絵が描きたいのに描けない!やる気が出ない時の練習法と上達のコツ!


 絵が描きたい。上手くなりたい。
 でも、やる気が出ない……

 そんな風に悩むときってありますよね?

「やる気が出ないならやらなきゃいいじゃん」

 なんて他人は言ってきたりしますけど、本人にしてみれば深刻な問題ですよね?
 実は、やる気が出ないのにはちゃんと理由があるんです。
 その理由を知れば、これからはもう、
『絵が描きたいけど描く気になれない……』
 という、絵描きなら一度はかかる
『描けない病』
 を治すことが出来ますよ!

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上達を妨げる一番の敵は…?

 勉強でも運動でもそうですが、
 上達を妨げる一番の敵はなんだか分かりますか?

才能がないから?
 教えてくれるひとがいないから?
 環境が悪いから?
 努力が足りないから?

 いいえ、違います。
 
『やる気が出ないこと』

 です。
 これこそが上達を妨げる最大の敵です。

 
 考えてもみてください。
 もしも常にやる気が満ち溢れていれば、
 才能がなくても環境が悪くても、
 どんどんどんどん成長していくと思いませんか?

 どれだけ才能がなくても、
 たとえば一日十時間以上、一年365日、絵を描き続ければ、
 三年後、十年後にはプロになっていると思いませんか?

 同じく環境が悪くても、
 やる気が満ち溢れていればどんな場所でもひたすら絵を描き続けると思いませんか?

 
 このように、あらゆるものの上達を妨げる一番の原因は、
『やる気が出ない』
 ということ、ただひとつだけなんです。

 

最初は誰でもやる気が燃え上がっている

 絵を描くのが好き、サッカーをするのが好き、ピアノを弾くのが好き……
 誰でもひとつは好きなものがあるものです。

 そして、最初は誰でもやる気が燃え上がっているものです。

 思い出してみてください。
 絵を描くのが好きなあなたは、小さいころ夢中で絵を描き続けていませんでしたか?

 クレヨンや鉛筆を握りしめて、気が付くと何時間もひたすら絵を描き続けていませんでしたか?

 それこそ、
『どうすればやる気が出るんだろう……?』
 なんてことはこれっぽっちも考えずに。
 言われなくても勝手に絵を描き続けていたはずです。

 
 もちろん絵を描くのが好きなひとだけでなく、
 サッカーもピアノも同じです。
 最初は燃え上がるようなやる気が無限に湧いてきていたはずです。

「もっと絵を描きたい! もっと上手になりたい!」
 そんな風に思っていた時期があなたにもあったはずです。

 しかし、今は
『描きたい』
 という気持ちはあっても、
『描こう』
 とはなかなかなれない……
 そんな風になっていませんか?

 

やる気が下がるのは当然のこと

 実は、やる気が出なくなるのは当然のことなんです。
 少なくとも、子供のころに持っていた
『燃えるようなやる気』
 をいつまでも持ち続けていられるひとは極まれです。

 ごく一部の天才を除き、ほとんどのひとは成長するにつれて  
 やる気を失ってしまうものなのです。

 その原因はのちほど説明しますが、
 とにかく大事なのは
『やる気が出なくなるのは普通のこと』
 と、しっかりと理解することです。

 そうしないと、

『今日もやる気が出ない……なんて自分はダメな人間なんだ……』
『自分はなんて根性がないんだ……』
『こんなんじゃ絵が上手くなるわけない』
『プロになれないかも……』

 などと、的外れな
『根性論』
 で自分を責めてしまいます。

 
 そんなことをしてしまったらただでさえやる気が出なくて苦しいのに、
『自己嫌悪』
 によってさらに自分を苦しめてしまいます。

 ハッキリ言って、これは
『百害あって一利なし!』
 です。
 いたずらに自信をなくすだけなので、今すぐにやめましょう。

 
 自分を責めることには何の意味もありません。
 ムダに自分を責めるのではなく、
『やる気が出なくなる原因』
 をしっかりと理解し、それを改善していく方がはるかに良い結果になります

