コミュ力が低いのは生まれつき?会話が苦手な原因とリア充になる方法

こんにちは、天田です。
 今日は、
『コミュ力が低いのは生まれつき?』
 というお話をしてみたいと思います。

 現在、コミュ二ケーション能力が低くて悩んでいるひとは、
 ぜひ読んでみてください!

コミュ力が低いのは生まれつき?

『自分は生まれつきコミュ力が低いから、友達も彼女も出来ない……』
『生まれたときから人見知りだから、直しようがない』

 最近、このような意見をインターネット上でちらほら目にします。

 しかし、果たしてそれは本当なのでしょうか?
 コミュ力が低いひとは本当に生まれつきなのでしょうか?

 結論を先に言うと、

『生まれつきではありません』

 あくまでも幼いころの家庭環境や、
 その後の経験によってコミュ二ケーション能力というのは決まってくるのです。

 暖かく愛情にあふれた家庭で育てば、両親との会話のキャッチボールを通じてコミュ力があがりますし、
 冷たい家庭や、すぐに怒ったり叱ったりする両親のもとで育てば、他人の顔色を伺って生きる人見知り人間に育ちます。

 コミュ力が低い、高いというのはあくまでも後天的なものなのです。

 今は社交的でコミュ力が高そうに見えるひとも、
 生まれたときからコミュ力が高かったわけではありません。

 あくまでも、育ってきた環境のなかで少しずつ経験値を積み上げ、
 他人とのコミュ二ケーションスキルを磨いてきただけのことなのです。

 ようするに生まれついてのリア充もいなければ、
 生まれついての非リア充も存在しないのです。


 

会話が苦手な原因

 さきほども言ったように、
 コミュ力が低いひとはの多くは暖かい家庭で育ってはいません。

 すぐに怒る親や、子供を自分の思い通りにしようとする身勝手な親、もしくは子供に関心のない親のもとで育っていることがほとんどです。

 というよりも、暖かく愛情に包まれた家庭で育った子供が、コミュ力の低い大人に育つなどということは絶対にありえません。

 そして、そのような問題のある家庭、問題のある親の下で育つと、当然まともな親子のコミュ二ケーションは望めなくなります。

 その結果、子供は一番大切な幼児期に他者とのコミュ二ケーションの方法を学ぶことが出来なくなるのです。

 他人との接し方や他人の気持ちの察し方など、子供たちはまず親から学びます。
 その親が近づきがたい性格だった場合、子供は十分なコミュ二ケーションの方法を学べないまま幼稚園や小学校に進学してしまいます。

 そこで友達が出来てコミュ二ケーションの経験値が上がれば良いのですが、多くの場合、あまり友達が出来ません。

 運よく友達が出来ても、どこか心の底から信頼していなかったり、距離を置いた友達関係になることが多いです。
 当然、会話も苦手で、常に相手の顔色をうかがう返答をしてしまいます。

『嫌われないように、嫌われないように振舞ってしまうのです』

 そして多くの場合、中学校二年生ぐらいのいわゆる思春期に入ったころから、
 そういった表面的な友達づきあいは限界を迎え、孤立が始まります。
 他人の顔色をうかがって生きることに疲れ、ひとりになることを選ぶのです。

『友達といても疲れるだけだ。ひとりの方が気楽でいい』

 そのように思い始めます。
 なぜ疲れるのか?
 それは自分が嫌われることを恐れ、常に接待をしているサラリーマンのように相手のご機嫌をうかがって付き合っているから疲れるのだということに気がつかないまま。

 ネットの世界で俗に
『中二病』
 といわれる症状のように、自分の世界にこもりはじめるのです。

 その結果、高校、大学、社会人になるころには最低限の友達の作り方や他人とのコミュ二ケーションの仕方さえ分からなくなってしまい、孤独な大人が生まれてしまうのです。

『愛情の薄い家庭で育った子は、中学、高校あたりから本格的に孤独になる』

 これが、コミュ力なし人間が生まれる、最も一般的なパターンなのです。
 
 コミュ力のない人間の会話がつまらない理由は、
『相手の気持ちを察する能力が低いこと』と
『相手の顔色をうかがいながら会話をすること』

 のふたつが原因なのです。

リア充になる方法

 ではどうすればそのようなコミュ力なし人間でもリア充になれるのでしょうか?
 友達を作り、恋人を作って人並みに暖かな人間関係を築くにはどうすれば良いのでしょうか?

