高校生の子供に恋人ができたのはいいけど、親がどこまで干渉すべきなのか分からなくて困っている…という親御さんはいらっしゃいませんか?
こちらでは『高校生の恋愛と親の関わり方』をご紹介しています。
当ブログのアンケートの結果をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
高校生の恋愛に親は関わる? それぞれの意見は?
まず最初に、『高校生の恋愛に親が関わるべきか?』というアンケートをとってみたところ、以下のような結果になりました。
適度に関わる…約7割。
積極的に関わる…約1割。
このような結果になりました。
適度に関わる…という派が圧倒的に多かったです。
ちなみに、それぞれの意味はこんな感じです。
〇まったく関わらない…完全に放任。
〇適度に関わる…基本的には放任だが、一線を超えないように注意したり、制限する。
〇積極的に関わる…親が子供の恋愛もしっかりと管理し、制限する。ときには別れさせる人も。
では、それぞれの意見をご紹介します。
※過激な表現などは若干、修正を加えています。
まったく関わらない派
〇私はまったく口出ししません。私の学生時代を思い出しても、親に恋愛の口だしなんてされたくありませんでしたし、されたところで聞く耳を持ってませんでした。一線を超えてしまうのは確かに親としては心配しますが、高校生ともなればそれぐらいは自分で気を付けられます。むしろ、親があれこれ口だして意固地になったり、自暴自棄になられた方が危険です。(高校一年生・女子の母親)
〇関わりません。恋愛は個人の問題だと思ってます。言ったところで聞かないでしょうし。(高校二年生・女子の父親)
〇恋愛には干渉しません。する必要がないと思ってます。やっていいことと悪いことぐらい自分で分かる年齢だと思いますし、それぐらいの分別は付けられるように教育してきました。勉強させしっかりやってくれれば文句は言いません。(高校三年生・男子の母親)
〇高校生の恋愛に親が関わるのはおかしいと思ってます。せっかくの素敵な思い出に水を差したくありません。私も高校時代に大好きな彼氏と付き合っていましたが、問題なんて起こりませんでした。子供の恋愛にあれこれ口を出すのは過保護だと思います。(高校二年生・男性の母親)
適度に関わる派
〇基本的には本人の好きにさせていますが、万が一が起きてしまったら怖いので、そういうことだけはしないように釘を刺しています。前に友達と旅行に行きたいと言ってきましたが、怪しいと思い却下しました。成人するまでは旅行やお泊りなどは許可しないつもりです。もちろん門限も決めています。(高校二年生・女子の母親)
〇恋愛は賛成ですが、やはりまだ子供なので制限はかけます。門限は夜10時。デートの行き先もちゃんと報告させます。(高校二年生・男子の父親)
〇恋愛自体は容認してます。でも厳しくするところはキチンと厳しくします。高校生はまだまだ子供。もしものことがあっても責任が取れません。またやるべきこと(勉強・部活など)もおろそかにするようなら叱ります。深夜の長電話も夜更かしになるから禁止です。高校生の恋愛には一定のルールが必要だと考えています。(高校一年生・女子の父親)
〇恋愛は大切な経験だけど…やっぱりある程度は親が関わるべきだと思います。問題が起きたとき責任取るのは親なので。
(高校二年生・男子の母親)
関わる派
〇恋愛を禁止…とは言いませんが、正直しなくても良いものだと思っています。学生の恋愛なんておままごとのようなもの。積極的に応援する理由がありません。門限や外泊の禁止はもちろん、相手の名前や向こうの家の連絡先も把握しています。彼氏ができたときはうちに連れてこさせ、間違いを起こさないようやんわりと釘を刺しておきました。メールもたまにチェックしています。(高校二年生・女子の母親)
〇もちろん積極的に関わります。容認している親御さんの気がしれません。一線を超えて問題が起きたときはどうするつもりなんでしょうか? 高校生なんて見た目は成長していても中身はまだまだ世の中を知らない子供。いっときの感情の盛り上がりで過ちを犯してしまうことも十分にありえます。それで退学にでもなってしまったら、お先真っ暗です。高校生のお子さんの恋愛を考えなしに認めている親御さんは無責任だと思います。(高校3年生・男子の母親)
〇そもそも、学生時代の恋愛が無意味。学生の本文は勉強することです。恋人が出来たらすぐに別れさせます。頭の悪い同級生とも付き合わないように言って聞かせます。
(高校1年生・男子の父親)
〇私も高校生のときは彼氏と付き合っていましたが、親になってみるとやはり心配になってしまいます。帰りが遅くなったときは娘の彼氏にも電話をかけて注意しますし、向こうのご両親とも話をします。過保護だと言われることもありますが、何かあってからでは遅いです。(高校2年生・女子の母親)
高校生の恋愛に親が干渉するメリット・デメリット
では、高校生の恋愛に親が干渉するとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリット
〇問題が起こるのを未然に防げる。
〇子供が恋愛に夢中になりすぎて学業がおろそかになるのを防げる。
〇予想外のトラブルの防止。
デメリット
〇子供の自然な成長を妨げる。
〇子供の反抗心を育ててしまう。親への犯行のきっかけになる。
〇子供時代の大切な思い出が作れない。
結局はケースバイケース
このようにいろいろとメリット・デメリットがありますが、結局のところケースバイケースです。
親が積極的に介入しても健全な恋愛を維持し、勉強もしっかりこなしてくれるお子さんもいるでしょうし、親が口うるさく口出しした結果、親御さんに対して反抗的になってしまい、親子関係に亀裂が入ってしまう家庭もあります。
また、完全に放任してもキチンと分別し、健全な交際を続けるお子さんもいれば、しっかり言い聞かせていたにも関わらず取り返しのつかない自体に陥ってしまうお子さんもいます。
結局はそのお子さん次第、または、それまでの親子関係や教育の仕方次第です。
子供の恋愛に関わるべきかどうかは、お子さんの性格やこれまでの家庭のあり方によって変わってきてしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
『子供の恋愛に親は関わるべき?』
というお話をしてみました。
教育に正解はありませんが、なるべく子供の幸福につながるような教育をしていきたいですね。
※こちらの記事も人気です。
性格が暗い子供の原因は親と家庭環境?愛情不足で育つ影響とは?
コメントを残す