 そしてなにより
『やる気の出し方』
 さえ知ってしまえば、もう悩んだり自分を責めたりすることもなくなるのですから。


 

やる気が出なくなる原因3つ

 やる気の出し方を身に付けるためには、
 まずはやる気が出なくなる3つの原因を理解することが大切です。

 
『やる気が出なくなる3つの原因』

〇いくら書いても上達しない

〇描きたい絵がない(絵を描くことに飽きた)

〇体調が悪い

 大きく分ければこの3つがやる気が出なくなる原因です。
 
 次の章からひとつずつ説明していきます。

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1、いくら書いても上達しない

 やる気が出ない、ということに悩んでいるひとのほとんどは、
『もっと絵が上手くなりたい!』
 と思っているひとだと思います。

 ただの趣味ならばそこまでしてやる気を出す必要もありませんから。
 なかにはプロの絵描きやマンガ家を目指しているひとも
 少なくないかもしれません。

 そんなすばらしい夢や向上心を持っている人たちにとって、
『いくら描いてもちっとも上達しない』
 という状況はとても辛いものです。

 ただ単に成長が感じられなくて辛いだけでなく、

『なにか自分の描き方が間違っているんじゃないか?』
『このまま同じ練習を繰り返しても上手くなれないんじゃないか?』
『他のやり方に変えたほうがいいんじゃないか?』

 といった具合に、
『このまま絵を描くことそのものがムダなんじゃないか?』
 と思えてきてしまいますよね。

 そうなるとやる気が一気に出なくなります。
 なぜなら、人間はムダなことをしないように脳が出来ているからです。

 
 たとえば、今日、庭に大きな穴を掘って、
 明日、元通りにその穴を埋める。
 それを一年間繰り返す。
 そんな作業を出来るひとはこの世にひとりもいません。
 なぜなら意味がないからです。

 このように、人間には理性があるので、
『そんなことしても意味ないじゃん』
 と思えるようなことは出来ないようになっているのです。

 一見、無意味なことをしているひとがいるように見えても
(たとえば川原の面白い石を集めてくるとか)
 それはそのひとにとっては『面白い』ことであり、
 『意味がある』ことなので、続けられるのです。

 しかし
『絵が上手くなりたい』
 ひとにとって
『いくら描いても絵が上手くならない』
 と思えることはムダなことでしかありませんよね?

 だからやる気が出なくなるのです。

理性がやる気を下げている

 また、この
『いくらやっても上達しない』
 というのは、
『理性』
 による判断です。

 理性というのは、簡単に言えば
『物事の良い悪いを判断したり、未来を想像する力』
 のことで、これは人間にだけ与えられた能力です。
(動物には未来を想像する力がほとんどありません)

 
 この理性というものは、たとえば、
『これ以上、甘いものを食べ過ぎたら太ってしまう』
 というように、
『〇〇をしたら〇〇になる』
 ということを予想してくれます。
 これを『推測』といいます。

 また、何かと比べるのも理性の働きによるものなので、
『私よりあのひとの方が絵が上手い……』
『私は下手なのにあのひとはどんどん上手くなってる』
『あのひとはもうプロなのに、私はデビューさえ出来ていない』

 などのように、自分と他人を『比較』してしまうのも理性のせいです。

 もちろん、この理性があるからこそ人は甘いものを食べ過ぎたり、
悪いことをして警察に捕まったりせずに済んでいるのですが、
 この力がマイナスの方向に働くと困ったことになります。
 すなわち、

『あのひとはあんなに絵が上手いのに、私は下手だ(比較)』
『このまま同じ練習を続けても上達しないんじゃないか?(推測)』

 このように、
 『比較』と『推測』がどちらも悪い方向に働いてしまった結果、
 やる気と自信を失ってしまうのです。

 私たちはこういう考え方をしてしまうひとのことを普通、
『ネガティブな性格』
 と言いますね?