 それには
『経験を積むこと』
 以外にありません。

 どれだけ悩み、
 コミュ二ケーション関連の本を読んで、
 頭のなかで解決策を考えたところで、
 実際に経験を積む以外にコミュ二ケーション能力を上げる方法はないのです。

『それが出来ないから困ってるんだよ!』
 という声も聞こえてきそうです。

 もちろん、その気持ちも分かります。
 泳げなくて困っているひとに、
『泳げないなら泳げるようになるまで泳げ!』
 と言っているようなものですから(笑)

 けど、『泳げ!』ではなく『練習しろ!』と言われたらどうでしょうか?
 本気で泳ぎたいと思っているひとは練習すると思います。

 そうです、つまり私が言いたいのは、
『いきなり友達や恋人を作ろうとしないで、他人と普通に話が出来るようになることを目指すべき』
 ということです。

 いわば友達づくり、恋人づくりの練習です。

 よく、
『彼女がいない男は、そもそも友達がいない』
『恋人を作りたければ、まず同性の友達を作り、次に異性の友達を作れ』

 などと言いますが、
 これはある意味で真実だと思います。

 物事には順番というものがあります。
 リア充になる順番というのは、
『他人と普通にコミュ二ケーションが取る』

『他人と楽しくコミュ二ケーションが取る』

『同性の友達を作る』

『異性の友達を作る』

『恋人を作る』

 という順番です。
 これを無視して、コミュ力のないひとがいきなり『友達』や『恋人』を作ろうとするのはあまりにもハードルが高すぎます。
 ドラクエにたとえるなら、ひのきの棒でゾーマに戦いを挑むようなものです(笑)

 そうではなくて、徐々にレベルアップさせていくつもりで、一歩ずつ経験値を上げていくことが大切なのです、

具体的なコミュ二ケーションの会話術

 上手な会話というのは非常に簡単です。
 私はひとからよく
『話が面白い』
『会話上手だよね』

 と言われますが、別に巧みな話術があるわけではありません。

 なにをしているのかというと、
『聞き役に徹する』
 ということを意識しているだけです。

 もっと分かりやすく言うと、
『自分は質問して相槌を打つだけ』
 ということです。

 たとえば誰かが、
『昨日、面白いことがあってさー』
 と言ってきたら、当然、向こうはその面白いことを聞いて欲しいわけですので、

私『へー、どんなこと?』
相手『〇〇で〇〇があったんだよー』
私『へー、〇〇ってこの間も〇〇があったよね?』
相手『そうそう。あそこって本当ああいうこと多いんだよなー』
私『もしかして〇〇が原因とかかな?』
相手『かもな。だって〇〇って昔から〇〇だし、〇〇も……』

 みたいな感じで、延々と質問を続けていけば良いだけです。
 
 昔から
『話し上手は聞き上手』
 と言われるように、

『相手の話を聞くことができる人間が好かれるのです』

 会話が下手なひとはこれが出来ていません。
 いつも何か気の利いたこと、カッコイイことを言おうとしてしまっているのです。
『なにか話さなきゃ、このひとに私の良い印象を与えなきゃ』
 と思ってしまって、空回りしてしまっているのでしょう。

 しかし、それはまったくの逆効果です。
 人間は相手の話を聞くよりも、自分の話を聞いて欲しいのです。
 特に女性はその傾向が強いです(笑)

 ですので会話を盛り上げたいのなら、
 自分はテレビのレポーターにでもなったつもりで、ひたすら質問をすれば良いのです。

 もちろん、友達がいないひとはそもそも話しかけられることがないと思いますので、
 自分から会話に入らなければいけません。
 その場合も、質問を使って会話に参加するようにしましょう。

相手『昨日〇〇のテレビ観てさー』
自分『あ、それボクも観た。〇〇が出てたやつでしょ?』
相手『そうそう! 〇〇のとこも観た?』
自分『観た観た。〇〇が〇〇したところだよね?』
相手『そうそう! あそこおもしろかったよなー!』

 という感じです(笑)
 最初はうまくできないかもしれませんが、失敗を恐れずに、
あくまでも練習のつもりで経験を積んでいけば、
そのうち何も考えずとも『質問返し』が出来るようになりますよ。

ちなみに私は、ほとんど相手の話を聞いていないときもあります(笑)
それでも、会話ははずみますけど。
なにしろ向こうが勝手に話してくれますので(笑)
 
 このように、上手な会話のコツは聞き役に徹することなのです。
 ぜひ試してみてください。

まとめ

 
 いかがでしたか?
『コミュ力が低いのは生まれつき?』
 というお話をしてみました。

 友達や恋人がいなくて悩んでいるひとは、 
 ぜひ試してみてください!
 
 それでは、また。

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