人の悪口ばかり言う男の心理!本当は自信がない?劣等感の正体とは!

『職場に他人の悪口ばかり言う男がいてすごく迷惑』
『彼氏がひとの悪口ばかり言うのでうんざり』
『どうして他人の悪口ばかり言うの?』

世の中、他人の悪口ばかり言う男性って意外と多いですよね?
どこの職場にも、ひとりぐらいいます。
そんなひとが近くにいると、たとえ自分が悪口を言われているわけじゃなくても嫌な気分になりますよね。
ましてや、それが彼氏ならばなおさらです。

『なんですぐ悪口を言うの?』
『悪口なんか言わない方がお互い気持ちよく過ごせるのに』

誰でもこのように思うと思います。
そこで今回は、

『人の悪口ばかり言う男の心理』

を、説明してみたいと思います。
身近にいる『悪口男』の正体を知れば、嫌な思いをすることも減るかもしれませんよ!

本当は自信がない?

まず、最初に答えを書きます。
すぐに悪口を言う男というのは、

『本当は自分に自信がない』

のです。

簡単に言ってしまえば、ただこれだけです。
自分に自信がないから、他人をけなして自分を大きく見せようとしているのです。

『あいつはバカだな』

と言えば、遠まわしに『自分はあいつより頭が良い』とアピールできます。

『あいつは仕事ができない低脳だよ』

と言えば、『自分は仕事ができて有能なんだぞ』と、遠まわしに周りにアピールすることができます。

なぜそんなことをするのかというと、本当は自信がないからです。
その証拠に、本当に自分に自信があるひとは決して悪口を言いません。
自分は『優れている』『頭が良い』『人に愛されている』と確信しているので、自分を大きくみせる必要がないのです。

いつもニコニコしていて、悪口も自慢もまったくといって良いほど言いません。

自信がない人間は、この真逆です。

他人の悪口=自分のコンプレックス

自分に自信がない人間ほど悪口を言う。
これは昔から言われてきたことです。心理学でも同じことを言っています。
ある偉人は、

『悪口とは、ようするにその人間のコンプレックスの裏返しである』

と言っています。

簡単に言うとこういうことです。

『あいつは仕事ができない』

と言う人は、本当は自分も仕事ができない事が多いです。

『頭の悪い奴はクズだよ』

という人間は、本当は自分も頭が悪いことにコンプレックスを持っているのです。

しかし、ここでやっかいなのが、『コンプレックスは、本人にしか分からない』ということです。

たとえば、東大を出たのに『勉強ができない奴はクズだよ』という男性がいたとします。

この場合、本当に東大を出ているのですから、学歴コンプレックスなんて持っているわけがない、と思いますよね?

いいえ、違います。

一見、自信がありそうでも、本当はコンプレックスを持っていることなんてよくあります。

たとえば、東大には入れたものの周りは天才だらけで自分は下の方の成績だった、とか、東大を出たけど希望していた大学院には進めなかった、同級生は進学できたのに自分だけ…といった場合、密かに勉強へのコンプレックスを抱いていることがあります。

そういう人間が、ネットや会社で『学歴のない奴はクズだよ』などと言うのです。

もしくは、単にコミュニケーション能力が低くて周りから孤立しており、その孤独感やみじめさを隠すために、自分の輝かしい功績』をひけらかすことで自分を防御している、という場合もあります。

『貧乏人を見下す』
という男もまったく同じです。
そのひとは本当に高所得者かもしれません。
けど、子供のころに貧乏をバカにされた心の傷があり、そのために『貧乏人はバカ』『貧乏人はみっともない』など、『オレはもう貧乏じゃなアピール』をするのです。

つまり悪口とは、

『他人への攻撃に見せかけた言いわけ』

であると言えます。

このように理解していると、誰かがふいに何かの悪口を言っただけで、そのひとが『どんなコンプレックスを持っているのか』が分かったりします。

ある一流企業の社長は、

『悪口を言うやつは、自分から弱点をさらしているのも同じ』

とおっしゃっていました。
やはりひとの上に立つ人間は、人間を見る目が鋭いようですね。

悪口を言うとホッとする?

