『何度言ってもうちの子が勉強しない…』
『すぐにマンガやゲームに夢中になる』
『学校の授業にもついていけなくなり始めている…』
こんな風に悩んでいる親御さんも多いと思います。
子供の将来のために勉強してもらいたい。させなきゃ、と思っているのに、当の本人はどこ吹く風…マンガやゲームや遊びには夢中になるのに、勉強となるとすぐに放り出してしまう…。
いったい、子供が勉強しない原因とは何なのでしょうか?
どうして、世の中にはすすんで勉強してくれる子もいるのに、まったくやろうともしない子もいるのでしょうか?
今回はそんな、
『勉強しない子の原因と解決策』
というお話をしてみたいと思います。
目次
子供が勉強しない原因は?
子供が勉強しなくなる原因は、いったいどのようなものがあるのでしょうか?
『勉強が面白くないから?』
『難しくてついていけないから?』
たしかにそのとおりですが、それは『勉強が嫌いになってから』の理由です。
そもそも、子供が勉強を好きじゃなくなる理由は他にあります。
それはこのような理由からです。
〇勉強をやる理由が分からない。
〇親や教師から勉強の楽しさ、素晴らしさを教わっていない
〇勉強ができる環境ができていない
〇勉強をやらなくても困ることがない。
ひとつずつ説明していきましょう。
勉強をやる理由が分からない。
まず多いのが、『勉強をやる理由が分からない』というものです。
これは、子供のときに誰もが一度は考えたことではないでしょうか?
『因数分解なんて覚えて、人生でなんの役に立つの?』
『歴史の年号なんて暗記して、いつ使うの?』
などなど。
勉強が好きになれない子供にしてみれば、『これ、何の役にたつの?』という疑問はもっともです。
やりたくもない、役にたたないことをやらされるほど辛いことはありません。
大人になれば自然と勉強の大切さが分かってくるものですが、社会に出ていない子供ではなかなか理解できないのも無理はありませんよね。
その結果、子供は『意味のないことを無理やりやらされている』と感じ、勉強が嫌いになっていくのです。
親や教師から勉強の楽しさ、素晴らしさを教わっていない
次に多いのが、これです。
『親や教師から勉強の楽しさを教わっていない』
人間がもつ最大のやる気の素はなんだかご存知でしょうか?
『楽しい』
という感情です。
たとえば、友達と遊んだり、旅行にいったりするのに、やる気って必要ありませんよね?
頼まれなくても、ちょっとぐらい疲れていても、勝手に出かけて行ってしまうと思います(笑)
そう、人間は自分が楽しいと思えることなら何でも自らすすんでやるのです。
逆に言えば、楽しいと思えないことはなかなかやれないのです。
そして勉強ができない子供というのは、多くの場合、勉強を楽しいと思っていません。
親や教師から、勉強の楽しさを教わらなかったからです。
ちなみに、勉強の出来る子というのはこの反対で、勉強を『楽しい』と思っている子が非常に多いです。
勉強をがんばったらほめてもらえた、頭をなでてもらえた、よくがんばったね~と言ってもらえた…
このような経験をたくさん積んでいる子が、勉強好きになるのです。
勉強ができる環境ができていない
環境が悪い、というのも子供から勉強する意欲を奪います。
では、どのような環境が子供から勉強のやる気を奪うのかというと、
『散らかっている家』
です。
実は、家や部屋の状態は、人間の脳に非常に強い影響を与えることが脳科学で分かっています。
分かりやすくいうと、部屋が散らかっていたり、汚かったりすると、ひとは知らず知らずのうちにものすごいストレスを受けるのです。
落ち着きがなくなり、イライラしたり不安になったり、集中力がなくなったりします。
勉強できない子供の多くは、落ち着きがありません。
それは、部屋のなかが散らかっているために、脳が強いストレスにさらされているせいかもしれません。
漫画やゲームなどが出しっぱなしになっている、雑誌が出しっぱなしになっている環境では、勉強しようにもなかなか集中できません。
テレビを見ながら勉強しようとするようなもので、ただただ机の前に座っているだけで、まったくなにもやっていないのと同じです。
反対に、勉強のできる子供の家は、びっくりするぐらい掃除されています。
私の同級生に東大を卒業した子が3人ほどいますが、彼らが子供のころに遊びにいくと、全員ホテルのように家がキレイでした。
ほんとうに、ホコリひとつないのです。あれには驚きました。
清潔な環境というのは、それぐらい子供の心に良い影響を与えるのです。
勉強をやらなくても困ることがない。
最期の理由は、
『勉強をやらなくても困ることがない』
というものです。
これも、『やっても意味がない』と同じです。
やってもほめられない、やらなくても怒られない、では誰も勉強なんてしません。
もちろん、大人になれば勉強をしないとどれだけ後悔するのかわかりますが、子供のときには分かりません。
やってもやらなくても同じなら、やらないと思うのも当然です。
ちなみに勉強ができる子というのは、
『勉強すると褒められる』
『勉強しないと褒めてもらえない』
『勉強しないと塾で順位が落ちちゃう』
というように、『勉強すると起きる良いこと』と『勉強しないと起きる悪いこと』の両方をキチンと理解しています。
だから、自分からすすんで勉強するのです。
勉強しないと将来どうなるの?