 
 ネガティブな性格というのは理性がマイナス思考に偏っている状態のことを指すのです。
 そしてこのネガティブな考え方こそが、
 あなたからやる気を奪っているのです。

2、描きたい絵がない(絵を描くことに飽きた)

 これもやる気が出なくなる大きな原因のひとつです。
 
 ひとは誰しも『飽きる』生き物です。
 どんなに好きなことであっても、ときには
『やりたくない』
 と思うときもあります。

 小さいころは夢中で絵を描いていたひとも、
 成長するにつれて絵を描くことに慣れてしまい、
 ほとんど気が向いたときしか描かなくなってしまいます。

 
 しかしそれでも
『プロになりたい!』
『もっと上手くなりたい!』

 という情熱や目標だけは持っているので、
 そのギャップに苦しんでしまうのです。

 人間の感情には波があります。
 ある日、急に
『猛烈に絵が描きたい!』
 と思う日もあったかと思えば、
『今日はちっとも描く気がしない』
 という日もあります。

 
 これはカラオケなどが分かりやすいのですが、
 とくになにか理由があるわけでもないのに、
『なんだかすごく歌いたい』
 という日と
『ちっとも歌う気がしない』
 という日があります。

 それと同じように、絵にも
『描きたい日』
 と
『描く気がしない日』
 というものがあります。

 そして描く気がしない日というのは大抵の場合、
『描きたい絵がない』
 という状態になっています。

 このような
『感情の波』
 によって、やる気が出なくなったりするのです。


 

3、体調が悪い

 三つ目の原因は
『体調が悪いこと』
 です。

 意外かもしれませんが、
 これはやる気が出なくなる原因として非常に大きいものです。

 そして、このことに気がついていないひとが実に多いです。
『やる気が出ないのは自分に根性がないからだ』
 などと、見当違いな理由で自分を責めてしまっているひとが実に多いです。

 これはものすごく大事なことなので、ぜひとも覚えておいて欲しいのですが、

『人間の心と体は直結しているのです』

 
 もう一度言います。
『人間の心と体は直結しているのです』
 
 
「ウソだ。心と体は別物だろ?」
 と思う人は、よく考えてみてください。
 あなたも身近なところで経験しているはずです。

 たとえばお腹がすいていたら、
 多くの人はイライラしますよね?

 同じく眠くてしょうがないときもイライラするし、
 風邪で寝込んでいるときは弱気になります。
(そのため看病してくれるひとがいるととてもありがたく思えます)

 さらに疲れていると元気が出ないし、
 逆に体調が万全だとテンションが高くなったりします。

 このように、体と心の状態というのは常にリンクしているのです。

 私が心から尊敬しているとある直木賞作家の先生が、
 その小説のなかで非常に興味深いことをおっしゃっていました。

「心は体の状態の現れだ」

 つまり、体の調子が悪ければ心も弱くなるし、
 その逆も同じだと言うことです。
『心と体が直結している』
 ということを、その大作家の先生も気づいておられるのでしょう。

 つまり何が言いたいかというと、
 やる気が出る、出ないというのも
『体調しだい』
 という事が多いということです。

 
 体調が良ければ体中に活力が満ちているので、
 絵を描くための『やる気』も湧いてきます。
 
 反対に体調が悪ければ力が湧いてこないので、
 どんなにがんばってもやる気は出てきません。

 絵を描くという行為は本来、とてもエネルギーを使うのです。
 だからこそ体調が悪く元気がないときは
『絵を描く体力なんか、今はないよ……』
 と体と脳が拒否してしまい、描けなくなってしまうのです。

 これが、体調が悪いせいでやる気が出なくなる理由です。

 

やる気の出し方

 三つの原因が分かったのなら、
 あとはその三つをそれぞれ潰していくだけでやる気が出てきます。
 以下にひとつずつ対処法を紹介します。

〇いくら書いても上達しない
 
⇒ 上達しない、と感じるのは、さきほども説明したとおり
『理性』の比較と推測によるマイナス思考が原因です。
他人と比べるから「自分は下手だ……」と感じるのであり、
まずは他人と比べることを極力やめましょう。
また。思い切って今まで描いてこなかった絵を描いてみるのも有効です。
マンガの絵ばっかりだったのならリアルな人物や物を、またはその逆を
あえて練習してみるのも良いと思います
初めてのものは誰でもどんどん上手くなりますので、その『成長の実感』が
なくしていた自信を呼び戻してくれるかもしれません。

