食欲を抑える方法 ストレス食いをやめるコツは?過食やドカ食いは?

『ダイエットしたいのに食欲が抑えられない…』
『ストレスでついドカ食いしちゃう…』
『がんばって食事をガマンしてもすぐにガマンできなくなってドカ食いしちゃう…』

このような悩みを抱えている方、多いですよね?

確かに、どれだけガマンしようとしても食欲ってなかなかガマンができないものです。
そのうえ、『ストレス』が原因の過食やドカ食いとなると、抑えるのはなかなか難しいですよね?

でも、キチンとした知識があれば誰でも食欲を抑えることは可能なんです!

そこで今回は、

『食欲を抑える方法!ストレス食いや過食をやめるコツ!』

を、ご紹介します!

なぜストレス食いをしてしまうの? ストレス食いの原因

どうしてストレスが溜まると食べ過ぎてしまいやすくなるのでしょうか?

これには主に2つの理由があります。

〇コルチゾールが食欲を増進させる。

〇口唇欲求を満たそうとする。

というものです。

『なんのこっちゃ?』と思われるかもしれませんので、ひとつずつ簡単に説明しますね!

コルチゾールが食欲を増進させる

コルチゾールというのはホルモンの一種で、ストレスを感じたときに多く分泌されます。

が、このコルチゾールは別名を『デブホルモン』と呼ばれるホルモンで、食欲を増進させる働きがあります。

ですので、ストレスを感じてコルチゾールが分泌されると、ついつい衝動的になにかを食べたくなってしまうのです。

口唇欲求を満たそうとする

口唇欲求というのは、『赤ちゃんがお母さんのおっぱいをくわえて安心したいと思うような欲求』のことです。

泣いている赤ちゃんにおしゃぶりをくわえさせると泣き止んだりするのも、口唇欲求が満たされるからです。

これと同じで、大人になってもイライラや孤独、不安などを感じると口唇欲求が生まれてしまうひとがいます。

タバコを吸ったりガムを噛んだり、ペットボトルの飲み物を何度も飲んだりするのも、この口唇欲求が原因だと言われています。

ストレス食いをしてしまうひとは『食べる』という行為によって口唇欲求を満たしているので、不安やイライラなどのストレスを感じるとストレス食いをしてしまうのです。

食べることで口唇欲求を満たし、『安心』を手に入れているのです。

ストレス食いや過剰な食欲を抑える方法は?

では、どうすればストレス食いや過剰な食欲を抑えることができるのでしょうか?

コツは、

『運動』

をすることです。

実は、運動にはかなりのストレス軽減効果があります。

運動することによって脳内に『セロトニン』という『不安やイライラを抑え、幸福感を作りだすホルモン』が分泌されるので、ストレスを解消することができるからです。

また、日頃から運動しておくと、セロトニンが増えるのでそもそもストレスを受けにくいメンタルになっていきます。

スポーツマンって、いつもニコニコしていひとが多いイメージがありますよね?

それはこういった理由があるからなのです。

ですので、ストレス食いをやめるためには、運動をするのが一番です。

逆に言えば、運動をまったくせずに根性だけで食欲を抑えようとすると、逆にそれがストレスとなるコルチゾールが分泌されて、食欲が増してしまうので注意が必要です。

ちなみに、運動をするとエネルギーを使うのでこちらも食欲が増してしまうことがありますが、その場合の食欲は正常なものなので、無理して抑える必要はありません。食べ過ぎにだけ注意して、お肉や魚、豆腐などタンパク質が豊富な食べ物を食べるようにしましょう。