このまま勉強をしないと、将来子供はどうなってしまうのでしょうか?
答えは簡単です。
『安月給になる』
そうです。
勉強をしないと、大人になってからの給料がとても安くなります。
これはもう、社会で働いたことのあるひとなら誰だって分かっていることだと思います。
世の中には、『お金をたくさんもらっている人』と『安い給料で一生を終える人』の二種類がいることを。
そしてその違いは、勉強をがんばったかどうか、ということです。
もちろん、正確には勉強だけに限らず、『どれだけ努力したか』、『どれだけ結果を出したか』で決まります。
たとえば、サッカーや美術など、専門職に進む場合は勉強とは違う努力をすれば、収入は高くなります。
でも、一番は勉強です。
なぜなら、サッカーや絵で食べていくには、努力の他に才能が必要になってくるからです。
サッカーや絵で食べていくには、本人の努力ではどうしようもない『才能』という条件が必要になってしまうのです。
だから、勉強以外で大きな結果を出しているひとは例外なのです。
学問のすすめ、の続きを知っていますか?
『勉強しないと安月給になる』
というのは恐ろしいことですが、悲しいことに、それが社会の現実でもあります。
これは今に限ったことではなくて、もうずっと昔から世の中はそうなっているのです。
1万円札で有名な福沢諭吉の代表作に、『学問のすすめ』という本があります。
『天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず』
という書き出しで始まっている有名な本ですね。学校の試験にも出たことがあると思います。『人間に身分の上下なんてない。人間はみんな平等だ!』というすばらしい内容です。
しかし、この文章に続きがあるのをご存知でしょうか?
分かりやすく訳すとこういう内容です。
『だけど、世の中には金持ちもいれば貧乏なひともいる。この違いはなんだろう? 簡単だ。勉強をしたか、しないかだ。勉強をした人間はみんな金持ちになって、しなかった人間は貧乏になる。ただそれだけだ』
と、続くのです。
今より150年も前から、『勉強しないと貧乏になる』というのが、この世の中の現実だったのです。
勉強しないと貧乏になる理由
なぜ、勉強をしないと貧乏になるのでしょうか?
答えは簡単です。
『高いお給料を払う理由がないから』
です。
会社からしてみれば、なんの知識もない、なんの努力もしたことのない人間に高いお給料を払う理由がありません。
会社の経理を任せようにも、数学もまともにできないひとになんて任せられません。
20歳を超えるまでなにも努力をしたことがないひとを雇って、会社に入った途端に努力人間になってくれるなんて誰も思いません。
だから、雇わないのです。
大きな会社ほど、『努力したひと』『結果を出したひと』『能力のあるひと』を優先して雇うのです。
小学校、中学、高校とダラダラとマンガを読んでばっかり、ゲームしてばっかりの人間なんて、雇いたくないのです。
そういうひとは、誰でもできる簡単な仕事しか任せてもらえないのです。
そして、誰でもできる仕事というのは、給料が安いのです。
一流大学を出たひとが月に50万円、60万円、ときには100万円ももらっているのに、勉強してこなかったひとは月にせいぜい20万円、がんばっても30万円しかもらえないのです。
しかも、会社の経営が危なくなるとまっさきにクビにされます。
誰でもできる仕事しかできないひとは、いつでも交換が可能だからです。
本当に恐ろしいですが、これが、世の中の現実なのです。
勉強ができなくても…という残酷なウソ
『勉強なんかできなくてもいい。ひととしてちゃんとしていればそれでいい』
『お金だけがすべてじゃない』
世の中にはこのような意見もあります。
これらは、決して間違いではありませんが、真実でもありません。
勉強ができなくても、確かに幸せにはなれます。
お金がなくても、ささやかな幸福を手に入れることはできます。
勉強ができたり、お金があれば偉いなんてことは絶対にありません。
だけど、『幸せになりにくい』というのも事実ですよね?
お金が少なければ、子供を育てることは難しいです。
働いても働いてもお金が足りなくて、家のなかがギスギスしたり、子供に習い事をさせてあげることもできなくなったりしますよね?
もっといえば、『夫の稼ぎが少ないから、離婚した』なんていうのもよくある話です。
夫の収入が低いから、奥さんは子育てもしているのにパートに出て、その結果、疲れたり時間がなくなってしまい、夫婦仲がギクシャク。
しだいにすれ違うことが多くなり、ケンカが絶えなくなって、最終的には離婚…。
こんなケースは、世の中には腐るほどあります。
つまり、こういうことです。
『ある程度の収入がなければ、普通の幸せを掴むことさえ難しい』
収入が低いほど離婚率が上がるというデータがあるのが、その証拠です。
『今、努力できない子供が、大人になってから努力できるようになるだろうか?』
『どうせやらなきゃいけないんだから、今のうちに勉強して、努力の方法を学んでおいた方が得』
私は、そう思っています。
なぜなら、私の周りの『勉強しなかった人間』『努力しなかった人間たち』は、残念ながら、今現在とても苦労しているからです。貧困から離婚してしまったひともたくさんいるからです…。
解決策は?
