『彼女が欲しいけど恋愛をするのが怖い…』
『彼氏を作りたいけど怖くて一歩を踏み出せない…』
最近、このような悩みを抱えている男女が増えてきているようです。
人生で一度も異性と付き合ったことのない若者や中高年が増え、生涯未婚率も右肩上がりで上がっているのがその証拠です。
今回はそんな『恋愛したいけど怖くてできない』という人たちの心理を説明してみます。
原因その1 異性に慣れていない
異性の兄弟がいない。女子高や男子校などで長い年月を過ごした人間に多く見受けられるのがこのタイプです。
身の回りに異性がいなかったために、単純に異性とコミュ二ケーションを取ることになれておらず、『付き合う』という異性との最大にして最難関ともいえるコミュ二ケーションに対して恐怖心を持ってしまっている状態です。
初めての恋愛は誰でも初めての体験ばかりで、緊張したり怖気づいてしまうのも当然ですが、このタイプのひとはそれらのプレッシャーに加えて『そもそも異性と関わった経験が少ない』というハンデがプラスされています。
結果、『女の子とうまくしゃべれるだろうか…』『男のひととちゃんとコミュ二ケーションが取れる自信がない』という不安が胸のなかで膨らんでしまい、『恋愛する前から怖気づいてしまう』という状態になってしまっています。
経験者からすれば『やる前からウジウジ考えないで、とりあえず付き合っちゃえばすぐに慣れちゃうよ』といったところですが、本人にしてみれば深刻です。
とはいえやはり問題は単純に『慣れ』の話でしかないので、付き合ってしまえば簡単にこの手の苦手意識は消えてしまいます。
しかしなかにはこの苦手意識のせいでブレーキがかかってしまい、そのまま誰とも付き合うことなく歳を取ってしまった場合です。ただでさえ異性が苦手なのに、そこに『この歳まで誰とも付き合ったことがない』という負い目まで加わり、さらに恋愛に対して苦手意識と恐怖心を持ってしまったりします。
あなたがもしこのタイプで、かつ若いのならば、軽い苦手意識で済んでいるうちに無理にでも行動を起こして恋人を作ってしまった方が、のちのちのためにも良いでしょう。
原因その2 自分の魅力に自信がない
誰かにアプローチするのならば、ある程度自分に自信がなければいけません。
『自分は絶対にモテない』と思っている人間が、他人に積極的にアプローチするというのはなかなか難しいものです。
また、仮に周囲の異性がそのひとに対して好意的な態度を見せたとしても、『自分は絶対にモテない』と思い込んでいるひとはその好意をキャッチすることが出来ません。
ひどいときには好意を感じても逃げてしまうことすらあります。
このように、自分の魅力に自信がないひとは『恋愛を怖がる』という特徴があります。
なぜならこの手のタイプの人間にとって、恋愛というのは自分を傷つける行為でしかないからです。
フラれるのも傷つくし、自分が好意を持っているひとが別の異性と恋愛関係になることも傷つきます。そうして段々と歳をとっていくと、次第に『恋愛そのもの』が怖くなってきてしまいます。
声をかけることも、かけられることも怖くなってしまいます。
このように自分の魅力に自信がない人間も、恋愛を恐れるようになっていくのです。
原因その3 対人関係そのものが苦手
異性だけが苦手なのではなく『他人とのコミュ二ケーション全般が苦手』というひとも当然、恋愛を恐れます。
たとえ相手が同性であってもコミュ二ケーションが苦手なのに、ましてや異性と『恋愛関係』になるなんて、考えただけでも怖くなってしまう…ということでしょう。
確かに『同性とすら上手くコミュ二ケーションが取れないひとが、異性と特別な関係になるというのは非常にハードルが高い』と言えるでしょう。
実際、『同性の友達が少ないひとは恋人も作りにくい』というデータもあるくらいです。男性・女性という前にひととしての最低限のコミュ二ケーションが取れなければ、そのひとと仲良くなることは出来ません。
特に最近はネットの普及などでコミュ二ケーション経験の未熟な若者が増えているため、『恋人がいない。友達もいない』といういわゆる『ぼっち』が増えています。
それが本人にとって心地よい生き方ならば何の問題もありませんが、もしも『本当は恋人も友達も欲しいけど、出来ない』という場合には深刻な問題です。
このブログではこれらの『ぼっち』を脱出する方法の記事をいくつか書いているので、この手のタイプのひとはぜひ読んでみてください。知識がなければどれだけ悩んでも解決することはまずありませんよ!
(参考記事)『ぼっちを治す方法!友達ができない原因は劣等感?孤独の脱出法』
恋人を作れない男女の心理
ここまで『恋愛が怖い原因』を説明してみましたが、これらすべてに共通する『恋愛が怖いひとの心理』とは何でしょうか?
それは、
『傷つくのが怖い』
ということです。
異性という未知の存在と深く関わって、自分が傷つくことが怖い。
それが、『恋愛が怖いひと』の心理です。
誰だって傷つくことは怖いです。可能ならば傷つかないまま生きたいと思います。
しかし、人間が集まって生きている以上、傷つくことは避けられません。
特に男と女が深い感情で繋がる恋愛においては、傷つかないことなど不可能です。
しかし今回紹介した『恋愛することが怖いひとたち』は、自分が傷つくことをことさらに恐れるあまり、『恋愛関係になることそのもの』を恐れ、避けようとしてしまうのです。
そのため、いつまでたっても恋人が出来ません。
もしもあなたがこの手のタイプの人間ならば、自分のこれまでの人生を振り返ってみてください。
本当に、今まで一度も恋人ができるチャンスがなかったでしょうか?