日記で精神を安定させるのも効果あり

運動だけでなく、日記を書く事で精神を安定させることができます。

多くの成功者が日記をつけているのは有名ですが、日記には『心を落ち着かせ、自分を客観的に見ることができるようになる』という効果があります。

ストレスが強いひとは、ついつい自分を『主観』で見てしまう癖があります。

『こんなに食べちゃってどうしよう…』

『食欲が抑えられない…』

『なんて私は根性がない人間なんだろう…』

というように。

しかし、日記をつけることで自分を冷静に見られるようになると、

『食欲が抑えられないのは何でだろう?』

『どうすれば食欲を抑えられるようになるんだろう?』

『明日はこんなことを試してみよう』

というように、客観的、かつ前向きな考え方ができるようになります。

結果として、自己嫌悪などのストレスを感じなくなり、食事なども改善されていくので、ストレス食いを防ぐことができます。

日記ではなく、体重や食べたものを記録する『レコーディングダイエット』も効果的です。

レコーディングダイエット ノートの書き方や作り方は?おすすめアプリも

過食やドカ食いをやめる方法は?

ストレス食いと似たものとして、『過食』『ドカ食い』というものがあります。

過食は、ついつい食べ過ぎてしまうこと。

ドカ食いは、ダイエットなどで食事制限していたものの、ガマンしきれず反動で一気に大量に食べてしまうことを指します。

これらふたつは、ストレス食いと同じくストレスが原因となっている場合が多いので、その場合は『運動』『日記』などでストレスを軽減すれば、自然とやめることができます。

が、現代人の多くは『別の理由』で過食やドカ食いをしてしまっている場合も多いです。

それはなにかというと、

『栄養不足』

です。

過食、ドカ食いをやめられないひとのなかには、こういったタイプのひとが非常に多いです。

当たり前ですが、食事を摂る本来の理由は、栄養やエネルギーを補給することです。

ですので、人間は栄養やエネルギーが不足すると、『食欲』が湧いてきて、ゴハンを食べたいと思うように出来ています。

が、最近ではインスタント食品やお菓子などのように、

『お腹は満たされるけどちっとも栄養がない食べ物』

が世の中に溢れかえっています。

そういったものばかり食べていたり、自分が好きなものばかりを偏って食べていると、体は『〇〇の栄養が足りないよ!はやく食べて!もっと食べて!』と命令を出します。

これが、過食やドカ食いの原因となっているひとがとても多いです。

つまり、ついつい食べ過ぎてしまっている人の何割かは、ストレスが原因なのではなく『栄養不足』が原因なのです。

前にある先生が、

『現代人は満腹で栄養不足になる』

とおっしゃっていましたが、まさにそのとおりです。

しかし困ったことに、脳はどの栄養が不足しているか教えてくれません。そのため、またもやカップラーメンやお菓子など、食べてもあまり栄養にならないもの、似たような食材ばかりのものばかりを食べてしまいます。

その結果、やっぱり栄養が足りずに食欲が湧く…という悪循環に陥ってしまうのです。

ですので、ストレスではなく栄養の偏りで過食してしまっているひとは、バランスの良い健康的な食事をすることを心がけましょう。

栄養をしっかり摂取し、体が必要としているエネルギーをしっかりと補給すれば、過食もドカ食いも自然と治まっていきます。

そのさい、『よく噛んで食べる』ようにすると、さらに栄養の吸収率があがるのでオススメです。

『太っているひとは、偏食・早食いが多い』

と言われるように、太っているひとほど食べ物が偏っていたり、ほとんど噛まないで飲み込んでしまっていたりします。

その結果、栄養が偏ったり、十分に栄養が吸収できず、ドカ食いや過食をしてしまう…という悪循環に陥ってしまいます。

よく噛んで、ゆっくりと食べるようにすれば、栄養が十分に吸収されるので食欲も自然に抑えることができます。

まとめ

いかがでしたか?

『食欲を抑える方法!ストレス食いをやめるコツは?』

というお話をしてみました。

食欲が抑えられないと、ついつい『なんて根性がないんだろう…』と自分を責めてしまいますが、

『そもそも、なぜこんなに食べてしまうのか?』

を知れば、改善することは簡単です。

ぜひ参考にしてみてください

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