攻撃的な人は弱い?自信がない原因や本音は?付き合い方も!

すぐに他人を攻撃する人っていますよね?

『どうしてこの人ってこんなにすぐ他人を攻撃するの?』
『なんで仲良くできないの?』

普通はそう思いますよね?

実は、『攻撃的な人は本当は弱い人間』ということをご存知ですか?
今回は攻撃的な人がなぜ他人を攻撃してしまうのか、その理由と対処法をご紹介します。

攻撃的な人が弱い理由

みなさんは、生物が他人を攻撃する理由はなんだかご存知ですか?

『自分を守るため』

です。
正確には、自分や自分の仲間など、自分自信を含む『群れ』を守るためなのですか、もっとも基本的なものは『自分を守るため』です。

そして、これは人間もまったく同じなのです。
人間が怒ったり、他人を攻撃したりするのは、自分か自分の周りの人間を守るためです。
つまり、自分に何か身の危険を感じた時に、人間は怒ったり攻撃したりするのです。

ということは、攻撃的な人というのはどういう人が本当はどういう人間なのか、もうお分かりですね?

そうです。

『他人が怖い人』なのです。

他人が怖いから、攻撃するのです。自分のコンプレックスを刺激されたり、他人に攻撃されたりするのが怖くて怖くてたまらないから、自分から先手を打って攻撃して相手を黙らせよう、服従させようとしているのです。

ようするに、怯えているのです。

怯えている人間の身の守りかたは二種類しかありません。

1、ビクビクと小さくちぢこまり、『私は無害な人間ですよ』アピールをして攻撃されないようにする。

2、自分は強いアピールをして他人を威圧する。

攻撃的な人というのは、2番を選んでいるだけなのです。

攻撃的な人の本音は?

ですので、本音は簡単です。

『誰も私を(オレを)傷つけないでくれ!』

と叫んでいるのです。

もっとも、やっかいなことに本人はそのことに気づいていません。
周囲の人間が腹立つことをしてくるから、腹が立つんだと思っています。
つまり、自分が周囲の人間に怯えていることも、その弱さを防御するために攻撃的になっていることにもまったく気づいていないということです。

あくまで周りの人間が苛立たせるようなことをしでかすから、自分は苛立っているのだと思い込んでいます。

だからこそ、やっかいなのです。

自信がない原因は?

なぜそこまで怯えるのでしょうか?
それはもちろん自分に自信がないからです。

ではなぜ自信がないのでしょうか?

それは、幼いころに両親に十分な愛情を注いでもらえなかったからです。

このブログでは何度も説明していますが、人間の性格というのは子供のころの家庭環境でそのほとんどが決まります。

とくに大事なのが両親からの愛情です。

人間の子供は非常にか弱い状態で生まれます。
そのため、親に守られていないと不安で不安で仕方ありません。
子供は、親に愛されて(守られて)いる間だけが安心できるのです。

ですので、親にきちんと愛されて育った子は、ずっと安心したまま成長し、一人前の大人になります。親に愛されていない(守られていない)不安な時間を過ごしたことがないので、落ち着いた、不安のない大人になります。人見知りもせずいつもニコニコしています。

反対に、親に愛されなかった子供は常に不安な時間を過ごしながら成長したため、大人になっても不安なままです。他人が怖いし、コンプレックスもあるかもしれません。自分を守ってくれるべき親が守ってくれなかったのですから、自分の身や心は自分で守らなければなりません。

結果、『他人を攻撃する事で自分を守る』
という生き方を身につけたのです。

不安で不安で仕方がない、傷つきやすく、怯えてばかりいる自分の心を守るために。

中学までいじめられっ子だった少年が、高校に入った途端に不良になった、というのはまさにこのパターンです。ビクビクとおとなしくしているよりも、他人を威嚇してしまった方が攻撃されないと学習した結果です。

でも結局は、不安で傷つきやすい子供のままなのです。

関連記事『傷つきやすいのは生まれつき?ナイーブすぎる性格の原因は子供時代!

攻撃的な人との付き合い方

ではこういった攻撃的な人とはどうやって付き合っていけば良いのでしょうか?

結論から先に言えば、

『可能な限り距離を取り、距離が取れない場合はなるべく刺激しないようにする』

というのがもっとも賢い付き合い方でしょう。

というと当たり前のように聞こえるかもしれませんが、大事なのは刺激しない方法です。

攻撃的な人は元々、弱い人、怯えている人だということは理解していただけたと思います。

ならば、そういう人にとって自分の弱さやコンプレックスを刺激されることほど嫌なものはありません。

そこを刺激されたら、たちまち刺激してきた人間に対して攻撃してくるでしょう。

ですので、絶対に相手の弱さやコンプレックスを刺激してはいけません。

本人は、『オレ(私)は強い人間なんだぞ』と一生懸命に周りにアピールしているつもりなのですから、それに合わせてあげるのが懸命です。

そして可能ならば、物理的にも距離を置いてしまいましょう。
無理して付き合っても疲れるだけです。

まとめ

今回の内容をまとめるとこうなります。

〇攻撃的な人は弱い人。
〇原因は親の愛情不足。
〇攻撃的な人のコンプレックスや弱い部分を刺激してはいけない。
〇さっさと距離を置いてしまうのが最善策。

攻撃的な人というのはどの学校、どの職場にもかならず一人やふたりはいます。
しかし、そういうひとは大抵、放っておけば勝手に周囲から孤立していきます。
たとえあなたがそのひとのことを大嫌いでも、別段、なにかをする必要はありません。
勝手に人間トラブルを起こして辞めていきます。

ですので、攻撃的な人が身の回りにいる場合は、刺激しないように適当に距離を置きながら、放っておきましょう。
それが、最善の対処法です。

関連記事『他人をバカにして見下す人間の特徴と心理!原因は劣等感?対処法も!

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