集中力が途切れる理由と回復させる3つの方法!勉強や仕事の効率UP

勉強や仕事をしているときに、ふと集中力が途切れてしまうときって誰にでもありますよね?

『ついさっきまではあんなに集中できていたのに…』、『ずっと集中できれば勉強も仕事もはかどるのに…』なんて、ついつい思ってしまいますよね?

そこで今回は集中力が途切れたときに一瞬で集中力を回復させる方法をご紹介します!

甘いものを食べる

集中力が途切れる一番の原因は疲れです。
運動するのと同じで、いつまでも集中し続けることは体の構造上、できません。

そして運動と同じく、集中力が途切れる一番の原因はエネルギー不足です。
お腹が減ってしまったら運動に身が入らないのと同じで、脳もエネルギーがなくなれば集中できなくなってしまいます。

そこでオススメしたいのが、糖分を補給することです。
脳の活動源はブドウ糖だけです。脳はブドウ糖を唯一の栄養源として活動しているので、ブドウ糖が切れれば当然、活動できなくなってしまいます。

ですので、集中力が切れたときは『エネルギー切れ』を起こしている可能性が高いです。チョコや飴などの甘いものを食べて、エネルギーを補給すればたちまち集中力を回復させることが出来ます。

このことは頭の良いひとほど理解しているようで、以前テレビのクイズ番組に出演していた現役東大生たちは、問題の合間にチョコレートを食べていました。糖分が脳を回復させることをやはり知っているのでしょう。勉強の合間に食べて勉強の効率をあげていたのかもしれませんね。

ただし、ひとつ注意があります。
甘いものが脳を回復させるといっても、絶対に食べ過ぎてはいけません。
なぜかというと、急激に血糖値が上がると、身体が異常を感じて逆に下げようとしてしまうからです。その結果、逆に集中できなくなったり、ひどいときには低血糖症になってしまったりします。

作業の合間に小さなチョコをひとつ、1日2・3個ぐらいが限度でしょう。

運動する

ずっと同じ姿勢ばかりとっていて血行が悪くなると、集中力が落ちます。脳に血液があまり行き届かなくなるからです。

ですので、脳に血液を送るためにも、集中力が切れたら10分程度の軽い運動をしましょう。

オススメなのが散歩です。
人間の筋肉の大部分は足にあります。筋肉は血液を送り出すポンプのようなものなので、筋肉を多く使うほど大量の血液が送り出されます。歩けば足の筋肉を使い続けるので、滞っていた結構もたちまち良くなります。

特に勉強などのデスクワークを続けていた場合、血液は足に溜まってしまっている場合が多いので、散歩は非常に有効です。

『世界的な哲学者・科学者は散歩を日課にしている人が多い』

といわれているのも、歩くことで血液が脳に送られ、頭が活性化する効果があるからです。
『受験に勝ちたければ一日一時間歩け!』と主張する大手予備校のカリスマ講師さえいるぐらいです。

関連記事『歩くと脳が活性化!血行が良くなって健康になる!ボケ防止の効果も!』

補足 ジャグリングと集中力の関係

散歩のほかに集中力を回復させる良い方法としては、ジャグリングが有名です。
ジャグリングというのは三つのボールを宙に投げ、落とさないように次々とキャッチしては投げるという行為を繰り返す娯楽です。よく大道芸人の方がやっているあれです、

実は、ジャグリングは集中力の回復に非常に効果的であることが知られているのです。
ジャグリングは有酸素運動ですので、脳に必要な酸素をたくさん取り込めます。
さらに左右の手を交互に使うため左脳・右脳がとても刺激され、活性化します。
ジャグリングをすると脳機能が強化されることも科学的に証明されているほどです。

このように、集中力が切れたときはジャグリングをすることが非常に効果的なのです。
世界一の大学であるハーバード大学や、理系世界一のマサチューセッツ工科大学の学生たちの多くは、休み時間などにジャグリングをしているそうです。

また、記憶力大会の世界チャンピオンも、その著作のなかで『記憶力の世界大会に出場する選手は全員、ジャグリングをします。不思議に思われるでしょうがこれは事実です』とのべています。

それほど、ジャグリングと勉強・デスクワークとの相性は良いのです。

集中力を回復させ、頭も良くするジャグリングをぜひ取り入れてみてください。

別の作業をする

集中力を取り戻す3つ目の方法は、『別の作業をすること』です。
人間は同じ作業を繰り返しているとどうしても飽きてしまいます。

どんなに好きな人と一緒にいても次第に新鮮さやトキメキが薄れていってしまうように、人間には飽きや慣れがあります。

しかし、とはいっても勉強や仕事を『飽きた』で済ませるわけにはいきませんよね?

そこでオススメなのが、5分か10分程度、まったく違う作業をすることです。
たとえば絵を描くや、机の上を整理することなどです。
ただそれだけでも、脳は『新たな刺激』が現れたと思い集中力を回復させます。

誰だって、見慣れた家のなかにいきなりゾウやキリンが現れたら驚きますよね?
眠かった脳もハッと覚醒するはずです。

それと同じで、勉強に飽きてきたときなどにたとえば世界地図の絵を描いてみたり、掃除をしてみることで、眠りかけていた脳を起こすことが出来るのです。

集中力が途切れる理由って?

そもそも集中力が途切れる理由とはなんでしょうか?
大まかにまとめると次の三つになります。


〇脳の疲れや栄養不足。
〇体の疲れや睡眠不足。
〇気持ちの疲れ(飽き)

集中力が途切れたとき、必ずこの三つのうちのどれかに当てはまっています。

脳の疲れや栄養不足には、糖分補給や運動不足が有効的であることはすでに書きました。
気持ちの疲れ(飽き)には別の作業をすることで対処できます。

大事なのは体の疲れや睡眠不足です。
この場合は、休んだり眠る以外に方法はありません。

無理して眠い目をこすりながら作業を続けても、かえって効率が下がってしまうだけです。
勉強や仕事ができるひとはこのことをよくわかっていて、とある東大生も、テレビで『眠いのを我慢して勉強しても、ただの自己満足にしかならない』と言っていました。私も同意見です。

ですので、身体が疲れていたり眠くなってしまった場合は、さっさと寝てしまいましょう。
十分に寝てスッキリしたあとに勉強すれば、眠いのを我慢して勉強したときより何倍も効率的です。

集中力が途切れたとき、『これは回復できるものか、そうでないか』を見極めるのはとても大切なことです。

回復できそうならば、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください!

まとめ

いかがでしたか?
『集中力が途切れる理由と回復させる3つの方法』
というお話をしてみました。

集中力を回復させる方法は、

1、糖分を補給する。
2、運動する。(特に散歩やジャグリング)
3、別の作業をする。

個人差はありますが、集中力を回復させるのにはこの3つの方法がもっとも効果的です。

これらのどれをやっても集中力が回復しない場合は、身体が疲れていて眠りを欲している可能性が高いので、すぐに寝てしまいましょう。
体調管理をきちんとすることこそ、一番の集中力を維持する方法なのですから。

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