異性と仲良くなれる機会が本当になかったでしょうか?
おそらく、少しはあったことでしょう。
向こうがこちらにアプローチをかけてきてくれたことは、もしかしたらなかったかもしれませんが、自分から声をかければ、もしくは行動を起こせば、あるいは恋愛関係に進展できたかもしれないチャンスが何度かはあったと思います。
しかし、そのチャンスをあなたは『自分から避けた』のではないでしょうか?
その理由は、さきほども説明したように『傷つくのが怖いから』ではないでしょうか?
原因は自尊心の低さ
傷つくのが怖いのは自尊心が低いからです。
自尊心というのは分かりやすく言えば、『自分は強く、賢く、優れていて、周りの人間に受け入れられている』という感覚です。自己肯定感や自己価値感とも言います。
これが強すぎるとうぬぼれになりますが、普通のひとでも大なり小なり、『自分は優れている』という自信を持っています。ただそれを表立って見せたり、口にしたりしないだけです。
これがあるからこそ、ひとは自信をもって仕事をしたり、人付き合いが出来るのです。
特に大事なのが『周りの人間に受け入れられている』という自信で、人見知りや自信のないひと、または傷つきやすいひとなどは大抵の場合、この自信が低いです。
ようするに、『自分は誰からも好かれていない』『仲間にいれてもらえない』『受け入れてもらえない』と思いながら生きているということになります。
だから、ささいなことでも傷ついたり、落ち込んだりしてしまうのです。
いつも周りの人間から仲間はずれにされ、嫌われているように錯覚してしまっているから、たとえあなたが勇気を振り絞って異性を誘ったとしても、『ごめんなさい、今日はちょっと予定があって…』と断られただけで深く傷ついてしまうのです。その日は本当に予定があって相手は断ってきただけなのに、自分の存在価値を全否定されたかのように感じてしまうのです。
反対に、自尊心が高いひとはこのように断られても『その日は本当に都合が悪かったんだな。じゃあ別の日に誘おう』と考えてすぐに別の日の約束を取り付けます。
自分が他人に嫌われているのではないかという発想がないからです。
このように、自尊心が低いひとというのはすぐに悪い方向に考えてしまい、そのために傷つきやすくなっています。
そしてその結果、恋愛が怖くなってしまっているのです。
ささいなことで傷つく人間にとって、フラれるなどという経験はあまりにもダメージが大きすぎるからです。
(なお、傷つきやすい人間が生まれる原因を詳しく知りたい方はこちらの記事をぜひご覧下さい。原因を知らなければ直すことは絶対にできませんよ!
『傷つきやすい性格を直したい!原因は自己肯定感の低さと自信のなさ!』)
直し方は?
自尊心の低さを直す方法は色々ありますが、私がもっともオススメするのが『日記をつけること』です。
日記には精神を落ち着ける効果があり、不安を取り除いて心を強くする効果もあります。
成功者の多くが日記をつけることを習慣にしているのもそのためです。
『私の知る限りにおいて、何かを成し遂げた人間の共通点は日誌だった』
これはかのアインシュタインの言葉ですが、これほどに『日記を書く』という効果は人生や精神に良い効果をもたらすのです。
ただし、日記というのはただ闇雲に書けば良いというものではありません。
人生に役立つ日記を書くためには、コツがあります。
それは『肯定的な文章で書く事』です。
傷つきやすいひとは自尊心が低いので、気が付くとすぐに自分を否定するネガティブな文章を書いてしまいます。『今日はここがダメだった…』『また部長に怒られた…』という具合に。
しかし、それでは自分の脳に『自分が劣っている証拠』を送っているだけであり、ますます自信をなくしてしまうだけです。
そうではなくて、今日あった良いことや、ささいでも自分の良いところを発見したこと、または将来こうなりたいという夢や目標を綴るのです。
人間の脳は言葉を与えるとそれに従った記憶や感情を再生したり、生み出したりします。
つまりポジティブな言葉を使って日記を書けば書くほど、頭のなかもポジティブに変わっていって人生が明るくなっていくというわけです。
これは脳科学者や心理学者、または世の中の成功者が口をそろえて断言している事実です。
傷つきやすくて恋愛が怖いひとたちはぜひ試してください!
(脳と言葉の関係をより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください! 否定的な言葉を言ったり聞いたりすることがどれだけ人生にとって損であるかが分かりますよ!『目標は紙に書くと実現する!成功者が実践している潜在意識の活用方法』)
まとめ
いかがでしたか?
『恋愛するのが怖い!恋人を作れない男女の心理とは?原因と直し方も!』
というお話をしてみました。
冒頭でも書いたように、最近は『人生で一度も恋人が出来たことがない』というひとが急増しています。
もしもあなたがそんな人生を抜け出したいと思うのならば、ぜひ、今こそ行動に移してみてください。
行動だけが、人生を変えるのですから!
(なお、本気で恋人を作ったり結婚をしたいと思っている方は、結婚相談所を利用するのも手です。下記のバナーからあなたにぴったりの結婚相談所の資料をまとめて一括無料請求できる便利なサービスが使えますので、ぜひ利用してみてください。完全無料ですので安心して試せますよ!)
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