『なんであのひとってあんなに非常識なの?』
『あのひと、本当に苦手』
『どっか行ってくれないかなあ』
誰しも嫌いなひとっていますよね?
子供のころは先生に『みんな仲良くしなさい』と教わったものですが、実際は難しいものです。
そこで今回は、そんな『嫌いは人への対処法』をまとめてみました!
表面的な付き合いにする
『正直この人苦手だけど、仕事だし話さないわけにはいかない…』
『嫌いだけどクラスメイトだし、ケンカになったりしたら後が面倒だから無視もできない…』
そんなときにオススメなのが、『表面的に付き合う』という方法です。
どういうことかというと、『嫌いな相手に対して敵対することはないけど、決して仲良くもならない。最低限の上辺だけの浅いコミュ二ケーションを取る関係に徹する』ということです。
たとえばあなたの嫌いなひとが話しかけてきたとします。
ここで露骨に嫌そうな顔をしたり、相手を嫌っているような態度をしてしまうと、相手にこちらの敵意がバレて面倒なことになったりします。
そこで、『表面的な付き合いです』
相手『昨日こんなことがあってさ~』
あなた『へー、そうなんだ。あ、ごめん、用があるからまたね』
こんな感じです(笑)
コツとしては『用があるから』の部分をいかにも『あなたと話したくない』という悪意ある感じにしないことです。
あくまで自然に会話を切り上げましょう。
また、さすがに毎回一言だけ返して会話を終了させるのは不自然なので、二言、三言は会話を続けてから、あくまで自然な感じで会話を終わらせましょう。
とにかく、敵対せず、無視もせず、それでいて相手を空気のように扱うのがコツです。
なるべく接触を避ける
表面的な付き合いに接することすら耐えられないというひとは、
『物理的に距離を置く』
という方法をオススメします。
嫌な相手となるべく距離をとり、接触する機会を減らすのです。
そうすればあなたの生活のなかに嫌な相手が割り込んでくる機会が減り、あなたが嫌な思いをする回数も自然と減ります。
とはいえ、職場や学校などが同じ場合は完全に距離を置くことは出来ないので、『できる限り離れる・接触しないように心がける』というルールを自分にもうけましょう。
世の中というのは不思議なもので、嫌な相手ほどこっちに近づいてくるという妙な法則があります。たぶんひとに不快な思いをさせる人間というのは、『こいつなら攻撃しても反撃してこない』という人間を無意識でかぎわけるのかもしれません。
つまり、自分から距離を取らない限りどんどん近づいてくるというわけです。
ひどいときには『こっちが嫌だと思っている相手に、好かれてしまう』という皮肉なことにもなりかねません。嫌な上司に妙に好かれて疲れてしまう…などはその典型でしょう。
そのような二重苦を避けるためにも、嫌な相手からは可能な限り『物理的・精神的に』距離を取りましょう。
話題に出すことも避け、相手にしない
『物理的に距離を置いても、あの人が視界に入るだけで不愉快。視界に入らなくても思い出して不愉快になる』
というひとも、少なからずいると思います。
余程相手のことが嫌いなのでしょう(笑)
では、このように『心の底から嫌い』『存在しているだけで不愉快』な相手はどうすれば良いのでしょうか?
それは、
『話題に出すことも避ける』
ということが大事です。
私たちは嫌いな相手がいると、ついつい友達同士でそのひとのことをバカにしたりしてしまいます。
が、実をいうとこれは自分にとって逆効果になることが多いです。
『ちょっと嫌い』ぐらいならばストレス発散になって良いかもしれませんが、『虫唾が走るほど嫌い』という相手の場合はストレス発散どころか余計にストレスを溜める結果になってしまいます。
なぜかというと、人間の脳は『自分が発した言葉、意識したことがらの情報を多く集めようとする』という仕組みがあるからです。
これは簡単に言えば、『黒いもの』と口に出して言ったり頭のなかで考えたりすると、途端に視界のなかにある黒いもの、黒い色の部分が目につくようになるという脳の働きのことです。(試しにやってみてください。身の回りの黒いものがどんどん目につき始めますよ)
では、これと嫌いな相手の悪口とどんな関係があるのか?
あります。
あなたが嫌いな相手の悪口をいうことで、あなたの脳は『嫌いな相手の情報』をどんどん集めてきてしまうのです。
さきほどの『黒いもの』と同じように、見たくもないのに嫌なやつの姿を目で追ってしまったり、無意識に声を聞いてしまったりするのです。
その結果、不愉快な思いをする回数が増えます。
さらに、意識にのぼってくる回数も増えます。嫌いな相手の悪口を言えばいうほど、あなたはそのひとを『意識する機会』が増えます。すると寝ても覚めても忘れられないほどその相手を思い出してしまいます。
つまり、自分で自分を不愉快にしてしまうのです。
悪口を言うとストレス発散になるのは実はその場しのぎでしかなく、悪口を言うことによってますます嫌な気持ちになってしまうのです。
『他人の悪口を言う人間は、決して幸せになれない』
と言われているのはこのためです。これはキレイ事でも道徳の教えでもなんでもなく、脳の機能による当然の結果の話なのです。
ですので、嫌な相手の悪口をいうことはやめましょう。
そうすることで、あなたの意識のなかからその嫌なやつを『存在しないのと一緒』のレベルにまで落とすことが出来るのです。
ある意味、これが一番の悪口だと思いませんか?
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まとめ
いかがでしたか?
『嫌いな人への対処法!』
という話をしてみました。
最初にも書いたように、『みんな仲良く』『人類みな仲良し』というのは言葉としては美しいですが、実際には難しいものです。
どうやったって嫌いなひとはいるし、好きになれないひとも攻撃してくるひともごまんといます。
しかしだからといってそういうひとたちと毎回敵対していたら、社会生活は営めません。なによりそんなケンカ腰ではこちらが誰かの嫌いな奴になってしまいます。
余計なトラブルを抱えず、それでいてストレスを最小限に抑えるためにも、今回ご紹介した方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?
それでは、また。
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