに、私も試してみたことがありますが、楽なときはまったく空腹感がありませんでした。
朝食抜きダイエットの効果は?
朝食抜きダイエットは本当にダイエット効果があるのでしょうか?
もちろん、摂取カロリーが3分の2になるわけですから、ダイエット効果はあります。
たとえば、毎日3000キロカロリーも食べていたひとでも、朝食を抜けば2000キロカロリーとなり、健康的な摂取カロリーの範囲内に収まります。
となれば、勝手にどんどん痩せていきます。
もちろん、三食すべて1000カロリーずつではないでしょうから、実際は600~700カロリーぐらいが減るだけです。
しかしそれでもトータル2300キロカロリー程度なので、3000キロカロリーを摂取していたころに比べればだいぶ少なくなっています。
実際、私も朝食抜きダイエットをしてからは月2~3キロぐらいのペースで体重が落ちていきました。
ネットにも、
『半年で10kgやせた!』
『5kgやせた!』
という体験談が溢れかえっています。
一週間で効果が出るって本当!?
朝食抜きダイエットの特徴として、
『やり始めた当初は、特に結果が出やすい』
というものがあります。
なにしろ、いきなり摂取カロリーが3分の2になるわけですから、体重が落ちるのも当然です。
私の場合、やり始めて3日ぐらいで1kg、もう3日でさらに1kg…というふうに、体重が落ちていきました。
なかには一週間で3kg以上痩せたというひともいるぐらいです。
朝食抜きダイエットのメリット
朝食抜きダイエットのメリットは、実は他にもたくさんあります。
〇体調が良くなる。
〇疲れにくくなる。
〇頭が冴える。
〇便通が良くなる。
〇肌がキレイになる。
〇集中力が増す。
〇睡眠の質が良くなる。
〇使える時間が増える。
〇食費が浮く。
巷で言われているだけでも、これだけあります。
もちろん、個人差はあるので全員がこのすべてを実感できるわけではありません。
私の場合、『体調が良くなる』、『睡眠の質が良くなる』、『使える時間が増える』あたりはかなり実感できました。
『なぜ朝食を抜くと体調が良くなったり、頭が冴えたりするの?』
と、疑問に思われるかもしれませんが、これは一説には、
『食べ物の消化にかかるエネルギー』
が減るからだと言われています。
実は、食べ物の消化にはものすごいエネルギーが必要になります。
特に内臓が疲労します。
ですので、たくさん食べるとそれだけ内臓が疲れてしまい、疲れやすくなり、睡眠時間も増えてしまうのです。
しかし、朝食を抜いて十分に胃を休めると、余ったエネルギーを他に回せるようになるので、むしろ体調が良くなるのです。
一般的には朝食を食べないと頭が回らなくなる、健康に悪いと認識されていますが、一方で、
『朝食有害説』
も、かなり古くから言われています。
『朝食を抜いたら元気になった!』
『朝食を抜けば長生きできる』
と説くお医者さんもいます。
確かなことは定かではありませんが、『そういう説もある』と頭に入れておいて、自分の身で実践してみると良いでしょう。
ちなみに、私が読んだ成功者の自伝のいくつかにも、同じようなことがたまに書いてあります。
『人間は1日3食も食べなくていい』
『3食も食べるから病気になるんだ』
『朝食を抜いたら仕事がはかどるようになった』
などなど、特にダイエットを目的としているわけでもないのに、実践している成功者は多いです。
ちなみに、『朝食を抜けば長生きできる』という説については、こちらの本で紹介されています。
こちらの本もオススメです。
朝食抜きダイエットの口コミは?
ところで、朝食抜きダイエットの口コミはどのようなものがあるのでしょうか?
これは、まさに賛否両論で、『効果あった!』というひとも、『効果なかった…』というひともたくさん存在しています。
では、『肯定派』『否定派』をそれぞれご紹介してみます。
『開始たった一週間で3kg痩せた!』
『まじでめちゃくちゃ体調がいい!これなら続けられそう!』
『朝起きるのがラクになった!いかに今まで食べ過ぎていたのかが分かった!』
『体が軽くなった!全然疲れなくなった』
『風邪をひきにくくなった!』
『頭がスッキリして、仕事がはかどるようになった。』
『使える時間が増えて、人生が楽しくなってきた!』
肯定派の意見は、だいたいさきほど紹介したメリットと同じです。
特に、『体調が良くなる』『疲れにくくなる』というのが多く、これは私自身も実感しました。
たとえば、走ったあとにすぐに回復したり、『もう走りたくない…』と思うあのダルさがなくなり、
『息は切れるけど、嫌なダルさは感じない』
という状態になります。
続いては、否定派の口コミです。
『痩せない、むしろ太った』
『お腹が減って集中できなくなる』
『科学的根拠がない』
『イライラして、落ち着かなくなる』
『朝食を食べないと目が覚めない』
『貧血気味になり、やめた』
…などです。
否定派に多いのは、『むしろデメリットが多かった』というものです。
頭が冴えるどころか集中力が下がり、痩せるどころか逆に太ってしまった…など、『聞いてたのと違うじゃねーか』という結果になってしまった人が多数です。
確かに、これでは続けられませんね。
では、朝食抜きダイエットの効果を得られるひとと、得られない人の違いは何なのでしょうか?
