「勉強って何の役に立つの?」
中学生・高校生ともなれば必ずや一度はこんな風に思ったことがあると思います。
私も思いました(笑)
でも、大人となった今は自信をもって『役に立つよ!』と行ってあげられます。
そこで今回は、大人になった私が考える『勉強が役に立つ理由』をご紹介したいと思います!
職業の選択肢が増える
まずなんといっても真っ先に思い浮かぶのが、『勉強をして、専門知識を身につければ将来選べる職業の幅が増える』ということです。
この記事を読んでいるみなさんはおそらくまだ中学生・高校生でしょうから分からないと思いますが、大学や専門学校に進めば何かしらの専門知識を学びます。
たとえば、経済学や医学・語学などです。
経済学を学んだひとはたとえば、商社などの大きな会社に採用されることもあります。
医学を学べば当然、医者になったりと医療関係の職業に進みやすくなりますし、語学を学んで英語やドイツ語などを学べば、ツアーコンダクターや英語を必要とする会社の面接を受けることが出来ます。
しかし、何の知識もスキルもないひとは、そもそも面接さえ受けられません。
受けたとしたと間違いなく落とされます。
『何の特技も知識もないひとは、誰でもできる仕事しかやらせてもらえない』
という悲しい現実があるからです。
当然ですよね?
病気の知識のないひとにお医者さんなんてやれるはずがありません。
英語が喋れないひとをアメリカで仕事させようとなんて思いません。
知識や専門スキルがないひとは、それだけ選べる仕事が少なくなるのです。
資格を取るのが楽になる
勉強することが得意になれば、資格を取るのも楽になります。
それこそ、『栄養士になってみたい!』『通訳の仕事がしてみたい!』と思ったとき、すぐに勉強を始めて1年後にはその仕事に就くことも可能です。
でも、学生時代に勉強せず、自分なりの勉強の仕方を身につけなかったひとはそうはいきません。
いざ資格のために勉強しようとしても、ちっとも覚えられず、すぐに嫌になってしまって投げ出してしまうのがオチです。
また、一生懸命がんばってみても、やり方の効率が悪かったりして不合格になってしまったりもします。
勉強する、という行為になれていないひとは、勉強を一生懸命がんばったひとが1年で合格できる資格試験に、2年も3年もかかってしまったり、途中で諦めてしまったりするのです。
結果、やりたくもない仕事をダラダラ続けてしまったりします。
仕事をこなすスキルが身につく
勉強をがんばったひとは『目標を達成するための努力』ができるひとです。
受験までの限られた日数のなかで、どう行動すれば結果に結びつくのか、結果を出すにはどのような行動を取れば良いのか、というスキルやスケジュール管理能力が身に付きます。
勉強をせずにダラダラと毎日やりたいことだけをして過ごしていると、この能力は身につきません。
それこそ、夏休みの宿題を夏休み最終日に慌ててやる、という典型的なダメパターンになってしまいます。
学生ならば、それでも怒られる程度で済みますが、会社員でノルマが達成できないひとはすぐにクビになります。
クビにならなくても、仕事をキチンとスケジュール立ててこなせるひとよりもずっと低い給料、低い立場に置かれ続けます。
『たとえ自分はやりたくないことでも、やらなきゃいけないことをキチンとできる』
勉強をすれば、社会人に求められるスキルを自然と身に付けることが出来るのです。
成績が上がれば年収も上がる?
学歴と収入は比例しています。
高学歴になればなるほど年収が高くなりやすくなり、学歴が低いとその逆になります。
厳しいようですが、これは日本やアメリカなどの先進国ではハッキリと統計が出ています。
というと、勉強が嫌いな人たちは(かつての私もですが)、こう反論します。
『勉強なんて出来なくったって社会で活躍しているひとはたくさんいるじゃないか!』
それはそのとおりです。
中学校しか出ていなくても、大企業の社長として活躍しているひとはたくさんいます。
しかし、考えてみてください。
そういうひとは、果たして全体の何%でしょうか?
中卒のひとの何%がそのような大活躍をしているでしょうか?
おそらく、10000人に1人といったところでしょう。
それ以外のひとは、日々の生活にも困っているひとが大多数です。
反対に、一流の学校を出ていても社会で落ちこぼれてしまったひとは確かにいます。
しかし、それ以外の多くのひとは平均よりもずっと高い年収を手に入れ、裕福に暮らしています。
つまり世の中というのは、
『たまに例外はあるけど、基本的に学歴が高い方が収入が多くなる』
という法則があるのです。
勉強をしなければしないだけ、将来、お金に困る確率が上がっていくのです。
知識がつけば人生が広がる
お金や将来のことばかり書いてきましたが、実は勉強することのメリットはもっとほかにあります。
それは、『知識が身に付けばそれだけ人生が広がり、豊かになる』ということです。
たとえば、知識がなければテレビの国際ニュースで何を言っているのか分かりません。
どこの国で何が起きているのか、何が流行っているのかなど、知識がないとほとんど理解できず、忘れてしまいます。
しかし地理や歴史、経済などの知識があれば「なるほど、あの国は今こういう状況なんだな」と理解できます。
そしてときには、「よし、なら自分の仕事に役立つかもしれない。一度視察に行ってみるか」などと考えて、実際に足を運んでみることもあるかもしれません。
このように、知識があると人生が広がっていくのです。
多くの大人がつまらなさそうな顔をして生きているのは、同じような世界で同じような生活を繰り返しているからです。
学生時代ならばそれでよかったでしょうが、大人になれば大抵の場合、身の回りの娯楽は飽きます。少なくとも若い頃のようには熱中できません。刺激が少ないからです。
しかし知識がないと自分の生活を変えようという気にもなれないので、退屈だと感じながらも同じ生活を繰り返したりします。
反対に知識があれば、目にするもの、耳にする情報にどんどん反応することで出来るので、行動の幅やチャンスが増えていきます。
知識があれば生活が広がり、生活が広がれば人生が広がる。
これこそが勉強する最大の理由です。
まとめ
いかがでしたか?
勉強が何の役に立つか?ということについて私なりに説明してみました。
結論をいえば、『なにもかもに役立つ』ということです(笑)
政府だって大人だって、役に立たないことなんか教えません。
学校や教師に税金を使ってまで子供たちに勉強を教えるのは、「誰がどう考えても」勉強が役に立つからです。
もちろん勉強ができれば偉いというわけではまったくありませんが、勉強ほど人生に役立つものはないといっても決して過言ではありません。
ぜひ、今は辛くても勉強を続けてみてください。
必ず、やってて良かったと思えるときが来ますよ!
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