〇描きたい絵がない(絵を描くことに飽きた)

⇒ これは『刺激がない』ことが最大の理由です。
  人間は誰しもマンネリには飽きが来ます。
  なので憧れのひとの画集を買って眺めるとか、
  あるいは絵かきの集まりなどに顔を出して自ら『刺激』を受けに行きましょう。
  すごい絵、魅力的な絵に出会えば、誰でも
『真似したい! 自分もこんな絵を描いてみたい!』と思うものです。
  そう思えれば、すでにやる気は出ていますよね(^ω^)

〇体調が悪い

⇒ さきほど説明したとおり、心と体は直結しています。
  なので体調を崩す(心を弱くする)ような生活はすぐにやめましょう。
  特に大事なのは睡眠と食事です。
  睡眠は最低でも六時間以上ちゃんと取り、無意味な夜更かしで脳を疲労させるのは
  すぐにでもやめましょう。(脳が疲れていると本当に絵を描く気が出なくなります)
さらに食事も、油っこい食べ物や砂糖の多いお菓子などは控えた方が良いです。
 体の疲れで一番大きいのは実は筋肉ではなく内蔵の疲れです。
  人工的な味付けをしたものはそれだけで内臓を疲労させます。
 内蔵の疲労度=睡眠時間と言われるぐらい、内臓の疲れは体を疲れ果てさせます。
  野菜を中心としたヘルシーな食事と、規則正しい生活を心がけましょう。
  ただそれだけで、「なんとなくやる気が出ない……」という苦しみから解放されます。

やる気を出すとっておきの裏ワザ

 それでもやる気が出ないときは、
 とっておきの方法を使ってみてください。

『一本、線を引く』

 実をいうと、これだけでやる気は出ます。
 なぜかというと、人間の脳には
『側坐核』
 という部位があり、そこがやる気の素となる脳内物質を分泌しているのですが、
 実はこの側坐核は手からの刺激を受けるとやる気を出す仕組みになっているのです。

 
 世界的な書道家としてテレビにも多数出演している武田双雲先生は、
『書を書く気が出ないときはとりあえず線を一本引いてみる。
 するといつの間にか何時間も作業している」

 と、著作のなかで書かれています。

 これは手を動かして側坐核に刺激を与えた結果、やる気が出てきたためです。

 なのでどうしてもやる気が出ないときは、
 なにも考えずに
『とりあえず一本、線を引いてみる』
 ということを試してみてください。

 それでもやる気が出なければ
『もう一本』
 さらに出なければ
『もう一本』
 と線を引き続ける。

 ただこれだけで、やる気は間違いなく出てきます。
(もちろん、線を引く気になるためにも先の三つの原因は消しておいた方が良いですけど)

 ある有名な予備校の先生は、
『やる気が出ないから勉強が出来ない』
 と相談してきた生徒に対して、
『やる気があるから勉強するんじゃなくて、勉強してるうちにやる気が出てくるんだよ』
 と答えてあげたそうです。

