突然ですが、あなたは自分にイライラすることがありませんか?
もしもあるのならば、その原因をご存知でしょうか?
誰だって自分にイラつきたくなんてないのに、どうしてもイラついてしまう…。
自分自身が許せなくなる。
このような状態になると、とても苦しいですよね?
何を隠そう、私もかつては同じ経験をしていたので、気持ちはよく分かります。
でも、しっかりと原因と治し方を知れば、イライラを解消することは可能ですので、ご安心ください。
というわけで今日は、
『自分にイライラする人の原因と解消法』
を、ご紹介したいと思います。
自分にイライラする原因はコレ!
まず最初に、自分にイライラする原因をハッキリさせてしまいますね。
実は、これには大きくわけて2つの理由があります。
『理想が高いのに、現実の自分がダメすぎるから』
『規範意識が強すぎるから』
です。
これが、自分にイライラするひとの心理です。
つまり、自分では、
『もっともっと、コレぐらいは出来るようになっていなきゃいけない』
『このぐらいはスケジュールが進んでいないといけない』
『こんな自分ではダメだ』
と思っているから、イライラするのです。
ちなみに、規範意識というのは『ルールを守ろうとする意識』のことです。
もっと言えば、『ちゃんとしなきゃいけない』と思う意識のことです。
この場合は、たとえば『勉強ができなくちゃいけない』『立派にならなくちゃいけない』というような『〇〇しなければいけない』という意識のことです。
かつての私もそうでしたが、自分にイライラする人というのは、大抵、この意識が強すぎるのです。
だから、『こうじゃなきゃいけない』と思う理想の自分と、現実の自分とのギャップにイライラしてしまうのです。
たとえば、
『今日から1日10時間勉強するぞ!』
と、高い目標を掲げたのに、1日3時間しか勉強できていないとイライラするのです。
そこまで明確な目標がなくても、『他人とちゃんとコミュニケーションが取れないといえkない』『仕事にキチンと取り組まなければいけない』など、『〇〇しないといけない』のルールを無意識に自分に課して、それが達成できていないと、自分自信に対してイライラするのです。
空回りするだけの結果になってしまうかも…
この手のタイプのひとは、本当に注意が必要です。
一見すると、マジメで、自分自身をきっちりコントロールして生きていこうという素晴らしい志を持った人間のように見えますが、
『気が付くと、空回りしてばっかり』
ということにもなりやすいです。
『〇〇しなきゃいけない』
と思う気持ちが強すぎてしまい、
『あれもしなきゃ』
『これもしなきゃ』
と、次から次に自分のノルマを課してしまい、結局なにも成し遂げられなかったりします。
むしろ、『まあ、自分にできることを自分のペースでやろう』と気楽に生きているひとたちの方が、仕事や勉強で成果を出したり、充実した人生を送っていたりします。
こんな話があります。
彼は毎日100木を切り続け、休むことなく働いていました。
それは彼が、『もっとたくさんの木を切らなければいけない』と思っていたからです。
しかし、木を切ることに夢中で、彼はちっとも自分の斧を研いでいませんでした。
斧はどんどん切れ味が悪くなり、しだいに木こりが1日に切れる木は80本、50本と減っていき、最後には周りの木こりの半分も切れなくなってしまいました。
そんな彼を見かねて、仲間の木こりが言いました。
『どうして斧を研がないんだ!木を切るのをやめて斧を研いだらどうだ?』
すると仕事熱心な木こりはこう答えました。
『そんな暇はない。オレはもっともっと木を切らなければいけないんだから』
…どうでしょうか?
まさに、『空回り』ですよね?
規範意識が強すぎる人間というのは、まさにこの状態になりやすいのです。
『〇〇しなきゃ!』『もっとがんばらなきゃ!』
と思いすぎているがゆえに、かえって効率が悪くなってしまうのです。
むしろ、適度にやって適度に休んだ方が、よっぽど良い成果が出るのに、それができないのです。
なぜなら、
『休んではいけない』
『怠けてはいけない』
『そんな自分は許せない』
という意識が強すぎるからです。
怒りを解消する方法は?
では、どうすればこの自分への苛立ちや、空回りをやめることができるのでしょうか?
一番大事なのは、
『目標を低くする』
ということです。
規範意識が強い人というのは、大抵の場合、理想が高すぎます。
それこそ、1日12時間勉強しないといけないとか、毎日完璧に仕事をしなければいけないとかです。
でも、それはいきなりできるものではありませんし、人間ならば誰だって失敗することおあります。
休みだって必要です。
自分にイライラするひとは、とにかく一度冷静になって、
『そもそも、それは本当にできることなのか?』
ということを検討して、できないようならば目標を下げなければいけません。
当たり前ですが、1日20分も走れないひとが、いきなりマラソンランナーのように1日2時間も3時間も走るなんてことは不可能です。
自分にイライラして、空回りしてしまうひとというのは、いきなり1日3時間走ろうとするから、失敗するのです。
まずは20分、走れるようになってから、30分、1時間と上げていかなければいけないのです。
コミュニケーション能力がなくて自分にイライラしているひとも、いきなり、周りの社交的な人たちと同じように友達を作らなければいけないと思うから失敗するのです。
実現しない目標は、『妄想』と同じです。
きちんと現実的に物事を判断して、『まずはこれを目指そう』と現実的な目標や規範意識を身につけなければいけません。
当たり前ですが、出来ないことは出来ないのです。
がんばれば大抵のことはできるようになりますが、いきなりは出来ないのです。
この、『出来ないことに気づく』ということができるようになれば、無駄に自分を責めてイライラすることもなくなります。
まとめ
いかがでしたか?
『自分にイライラする原因』
というお話をしてしました。
本文でも説明したとおり、理想が高すぎたり、規範意識が強すぎるひとは人生を空回りしやすいです。
切れない斧で無駄に頑張る木こりのようになりたくなければ、一度立ち止まって、自分のことを見つめ直してみましょう。
それでは、また。
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