整理整頓で勉強のやる気UP!部屋掃除のモチベーション上昇効果とは

 こんにちは、天田です。
 今日は
『整理整頓で勉強のやる気UP』
 というお話をしようと思います。
 
『勉強しなくちゃいけないんだけど、どうもやる気が出ない……』
 と悩んでいるひとは、ぜひ今回の記事を読んでみてください。
 あなたがやる気になれない理由が、実は
『散らかった部屋』
 にあるかもしれませんよ?

散らかった部屋はやる気を下げる

『部屋が散らかっていると勉強する気が出なくなる』
 
 こう言われたら、あなたはどう思いますか?

「嘘だろ?」
「なんの関係もないじゃん」

 
 と否定しますか?

 けど、これは事実なんです。

『整理整頓がされていない部屋は、勉強のやる気を奪います』

 
 なぜかというと、それは
『脳の仕組み』
 にあります。

 
 実は、人間の脳というのは
『目から入ってくる情報を常に処理しているんです』
 
 これを視覚情報と言います。
 そして、五感のなかでこの視覚情報が
『最も情報量が多く、処理に手間がかかるもの』
 なんです。

 つまり言い換えると、
『部屋のなかに物が散らかっていればいるほど、脳は疲労する』
 ということです。

 これから勉強を始めようというときに、
 一番大切な脳が疲れていてはやる気が出るはずもありませんよね(^ω^)

整理整頓は脳も整理整頓する?

 実は、散らかった部屋に住む弊害は脳が疲労するだけではないんです。
 単なる疲労よりも困ったことが脳に起きるのです。
 それは何かというと……

『脳が混乱するんです』

 脳というのは物事を系統立て、関連付けて記憶し、整理しています。
 ペンと鉛筆なら書くもの、ノートとメモ帳なら記録するもの、といった具合に。
 そして、それらは同じ場所にあれば『同じもの』として脳がひとくくりしにて一瞬で処理します。

 だけど、たとえばペンが毛布の上にあって、
その横にトイレットペーパーとメモ帳が乱雑に置いてあったらどうでしょう?

脳『あれ? ペンは書くものだよな? けど寝るための道具である毛布の下にあって……それなのにトイレにあるはずのトイレットペーパーもあって、メモ帳も……あれ、あれ?』

 となります(^ω^)

 これが、脳の混乱です。
 
 脳が混乱した結果どうなるかというと、
『何から手をつけていいか分からない。なにをすればいいか分からない』
 という状態になります。

 よく、
『仕事が出来ないひとは机の上が汚い』
 と言われるのはこのためです。
(ごく一部の天才だけは机の上が汚いことがありますが、そのひとたちは例外なくみんなイライラしていて何度も人間関係のトラブルを引き起こしています。脳がストレスにさらされている証拠です)

 つまり、机の上がキレイだとそれだけ
『物事の優先順位』
 が分かり、
 スイスイと勉強のスケジュールをこなせるようになるんです。

 反対に言えば、机の上や部屋そのものが汚いと、
『勉強に取り掛かる気になれない。なっても何から手をつけて良いか分からない』
 という状態になってしまうんです。

 実はこれ、私たちもとっくに自分の体験で分かっていることだったりします。

 その証拠に、こんな経験をしたことはありませんか?

『勉強をやろうと思うと、なぜか部屋の掃除を始めてしまう』
『なぜか机の上を整理整頓してしまう』

 多くのひとが経験のある行為だと思います(^ω^)

 実はこれ、脳が
『こんな環境じゃ勉強できないよ!』
 と、命令を出しているからなんです。
 私たちは気づかない間に、
『勉強するために必要な環境』
 を作ろうとしていたんですね。

 だから多くの場合、
 掃除したあとは勉強がはかどりますよね?
 なんだかホッとした気持ちになって、集中出来ますよね?

 それは脳が安心した証拠なんです(^ω^)

整理整頓がモチベーションを上昇させる

 以上のことから、
『勉強のやる気を出すには掃除と整理整頓が有効』
 ということが分かったと思います。

 やる気、すなわちモチベーションですよね?
 
