『勉強しなきゃいけないのに、どうしてもやる気が出ない…』
『テストが近いのに、モチベーションが上がらない…』
『今すぐやる気が出る方法が知りたい!』
このように悩んでいる学生の方、多いと思います。
確かに、『勉強しなきゃ!勉強しなきゃ!』と頭では思っているのに、どうしてもやる気が湧かないときってありますよね?
そんなとき、ついついテレビを見たり、マンガを読んでしまったりして、自己嫌悪に悩まされてしまうことも多いと思います。
ですが、『やる気の出し方』さえ理解してしまえば、そんな悩みはすぐに解決します。
そこで今回は、
『今すぐやる気を出す方法と、やる気が出ないときの対処法』
を、ご紹介してみたいと思います。
今すぐやる気を出したい!という方は、ぜひ試してみてください!
目次
やる気の出し方を知れば効率が3倍UP!
『どうして自分はやる気にムラがあるんだろう…』
そんなふうに悩んだことはありませんか?
やる気が出ているときはスイスイ勉強できるのに、出ていないときは1ページも問題集が進まない…時間だけが無駄に過ぎていって、焦りと自己嫌悪感だけが強くなっていく…そんな人はとても多いです。
だけど、実はやる気の出し方にはコツがあるのです。
『なぜやる気が出る日と出ない日があるのか?』
『やる気を出すにはどうすれば良いのか?』
ということをしっかりと理解していれば、やる気を出すことはそれほど難しくありません。
そして、やる気の出し方をマスターすれば、勉強の効率は何倍にもUPします。
逆に言えば、『やる気の出し方』や『やる気が出なくなる理由』を知らなければ、『たまたまやる気が出た時だけ勉強する』ということになり、勉強の効率も下がってしまいます。もちろん成績も上がりにくいです。
やる気の出し方のコツを知って、常にやる気を一定に保てるようになりましょう。
勉強のやる気の出し方1 手を動かす
『今すぐやる気を出したい!』
というひとにもっともオススメなのが、『手を動かす』ということです。
なぜなら、人間の脳と手は密接に繋がっているので、手を使うとそれだけで脳が刺激され、活性化してくるので、自然とやる気が生まれてくるからです。
特に、やる気を司る『即坐核』という部分が活性化するので、やる気が沸いてきます。
みなさんも、『最初はやる気がなかったけど、勉強しているうちに集中してきて気が付くと2時間も勉強していた』なんて経験があると思います。
あれこそがまさに手を動かした効果であり、即坐核が刺激されてやる気が生まれた証拠です。
ちなみに、このような集中状態を『作業興奮状態』と言います。文字通り作業に興奮し、集中している状態のことで、手を動かすことで簡単にこの状態になることが出来ます。
ですので、やる気を出したいときはなんでも良いので、メモ帳などに手書きで文字を書きまくってみてください。日本史の年号でも、英単語でもなんでも良いので、とにかく手を動かしてみると、5分も経たずにやる気が湧いてきます。
世界的な書道家の武田双雲先生も、
『やる気が出ないときは、まず一本、線を引いてみる。それでもやる気が出ないときはもう一本、線を引いてみる。それを続けていくと、いつの間にかやる気が出ている』
というようなことをおっしゃっていました。
これこそまさに、『手を動かすとやる気が湧く』という例です。
勉強のやる気の出し方2 音読(声を出す)
音読をすることでもやる気が湧きます。
読むのは教科書でも良いですが、それだと心理的な抵抗が強いので、マンガのセリフでも、スマホのLINEでも構いません。
とにかく、声を出してなにかを読むことで、脳が活性化してやる気が出てきます。
これも作業興奮の一種で、5分、10分となにかを音読していくうちに、『そろそろ勉強しようかな…?』と、自然とやる気が湧いてきます。
それだけでなく、音読は脳を鍛える効果が非常に高いので、勉強の効率も上がります。
