影で悪口を言う人間の心理と対処法!陰口に傷つかない3つの方法! 

影でコソコソ悪口を言うひとって、いますよね?

会社でも学校でも、必ずと言って良いほどこういう人が一人はいるものです。

自分のことを言われるのも嫌ですが、他人の悪口を言っている所を見るだけでも不快になってしまいますよね?

『なんでこのひと、すぐに悪口言うの?』
『嫌いならほうっておけばいいじゃん』

なんて、思ったことありませんか?
または、

『こういう人とどう付き合っていいか分からない…』

なんて、思ったこともあるかもしれません。

そこで今回は、

『影でコソコソ悪口を言う人の心理と、対処法』

を、ご紹介してみたいと思います!

悪口を言う人間の心理

そもそも悪口を言う人間は、どのような心理なのでしょうか?
まずは、人間が悪口を言うときの心理を解説してみたいと思います。

自分を大きく見せたい

悪口を言うひとの多くは、

『他人をけなすことで、間接的に自分を大きく見せたい』

という、隠された欲求を持っていることが多いです。

これは自分でも気がついていないことがほとんどで、悪口を言っている本人も自分を大きく見せようとしているという自覚はまったくありません。

でも、たとえば、

『あいつってほんと、バカだよなー』

という言葉は、遠まわしに、

『あいつのバカさ加減が分かる俺は、あいつよりも頭が良い』

ということを、周りにアピールしています。

『〇〇な人間は負け組だなw』

とか言う人は、遠まわしに、

『俺は勝ち組だぜ!』

と言っているのです。

つまり、堂々と自慢すると批判されてしまうので、他人を批判することで遠まわしに自慢しているのです。

しかし、実際この手のタイプは、本当は大した実績があるわけでもないことがほとんどなので、『口だけ人間』と思われることが多いです。

いいえ、むしろ『大したことのない口だけ人間』と思われているからこそ、一生懸命に自分を大きく見せようとしているのです。

つまりこの手のタイプは、自分のなかの『劣等感』を隠すために悪口を言っているのです。

嫉妬

悪口を言う心理には『嫉妬』もあります。

自分より相手の方が優れていると思っている場合や、結婚や恋人、収入など、自分が手に入れたいと思っているものを相手がすでに手に入れているとき、ひとは悔しさ紛れに、

『あのひとって性格悪いよね~』

など、悪口を言って攻撃します。

そうすることで、自分のなかの『負けた…』という悔しさを和らげているのです。

よく、ネットで芸能人や有名企業の社長などをボロクソに叩いている人がいますが、そういうひとの多くはこれが理由です。

自分も、あんな風に有名になったり、お金持ちになったりしたいのに、実際はできない。
それどころか、退屈な毎日とやりたくもない仕事に追われる生活…。

有名人の華々しい生活に比べて、自分に人生はちっぽけで、つまらない…このように感じていると、その悔しさから、一生懸命に相手をけなすのです。

『あんなやつ、すぐに芸能界から消えるよw』
『トークのセンスねーw』
『頭悪すぎw』

などなど、とにかく相手をけなして安心します。

相手が羨ましくて仕方がないからです。

ちなみに、こういうひとの特徴として、

『自分の劣等感が強ければ強いほど、言動が過激になる』

という法則があります。

たとえば、ネットで過激な書き込みをして逮捕されるひとなどは、8割方が『無職』です。

自分は仕事にも就いておらず、誰からも必要とされていない…そのように感じているからこそ、ネットという顔が見えない場所では偉そうに振舞うのです。

よく、

『現実のステータスと、ネットの態度は反比例する』

と言われるのは、このためです。

前に、ある有名な社長のブログに、

『あの会社は業績がダメだ』 
『社長があの程度では間もなく倒産するに違いない』
『将来性ゼロ』 

などと、上から目線であることないことネットに書き込み、ひたすらその会社を貶していた人間が、名誉毀損で訴えられ、逮捕されてみたら、

『ただの無職の中年オヤジ』

だったことが判明したことがありました。

これこそがまさに、『現実のステータスと、ネットの態度は反比例する』ということが分かる良い例です。

自分の人生が惨めで、情けなく感じているからこそ…輝いている人間を一生懸命に引きずり落とそうとするのです。

不安・不満を隠している

生きているとさまざまなストレスを受けます。

普通のひとは、友達と遊んだり、カラオケに行ったりしてストレスを発散しますが、残念ながら世の中には、

『悪口を言って、他人をけなすことでストレス発散する』

というひとも多くいます。

つまり、自分の不安や不満を解消する方法として、悪口を言うのです。

このタイプは、いわば子供が虫を傷つけて遊ぶようなもので、自分よりも弱い相手をいたぶることに喜びを感じます。

