成績が伸びない原因は親の年収?子供の学力と親の経済力は比例する!


 こんにちは、天田です。
 今日は
『成績が伸びない原因は親の年収?』
 という話をしてみたいと思います。

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子供の学力と親の経済力は比例する?

 両親の年収が子供の学力に影響を与える……
 こう聞いたら、あなたはどう思いますか?

「そんなことあるわけない!」

 と否定しますか?

「そうかもしれない」

 と納得しますか?

 実は、このどちらの反応をするかで、
 そのひとの子供の学力がある程度分かってしまうこともあるのです。

 なぜかというと、収入が多く子供の教育に力を入れている親ほど、
「その通りだ」
 と納得する傾向があるからです。

 なぜかというと……

『子供の学力を上げるにはたくさんのお金がかかることを知っているから』
 です。

 

東大生の親が最も年収が高い

 親の経済力が子供の学力に影響することを裏付けるデータがあります。

 文部科学省が2009年と2013年に実地した全国学力調査の結果と、
 保護者へのアンケートを組み合わせたものがそれです。
(対象は小学生、中学生のみ)

 調査の結果は以下の通りでした。

〇親の年収が高い子供の方が、親の年収の低い子供より学力が高い
〇親の学歴が高い子供の方が、親の学歴が低い子供より学力が高い
〇小学校、中学校、どちらも同じ結果。
〇最も親の年収と学歴が高いグループは平均年収920万、
 父親の大卒率90%、母親の大卒率47%

 以上のように、明らかに
『年収の高い親の子供の方が成績が良い』
という結果が出ています。

「でも、調査したのは中学生まででしょ? 高校生以降はまた違ってくるんじゃない?」
 と思われたひとには、
 さらにショッキングな調査結果をお報せしましょう。

『全大学生の親のなかで、東大生の親が最も年収が高い』
 という事実です。

 教育統計学者の舞田敏彦さんが2015年にtwitterに投稿した

『東大生の家庭の年収分布』

 というグラフによると、

『東大生の親の約60%は年収950万円以上』

 という事実が見て取れます。
 年収1550万円以上の家庭も15%以上あるようです。

 さらに親の職業も
『社長や役員』
『医者』

 などが一般の大学に比べて多く、

 親の勤め先が
『官公庁』
 という家庭は22%、つまり五人に一人という結果でした。

『裕福な家庭の子供は高学歴になりやすい』
 という事実を、
 これ以上ないほどハッキリと証明していると思います。

なぜ親の年収が低いと成績が伸びないのか?

 親が裕福だと子供の成績が高くなる。
 反対に、親が貧しいと子供の成績も低くなりやすくなる。

 データを見れば一目瞭然ですが、
 果たしてそれはどのような理由からなのでしょうか?

 私はふたつの理由が考えられると思います。

〇受験勉強に有利な環境が整っている
〇教育に対する親の理解・関心が強い

 
 これらを分かりやすく言い換えると、
『環境と動機が揃っている』
 と言えます。

『環境』
 は言うまでもなく勉強が出来る環境のことです。
 環境が人間を創る、とよく言いますが、
 それは受験勉強においてもまったく同じことが言えます。

 経済力のある親は早い時期から子供を塾に通わせ、
 授業料の高い私立高校に通わせることが出来ます。
 家計を助けるために子供がバイトをする必要もなければ、
 参考書や問題集を買うお金に困ることもありません。

 対して親の年収が低い家庭の子は、
 公立学校で最低限の義務教育を受けるのが精一杯であり、
 塾に通うことはもちろん、
 家計を助けるためのアルバイトをしなければならず
 勉強する時間そのものも限られてしまいます。

 
 これはスポーツなどに例えて見れば分かりやすくなります。

『優秀なコーチについて、時間も練習場所も十分に確保されている選手と』
『凡庸なコーチについて、時間も練習場所も限られている選手』

 どちらが良い結果を残しやすいか、
 考えるまでもありませんね?
 
 よっぽどの才能の差があれば話は別ですが、
 まず99%以上は、環境に恵まれている方が良い結果を残します。

 これが環境による結果の差の正体です。

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動機づけによる学力差

 
 しかし、環境による学力差というのは
 多くのひとが指摘していることですので、
 今さら言及するまでもないかもしれません。

 私はこの他に
『動機の差』
 があると思います。

 考えても見てください。
 年収が高い親というのは、
 まず間違いなく
『努力の大切さ』
 を知っている人間だと思いませんか?