 不思議に思ったことはありませんでしたか?

 勉強が大事、勉強することが自分の人生に必ずプラスになる、
 と誰だって分かっているのに、
 やる気が出る子供と出ない子供がいるのか。

 また同じ人間でも、
 やる気が出る日と出ない日があるのはなぜか?

 その原因のひとつが、
『部屋の環境』
 なのです。

 つまりあなたが勉強のやる気を出す、
 もしくはお子さんに勉強をさせたいと思ったら、
 根性論や説教などの無意味な行為はやめて、
 まずは環境を整えることが先決なんです。

 どんなに心で
『勉強しなきゃ!』
 と思ったところで、
 脳が疲れていたり混乱していたら、

脳『え? ちょ、ちょっと待って……ええと、何からやれば……』

 となってしまうのも当たり前です。
 そしてその膨大なストレスから逃げるために、
 脳はついつい
『マンガ』
『ゲーム』
『テレビ』

 などの娯楽に手を出してしまうのです。
 それらは強い刺激を与えてくれて、
 おまけに脳が簡単に理解できる工夫が満載なので、
 ストレスにさらされた脳の逃げ場にはもってこいなんです。

 整理整頓がモチベーションをアップさせる理由、
これで理解していただけたでしょうか?

勉強のやる気をUPさせる部屋作り

 では次はいよいよ
『勉強のやる気をUPさせる部屋作りです』
 
 と言っても、ここまで読んでくださった方ならもうお分かりですよね?

『キチンと掃除して、整理整頓が徹底されている部屋』
 これこそが勉強のやる気が出る部屋であり、
 モチベーションが続く部屋でもあります。

 具体的に言うと、
 床や机の上はいつもピカピカに磨かれ、
 机の上には勉強に必要な物以外は何も乗っていない状態。
 もちろん本棚の参考書は教科別、巻数順に並んでいて
 ノートや資料集などもキチンと置く場所が決まっている。

 こういう部屋を作れば、勉強のやる気が下がることはありません。
 それどころか他の物に気が散ることもないので、
 今までとは別人のように集中して学習することができるようになります。

 余談ですが、ここで私の経験をひとつ。
 私は中学校時代、A君という成績優秀な男の子と仲良しでした。

 彼は勉強だけでなくスポーツも万能で、
 水泳では全国大会に出場してしまうほどのスポーツマンでした。
 さらには生徒会長も務め、人柄も温厚。
 まさに絵に描いたような優等生でした。

 あるとき、私は初めて彼の家に遊びに行きました。
 そして家に入ったその瞬間、すぐざま思いました。

『うわ、キレイな家だなあ』
 
 そう、A君の家はものすごく掃除が行き届いていたのです。
 豪邸というわけでは決してなく、普通のマンションの一室でしたが、
 入った途端に「きれいだなあ……」と関心してしまうほどに家中ピカピカでした。

 そのときはただ関心しただけだったのですが、
 あとになって部屋の汚れや乱雑さと脳のストレスの関係を知ったとき、
『ああ、だから彼はあんなに勉強できて、人間としても立派だったんだ!』
 と妙に納得したのを覚えています。

 ちなみにA君はその後、東大に受かり、
 誰もが知っている超一流企業に就職して幸せな家庭を築いています。

 
 キレイな家に住み、暖かな家庭で育つと、
 その子は幸せな大人になれるという分かりやすい例ですね。
(反対に、汚れた家に住んでいるひとはその真逆になっていきます)

 
 あなたももしもお子さんを良い大学に入れたいと思ったり、
 自分が勉強を頑張りたいと思っているのならば、
 まずは家中をピカピカにしてみたらいかがでしょうか?


 

まとめ

 いかがでしたか?
『整理整頓で勉強のやる気がUPするという話をしてみました』
 あなたの悩みを解決するお役に立てたのなら幸いです。

 それでは、また。

(ちなみに、汚れた部屋が脳に与える悪影響についてもっと詳しく知りたい方は、
 コチラの記事もぜひ読んでみてください。)

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