好きになった人が既婚者だったら、あなたはどうしますか?
もしくは、自分が既婚者なのに好きな人が出来てしまったらどうしますか?
もちろん、普通は諦めますよね?
社会的に許されないことですし、幸せになれるとも思えない。
誰だって、そう思うはずです。
しかし、だからといって好きという気持ちはそう簡単に捨てられるものではありませんよね?
なかには好きな人を忘れたいのに忘れられず、苦しんでいるひとも多いと思います。
そのような人たちにために、今回は『好きな人を忘れる方法・既婚者編』と題して、ご紹介してみたいと思います。
目次
絶対に報われないと理解すること
まず、もっとも大事なのがこれです。
『その恋は、絶対に報われないと心の底から理解すること』
好きになった相手が既婚者の場合も、あなたが既婚者で誰かを好きになってしまった場合も、
絶対に報われることはありません。
報われないということは、ようするに不幸になるということです。
なぜかというと、それは『誰かを不幸にする恋』だからです。
独身者どうしが恋愛関係になった場合、当たり前ですが基本的には誰も不幸にしません。
独身者のAさんとBさんが結ばれたからといって、誰の幸せを妨害するわけではありません。(三角関係などの場合を除き)
しかし、片方、もしくは両方が既婚者の場合は違います。
必ず誰かを不幸にします。
結婚している側にお子さんがいた場合は、特にそうです。
下手をすれば、その子の一生を台無しにします。
もし子供がいなかったとしても、結婚しているひとの奥さんないし夫が不幸になります。
もちろん、そうなれば裁判沙汰にもなりかねないので、あなたも不幸になります。
もしも裁判を乗り切ったとしても、『誰かを不幸にして、今の自分たちは一緒にいる』という負い目は一生ついて回ります。
誰も得しませんし、もっと言えば、誰もが損をしています。
つまり、決して報われない恋なのです。
誰かの犠牲の上にしか成就しない恋なのです。
既婚者はすでに恋愛対象外の存在だと頭に叩き込む
既婚者はすでに恋愛対象外であり、既婚者もまた、恋愛をしてはいけない存在なのです。
許されるのはせいぜい、心のなかで『あのひといいな…』と思うぐらいまででしょう。
なぜ既婚者は恋愛対象外にしなければいけないのか?
そして、なぜ既婚者は片思い以上の恋愛をしてはいけないのか?
それは、そもそも結婚というシステムがどうして存在するのかを考えれば分かると思います。
みなさんは、なぜ結婚というシステムがあるのか考えたことがあるでしょうか?
単に愛し合っている男女が一緒に暮らすだけならば、わざわざ婚姻届など出す必要はないはずです。法律で夫婦というものを定める必要もありません。
しかしそれでも結婚というシステムがあるのは、突き詰めればたった1つです。
〇子供が安心して生きられる家庭を確保するため。
結婚は子供のためにする
まず、基本的に結婚というのは、将来生まれてくる子供のためにするものです。
私はそう思っています。
もしもこの世に子供がいなかったら、結婚する必要性はほとんどありません。
さきほども説明したように、男女が一緒に暮らしていればそれで良いのですから。
しかしそれでも、古今東西、世界中で結婚という方式を採用しているのは、子供が生まれるからです。
『子供を育て、幸せに育ててあげるためには、父親と母親が共に育っている状態が望ましいから、結婚するのです』
最近はシングルマザーやシングルファザーでも子供をしっかりと育てられる時代になってきましたから、必ずしも両親がそろっていなければいけないわけではありませんが、どちらかが重点的に働き、どちらかが重点的に育児をするためには、『この男女はもう他の人間と恋愛しない。今後はずっとふたりで暮らしていく』という証明が必要なのです。
それが結婚なのです。
つまり既婚者への恋、または既婚者の恋は、それが実ってしまうと、
『真っ先に被害を被るのは、なんの罪もない子供なのです』
このことを絶対に理解しましょう。
もちろん、子供がいない場合もありますが、その場合も同じです。
『将来生まれてくるはずだった子供、そして、将来築かれるはずだった幸せな家庭を壊してしまうことになるのです』
たとえば、既婚者(男)へ女性(あなた)恋の場合。
万が一にあなたの恋が実り、彼と結ばれたとしましょう。
しかしその結果、彼の奥さんが描いていた暖かい家庭の未来像、人生プランのすべてを破壊してしまうのです。奥さんのお母さんやお父さんが楽しみにしていた孫の姿も見ることができなくなるのです。
それどころか、奥さんはなにも悪いことをしていないのに、バツ一になってまたゼロから結婚相手を探さなければならなくなるのです。
既婚者と恋をするというのは、そういうことなのです。
すでに子供がいた場合などはなおさらです。
だから、あらゆる国で結婚というシステムが生まれたのです。
『この男女は、もう他の異性と恋愛はしない。他の人間も彼らと恋愛はしてはいけない。なぜならその保証がなければ、子供が安心して生きられる家庭を作れないから。子供が安心して生きられる家庭がなければ、社会全体が不幸になるから』
それが結婚なのです。
少なくとも、私はそう思います。
繰り返しますが、既婚者への恋、既婚者の恋は、誰よりもまず子供を不幸にするのです。人生を破壊してしまうのです。
その自覚を持つことが、好きな人を忘れる秘訣なのです。
好きな人を忘れるコツは新しい恋
『既婚者への恋(既婚者の恋)がどれだけいけないことかなんて自分でも痛いほど分かってる。分かってるけど、忘れることが出来ないから苦しんでるんだ』
そう思う気持ちも分かります。
自分で自分の感情がすべて自由にできたら、これほど楽なことはありませんよね?