とはいえ、本当のこと言えば心の底から、

『他人を攻撃するの、楽しー!』

と思っているわけではなくて、実際は自分の人生に不満や不安を抱えていて、そのストレスから逃れるために他人を攻撃しているに過ぎません。

ですので、実際はとても心が弱かったり、傷つきやすかったりすることが多いです。

恐怖をやわらげたい

最後は、

『恐怖を和らげるため』

です。

たとえば、学校で女子が、『クラスにいる友達いない男子』などをバカにする心理がこれです。

こういった女子は、クラスで孤立している暗い男子を見ると、

『何を考えているのか分からない。怖い』

と思います。

すると、その恐怖を和らげるために、みんなで、

『あいつって暗くてマジキモイよね~』
『分かる分かる! ほんとウザイ!』

などと言って、仲間を作って安心するのです。

ヤンキーにからまれたあとの男子が、そのヤンキーがいなくなったあとでヤンキーのことをボロクソにけなして笑ったりするのも、上司に怒られたサラリーマンが、居酒屋で上司をクソミソに貶すのも同じ動機です。

心に植えつけられた恐怖を、どうにかして振り払おうとして、バカにするのです。

これは、あとで紹介する、

『そもそも、なぜ人間は悪口を言うのか?』

を読んでいただければ、簡単に理解できます。

悪口を言うひとは、結局自分に自信がない

ところで、これらの『悪口を言う人の心理』を見て、あることに気がついたのではないでしょうか?

『どれもこれも、似たような理由』

ということです。

そうです。実は、悪口を言う人間の心理というのは、どれも大体同じようなものなのです。

『自分に自信がない』

ただこれだけです。

自分に自信がないから、一生懸命に悪口を言って自分を大きく見せようとしたり、他人をけなして優越感に浸ったり、ストレス発散したりするのです。

昔から、

『成功者は自慢も悪口も言わない』 

と、言われているのは、そのためです。

悪口を好む人間というのは、結局、そのひとの人生がうまくいっていない証拠なのです。

悪口ってそもそも何のために言うの?

ところで、そもそも悪口というのは何のために言うのでしょうか?

意外と、これに気づいていない人が多いです。

実は、悪口というのは、

『自分を安心させるため』

に、言うのです。

みなさんも、人生のなかで誰かの悪口を言ったことがあると思います。

そのときのことを思い出してみてください。

なんだか、

『言い訳』

に、似ていませんでしたか?

胸の辺りがムズムズして、言わずにはいられなくなって、言うとホッとする。

誰だって悪口なんて言っちゃいけないことは分かっているのに、つい言ってしまうのは、それが自分の心を守るための防御方法だからです。

だから、悪口を言った瞬間や、ネットに書き込んだ瞬間は、ホッとするのです。

そして何より、悪口というのは基本的に、

『誰か、その悪口を聞いてくれる人がいるか、読んでくれる人がいる場所でしか言わない、書かない』

という法則があります。

冷静に考えてみれば、Aという人間が嫌いならば、自分のなかで嫌っていれば良いだけです。

でも、ひとはAの悪口を口に出して言います。

それは、

『自分はAなんて怖くない。Aなんかよりも強い、優れている』

ということを、自分や他人にアピールしたいという欲求を持っているからです。

つまり、

『自分を安心させるための言い訳』

なのです。

学歴コンプレックスのあるひとが、『勉強なんて役に立たねーよw』と聞いてもいないのに言ってきたり、反対に、学歴はあるけどコミュニケーション能力が低いことをコンプレックスに思っているひとが、『友達なんていらねーよw 勉強できない奴らが群れてるだけだろw』なんて、これまた聞いてもいないのにネットに書き込んだりするのはそのためです。

本当は、それを持っていないことにコンプレックスを感じているからこそ、その反対のことを言って自分を慰めているのです。

そして、それを他人に聞かせて、『自分はそんなものに興味ない人間である』というアピールをして、安心するのです。

嫌いなひとを悪く言うときも、それを言うことで、

『私はあんなやつ怖くない!私の方がすごい!』

と、周りにアピールし、自分に言い聞かせることで、安心しているのです。

つまり悪口とは、

『過激になった言い訳』

なのです。
ですので、昔から、

『悪口=その人間のコンプレックス』

と言われているのです。

だから、人生を幸福に生きているひとは悪口を言わないのです。

そんなことをする理由がないので、悪口を言いたいという衝動が生まれないのです。

そして悪口ばかり言う人間というのは、その反対で、

『コンプレックスの塊』

なのです。

対処法は?