では、どうすれば子供が自発的に勉強できるようになるのでしょうか?
それは、
『親自身が勉強する』
というのが、もっとも効果的です。
勉強をしない子供の親は、多くの場合、自分も勉強ができません。
だから、子供に、
『勉強しないと、将来困るのはあなたなのよ』
といっても、説得力がないのです。
反対に、自分が勉強し、勉強の楽しさや役にたつことを実感すれば、それは子供に必ず伝わります。
『ボクもやってみよう!』
と思ってくれる可能性がとても高くなります。
その証拠に、音楽家になるひとの多くは、親が音楽家です。
親が楽しそうに楽器を演奏している姿を見て、『私もやってみたい!』と思ったのでしょう。
子供はすぐに親や大人のやることをマネしたがる、というのは、親ならばみんなよく知っていることだと思います。
本当に、すぐにマネしたがります(笑)
ですので、子供に勉強させたければ、まずは親が勉強することが一番、効果的なのです。
プロの力を借りることも大切
『親が勉強するのが大切なのはわかるけど、どうしても時間が取れない…』
というひとは、プロの力を借りるのがオススメです。
プロならば、勉強のやり方も教えてくれますし、勉強の楽しさも伝えてくれます。
オススメは家庭教師です。
1対1の家庭教師ならば、学校の授業が嫌いな子供でも、先生の話を聞いてくれます。
授業に置いてきぼりになる心配もありません。
『勉強ってこうやればいいんだよ』
『分からないときはこうすればいいんだよ』
『勉強ができるとこんないいことがあるよ』
などなど、親や学校の教師では教えてくれない『勉強の楽しさ』をどんどん教えてくれます。
結果、子供はすすんで勉強をしてくれる子になります。
勉強できる子の親ほど、子供の教育にお金をかけているというデータもあります。
プロに任せるとどれだけ良いことがあるのかを分かっているのです。
おすすめの家庭教師サービスは?
世の中にはたくさんの家庭教師サービスがありますが、私のオススメは、
『インターネット家庭教師Netty (ネッティ)』
です。
ここは、
『子供ひとりひとりにあった学習指導』
という教育方針なので、勉強嫌いのお子さんには打って付けです。
私は昔から、
『人間は、ほめられなきゃやる気が出ない』
と固く確信しています。
特に子供はそうです。
『よく出来たね~』
『えらいね~』
『よくがんばったね』
『次はこっちの問題もやってみようか?』
このような優しい言葉こそが、子供のやる気を引き出すのです。
子供というものは、ほめられるとそれはそれは嬉しそうに笑います。
目をキラキラ輝かせて、もっとほめてもらおう、もっとほめてもらおうします。
親ならば、そんな光景を何度も見たことがあると思います。
勉強だった同じです。
がんばったら、がんばっただけほめてもらいたいのです。
そして、ほめてもらえれば、もっとほめてもらおうと思って自分からすすんで勉強するようになるのです。
『勉強が嫌いな子は、勉強して褒められたことがない』
褒められないから、ちっとも好きになれないのは当たり前です。
同じく、やり方が分からなければ、やる気になれないのも当然です。
キチンとやり方を教わり、出来たことをほめてもらえれば、自然と子供は勉強が好きになります。
今なら無料体験カウンセリングがお得
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もちろん、無料なので損することはありません(笑)
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予算が足りない場合は…?
『プロの力は借りたいけど、生活が厳しいからちょっと…』
という方には、とっておきの裏ワザがあります。
『子供が勉強好きになるまでの間だけ、家庭教師を雇う』
というものです。
たとえば、3ヶ月なら3ヶ月だけ、半年なら半年だけ、家庭教師を雇うのです。
その間に、お子さんが『勉強の正しいやり方』『勉強の楽しさ』を身につけてくれれば、そのあとはもう家庭教師を雇う必要はありません。
もちろん、プロがついていてくれた方が勉強はスイスイはかどりますが、勉強好きにさえなってくれれば、あとは自分でも出来ないことはありません。
大事なのは、お子さんに『勉強は楽しい!』と思ってもらうことです。
まとめ
いかがでしたか?
『小学生の子供が勉強しない』
というお話をしてみました。
子供というのは、環境しだいでいくらでも変わることができます。
中学・高校まで言ってしまうと勉強嫌いを治すのは難しいですが、小学生ならばまだまだいくらでも『勉強好き』になってもらうことが可能です。
将来、安月給で苦労させないためにも、今のうちに手を打っておくことを強くオススメします。
大人になってから勉強の大切さに気づいても、手遅れなこともありますので…
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