痩せる人と太る人の違いは?
痩せる人と太る人の違いはずばり、
『昼食や夕食の量を増やしたか、増やさなかったか』
ということです。
当たり前ですが、朝食を抜いたからといって、その後の昼食、夕食を食べ過ぎてしまえば、意味がありません。
でも、『朝食抜きダイエットに失敗する人』の多くは、そのミスを犯してしまいます。
『朝食を我慢したんだから、これぐらい増やしても大丈夫でしょ』
と、ついついごはんをおかわりしてしまったり、脂っこいものを食べ過ぎてしまったり…
そして気がついてみると、
『いつもよりカロリーを多く摂取してしまった』
という結果になり、太ってしまうのです。
『朝食抜きダイエットの絶対条件は、昼食・夕食の量を変えないこと』
です。
朝食抜きダイエットをやったのに太ってしまった…というひとのほとんどは、このルールを破ってしまったのでしょう。
また、朝食を抜いたら貧血になった、イライラして集中できない…というのは、おそらくカロリーが少なくなりすぎているか、『食べるという行為そのものが大好きな人』である可能性が高いです。
特に後者は、食べることがストレス解消にもつながっているタイプなので、一食抜いただけでもかなりのストレスになり、逆に集中力が下がってしまうのです。
朝食抜きダイエットはリバウンドしやすい?
同じ理由で、朝食抜きダイエットはリバウンドしやすいと言われています。
なぜなら『やめた途端にドカ食いしてしまう』からです。
食べることでストレス発散している人の場合、一定期間はどうにか我慢したとしても、やめた途端に『これからは好きに食べてもいいんだ!』と考えてしまい、ついつい食べ過ぎてしまいます。
すると、せっかく10kg痩せられたとしてもあっという間に元に戻ってしまいます。
『ダイエットは一定期間だけやっても意味がない』
と言われるように、ダイエットというのは〇ヶ月間だけ何かをするというものではなく、習慣そのものを変えなければいけません。
つまり、朝食抜き生活を一生続けなければならないのです。
『朝食を抜いたら気分爽快になった! イライラもまったくないし、無理せず続けられる!』
という人以外は、なかなか習慣化できません。
つまり、朝食抜きダイエットは、
『合っている人には最高のダイエット方法だけど、合っていない人には続けるのが難しい方法』
だと言えます。
30代後半にはおすすめのダイエット方法! でも学生はNG
ちなみに、朝食抜きダイエットは30代以降にオススメのダイエット方法です。
(ただし合っている人だけですが…)
なぜなら、30代になると代謝が落ちるので、20代と同じくらい食べているとかなりの確率で太ります。
おじさん、おばさんになると肥満が増えるのはそのためです。
ですので、中年以降もスリムな体型を維持したいのであれば、ダイエットに限らず食べる量を減らさなければいけないのです。
朝食抜きダイエットならば十分にカロリーを減らせるので、30代以降の『無自覚の食べ過ぎ』を防ぐことができます。
また、(体質に合っていれば)脳が冴えて集中力も上がり、かつ、疲れにくくなるので、疲れやすい中高年の悩みも解決します。
『朝食抜きダイエットをしてから、人生が変わった!』
というひともいるぐらいです。
無理なく続けられるのならば、朝食抜きダイエットは30代以降に最適なダイエット方法と言えるかもしれません。
学生は絶対にやってはいけない
反対に、
『中学~高校ぐらいの学生は絶対にやってはいけない』
とも言えます。
なぜなら、このぐらいの年齢はとにかく栄養が必要な時期だからです。
大人になるための体を作り、脳を作るのにたくさんの栄養が必要になるので、朝食を抜いてしまうとメリットよりもデメリットの方がはるかに大きくなります。
特に、成長期に食事制限をしてしまうと、背が伸びなくなります。
学生の場合は、食事制限よりも、
『低カロリー、高栄養の食事と適度な運動』
こそが最高のダイエット方法だと理解しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
『朝食抜きダイエットの効果とやり方』
を、ご紹介してみました。
『朝食有害説』
はかなり昔から言われていて、今だに決着がついていません。
ただ、個人的には
『学生時代は絶対にやってはいけない』
『30代以降は、体質に合っているならやって良い』
と思っています。
私自身も、朝食抜き生活を実践してみて、たくさんのメリットを実感しました。
体重が減ることもそうですが、睡眠の質が良くなり、体調が良くなったりもしました。
ですが、どうしても空腹感が我慢できなかったため、結局3ヶ月ほどでやめてしまいました。
ですので、『体質に合うなら、続けてみる』ぐらいの気持ちで、まずは試してみることをおすすめします。
ダイエット効果はもちろんのこと、生まれ変わったように毎日が快適になるかもしれませんよ!
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