最近流行りの断食ダイエットを試してみたいけど、やり方が分からない…と悩んでいる人、ここでは3日で結果が出る断食ダイエットの方法をご紹介していますよ!
断食ダイエットというと、とにかく根性で食事を我慢して痩せる…というイメージを持っているひとも多いと思いますが、その方法だと体を壊してしまう危険性がありますので絶対にやめてください。
正しい断食ダイエットの方法を学んで、無理なく痩せていきましょう!
目次
断食ダイエットの効果がすごい!
『断食ダイエットにはすごい効果がある!』
というのは、様々な書籍やネットの体験談で紹介されていますが、実際どのような効果があるのでしょうか?
〇内臓系の疲労が回復し、疲れにくい体になる。
〇冷え性やむくみが改善される。
〇肌がキレイになる。
〇アトピーが改善する。
〇頭がスッキリして仕事の能率が上がる。
〇目覚めが良くなる。
〇便秘や下痢が改善する。
〇体重が減る。
このように、様々な効果が報告されています。
なぜ食事を数日我慢しただけで体調が良くなったり、疲れが取れたりするのかというと、それは私たち現代人が普段から『食べ過ぎている』ということが大きな理由です。
実は、人間が1日3食になったのはつい最近のことで、昔は1日2食ぐらいが普通でした。
何千年、あるいは何万年ものあいだ、人間は1日2食で過ごしていたのです。
しかし、いつからか『1日3食の方が体に良い』という考えが広まり、多くのひとが1日3食の生活になりました。
その結果、内臓はちっとも休むことができなくなり、腸のなかに汚れがたまったり、老廃物を排出しきれなくなったりしてしまい、疲れやすくなったり太りやすくなったり、果ては病気になりやすくなってしまった、と言われています。
『人間の病気のほとんどは食べ過ぎが原因である』
というひともいるくらい、食べ過ぎというのは体にとって悪影響なのです。
ですので、断食によって内臓を休ませてあげることで、老廃物を掃除したり本来の内臓の働きを取り戻すことができます。
もちろん、断食している間はカロリーをほとんど取らないわけですから、ダイエット効果も非常に高いです。
…とはいえ、実は断食で痩せた分は筋肉がやつれただけなので、本当の意味で痩せたわけではありません。ですので、断食をやめて今まで通りの食事にすれば、すぐに元に戻ります。
しかしそれ以上に、断食をすることで内臓を休ませ、少ない食べ物からでも十分に栄養が吸収できるようになったりするので、長期的なダイエット効果が期待できます。
このように、正しい断食はダイエット効果のみならず、健康になったり疲れにくい体を作る効果が得られますのでオススメなのです。
断食ダイエットは危険?
このようにメリットが盛りだくさんの断食ダイエットですが、気をつけなければいけないことがあります。
それは、
『間違った方法で断食すると、体を壊す危険性がある』
ということです。
一切なにも飲み食いしないでひたすら断食したり、準備もせずにいきなりご飯を抜いたりすると、体が耐え切れなくなってしまう可能性がありますので必ず正しい方法で実践するようにしましょう。
また断食する日数についても、最初のうちは1日だけ、土日の2日間だけ、というふうに少しずつ期間を伸ばしていくことをオススメします。
また、断食をはじめてからも、体調が悪くなるようだったり、貧血等で日常生活や仕事に支障が出てしまうようでしたら、すぐに中止しましょう。
断食は正しいやり方でも体質に合わないひとがいますので、絶対に無理をしてはいけません。
断食をやる前の準備と、断食に適した日
断食を始める前に、必ず下準備をする必要があります。
準備をせずにいきなり食事をやめても絶対に失敗しますので、必ず準備は入念に行ってください。
断食の準備
まず、断食を行う一週間前から『まごにはやさしいわ』の食事を摂る。
ま…豆、豆腐、納豆
ご…ごま、ナッツ類
に…肉
は…発酵食品、味噌
や…野菜
さ…魚
し…しいたけ、きのこ類
い…芋、穀物類
わ…わかめ、海藻
これら栄養素の高い食品をバランスよく食べ、体の調子を整えましょう。
そのさい、決してお腹いっぱい食べず、腹八分目、七分目…と、断食をする日が近づくにつれて少しずつ食べる量を減らしていくと、胃が小さくなるので断食がしやすくなります。
だいたい、断食の前日には腹四分くらいの食事に抑えます。
また、これらの食事を食べるときはとにかくしっかりと噛むことが大切です。よく噛むことで胃腸の負担を軽減し、栄養の吸収率も上がるので、少ない量で十分に満足できるようになります。
断食に適した日や日数は? 初心者にはプチ断食もオススメ!
