『ひとりぼっちで寂しい…』
『一緒に遊びに行く友達がどこにもいない』
『友達は欲しいけど、今さらどうやって作ればいいか分からない…』
なんて、悩んでいるひとはいませんか?
最近は、主婦や独身者を中心に孤独に苦しんでいるひとが急増しているそうです。
でも、どうして彼らはそのように孤独になってしまったのでしょうか?
その原因や、解決方法についてご紹介してみたいと思います。
『もう孤独な人生は嫌!』
というひとは、ぜひ読んでみてください。
目次
ひとりぼっちになる原因は大体2パターン
ひとりぼっち(孤独)になるひとには大体3つのパターンがあります。
〇生まれたときからずっと友達がいない。
〇友達を作ることを軽んじて生きてきた結果、孤独になっていた。
〇忙しすぎて友達と疎遠になってしまった。
ひとつずつ詳しく説明していきますね。
生まれたときからずっと友達がいない。
大人になって孤独に悩むひとの1~2割は、このパターンです。
『うまれたときからずっと友達がいない』
これは、たとえば子供のころ厳しい親に育てられた子や、肥満や混血などの『仲間はずれにされやすい身体的な特徴を持っている子供』が陥りやすいです。
厳しい親に育てられた場合、子供は他人を恐れるようになります。
なぜなら、子供が初めて接触する他人が親だからです。
愛情を持って教育のために厳しく育てた場合はまだ救いがありますが、『しつけ』と称して子供に八つ当たりしたり、自分のコンプレックスを解消するために子供に過度な勉強や習い事を強制した場合なども、子供は萎縮しやすくなります。
多少の例外はありますが、基本的に、
『自分の親に対する接し方が、他人に対しての接し方である』
と言えます。
特に大人になってからはその傾向が分かりやすいです。
親に怯えて育った子供は、他人に怯える大人になります
親を信頼し、親しみと尊敬を持って接してきた子供は、他人に対しても信頼と親しみを持った大人になります。
同じく、親に遠慮する子供は他人に遠慮するようになり、親をバカにして生きてきた子供は、他人をバカにする大人になりやすいです。
もちろん、その後の経験や出会いなどによって変わることもたくさんありますが、おおむね、自分の親に対する接し方が、大人になってからの他人との接し方になることが多いです。
生まれたときから友達がいない人間は、親に怯えて育ったか、遠慮しながら育ってきた場合が多いです。
または、『同年代の子供たちに仲間はずれにされやすい身体的な特徴を持っていたか』のどちらかです。
友達を作ることを軽んじて生きてきた結果、孤独になっていた。
大人になってから孤独に苦しむパターンの二つ目は、
『友達を作ることを軽んじて生きてきた結果、気がついたら孤独になっていた』
というものです。
これはコンプレックスの強いひとに多い特徴で、クラスでグループなどを作って盛り上がっているひとを見ては、
『弱いから群れてるんだな』
『あんな馬鹿なことで大笑いしてるよ。幼稚すぎ』
『こんなレベルの低い奴らとは付き合えないな』
という具合に、心のなかで小馬鹿にして『孤高』を気取ります。
が、大人になるにつれて友達がひとりもいない状況を寂しく感じることが多くなっていき、二十代の後半ごろから、
『学生時代にちゃんと友達を作っておけば良かった…』
と、後悔しはじめたりします。
特に、30代に入り、同級生たちの多くが家庭を作っているのを見ると、『それに比べて自分は…』と自信をなくしてよけいに落ち込んだりします。
それでいて、今さら友達や恋人を作るために行動する気力も湧かず、それ以前に作り方も分からないので、どうすることもできずに苦しんだりします。
忙しすぎて友達と疎遠になってしまった
主婦に多いのがこのパターンです。
『忙しすぎて友達と疎遠になってしまった』
このタイプは、学生時代にはちゃんと友達がいたものの、育児や仕事などで忙しくなり、友達づきあいを後回しにしていた結果、疎遠になってしまったというケースです。
友達というのは、よほどの親友でもない限り、疎遠になるとなかなか以前のようには付き合えなくなってしまうことが多いです。
中学時代に仲の良かった友達が、高校が別になったらまったく連絡を取らなくなったというパターンも多いですよね?
もちろん、それでも家族仲が良ければ孤独を感じることは少ないでしょうが、たいていの場合、結婚してから友達を欲しがる人というのは、家庭のなかで孤独を感じている場合が多いです。
夫や子供、または妻との会話が少なく、家庭内で心のつながりを感じられなくなってしまった妻や夫が、ひとりぼっちの寂しさに悩むことが多いです。
解決法は?
孤独の解決法は、ふたつしかありません。
〇今からでも友達を作る努力をする。
〇自分なりの生きがいを見つける。
の二つです。
今からでも友達を作る努力をする
友達が欲しいと心から思っているひとは、やはりどこまでいっても『友達を作る』以外に解決策はありません。
同じ趣味の集まりに参加したり、過去の友人に勇気を出して連絡をしてみたりなど、『人と接触する機会』を自分から進んで増やしていく努力が必要です。
オススメは、SNSなどを通じて同じ趣味の人間と交流を持ち、気の合う相手ができたら友人としてリアルでも付き合いをする方法です。
同じ趣味ならば話も合いやすいですし、いきなり会って話すよりもハードルは低いです。
もちろん、思い切って習い事などを始めて、一気に環境を変えてみるのも良いでしょう。
ひとつだけハッキリしていることは、『待っていても絶対に友達はできない』ということだけなのですから。
自分なりの生きがいを見つける
『友達を作る気力が沸かない』
『孤独だけど、そこまで本気で友達が欲しいわけじゃない』
というひとは、本当は友達がいないから孤独なのではなく、単純に、『人生がマンネリ化していてつまらなくなっているだけ』という可能性があります。
その場合は、無理して友達を作る必要はありません。
それよりも、『自分の人生を充実させる生きがい』を探しましょう。
趣味でも仕事でも、『これをやっていれば友達なんていなくていい』と心の底から熱中できるものに出会えれば、孤独なんて感じないものです。
ちなみに、こういった『生きがい』になるものは、たとえば『マンガを読む』『音楽を聴く』などの受身のものよりも、『小説を書く』『音楽を作る』など、自分から主体的になれるものの方が、長く熱中できる趣味になりやすいです。
受身の趣味は、かなり高い確率で刺激が薄れてしまうからです。
マンガ、アニメ、映画、音楽…などなど、受身の趣味を持っているひとの多くが、『最近の〇〇はつまらなくなった。昔の方が面白かった』とぼやいているのが、その証拠です。
本当は、自分の側の感性が鈍っていたり、多くの作品に触れすぎてしまった結果どれもこれも似たようなものに感じてしまい、刺激が少なくなってしまったことが原因だったりするのですが、本人は気がついていないことが多いです。
ですので、生きがいを見つけたい場合は、なるべく自分が主体となって創造したり、発信したりできるものを見つけましょう。
ホントの生き合いを見つけられれば、孤独は消えてなくなります。
まとめ
いかがでしたか?
『ひとりぼっちが寂しい原因と対処法』
というお話をしてみました。
孤独というのは、決して悪いものではありません。
友達がひとりもいなくても、楽しく生きているひとはたくさんいます。
だけど、もしもあなたが孤独を辛いもの、虚しいものとして感じているのならば、改善のための行動をしましょう。
そうでなければ、この先も同じような孤独で辛い日々が続くだけです。
ぜひ参考にしてみてください!
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