この記事を読んでいるあなたも、おそらく『忘れなきゃいけないと分かっているのに忘れられない』からこそ、辛いのではないでしょうか?
そんなときは、特効薬を使いましょう。
『新しい恋』
これこそが、好きな人を忘れる特効薬です。
今、好きな人よりももっともっと好きになれる人を見つければ、既婚者への許されざる片思いの感情はキレイさっぱり消えてなくなってしまいます。
『じゃあ、自分が既婚者の場合は?』
と思われるでしょうが、その場合はやはり、今現在の奥さんや夫をもう一度愛し直すしかありません。
相手の良いところを再確認したり、恋人時代のようにデートしたりすれば、消えかけていた愛情や恋愛感情が蘇ることもあります。
なにしろ、一度は結婚まで考えた相手なのですから。
現実逃避しているだけかも…
最後に、好きな人を忘れるためのアドバイスをもうひとつ。
それは、以下のことを自分に問いかけてみてください。
『私は、現実逃避しているだけではないのか?』
たとえば、あなたが既婚者で誰かに恋をしてしまった場合、あなたは本当にそのひとが心の底から好きなのでしょうか?
本当は、退屈な家庭生活に疲れてしまっているせいで、『あのひとと付き合えたら幸せ』と思い込んでいるだけなのではないでしょうか?
昔好きだった人を思い出して、『あっちと結婚していれば…』などと思っているだけなのではないでしょうか?
同じく、既婚者を好きになってしまった場合も、
『手に入らない相手だから、盛り上がっているだけ』
ではないでしょうか?
これはロミオとジュリエット効果と言われるもので、障害があるほど恋が燃え上がりやすくなるというものです。
しかし、それは裏を返せば『叶わない恋というシチュエーションに酔っているだけ』とも言えます。
私の知り合いにもこのようなタイプの女性がいましたが、結局、恋が叶うことなく無残に失恋していました。
好きな人が忘れられないというひとは、一度冷静に『自分の気持ちは果たして本物なのだろうか?』と問いかけてみることで、自分を客観視して冷静になれるかもしれません。
好きな人を忘れる究極の方法
それでも、やっぱり忘れられないという人は、これを覚えておいてください。
『最後は、時間が解決してくれる』
無理に忘れようとしなくても、たいていの気持ちは、時間とともに消えてしまうものです。
1年、2年ならば想い続けていられるかもしれません。
しかし、5年、10年と経てばどうでしょうか?
もしくは、20年だったら…?
おそらくほとんどの人が、忘れてしまうと思います。
仮に忘れていなくても、そのころには良い思い出に変わっているでしょう。
このように、
『今は忘れられない辛い恋愛感情も、時が経てば自然と忘れられることもある』
と、覚えておくだけで、少しは気持ちが楽になれる気がしませんか?
まとめ
いかがでしたか?
『好きな人を忘れる方法 既婚者編』
というお話をしてみました。
許されない恋は自分も相手も、相手の家族をも不幸にしてしまいます。
今はどんなに辛くても、がんばって忘れましょう。
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既婚者です。20近くも年下の後輩からタイプですと言われてから、急に意識してしまい、なぜか好きになってしまっている自分がいます。精神的にも参ってしまっている状態です。だからと言ってかみさんが一番大事ですし、子供もいるので不倫しようとは全く思っていません。たった一つの言葉からこんなに動かされてしまうメンタルの弱さ、何とも情けないです。ただ、このサイトを見てこのままでも幸せになることなないと思うので、相手への気持ちを時間とともに解決していければと思いました。今まで以上にかみさんを愛していけるように注いでいきたいと思います。ありがとうございました。