 これも、側坐核の仕組みを知っていれば納得できる答えですね。
 やる気があるから絵を描くのではなく、
 絵を描いているうちにやる気が出てくるのです。

 みなさんも最初はいまいち気分が乗らなかったけど、
 描いているうちにいつの間にか集中していた、という経験があると思います。
 
 それは側坐核が手からの刺激を受けて、
 やる気が出る脳内物質を放出してくれたおかげなのです。

やる気が出ないときの練習法

 以上のことから考えて、
 やる気が出ないときの練習法は
『模写』
 が良いと言えます。

 なぜなら模写はただ単に完成した絵を写すだけなので、
 構成や色のバランスなどを考えることもないため、
 脳をあまり疲労させずに作業することが出来るからです。

 ただひたすらに手を動かして模写していれば、
 先ほど説明した側坐核が刺激されて、
 次第にやる気が湧き上がってきます。

 そうなれば模写をやめていつもどおりの好きな絵を書く事も出来ますし、
 そのまま模写を続けてもOKです。

 とにかく大事なのは
『やる気が出ない……』
 と悩むことをやめ、
 とにかく手を動かして側坐核を刺激してしまうことです。

 悩んでいても絶対に絵は上達しませんが、
 少しでも絵を描けばほんのちょっとずつでも経験値は溜まっていきます。

 そして何年もたった後、
 悩んでいただけのひとと作業を続けていたひとの間には、
 ものすごく大きな実力の違いが生まれているのです。

 以上の理由から、
『やる気が出ないときは模写!』
 をオススメします。

(もしくはものすごく簡単なお花の絵など、
とにかく簡単な絵を描き続けることも非常に効果的です。
反対に、やる気が出ないときは絶対に難しい絵を描こうとしてはいけません

上達のコツ

 最後に上達のコツをお教えします。
 それは
『本格的な教室で、デッサンを習うこと』
 です。

 これは私の人生経験からも断言できることですが、
『独学というのは非常に効率が悪いです』
 というより、独学のメリットというのはまったくありません。
 
 強いてあげればお金がかからないことぐらいですが、
 それによって
『ちっとも上達しないムダな時間』
 を過ごしてしまうくらいなら、
 お金を払ってでも教室に通って上達までの時間を節約した方が断然、お得です。

 
 独学というのはそれほどに効率が悪いのです。
 それこそ、教室に通えば一年でマスターできることも、
 独学では三年、五年、いえ、もしかしたら何年経っても身につけられないかもしれません。

 なぜなら独学では
『ずっと同じこと』
 を繰り返してしまう危険性があるからです。

 その点、教室や専門学校ならばそれぞれのカリキュラムがありますから、
『最初の年はデッサン』
『二年目はは彩色』

 などのように、キチンと新しいことを効率的に教えてくれます。
 こういった点でも、独学よりも教室に通うことが上達の近道だと断言できます。

 さらに言えば、絵の腕を上げたいひとはできる限り
『デッサン』
 を習うようにしましょう。

 なぜならデッサンは絵を描くさいの基本だからです。
 何とごとも上達するためには基本をマスターすることが絶対に必要です。
 基本なくして上達はありえません。

 天才的な画力の高さで知られるある大物マンガ家の先生は、インタビューで、
『どんなに崩した絵を描くにしても、デッサンは習っておいて損はない』
 とおっしゃっていました。

 マンガのようにデフォルメされた絵でも、
 デッサンの技術は役に立つのです。
 

 なので絵が上手くなりたいひとは、ぜひデッサン教室に通いましょう。
 独学とは比べ物にならない速度でレベルアップすることが出来ます。

大事なのは夢を忘れないこと

 ここで、蛇足ではありますがやる気を出す最後の方法と、
 上達のコツをお教えします。

 それは夢を忘れないようにすることです。
 
『夢を諦めないこと』
 ではありません。
『夢を忘れないこと』
 です。

 夢や目標を持っているひとは、
 そうそう簡単に諦めたりしません。

 だけどそれでも
『夢を叶えられるひと』
 と
『夢を叶えられなかったひと』
 がいるのは、
 その夢をどれだけいつも頭に描いていられたか、
 言い換えれば忘れずにいられたかということだけだと思います。

 
 絵かきになりたい、マンガ家になりたいという夢があるのに、
 ついついダラダラしてしまうのは、
 夢を忘れているからです。

 だから多くのひとは、
 夢を思い出したときにしかやる気が出ないのです。

 これでは夢を叶えられないのも当然です。

 だからもしあなたが
『絶対に叶えたい!』
 という夢があるのならば、
 その夢を忘れないようにする工夫が必要です。

 そのためには、
『夢が叶った写真を机の前の壁に貼っておく』
 ということが非常に効果的です。

 これは成功者やオリンピックの金メダリストなどがよくやっている方法で、
 これをするだけで常に夢を意識することが出来るようになります。

 もちろん、やる気も自然と湧いてくるようになるので、
 夢が叶う確率はぐっと跳ね上がりますよ!

