『周りの人間と普通に接していたいのに、話をしようとするとすぐにおどおどしてしまう…』
このような悩みを抱えているひと、多いのではないでしょうか?
最近では『コミュ症』や『陰キャ』なんて呼ばれたりもしますよね?
別にひとりが好きなわけでもないし、できれば周りと仲良くしたいんだけど、どうしても出来ない。
話そうとするとおどおどしてしまって、話を盛り上げられない。
そんな人たちのことです。
そこで今回は、
『おどおどを直す方法』
を、ご紹介してみたいと思います!
目次
おどおどする理由は?
まず最初に、おどおどしてしまう理由をいくつか紹介してみたいと思います。
〇他人とコミュニケーションを取った経験値が少ない。
〇コンプレックスが強く、自分に自信がない。
〇親に厳しく育てられたため、他人を恐れている。
大きく分けると、だいたいこの3つぐらいです。
ひとつずつ説明していきますね。
他人とコミュニケーションを取った経験値が少ない
これは主に、過保護に育てられたり、幼児~中学生ぐらいまでの大事な時期に、ゲームやマンガなど、ひとりで楽しめる趣味に熱中しすぎてしまい、コミュニケーションの経験を積めなかったひとがなりやすいです。
この時期はコミュニケーションの経験を積む大事な時期なので、ただ友達と遊ぶだけでも、
『会話の間の取り方』
『相手の表情・言葉から感情を読み取る技術』
『一般常識』
など、大切なことをたくさん学んでいきます。
しかし、この時期にあまり他人と関わらないまま大人になってしまうと、『コミュニケーションの基本』を身に付けることができないため、誰かと話そうとしてもうまく話せず、おどおどしたり、声が小さくなってしまったりします。
コミュ力の低いひとの多くが、会話の『間』が取れなかったり、妙に早口になってしまったりするのはこのためです。
コンプレックスが強く、自分に自信がない。
コンプレックスが強いひとは、おどおどしやすくなってしまいます。
なぜなら、ひとは自分の弱さを他人に指摘されるのが怖いからです。
たとえば、見た目があまり良くない、成績が良くなかった、家が貧乏でバカにされて生きてきた…などのコンプレックスがあると、ひとはついついそれを隠そうとしてしまいます。
ですので、他人と話をしようとすると、『自分のダメなところがバレてしまうのではないか?』と怖くなってしまい、おどおどしてしまうのです。
『人見知りの人間は、他人に良く見てもらいたいという欲求を持ちながら、本当は自分に自信がないから、他人を恐れる』
と言われています。
自分に自信がないと、どうしても他人を恐れてしまうのです。
親に厳しく育てられたため、他人を恐れている。
もっとも深刻な原因がこれです。
『親に厳しく育てられた』
これは、しつけが厳しいという意味だけではなく、十分に愛情を注いでもらえなかったという場合にも当てはまります。
もっと言ってしまえば、子供のころ、子供らしく振舞わせてもらえなかった人が、こうなりやすいです。
子供にとって、親は最初に接する『自分以外の人間』です。
その親が、自分に対して優しく接してくれるか、厳しく(冷たく)接してくれるかで、子供のなかの『他人に対する認識』が大部分が決まってしまいます。
ようするに、
『他人は、自分を受け入れてくれる優しい存在』
と見るか、
『他人は、自分を攻撃してくる恐ろしい存在』
と、認識するかが決まるのです。
当然、『他人は怖い』というイメージをもってしまったひとは、大人になってからも他人とコミュニケーションを取ることを恐れます。
おおげさに言ってしまえば、『敵』と会話しているようなものだからです。
反対に、優しく愛情豊かな親に育たられたひとは、いつもニコニコしていて、誰とでもすぐに仲良くなれます。
では、次からは具体的にどうすればオドオドを治せるのか説明していきます。
方法1 好かれようとしない
まず大事なのは、必要以上に他人に好かれようとしないことです。
おどおどしてしまう人というのは、他人を恐れるあまり、
『好かれなきゃいけない』
『変なことを言っちゃいけない』
と、思いすぎていることが多いです。
しかし、そのせいで会話が不自然になり、かえって嫌われてしまったり、孤立してしまうのであれば、むしろそのような考え方そのものを捨ててしまった方が良いです。
『好かれなきゃ、好かれなきゃ…』
と思う気持ちは、健全ではありません。
普通のひとは、もちろん無意味に嫌われようとはしませんが、そこまで周囲の人間の顔色をうかがうこともしません。(特に世間話程度では)
『好かれなきゃいけない』
という気持ちを捨てて、
『別に好かれなくってもいい』
と開き直ることが、おどおどを直す秘訣です。
方法2 体を鍛える
心構えだけでなく、もっともっと直接的に心を強くする方法もあります。
それはずばり、『体を鍛えること』です。
多くのひとが気づいていませんが、体を鍛えることはメンタルにも非常に良い効果があります。
なぜなら、心と体は繋がっているからです。
あなたも、風邪を引いたときなどにすさまじく心細くなったりしたことはあると思います。
あれは、『自分は今、危険な状態にあるから、誰かに守ってもらいたい』と本能が警告すているから、心細くなるのです。
では、反対に体が強靭になったらどうでしょうか?
答えは簡単です。
心も強靭になります。
特に、筋トレをすると、心の底から自信が湧いてきて、ちょっとやそっとでは傷つかなくなります。
一流の経営者たちが、貴重な時間を裂いてまでジムに通い、筋トレをしているのは、そのことを知っているからです。
単純ですが、人間だって動物ですので、自分自身のことを『強い』と感じているなら、それだけ自信がつき、安心するのです。
当然、他人とコミュニケーションをとってもおどおどすることなどありません。
方法3 日記で自己肯定感を高める
最後は、日記です。
日記には心と脳にとって素晴らしい効果があり、心を前向きにしてくれます。
すぐにおどおどしてしまう人というのは、大体、自分自身に対して『減点方式』で採点んしています。
『自分はここがダメだ』
『ここもダメだ』
『また失敗しちゃった…』
という具合に。
そのうえ、なにかをうまくやれても、
『こんなのは大したことじゃない』
『たまたま運が良かっただけだ…』
という具合に、過小評価してしまいがちです。
これでは、自信がなくなって当然です。
ですので、寝る前の日記を使って、今日一日の『良い所』を書き出してみましょう。
どんなささいなことでも大丈夫です。
毎日、毎日これを続けていると、しだいに自分自身の良いところを自覚できるようになっていくので、自信がついてきます。
すると、他人とコミュニケーションを取っても『バカにされるんじゃないか…』なんて思わなくなるので、おどおどしなくなります。
日記の精神浄化作用は有名で、サッカーの本田圭佑選手をはじめ、さまざまな有名人が日記をつけています。
まとめ
いかがでしたか?
『おどおどしない方法!』
を、ご紹介してみました。
人間社会はコミュニケーションがすべてです。
山奥や無人島にでも暮らさない限り、他人とのコミュニケーションは避けて通れません。
ですので、ぜひこの機会におどおどを直し、コミュニケーション能力を磨いてみましょう!
それでは、また。
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