断食は基本、仕事がお休みの土日などに行います。
仕事がある日に断食してしまうと、体が慣れていない場合、貧血で倒れてしまったり、仕事に悪影響が出てしまう危険性があるからです。
ですので、断食は必ず仕事が休みの日に行うようにしましょう。
また、最初のうちは土日のうちの1日だけにし、慣れてきたら、土日の2日間断食するようにしましょう。
さらに慣れてきたら、ゴールデンウィークなどの連休を使って3日間の断食にトライしてみるのも良いでしょう。
とにかく、絶対に無理をせず、少しずつ体を慣れさせていくことが大切です。
どうしても1日の断食が難しい…というひとは、18時間だけ断食する『プチ断食』という方法もあります。
これは、18時間まったくなにも食べない時間を作るという断食方法で、たとえば前日の夜21時に食事をとったら、そこから18時間語の昼の3時までは水以外なにも口にしない、という方法です。
これだけでも内臓の疲れを取る効果や、ダイエット効果がありますので、初心者はまずこちらから挑戦してみると良いでしょう。
繰り返しますが、断食は絶対に無理をしてはいけません。
三日で効果が出る断食の仕方は?
それでは、断食のやり方をご紹介します。
色々なやり方がありますが、自分にできそうなものからチャレンジしてみましょう。
難易度1 おかゆ断食
こちらはもっとも簡単な断食です。
〇一日2回、お椀一杯のおかゆだけ食べて過ごす。
〇間食は厳禁。
〇おかゆの味付けは基本的に『塩、ゴマ、しょうが』のみ。
〇最初のうちはおかゆを多めに食べても良い。
これだけです。
『断食なのに食べていいの?』と思われるかもしれませんが、おかゆをお椀一杯だけ程度なら、断食と同じような効果を得られますのでご安心ください。
特に胃を小さくしたり、デトックス効果やダイエット効果は十分に得られます。
体への負担も少ないので、一番最初の断食ダイエットとしてオススメです。
難易度2 ジュース・豆乳断食
こちらはおかゆ断食よりも少し難易度が高くなります。
『ジュース・豆乳断食』
というのも、オススメです。
〇食事の代わりに野菜ジュースや豆乳だけを飲む(コップ一杯)
〇間食や飲み過ぎは禁止。
〇最初のうちはバナナやはちみつをミキサーで混ぜたものを飲んでも良い。
このように、『食事の代わりに豆乳や野菜ジュースを飲むだけ』なので、非常に簡単です。
そのうえ、食事時間も大幅に削れるので、1日の自由時間が増えるというメリットもあります。
…とはいえ、いきなりこの断食をやるのはハードルが高いので、まずはおかゆ断食あたりから始めることをオススメします。
難易度3 水・塩だけ断食
こちらは最高難易の断食です。
体を壊してしまう危険性があるので、必ず体が断食になれてから行うようにしてください。
〇1日~3日間、水と塩だけで過ごす。
〇水は一日に2リットル以上飲む。
これだけです。
難易度が上がるほどに方法がシンプルになってくるのが断食の良いところですね(笑)
ただ、この水と塩だけ断食はかなりの難易度ですので、しっかりと事前に準備し、おかゆやジュース断食で体を慣らしてから行うようにしましょう。
また、実際にやってみてキツイと感じるようなら、すぐにやめることも大切です。
くれぐれも、自己責任で行ってください。
断食後は必ず回復食を食べよう!
1日~3日間の断食をしたら、『はい、これで成功!』とばかりにいきなり普通の食事に戻してはいけません。
実は、断食は終了後の食事がもっとも大事なのです。
断食によって小さくなった胃や、汚れが取れてキレイになった腸にいきなり大量の食べものを送り込むと、負担が大きすぎてかえって体調を崩してしまう危険性があります。
ですので、3日間ほどの『回復期』を設けましょう。
〇肉、魚は基本食べない。炭水化物も2日目以降(それもおかゆのみ)
〇調味料もなるべく使わない。
〇1日目、2日目。3日目とだんだん食事の量を増やしていき、4日目から通常の食事に戻す。
〇断食が成功したからといって食べ過ぎない。
(具体例)
1日目…(肉・魚なしの)薄味野菜スープ
2日目…野菜スープ、おかゆ、豆腐など(醤油は使わない)
3日目…おかゆ、味噌汁、納豆、りんごジュース(100%)
これらの食べ物を、とにかくしっかりとたくさん噛んで食べるようにしましょう。
よく噛む、というのは胃腸にとって本当に大事です。
基本は、ドロドロになるまで噛んでください。
これらの回復期を終えたら、通常通りの食事に戻します。
ただしそのさいも、できればそれまでの半分か3分の2ぐらいの量に抑えましょう。
そのぐらいの量で体が慣れてしまえば、その後もどんどん脂肪が減っていき、適正体重に近づいていきます。
まとめ
いかがでしたか?
『断食ダイエット方法! 3日で効果が出るのは?』
というお話をしてみました。
断食は、正しく行えば体内の毒素が排出され、脂肪も落ちるのでダイエット効果もすこぶる高いです。
とはいえ、『ただ闇雲に我慢する』『準備期間も設けずにいきなり食事を抜く』などの間違った方法で断食をすると、痩せるどころかむしろ体を壊してしまう危険性が非常に高いです。
もっともっと簡単に安全にダイエットしたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
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