頭のなかでどれだけ『勉強しなきゃ、勉強しなきゃ』と思ってもなかなかやる気になれませんが、手を動かしたり音読したりして脳を強制的にスイッチオンの状態にしてしまえば、あっさりとやる気を出すことが出来るのです。
勉強のやる気の出し方3 換気する
二酸化炭素の多い室内にいると、やる気が低下します。
なぜなら、脳の働きが悪くなるからです。
ですので、窓を開けて換気をすれば、それだけで頭がシャキっとして、やる気が湧いてきます。
私も勉強のやる気が出ないとき、窓を開けて換気したらあっさりとやる気が出た、という経験を何度もしたことがあります。
特に窓を閉め切ってしまいがちな冬場などは、知らず知らずのうちに空気が澱んでしまい、脳のパフォーマンスを下げてしまっていることが多いです。
そんなときは、思い切って窓を開けて、新鮮な空気を脳に送ってあげましょう。
上着をたくさん着て、膝の毛布をかけて足元だけストーブなどで温めるようにすれば、意外と寒くはありません。
昔から、『頭寒足熱が勉強の効率を上げる』と言われています。頭が冷やして、足を温めると、集中しやすくなるし、よく眠れるようになるのです。
ちなみに、換気をするときは部屋の窓をひとつ開けるだけでは効果が薄いです、空気の通り道を作るために、最低でも2箇所は窓を開けるようにしましょう。
(一つしか窓がない場合は玄関を開けるという手もあります)
勉強のやる気の出し方4 掃除する
散らかった部屋にいると、脳はどんどんストレスを感じてやる気を失っていきます。
ですので、掃除をするとやる気を取り戻すことができます。
みなさんも、勉強をする前についつい掃除をしてしまった…という経験があると思います。
あれは、2つの意味があると言われています。
ひとつは、セルフハンディキャップといって、『掃除をしてしまったから、勉強できなくなって成績が悪くなってしまった。私の頭が悪いわけじゃない』と、言い訳をするために、無意識に行動しているというものです。
しかしもうひとつの理由として、『勉強しやすい環境を無意識に作っている』とも考えられます。実際、掃除が終わると勉強する気が湧いてくることも多いです。
ですので、やる気を出したければ掃除をしましょう。
『部屋が散らかっていればいるほど、やる気は出にくくなる』
と理解しておけば、日頃から物を整理整頓しておくことができます。
ちなみに、特に机の上をキレイにすると効果が高いです。
関連記事⇒ やる気を回復する方法!部屋の片付けと報酬でモチベーションアップ!
勉強のやる気の出し方5 スケジュールを立て直す
勉強のやる気が出ない大きな原因のひとつに、
『そもそも、無理なスケジュールを立ててしまっている』
というものがあります。
たとえば、『毎日、英単語を1000個覚える!』などのように。
こういった高すぎる目標を立てると、それだけ心理的なハードルが高くなるので、やる気が出なくなってしまいます。20分も走れないひとが、いきなり毎日1時間ジョギングしようとするのと同じです。まず続きません。
ですので、無理のないスケジュールや一日のノルマを設定しなおすと、やる気が湧いてきます。
コツは、『ちょっと頑張ればできるぐらい』の目標を立てることです。
英単語を10個覚えるのが楽勝ならば、20個ぐらいに設定しましょう。
また、『いつまでに、どの教科をどこまで進めるのか?』などのスケジュールを作ることによって、やるべきことが明確になるので、やる気も湧いてきます。人間の脳は『とにかくガムシャラに頑張ろう!』と思っても、やる気は出ません。具体的であればあるほどやる気は湧きやすくなるのです。
関連記事⇒ やる気(気力)を高める目標設定!モチベーションを継続する方法も
勉強のやる気の出し方6 合格体験記を読む
『手を動かす気力も湧かない、音読する気にも掃除をする気にもなれない…』
というときは、志望校の合格体験記を読むのが良いでしょう。
自分が行きたい高校や大学に受かったひとたちの生の声を読むことで、『自分も絶対に合格してやる!』という気力が燃え上がってきます。