 努力し、自分を磨いていけば、
 必ずそれに見合った成果を得られる。

 逆に努力もせずにダラダラ日々を過ごしていれば、
 かならずそのツケは自分に帰ってくる。

 年収が高い人、
 つまり社会で活躍しているひとはそのことを十分すぎるほどに知っているのです。

 だからこそ、子供に
『勉強は役に立つ』
『努力すれば必ず幸せになれる』

 と、子供に教えてあげることが出来るのです。

 反対に、年収の低い親は
『それほどの努力をしてこなかったひと』
 の割合が多くなります。

 なんとなく小中高(大)と進学して、
 なんとなく食べるために就職して、
 なんとなく結婚して今に至る。

 それはそれでそのひとの人生ですから、
 何も悪いことはありませんが(他人に迷惑をかけない限り)、
『努力の大切さ』
 は知りません。

 もちろん誰だって頭では
『努力は素晴らしい』
『勉強は役立つものだ』

 と思っていますが、

『頭で分かっているのと人生経験で体感しているのではまったく違います』

 努力の大切さをあまり理解していない親が、

『勉強しなさい!』
『努力すれば良いことがある!』

 といくら言っても、
 残念ながら子供の心には響かないのです。

 これはある教育者が言っていたのですが、

『子供というのは大人のウソをすぐに見抜きます』

 つまり、努力をしたことのない親がどれだけ子供に勉強させようとしても、
『本当は勉強が大事なんて思ってないくせに』
 と見破られてしまうのです。

 普段のだらしない生活態度や、
 テレビばかり観てなにも努力していない親を見ているので、
『努力するのは大切なこと!』
 などという言葉がちっとも響かないのです。

 あなたも、

『毎日、一生懸命に努力して、勉強を続けている親』
『毎日、最低限の仕事だけしてあとはゴロゴロしている親』

 仮に両方から
『勉強しなさい』
 と言われた場合、
 どちらの言葉が胸に響くでしょうか?

 まず間違いなく、一生懸命に努力している親の言葉の方が響くはずです。 

 このように、年収が低い親の子供は
『努力する大切さ』
 を知らない親に育てられている場合が多いので、

『勉強する動機』
 がそもそもないことが多いのです。

 せいぜい先生に怒られないためとか、
 周りのみんながやってるからテスト前だけ勉強しようとか、
 その程度の動機しかありません。

『環境と動機』
 そのふたつがどれだけ備わっているか、
 それが学力を分けるのです。

 そしてそのふたつが備わっている家庭は大抵、
『高学歴、高収入の家庭』
 なのです。

年収が低くても子供の学力を伸ばす方法

 では経済力のない親は子供の学力を伸ばすことは出来ないのでしょうか?

 そんなことはありません。
 確かに環境という点で不利であることは明らかですが、
 東大生のなかにだって低収入の家庭出身の子はいます。

 また、一昔前の秀才の多くは、
 恵まれない環境のなかで勉強していました。
 湯川秀樹などがその典型です。

 つまり環境が整っていなくても、
『動機が環境を上回る』
 ということを忘れなければ良いのです。

 子供に勉強の大切さを教えてあげる。
 自分自身も努力し、その背中を見せる。

 そうすることで、
 子供は自然と努力するようになります。

『子供に勉強させたかったら、あなた自身が勉強しろ!』
 
 これはある大手予備校の先生がおっしゃっていた言葉です。
 親が一生懸命に勉強し、努力し、
 その結果、子供から人間的にも尊敬される親となれたのならば、
 黙っていても子供は真似をします。

『子は親の鏡』
 と昔から言われているのは、
『親の人間性が子供の人間性を創る』
 ということを
 昔のひとが知っていたからです。

 あなたが努力する人間ならば、
 子供も努力する人間になる。

 ただそれだけのことなのではないでしょうか?

まとめ

 いかがでしたか?
『成績が伸びない原因は親の年収?』
 という話をしてみました。

 結論としては、
 確かに年収が高ければ環境が整い勉強に有利になるけれど、
 それ以上に大切なのは親の人生経験、努力に対する考え方の違いです。

 子供に努力の大切さを教えるためにも、
 あなた自信が努力してみましょう。

 それでは、また。

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