では、このような『コンプレックス人間』が周囲にいた場合、どう対処すれば良いのでしょうか?

適当に流す

まずは、この手の人が誰かの悪口を言っていた場合、適当に流すことが大切です。
悪口というのは、自分を安心させるための言い訳なのですから、まともに付き合っても意味がありません。

むしろ、付き合ってあげると、

『このひとは私の味方だ!』

と、喜んでしまって、さらに悪口に付き合わされてしまいます。

適当に愛想笑いしておいて、そそくさとその場を離れるのが賢い生き方です。

相手の問題と割り切る

悪口をいうのは、基本的に相手のコンプレックスの問題です。

自分が大きなミスをして、相手を怒らせてしまった場合にキツい言葉を言われても、それは悪口ではなく叱責ですので、反省をしなければいけません。

しかし、明らかに自分は悪くない場合は、単に相手が『自分のコンプレックスを隠すため』に言っているだけなので、あなたとは関係ありません。

『このひとはコンプレックスの塊なんだな』

と、見抜いて、早々に心のなかで切り捨ててしまいましょう。

真っ向から言い返す

あまりオススメしませんが、無視しても無視しても悪口を言ってくる場合は、

『真っ向から言い返す』

というのもひとつの手です。

悪口を言うひとはコンプレックスの塊なので、言い返されるとさっさと逃げてしまうことが多いです。

一見すると、気が強いように見えて言い返してきたり、ケンカになったりすることもありますが、こちらが引かずに立ち向かっていくと、結局逃げて退職していきます。

あまり人と争うことはオススメできませんが、我慢の限界が来たら、立ち向かうのもアリです。

相手が本当は弱い人間だと分かっていれば、意外と立ち向かえるものです。

周りを味方につける

立ち向かう勇気がないならば、周りを見方につけて孤立させるという手もあります。

そういうひとは基本的に他の人間からも嫌われていることが多いので、周囲に不満をもらせば、たいていはどんどん仲間が増えていきます。

ただ、その場合、あなたもその人の悪口をこそこそ言うことになるので、はたからみれば似た者同士ということになってしまいます。

悪口を言われても傷つかない方法

その1 相手の心理を知る

悪口を言われたときに傷つかない方法は、『相手の心理を知っておくこと』というのがとても効果的です。

相手が強い人間ではなく、『ただのコンプレックスの塊人間』だと分かっていれば、悪口も負け惜しみに聞こえてくるので、傷つきにくくなります。

その2 体を鍛える

また、特に男性の場合は、筋トレなどの運動をしておくと、自信がついてメンタルが強化されるので、傷つきにくくなります。
特に筋トレは、テストステロンという男性ホルモンが分泌されるので、身体だけじゃなく心も強くすることができます。

一流の経営者の多くが貴重な時間を割いてまで筋トレをしているのは、健康のためだけでなく、心が強くなることを知っているからです。

その3 紙に書いて感情を浄化する

傷ついたときは『紙に書く』ことで心を回復させることができます。
相手への不満や自分を励ます言葉など、感情のままに紙に書けば、それだけでスッキリすることができます。

『マイナスの感情は、紙に書くと解消できる』

ということを知っていると、人生がだいぶラクになりますので、ぜひ試してみてください!

まとめ

いかがでしたか?

『影で悪口を言う人の心理と対処法』

というお話をしてみました。

悪口を言われると、誰だって良い気分はしません。
でも、

『悪口を言う人間は、コンプレックスの塊であり、自分を慰めているだけ』

と分かれば、負け犬の遠吠えでしかないと分かるので、それほど気にはなりません。

もしも傷ついても、紙に書いたりしてすぐに回復できるようになります。

ぜひ参考にしてみてください!

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