ところで、悪口について多くのひとが気づいていないことがあります。
それは、

『悪口を言うとホッとする』

ということです。
これは、自分のことを客観的に観察していると分かります。

『あのひとってダメだよね』 
『あのひとってみっともないよね』
『あのひとって礼儀知らずだよね』

などと、悪口を言った瞬間、なんだか胸がホッとすると思います。

これは、悪口をいうことで、周りの人間を見方に付けられたと思うからです。

さきほど、悪口はコンプレックスの裏返しだと言いましたが、実はもうひとつ悪口を言う理由があるのです。

それは、相手が怖いから。
その恐怖心を消すために、悪口を言うのです。

たとえば、上司の愚痴。
上司に怒られたりして、怯えると、仲間で集まってグチを言い合います。

グチというのはようするに悪口のことです。
悪口をみんなで言い合うことで、

『オレはあんな奴怖くない』
『あんなやつ大したことないから、恐れない』

と、自分に言い聞かせて、安心しようとしているのです。

同じく、たとえば学校のなかで、いつも暗い表情でひとり孤立している男子に、女子たちが影で『キモイ』などと言ったりするのも同じです。

クラスに溶け込まない人間に対して、『何を考えているのか分からなくて怖い』と心の底でおびえているから、その怯えを隠そうとして『あいつは劣っていて弱い人間だから、怖がる必要なんてない』と無意識に自分に言い聞かせているのです。
そして、それを周りの友達と共有することで、仲間を作っているのです。

悪口というのはこのように、『怯え』が元になっているのです。

『自分のコンプレックスがばれてしまう怯え』か、単純に『相手が怖い』のか、の違いでしかないのです。

何度も言いますが、自分に自信がある人間は悪口を言わないのです。
本当に、驚くほど言いません。
他人に怯えていないからです。

人の悪口ばかり言う男との付き合い方


では、
このような他人に悪口ばかり言う男とはどのように付き合っていけばいいのでしょうか?

一番良いのは、距離を置くことです。
他人の悪口を言う人間は、他人に怯えています。

そういう人と一緒にいると、その不安や自信のなさ、他人への悪意が知らず知らず感染してきてしまいます。

信じられないでしょうが、これは事実です。

人間は、『誰と一緒にいるか』で、性格や行動が変わってしまうのです。

よく、『成功したければ、成功している人と付き合うようにしろ』と言われるのはこのためです。

『朱に交われば赤くなる』という言葉のとおり、人間は付き合っている人間の色に染まってしまうのです。

『でも、そうは言っても仕事の付き合いだから、関係を絶つことなんてできない』

という場合は、なるべく相手のコンプレックスを刺激しないようにして、当たり障りのない表面的な付き合いを心がけましょう。

相手がどんなコンプレックスを持っているかは、相手の悪口を聞いていればすぐに分かるはずです。

適当に聞き流して、用が済んだらすぐに離れるのが得策です。

まとめ

いかがでしたか?
『人の悪口を言いたがる男の心理』
というお話をしてみました。

たまに勘違いしているひとがいますが、他人の悪口を言ったり、自慢をしたりする人間に、自分に自信があるひとはいません。

人間には、『自分に自信があるから、他人を見下す』などという心の仕組みはありません。
これは自信を持って断言できますが、それは『満腹になると、もっと食べたくなる』というのと同じくらいナンセンスなことです。

悪口を言ったり、自慢をしたり、他人を見下したりするのは、結局は怯えているからです。

『プライドが高い男は、本当は自信がない』

とよく言われますが、正確に言うとちょっと違います。

『自分に自信がないから、プライドが高くなる』

のです。誇り高い男を演じて、自分を大きく見せようとするのです。
でもそんな男に限って、ちょっと失敗するとすぐに尻尾を巻いて逃げます。大きなチャンスが来ても怯えて逃げたりします。

本当は自信がないからです。

自分に自信がある男はみんな、謙虚です。
強気で自信満々であることと、虚勢を張ることはまったく別なのです。

このことをしっかり理解して、虚勢を張っている男とうまく付き合っていきましょう。

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