一瞬でやる気を取り戻す方法

最後に、一瞬でやる気を復活させる方法をご紹介します。
それは、

『自分に刺激を与えること』

です。

これは誰もが経験のあることだと思いますが、たとえば、

『自分よりもものすごく上手い絵を見たとき』
『努力しているひとを見たとき』
『努力が報われているところを見たとき』

こんなとき、誰でも、

『自分もやってみたい!』

と思うと思います。

これこそが、やる気を一瞬で復活させる方法です。
私の知る限り、これがもっとも簡単に、てっとり早くやる気を取り戻せます。

勉強のやる気が出なければ、勉強をがんばって難関大学に合格したひとの合格体験記を読む。
ダイエットのやる気を出したければ、ダイエットに成功した人の書籍などを読む。
掃除のやる気が出なければ、綺麗に掃除された部屋の写真などを見る。

こういうことをすることによって、簡単にやる気は復活します。

なので、今すぐやる気を復活させたいひとは自分に刺激を与えましょう。
画集を眺めたり、絵描き仲間を作ったりすれば、自然とモチベーションも回復してきます。

特に、『自分よりも絵が上手な人』と交流を持つようにすれば、画力もやる気もどんどん上がっていきます。

これは心理学やビジネスの世界では有名な話ですが、

『あなたの友達全員の平均年収が、あなたの年収になる』
『落ちこぼれが秀才グループと仲良くなると、勝手に成績が急上昇する』
『秀才が落ちこぼれグループと仲良くなると、成績が一気に落ち始める』

と、言われています。

つまり、人間は、『周りの人間の影響を強く受ける』ということです。
画力ややる気もまったく同じことで、どヘタな人が飛び抜けて絵の上手い人達と仲良くなると、ほぼ確実に絵がうまくなります。

彼らに近づけるように、無意識が勝手に努力するからです。

そういう点でも、教室に通うことは刺激になるのでオススメです。

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まとめ

 いかがでしたか?
 絵が描きたいけど描けない、やる気が出ないときの対処法や練習法についてご紹介しました。
「プロの絵描きになりたいけど、やる気が出ない」
 などと言うと、多くのひとは
『本当はプロを目指してなんかいないんだろ?』
 と厳しいことを言ってきますが、
 この記事を読めば、ちゃんと他の原因があることが分かるはずです。
 あとはしっかりと原因を取り除き、夢を忘れないように努力すれば、
 必ずや夢は叶います。

 もしくは単に絵が上手くなりたいというだけのひとも、
 やる気が湧いてくるはずです。

 あなたの夢が叶うことを心の底から応援しています。

 それでは、また。

(なお、もっともっとやる気を出す方法を知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。↓ ↓ ↓ )

やる気(気力)を高める目標設定!モチベーションを継続する方法も

やる気が出る格言・名言・ことわざ集!やる気スイッチを押す言葉たち

やる気が出ない原因は食事と運動不足?モチベーションを上げる食べ物

やる気が出ない原因はマイナス思考のせい?無気力と無力感の解消法!

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4 件のコメント

  • わたくしは、プロのイラストレーターです。それでご飯を食べています。
    プロになっても描く気にはなれない日も多くあり、その中でこの内容は心理的な解説が大変参考になり、助かりました。
    しかし、最終目標を「夢を叶える=そのために頑張って描く」にしない方がいいと思います。夢が叶ったら、燃え尽き症候群のようなことが起こります。そこで「夢を叶えて何がしたいのか?」まで掘り下げて考えられるよう導いてもらえる内容になっていたら、もっと面白いな、と思いました。

    • 楠陽子さん

      コメントありがとうございます!
      プロのイラストレーターをされているとは、すごいですね!