合格体験記は書店に行けば売っていますし、最近ではネットなどでも読むことができますので、やる気が出ないときはさっとそれらを読んで、モチベーションを回復させましょう。
また、合格体験記を読むと、合格するための効率的な勉強法も学べるので、一石二鳥です。
やる気が出ない時の対処法
やる気の出し方を学んだら、次は『やる気が出ないときの対処法』も学んでおきましょう。
やる気が出た時のメモを取っておく
『自分はどういうときにやる気が出たか』
『どういうことをしたらモチベーションを回復できたのか』
ということをメモにとっておくと、やる気が出ないときもすぐに復活することが出来ます。
『〇月〇日、やる気が出なかったけど、メモ帳に英単語を適当に書きまくったらやる気が出てきた!』
『〇月〇日、窓を開けて換気をしたらやる気が回復した!』
などなど。
自分のなかで『やる気を出した方法』をメモしておくことで、『あれをやればやる気が回復できる』と、すぐに思い出すことができます。
体調管理を徹底する
やる気が出ない一番大きな原因は、実は体調管理です。
たとえば、睡眠不足や体の悪い食べ物を食べた、など。
多くのひとが、やる気というのは心の問題だと思っていますが、それは大間違いです。
脳も体なのですから、体調が悪ければすぐに影響を受けます。
私の場合、睡眠がうまく取れないとやる気がなかなか湧きません。脳がちゃんと動いていないからです。
『6時間睡眠を毎日続けると、脳は2日徹夜したのと同じ状態にまで機能が低下してしまう』
という実験結果もあります。
睡眠時間が短かったり、ちゃんと眠れていないと、自分では気がつかない間に脳の働きが悪くなってしまうのです。
おまけに、イライラしたり落ち込みやすくなったりもしてしまいます。
また、脂っこいものや糖分の高いお菓子などを食べても、集中力が下がります。特に、お菓子やジュースは血糖値を上げすぎてしまうため、ちっとも集中できなくなります。
このように、睡眠や食事というのは、やる気と密接に関係しているのです。
勉強日記をつける
勉強日記をつけておくと、やる気が落ちたときにもすぐに回復できるようになります。
いつ、なにをどれだけ勉強したのか。何月までに何を勉強するのか、先月は何を勉強したのか…など、自分が勉強したことを記録しておけば、それだけで自信につながります。
モチベーションが下がったときに読み返せば、『これだけやってきたんだから、もっと頑張ろう!』という気持ちになれます。
また、自分の失敗パターン・成功パターンも分かってくるので、勉強の仕方もどんどん改善され、自然とやる気も高まってきます。
大事なのは、やる気が出ない原因を分析すること
最後に、やる気を出すためにもっとも重要なことをお伝えします。
それは、『やる気が出ない原因を分析すること』です。
『やる気が出ない…自分には根性がないんだ…』などと根拠もなく決め付けるのではなく、『なんでやる気が出ないんだろう?』としっかりと考えることが大切です。
そうすれば、部屋が散らかっているとか、睡眠がちゃんと取れていなかったとか、無理な目標を立ててしまっていたとか、気が付くはずです。
気がついたなら、あとはそれを改善していけば、自然とやる気は湧いてきます。
どんなことでもそうですが、毎日少しずつ反省し、工夫をしていけば、たいていの問題は乗り越えられます。
やる気が出ない…と嘆くのではなく、『どうすればやる気が出るのか?』を前向きに考えるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
『勉強のやる気を今すぐ出す方法』
をご紹介してみました。
やる気が出ない…と一口に言っても、その原因はさまざまです。
ぜひ、その原因を突き止めて、今回ご紹介した方法を試してやる気を復活させてください。
それでは、、あた。
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