      最終目標を『夢を叶える』にしない方が良い、というのはその通りだと思います!

      実は、この記事を書いたのは少し昔でして、その後に脳科学を勉強したことにより、
      私も少しばかり考えが変わってしまいました。

      脳科学者でありコーチングの指導者でもある苫米地英人先生によると、

      『夢や目標を、特定の職業になることにしてはいけない』

      とのことです。

      つまり、絵かきになりたい、マンガ家になりたい、というのはダメだということです。

      そうではなくて、楠陽子さんがおっしゃっていたように、

      『絵かきになって、何をしたいか』

      ということに意識を向けた方が、強いモチベーションを維持できるそうです。

      そしてこれが肝心なのですが、

      最終的な目標は、非現実的なほど大きい方が良い、のだそうです。

      脳の仕組みからすると、その方が強い力を発揮できるのだそうです。

      楠陽子さんのご指摘通り、燃え尽き症候群になることもなくなります。

      あと、自分以外の誰かを目指すのも良くないそうです。

      たとえば、憧れの絵かきのあの人のようになりたい、と思うのも良くない目標の立て方だそうです。

      なぜかというと、自分の相手の差ばかりを意識してしまい、逆に自信をなくしてしまうから。

      もしもどうしても目指したい人がいるなら、

      『〇〇さんを超える絵かきになる!』

      と、思った方が良いそうですよ!

      参考になれば幸いです。

  • 3DCGクリエイター(ゲーム・アニメ関連)です
    絵に限った話ではないですが、人が何らかの技術を習得したいと考えた時
    繰り返しの訓練、知識や情報収集、更新されていく技術に対しての探求とそれを取り入れるための学習、様々な行動が必要となりますが、それを追いかけ続けるにはとても強靭な精神力が必要になります
    勉強とはどこまで行っても自主的な物で、自分がやりたいと思わなければどれだけ有用な技術を覚えられるとしても、興味がない人はやりません
    よく「自分には才能がないから」とか「あいつには才能があるからできたんだ」と口にする人を見かけますがそれは違うと思います
    才能があるかないかとは、その技術に興味を持てるかどうかだと思います
    絵の勉強方法なら各透視図法やデッサンといった物でしょうか
    そういう勉強に興味が持てず、その勉強を楽しいと感じない人は、練習も続けませんし技術も向上しません、そういう人こそが才能がないのだと私は思います

    • 通りすがりの人形師さん

      コメントありがとうございます。

      まさに人形師さんのおっしゃるとおりだと思います。
      私の友人に、コーチングという、目標達成のためのアシストをする仕事をしている人がいるのですが、
      彼はいつもこう言っています。

      『結局、行動できるひとは何も言わなくても行動するし、しない人間は何を言っても行動しない』

      と。

      では、行動できるひととできないひとの違いは何かといえば、

      『本当にそれが好きかどうか』

      ということに行き着くと思います。

      まさに、好きこそものの上手なれ、というやつですね。

      また、人形師さんのおっしゃるとおり、

      『自分には才能がないから』
      『あいつには才能があるからできたんだ』

      というのは、厳しい言い方をすれば、単なる言い訳でしかありません。

      『あいつはたまたま運が良かったから成功しただけ』

      と、遠まわしに言って、自分をなぐさめているのだと思います。

      そして、そういうひとはやっぱり、向上しません。
      人生を運ゲーのように考えてしまっているからです。

      行動できる人はみな、

      『どうしてできないのか』
      ではなく、
      『どうすればできるようになるのか』

      を考えます。

      私のビジネスの師匠などは、

      『10本道があって、1本しか正解がないとしたら、最大9回間違えれば、必ず正解の道に行くに決まっている』

      と、おっしゃっていました。

      そういう考えを持っていたため、彼は20代ですでに年収数千万円を稼いでいます。

      好きか嫌いか、そして、どんな人生哲学を持っているのかが、そのひとの人生を決めるのかもしれませんね。

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